2019年7月13日 の記事

Eriさんの集団ストーカーに関するツイート内容がシャドウバンされた ~政府、権力層に都合の悪い書き込みを、こっそり消したり、言論封殺をしているという噂は本当だった

竹下雅敏氏からの情報です。
 Eriさんのツイートが、シャドウバンされたとのこと。シャドウバンとは、“好ましくない内容を投稿しているユーザーを、こっそりと公の目に触れにくいように対策すること”です。
 Eriさんの集団ストーカーに関するツイート内容が、よほど都合が悪いのでしょう。今回のツイッター社の措置は、ツイッター社がカバール側の企業であり、政府、権力層に都合の悪い書き込みを、こっそり消したり、言論封殺をしているという噂が、本当だったことを証明してしまいました。
 せやろがいおじさんも、シャドウバンされたとのことで、動画の中で、2分20秒にわたって、シャドウバンされたことをぼやいています。
 幸い、Eriさんのツイートは、シャドウバンが解除されたようです。Google、Facebook、ツイッター、LINEなどのように、無料で使えるものは基本的に権力側の道具であり、何らかのリスクを抱えていると考えなければなりません。彼らにとって都合の悪い内容は、監視、削除の対象になりうるということでしょう。
 トランプ大統領は、ソーシャルメディア企業について、“彼らは多く人々の心をもてあそんでいる。そして、それを不公平に行っている”とし、“彼らが許されるのは今のうちだけだ”と述べています。
(竹下雅敏)
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【言論封殺】Twitter社が個人を攻撃
配信元)
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配信元)
 
 
 
 

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「れいわ新選組」から出馬している大西つねき氏が語る、通貨の発行の仕組みとその対策

竹下雅敏氏からの情報です。
 「れいわ新選組」から出馬している大西つねき氏の演説を、長周新聞さんが文字に起こしてくれています。これはありがたい。動画なら2時間かかるところが、20分で済みます。
 私は、大西つねき氏が「信用創造の仕組み」を多くの人々に説明している人物だということくらいしか、氏のことを知りません。動画も見たことがありません。しかし、顔を見ただけで、氏が、通貨の発行の仕組みを知っており、その対策も知っていることはすぐにわかりました。なので、以前の記事で、氏は覚醒者だとコメントしたのです。
 記事を見ると、現在の通貨システムが諸悪の根源であり、それをどうすれば良いかがよくわかります。通貨のことを十分に吟味し、調べれば、誰もが同じ結論に辿り着きます。
 私は、通貨の仕組みの根本を、リチャード・ヴェルナー氏の「円の支配者」で教えてもらいました。たった1人の天才が通貨の本質を理解すると、次々と世界中の人々が、その本質を理解するようになります。
 今回の記事は少々長いのですが、ぜひ赤字部分だけでもざっと目で追ってください。記事では、税制の部分など、重要な内容を省いています。あくまでも、“現代のお金の発行の仕組み”がよくわかるように編集しました。なので、この記事を読んで、興味を持たれた方は、ぜひ転載元の長周新聞の全文をご覧ください。
 1人でも多くの人が通貨の発行の仕組みを理解すると、世界に大きな影響を与えます。仕組み自体は大変簡単なものなのですが、この仕組みによって銀行がボロ儲けをしていることを、ほとんどの人は理解していません。
 国の財布と個人の財布は、全く別です。もしあなただけにコピー機でいくらでもお札を印刷する権利が与えられたなら、皆さんは働いてお金を稼ぐとか、誰かから借金をするとか、懸命に節約するとかするでしょうか。欲しいものがあれば、必要なだけ1万円札をコピーして、そのお金を使って物を買うでしょう。もし、あなたがこのような身分なら、世の中で成功することは保障されており、貧乏とは無縁で、人々を買収することも容易でしょう。
 国はお金を自由に刷る権利を持っているのに、なぜ国債を発行してお金を借りる必要があるのでしょう。また、税金を絞り取る必要があるのでしょう。また、緊縮財政で節約をする必要があるのでしょう。
 通貨を発行して、通貨発行益を得るということは国の経営の基本だと思うのですが、これをわざわざ放棄して、どうして、国債を発行してお金を借りる必要があるのでしょう。利息の利払いが馬鹿らしいわけですが、その利息は銀行家の懐に入るのです。国債発行がいかに馬鹿げているかがわかるはずです。
 世界を銀行家の好きなようにさせるのは、もうやめましょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大西つねき氏(れいわ新選組)の演説を文字で読む 現代社会が抱える金融システムの不条理
転載元)
(前略)

 冒頭にいった「日本は世界一のお金持ち国」であるという事実はあまり知られていない。だがこれは紛れもない事実だ。主要国の対外純資産【表参照】を調べると、日本はプラスの341兆円で1位。ドイツが2位、中国が3位。
(中略)
黒字341兆円は、実際には3兆㌦の外貨で円ではない。国際決済はドルでやってきた。原油もドルで買うし、輸出の代金もドルで受けとる。だから黒字もドルで貯まる。(中略)… では、なぜ世界一の黒字を稼いでいるのにみなさんにその実感がないのか。それはこの稼いだ3兆㌦がみなさんのために使われないからだ。この黒字は使わなければただの紙切れだから当然投資する。ドルならドルを使うアメリカに投資する。(中略)… 黒字が増え続けたとしても海外投資になるため日本のみなさんは受けとれない。だからまったく実感がない。
(中略)


 それどころか、この30年間みなさんはとんでもない働き方をさせられてきた。1971年から2016年までの為替レート【グラフ参照】を見るとそれがよくわかる。1971年には1㌦=360円だった。これが今は110円くらいになっている。円の価値が3倍になり、ドルが3分の1に下がっている。その契機が1985年のプラザ合意だ。
(中略)
プラザ合意前夜に1㌦=230円だった為替レートが、2年以内で一気に1㌦=120円にまで真っ逆さまに落ちた。ほぼ半額のドル安、2倍の円高だ。(中略)… 日本の輸出企業にはたいへんな事態で、今まで200円のコストで作っていたものが1㌦で売れていたのに、2㌦で売らなければならない。海外からすればまったく同じ製品が値段が2倍になるため、日本製品は高すぎて買えないということになる。逆に、海外からの輸入では2㌦(200円)していたものが1㌦(100円)で買えるようになる。輸出がしにくく輸入がしやすいので赤字になる可能性がある。つまりアメリカに「日本の貿易収支を赤字にしろ」と要求されたのがプラザ合意だった。
(中略)  
 日本の経済構造は輸出企業が中心だ。彼らはコストカットを始めた。(中略)… 今まで200円でつくっていたものを100円のコストでつくれば、これまで通り1㌦で売れるという話だ。(中略)… だが、コストとは、そのまま誰かの売上であり給料だ。それを30年もずっと削り続けて3兆㌦も稼いだわけだ。半分のコストでつくるといっても人間が2倍の速度で働けるわけもなく、要するにコストカットの名の下に、みなさんが受けとるべき給料や代金がちゃんと支払われなかったということだ。
(中略)
いかにみなさんが受けとるべき給料が受けとれていなかったかは、もっと大きなデータを俯瞰して見ると一目瞭然だ。
 
お金の量は5倍に増えたのに給料は削減



 ここに1980年から2018年までの4つのデータ【グラフ参照】がある。すべて日銀からとってきたデータだ。4本の線のうち、マネーストックM2というのは、日本中の現金・預貯金(ゆうちょ銀行や農協に預けたお金を除く)をすべて足した額だ。つまり、日本には今お金がいくらあるのかという数値だ。
(中略)  
私が就職した1986年のマネーストックは340兆円だった。このとき私が会社から受けとった初任給は20万円だった。そして、私の息子が就職した2017年のマネーストックは990兆円。息子の初任給はまったく同じ20万円だった。31年たってお金が3倍に増えているにもかかわらず、大学生の初任給は変わっていない。(中略)… 600兆円のお金が増えながら、この30年間ほとんど給料は上がっていないという話だ。ではその600兆円はどこにいったのか? みなさん薄々気づいているだろう。日本の大企業の内部留保は600兆円とか、500兆円といわれる。
(中略)  
この30年で日本の企業というのは給料を払うのをやめたということだ。(中略)… 小泉・竹中改革あたりから政財界は「会社は株主のもの」という明確な答えを出した。利益を上げるのがよい経営者で、利益を上げないものはクビになる。ひたすら株主のために利益を上げ続けるし、そのために従業員の給料はひたすら削り続ける。(中略)… そういう仕組みの中で、法人税を下げたり、株式売買益に対する課税が極端に低かったりする。すべて一部の株主のためだとしか思えないような国家経営をずっとやっている。
(中略)
 彼らには、国家経営という概念すらない。強いていえば、「GDPを上げる」「株価を上げる」という浅はかな答えが返ってくるだろう。(中略)… 経済成長の目安にされているGDP(国民総生産)とは、1年間にどれだけのお金が動いたかというだけの指標だ。今までお金の交換でなかったものをお金の交換にすれば上がる。例えば、子育てを保育サービスにするとGDPが上がる。母親が保育料を稼ぐために外に働きに出るとGDPが上がる。それで時間がなくなったから、自分でつくっていたご飯を外で買ってくるようになればGDPが上がる。
(中略)
 GDPとは、消費+政府支出+投資+純輸出だ。純輸出とは、輸出から輸入を引いた差であり、黒字になればプラスで、赤字になればマイナスだ。日本の戦後復興はこの純輸出をプラスにするところからはじまった。(中略)… 戦後復興はそれでよかったが、1985年のプラザ合意でアメリカから円高にされても基本的にやっていることは変わらない。そして、純輸出を上げるためにみなさんの給料を削った。それで売って稼いだ3兆㌦の黒字は海外に貸しっぱなしで、みなさんの幸せは置いてけぼりになっている。
(中略)  
TPP(環太平洋経済連携協定)でも「これで日本の輸出が伸びる」という。そんなことをやってもみなさん幸せになれないことは30年間で証明されているにもかかわらず、いまだにそんなことを言っている。それに対して新しい提言をすべき野党が同じかそれ以下のレベルだからずっとこれが続いている。
 (中略)
 黒字を稼いでも使わなければ意味がない。(中略)… 政府が国家経営を誤ったために支払われなかった30兆㌦を「黒字還付金」として国民に配る。1人100万円を1億3000万人に配っても130兆円。タダ働き分の3分の1に過ぎない。
(中略)
借金でお金をつくってきた現代の経済システム 

 もう一つは、財政金融の考え方を根本的に間違え続けてきた。政府の借金が大変だから税金でそれを返し続けなければならないとか、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の達成、つまり税収の範囲内で支出を抑えなければならないという発想だ。
(中略)
 実は政府の借金とは、政府の無駄遣いのせいでも、税収が足りないせいでもない。もっと根本的な原因はいまのお金の発行の仕組みにある。(中略)… 「お金の発行の仕組み」とはなにか。日銀券だから日銀が発行していると思っているだろうが、それではつじつまが合わない。お金がどれだけあるのかは、さきほど見たとおり1980年に200兆円だったものが現在1000兆円を超えている。(中略)… では、どうやって800兆円も増えたのだろうか。(中略)… 1000兆円あるうち100兆円しか紙幣がないということは、ほとんどが預金でしかないということだ。
(中略)
 現代のお金の増やし方=信用創造の仕組みを説明する。 



 例えば、Aさんが100万円をA銀行に預けに行ったとする。するとA銀行は金庫に入れ、運用もする。銀行には預金準備制度というのがあり、預かった預金のごく一部を日銀に預けなければいけない仕組みになっている。仮に預金準備率が1%とすると、100万円の預金を預かったA銀行は100万円の1%(1万円)を日銀に預けて、残りの99万円を貸すことができる。私がA銀行にお金を借りに行くと、銀行は必ず口座を持たせる。なぜかといえば私が99万円を借りると私の預金通帳に99万円と書き込むだけだからだ。これで私は自分が99万円を持っていると思う。Aさんも口座に100万円持っていると思っている。その時点でお金は199万円に増えている。ただ私は借金だからあまり自分のお金とは思えない。
 
 だが私がB銀行の誰かに99万円を送金してしまえば、それを受けとった誰かはその99万円を純粋に売上か給料かわからないが自分の預金として認識する。これがもともと私の借金であるかなど知らないし、気にもしない。晴れてめでたく、Aさんの100万円の預金は99万円の預金とあわせて、もともと100万円だったお金が199万円に増えることになる。新たに99万円を預かったB銀行は、そのうち1%の9900円を日銀に預け、98万100円をまた誰かに貸すことができる。また同じことが起きる。これをC銀行の誰かに送金すれば、その誰かは98万100円を純粋に自分の預金と認識し、これを預かったC銀行はまた1%(9801円)を日銀に預けて、残りの97万299円を誰かに貸すことができる。もうこの時点で、私の99万円を受けとった人は99万円を持っているし、これを借りて送金した相手は99万100円を持っていることになる。もともとお金を預けたAさんはお金を1円も動かしていない。預金通帳に100万円と書かれたまま。だがお金は300万円に増えている。
 
 これをぐるぐるとやっているうちに、貸せる金額は1%ずつ減っていくが、100万円の元預金÷預金準備率1%=1億円までお金を作り出すことができる。これが信用創造という現代のお金の発行の仕組みだ。
(中略)
実際に存在しているのではなく、銀行が誰かに借金を貸すことによって作り出した数字が電子的に回ってきて、それをみんながお金と認識し、自分のものだと思っている。みんなが一斉に銀行にお札を取りに行っても金庫にお金があるわけではない。
 
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19/7/6&8 ソルカ・ファール情報:7.1の震動がカリフォルニアを襲う中、ロシアは地震兵器が“稼働中”であることを仄めかす

 木曜日のソルカ・ファール女史の記事の続編です。これまで我慢に我慢を重ねてきたロシア、とうとう堪忍袋の緒が切れて、禁忌の兵器を発動させました。
 3.11福島も某カバール傀儡国家の地震兵器だったそうですから、保有国はロシアだけではないですし、別に今始まったことでもないんですが、Ring of fire(火の輪、環太平洋火山帯)に住む身と致しましては地殻をいじくるのは控えて頂けると……まぁ核戦争も嫌なんですけど……うーん。
 ロシアを怒り心頭にした米海軍って、配下の海兵隊も含めて、日本にどれくらい駐留しているのかなーと調べてみました。日本語版ウィキだと神奈川・長崎・山口・沖縄県だけですが、英語版はもっと詳細で、もっとあちこちに配備されておりました。……カリフォルニアの地震で、やっぱしよかとです、ハイ。太平洋のこっち側の基地を狙われたら、日本沈没っす。

 ちなみに今回は、2つの記事をまとめています。最初の6日の記事では、陰謀論と頭ごなしに一蹴する方に対して地震兵器なるものが本当にあるのですよ、と多方面から説明しています。8日の記事では、前々からロシアが米海軍を警戒していた理由を解説しています。そして合間に、このところの米露対立の経緯が入っています。
 私、これまで「海軍はその一部が“ディープ・ステート”に取り込まれている」的にイメージしていましたが、この記事で“ディープ・ステート”の本丸(の少なくとも一つ)なのだと脳内修正しました。何と言いますか……権力争いって醜い。国内の仲間同士でもやっていたんですね、つくづく暇人だ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:7.1の震動がカリフォルニアを襲う中、ロシアは地震兵器が“稼働中”であることを仄めかす
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

暴走するアメリカに鉄槌


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の実に恐ろし気な新報告書は、アメリカ合衆国ヨーロッパ反ロシアのプロパガンダで溢れかえらせようと計画していると強く糺弾する内容でした。

【※アメリカ合衆国国際開発(USAID)曰く、ヨーロッパを迫りくるロシアから“解放”するためだそう。あれです、他国の人民を“圧政”から“解放”するため無法の限りを尽くす某国お家芸の変形バージョンです。】

――アメリカ勢ヨーロッパの地元メディアが自分たちから言われた通りに報道する限りは、何百万ドルと【資金を】注ぎ込んであげるのだそうです。

――【この報告書の中には】セルゲイ・ショイグ国防相による凄まじく暗号めいたコメントが含まれていました。今や稼働中」のアカデミック・ロモノソフで「彼らも衝撃を受けて正気に戻るだろう」と述べたそうで、更には「彼らが如何ほどに準備していようと」【防ぎきれまい】と言ったとか。

――【準備とは】明らかに先月米軍アメリカ西海岸沖で「『デカイやつ』に備えるために」行ったという大規模軍事演習のことでしょう。

【※先月のソルカ・ファール女史の記事の翻訳版でご説明した通り、「デカイやつ」とは「カスカディア沈み込み帯」大地震のことです。】

――【この「デカイやつ」とやらは、7月4日マグニチュード6.4の地震南カリフォルニアを襲い、7月5日には更に5倍強力なマグニチュード7.1の地震が続いたとあっては、どうやら予測よりも早く訪れそうな気配です。

――ベネズエラの今は亡き指導者ウゴ・チャベスが、2015年に「米国は既に地震兵器を使用してしまった」と警告していたのが思い起こされます。

【※チャベス大統領は、2010年のハイチ地震が米国による人工地震実験だと疑っていたようです。そして「アメリカは神を演じている」と非難しました。】

[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

マグニチュード7.1の地震の特報

【中略】
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[Twitter]火事にはコーラ

編集者からの情報です。
火事起きて
こーらあかんと思ったら
コーラふりふり プシューと鎮火
(ぺりどっと)
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配信元)

東京五輪・パラリンピックをめぐる報道を集めてみました 〜 利権さえ得てしまえば後は野となれ山となれの様相

 参院選に耳目を奪われ、つい忘れそうですが、東京五輪関連はどうなっているでしょうか。直近の情報を確認してみました。
 まず一つ、東京五輪・パラリンピックのための会場として、東京都では6つの新施設を整備し、大会後も活用する計画です。ところが日経の報道では、それら施設の維持管理の負担は重く、毎年約11億円の赤字が出る見通しだそうです。負の「レガシー(遺産)」になることが分かっているような公共事業のあり方に批判が上がっています。
 二つめは、東京五輪招致の買収疑惑の対象にもなっている国際陸連のディアク前会長とその息子について、2016年のリオデジャネイロ五輪招致での買収が法廷で証言されたというニュースが入りました。リオでは買収工作を受けた親子が、東京では厳格に清廉潔白に選考しただろうか、JOC竹田前会長の捜査の行方に影響しそうです。
 三つめは、東京五輪の競技会場建設の仕上がり具合をメディアに向けて発表するため、東京都が報道陣への見学ツアーを実施したそうです。都による工事の進捗率は7〜8割とのことですが、実際の見学ツアーでは、全く内部を公開されず、取材時間も短く限られたもので、海外メディアまで呼んでおきながらアピールどころか工事が進んでいないのではないかという疑念を残したようです。
 そして四つめに、五輪チケットの抽選で当選した人たちが観戦のために都内のホテルを予約しようとすると、組織委員会など大会関係者が全室押さえているため予約できないという状況になっているようです。新幹線で1時間程度の群馬や静岡まで宿泊エリアに広げるという対応もあるようですが、体の不自由な方はバリアフリー設備の整ったホテルなど条件があり、このようなところにも「自分達だけ」というJOCの傲慢な姿勢が見えるようです。
 この東京五輪・パラリンピックが一体誰のためのものか、大きく利益を得る者を知っておくことは選挙の判断にも役立ちそうですね。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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五輪新施設、大会後大半が赤字 住民の利用カギ 黒字見込みは1施設のみ
引用元)
2020年東京五輪・パラリンピックの会場として、東京都は計約1375億円を投じ6つの新施設を整備する。大会後も「レガシー(遺産)」として活用する計画だが、維持管理の負担は重い。大会後に採算が合うのは1施設のみで、残り5施設は年間計約11億円の赤字が発生する見通し。住民らに広く活用されるかどうかがカギになる。
(以下略)
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リオ五輪招致 買収認める 賄賂200万ドルか
引用元)
2016年のリオデジャネイロオリンピック招致をめぐり、当時の知事が「賄賂を支払って票を買収した」と証言したことがわかった。

これは、リオデジャネイロ州の元知事が判事に証言したもので、オリンピック招致の活動中に、国際陸連前会長のディアク氏とその息子に、あわせて200万ドル(およそ2億1,500万円)を支払い、少なくとも6票を買収したとしている。

ディアク前会長とその息子をめぐっては、フランスの検察当局が、東京オリンピック招致の買収疑惑でも調べを進めていて、JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和前会長も捜査対象となっている
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報道陣からもブーイング 五輪会場見学ツアーは超グダグダ
引用元)
(前略)
都が3日に公開したのは、競泳会場となる「東京アクアティクスセンター」やバレーボール会場の「有明アリーナ」など4施設。工事の進捗率は75~87%だという。海外メディアを含め100人超の報道陣が見学に参加したが、内容は小池都知事が常々口にする「情報公開」とはほど遠いものだった。建物内部はおろか、近づくことすら禁止されたのだ。
(中略)
都のオリンピック・パラリンピック準備局の広報担当者は、「開催直前まで調整したのですが、工期がギリギリで、大勢のメディアを受け入れるだけの余裕がなかった」と釈明。
(以下略)
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五輪、今度は「ホテルがない」 組織委が大量に仮押さえ
引用元)
チケットは当たったのに、ホテルが予約できない――。来夏の東京五輪を会場で観戦する予定の人たちから、こんな悲鳴が上がっている。チケット抽選の当選発表後、問い合わせが急増するホテル側も困り顔だ。なぜ、こんな事態になっているのか。

 「大会関係者がすべて部屋を押さえているので、予約はできません」
(以下略)


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