地球ニュース:レッド・ドラゴン大使 第4回 その1

 9月14日付けの第388回の金魚さんレポート特別版です。アメリカのルイーザさんが、レッド・ドラゴン大使とホワイトドラゴン・ソサエティのベンジャミン・フルフォード氏の対談第四弾を開いてくださいました。
 昨年10月に始まった赤龍と白龍対談。第二弾が今年1月11日に開催され、7月17日には第三弾が開かれました。フルフォード氏が夏休みから戻ってきたらまた会談を、と話されておりましたが、早速開かれたようです。
 今回はお二人以外には、司会のルイーザさんのみ参加となっております。

 ちなみに、冒頭で話題に出てくるIMFのラガルド専任理事は、この度(9月17日)に次期欧州中央銀行の総裁に選出されました。嗚呼ヨーロッパ、詰んじまった……orz
 ツイッター画像として最初に掲載した某雑誌の2019年夏号表紙には、インタビュー特集が組まれ、「この女性が世界を変えていく――私たちに希望を与えてくれるクリスティーヌ・ラガルドと其の他75名」とあります。意識飛ばしたくなりますが、グローバル経済の救世主なんだそーな。印象操作が世も末……。

 フルフォード氏は青で、大使はピンクで、ルイーザさんは緑で色分けします。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
レッド・ドラゴン大使 第4回 その1
転載元)
投稿者:ルイーザ

■その1のポイント■
今回の動画全体のテーマ:「世界規模の通貨リセットが、いつ、どのように起こるか」

フルフォード氏:新たな金融システムの導入は平和的に行われるか、戦争となるか未だ不明。
大使:東洋から不当に奪った資金の返還など、これまでの諸問題を金銭的に解決することが先。
フルフォード氏&大使:そもそもアメリカは公式に破産宣言すべき。

フルフォード氏:トランプ氏が豹変した。カバールに取り込まれたか。
大使:複数の勢力がトランプを支配下に置こうとしているので、態度がブレる。
ルイーザさん:Qチームが助けてくれるのでは。システムが変わるのは避けられなくとも、無事アメリカ国民が移行期を乗り切るため、新ドル札を導入してくれるのでは。

大使:新ドル札は既に用意されているが、どのみち米ドルは大幅に切り下げられるので痛みを伴う。現在も米ドルの価値はダダ下がり中。
フルフォード氏:それでも米ドルは多くの他国通貨と繋がっているので、切り下げるだけでは意味なし。新ドル発行がオススメの解決策。
ルイーザさん:国内と国外の取引で、別々の通貨を導入すればいいのでは。

大使:ユーロもドルに繋がっているから、影響は大。
フルフォード氏:まずは9月末に米政府を破産させるべき。米軍を味方につけるのがポイント。


通貨リセット本格始動か




ルイーザさん:今回リポートをしたかった理由の一つですが、ベンジャミンが8月26日の記事で取り上げていたように、世界規模の通貨リセットが現在では公けに、そして国際的に話し合われるようになりました。クリスティーヌ・ラガルドも【8月末の】ジャクソンホール【・サミット】で、金融リセットの必要性について語っています。

連邦準備制度によって我々が金本位制から外れるまでは、家庭に働き手は二人も必要ではありませんでした。一人の収入で家族を支えることが出来たのです。そして家には子どもと一緒にいてくれる伝統的な母親像ですね。

今ではすっかり消え失せてしまいました。皆が借金に依存して生きています。

問題は、大使がこの【388回の金魚】リポートを始める前に指摘されていた通り、シオニストが起こそうとしているような大掛かりなイベント、すなわち戦争の開始などなしに、社会をどのようにして借金【漬け状態】から移行させるか、でしょう。

戦争狂のジョン・ボルトンは排除できました。ということで【戦争という】選択肢は無くなった気がするのですが、まずベンジャミンから、今この問題はどうなっていると思いますか。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

平和か戦争か


フルフォード氏:どちらに転んでもおかしくない状態ですね。1つは東洋と西洋が抜本的な合意に至る道。そしてしっかりと考え抜かれた、良い形でのシステム再起動をするのです。

ですが現行のシステムの支配者らが権力にしがみつき、システムが崩壊するまで支配を続けるかもしれません。どう計算しようが崩壊は避けられないので、後者の道になると悲惨な結果となります。

現時点では、どちらになるのか全く分かりません。高位の人々も多くが【最初の道を】推しているのは私も知っていますが、現行の【無から】金(かね)を生み出すシステムを掌握している非常に強力な人々の多くは、あらゆる手段を尽くして抵抗していますから。


ルイーザさん:それは原因として、そもそも部分準備という中央銀行全体のシステムが50年かそこらしかもたないものであって、長期的な解決方法ではなかった、というせいでもありませんか。借金モデルはその通貨が準備通貨であり続けなければ、もちませんよね。【でも、ずっと準備通貨の座に留まり続けるなんて】ありえない訣です。

大使、人民元は非常に強く、国々が米ドルを捨てていっています。通貨という面で、どこへ向かっているのでしょう。


レッドドラゴン大使(以下、「大使」)現時点では依然として通貨戦争の最中にあります。確かに元は強い通貨で、金(きん)に裏打ちされていますが、大いに切り下げられました。これが問題です。元は切り下げすぎなんです。其の他の全ての国に影響を及ぼしています。

というのも、本来なら金(きん)にせよ、石油にせよ、地中に埋まった資産にせよ、裏打ちするものの価値を計算して、それに沿わせるという合意に基づき、通貨を立ち上げる筈でした。ですが現在は通貨操作されています。カバールに戦争を仕掛け、圧力をかけるためです。そしてそれ自体は上手くいっています。

一例を挙げると、香港証券取引所はロンドン証券取引所を買おうとしています。しかも既にロンドンの金と銀の取引市場をコントロールしています。それはつまり既に中国がイギリスやイタリアより前に、金融システム全体を支配しているということです。

ですが通貨リセットが起こるために必要なこととして私が思うに、返金がなされるべきです。つまり様々な【財産を保管した】倉庫の計算と査察、更には物理的な資産、そして帳簿外口座の問題を解決して、新たな母口座へ移されるべきなのです。今現在、実際に進められていることですね。それが完了してこそ、通貨および通貨価値に対する新たな世界の関係が到来するかと。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入


破産は不可避


フルフォード氏:私が随分昔にこういうことの一切合切に関わるようになったのは、最初の仕事が商品先物の記者だったからです。貿易赤字といった内容が市場を動かしていました。今でも全ての背後にあるものはそうだと思います。

金融のこういう錬金術や天文学的な数値云々は、現実の世界なしには意味をなしません。商品を積んだ船や工場生産といった現実世界の動向を見れば、どう見積もっても米国で何らかの崩壊が起こるのは避けられないと分かる筈です。

かれこれ50年は積み荷満載の船がやってきて、帰りは空っぽとくれば、奴らが依然としてシステムをコントロールしていたとしても、裏打ちする筈の現実の方が奴らから離れてしまったんです。なのに奴らは諦めようとしません。

そうは思いませんか。アメリカは何らかの正式な、公けの破産手続きに入るべきだと。


大使:ええ。それが計画の中身なんです。破産せねばなりません。なので【するかしないかではなく、】時間の問題です。

連邦準備制度をコントロールしている人々というのは、【究極的には】ファミリーによってある意味コントロールされている訣ですが、その下の支配層であるロスチャイルド家やロックフェラー家、モルガン家、スタンレー家、其の他の犯罪者らが破産させられる必要があります。

そして彼らが負っているものをファミリーやシステムや地球の人々に返金せねばなりません。これが差し迫った問題です。そもそもトランプが権力の座に就けられたのも、そのためかと。確実に、この破産がスムーズに進むよう、そして終わらせられるようにするためです。


トランプはどちら側?


フルフォード氏:トランプについて私が心配なのは、今年初めの35日間の政府封鎖の後で、彼は突然……軍関係者が離脱してしまい、彼は【代わりに】何人ものネオコンを役職に就け、突然変わってしまったように思える点です。

今回ジョン・ボルトンをクビにしたことで期待したいと――そして一刻も早くエリオット・エイブラムズといった頭のおかしい連中も追い出してくれるといいのですが、それでもトランプに関する限り、今年は物事が実に後退してしまったと感じています。どう思われます?

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

大使:同意します。トランプはシオニストからの物凄い圧力に晒されているのでしょう。シオニストには二種類あって、ユダヤ教系シオニストとキリスト教系シオニストがありますから。そして残念ながらこの二派が現時点で彼に圧力をかけ、コントロールしているんです。

ジャレッド・クシュナーと娘ですね。彼女はトランプの人生に大きな影響を及ぼしています。ミスター666のジャレッド・クシュナーも、トランプに対して強い影響力を有しているのは周知の事実です。私はこれが問題だと思っています。

時には良心に従って正しいことをするのに、突如としてこういった連中がやってきて捻じ曲げてしまい、彼をコントロールするのです。

またエプスティーンとその仲間が、トランプにメラニアを紹介したのではないかと。なので彼らに何を握られているのやら。もしかしたらトランプの手も汚れているのかもしれません。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

フルフォード氏:当然ですね。私が理解しているところによると、当初の計画ではトランプは敗者役を引き受け、ヒラリー・クリントンが勝つ筈でした。しかも敗者が確定していたとしても、彼は大統領候補まで到達できる予定はありませんでした。【その時点では】奴らは彼の弱みを握っていなかったからです。

ですが現在のトランプの言動を見れば、首輪が付けられたのははっきりしています。【大統領に】選ばれる前は9.11の真相を口にしていたのに、今や180度態度を変えてしまいました。奴らが起こしたことだから、話してほしくないのです。

なので残念ながら、トランプは排除するか、それとも誰かが「貴方に後ろめたいことがあったとしても、地球を救う手助けをするのであれば我々が表には出さないようにしてあげましょう」と言ってやるかしかありません。そのどちらかです。少なくとも今のままではいけません。

エプスティーンのこととか、グアンタナモに連れて行かれている連中のこととか、【軍事】法廷のこととか、色々と噂されていたのに、急にぴたりと止みました。少なくとも表には上がってこなくなりました。この点、【伏せるべきではないとの】相当な反発があった筈なんです。


Qが大規模な崩壊を避けてくれる?


ルイーザさん:確かに。そして人々は真実を暴いてくれるQの投稿に期待していました。米国史上、最大の機密投下だったのです。軍隊がやったと私たちは理解しています。ベンジャミンがこれまでのリポートで指摘していた通り、現在は軍が米国を掌握しています。軍産複合体なのか、それともトランプの背後にいる良識派なのか【までは不明ですが】。

トランプのチームには物事を決断している人々が何人もいる訣ですよね。だから阻止するような動きは非常に残念です。【Qが投稿しているサイト】8チャンが閉鎖されたのはご存知ですか。【8チャンを創設した】会社側が【自主的に】閉鎖したんですけれど、彼らはあの【エルパソの】銃乱射事件を口実にしたんです。過激派の温床だとか、くだらないことを言い募って。

ただ同時に、Qは「金(きん)が連邦準備制度を引き摺り下ろすだろう」と言っていました。金の価格は上昇しています。ある地点を突破すれば、もうそれは不可避なのが自明のことだと人々も分かると思うんです。つまり借金は――ベンジャミンが言うとおり、何らかのイベントが起こらざるをえないんです。何かが変わらないと。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

ではどう実際に変えるのか。それが謎なんです。大勢の人が、大規模な崩壊が起こると言っています。私は彼らがそうさせるとは思いません。私たちは世界の経済的動力源です。そんなことを許すとは思えないのです。

ですからベンジャミンや大使のおっしゃるとおり、システム再起動といった形になるかと。

借金のまま続けることは無理です。でも現時点で人々に借金がなければ、どうやって生きていくのか分かりません。ですから何らかの転換は必要でしょうし、多少は痛みを伴うでしょうが……米ドルは確実に切り下げられるでしょう。できれば大統領が米財務省紙幣を導入してくれるといいのですが。

【新ドルの】存在は前から噂されていますよね。トランプがその発表をいつするのかは不明なものの、この移行期を私たち【アメリカ国民】が切り抜けるための計画自体は既に存在しているようなのです。当然ながら公けの場では話し合われていません。ただベンジャミンがリポートで、世界規模の通貨リセットの話し合いが開始されたと言っていました。

米国はどうなっているのでしょう。米ドルをこのまま温存させるのでしょうか、金に裏打ちされたドルとなるのでしょうか。


新しい通貨


大使:新ドルは随分前から【各】中央銀行には入れられていますよ。もう数年前から置かれています。ただ公けにはされていないだけです。お店などに出回っていないだけで。ですが新通貨は印刷され、中央銀行に届けられています。

【現在の米ドルより】切り下げられていますし、これからもっと下がる予定で底まで行くでしょうから、一般の人々には辛くあたるべきではありませんが、アメリカの誰かが必死に時間を稼ごうとしているんです。抑え込もうとしています。

ともかく、現在の価値から下げられていって60%から40、そして14とか。それを延期に次ぐ延期がなされているのです。ですがグレイ・スクリーンなどの銀行のスクリーン上では、既にどんどん下がっています。

更にはイラクやリビアなどの場所から盗まれた大量の金(きん)についても、問題を解決せねばなりません。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入


米ドル(自国通貨)じゃなくて「国連ドル」


フルフォード氏:確かにそうなんですが、この夏イングランド銀行【総裁】のマーク・カーニーがジャクソンホールで言っていたことで、私も何年もの間言い続けていることとして、現時点で世界の70%かそこらの通貨は、ドルとだけ繋がっています。

なのでドルが下がると其の他も全部下がってしまい、期待するような効果は得られないと。

だから私は繰り返し言っているんですが、アメリカ合衆国が経済的に切り離すべきは――というか、はっきり言って、あれは米ドルと呼ぶべきシロモノじゃないんですよ。実態を考えれば、国連ドルと呼ぶ方が相応しいじゃないですか。

この国連ドルを使うのを止めて、自国の通貨を発行するべきなんです。価値は下がるでしょうし、最初は痛みを伴うでしょう。ウォルマートに行っても、これまで通りの値段で安物を買えないんですからね。でもそれが唯一の解決法なんです。

なのに出来ないと。そしてやろうともしない。シオニストが大半を占めている、ある特定の集団にとって、国際的に権力を失うことになるからです。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

ルイーザさん:そうですねぇ。では昨年ウィンストン・シュラウト氏が出した記事が言っていた「2階層通貨体制」はどうでしょう。国際貿易のための通貨と、地元用の通貨の2つにするんです。前者は政府が使い、後者は人々が使う、だから人々は【資金】洗浄したり、他の人から盗むことが難しくなると。ベンジャミンから、お二人の御意見を伺いたいのですが。


フルフォード氏:やり方によると思います。ただ、もし米国政府が国内通貨を発行するようになれば、インフラの再建、教育、福祉、農家支援などといったものの支払いは確実に出来ますよね。

他の国から物を得たければ、国際的な価格を支払わねばなりませんが。そちらは国連ドルを使って、ってとこでしょうか? ええ、やり方によっては、いけるんじゃないかと思いますよ。


大使:私の見方はこうです――お二人にお見せしようと、ちょっと面白い欧州中央銀行のユーロの写真があって――まぁそれはともかく――ベンジャミンがおっしゃっていた通り、もし米ドルが引き下げられれば、ユーロにも影響が出ます。ユーロと米ドルも相互に繋がっていますから。連邦準備制度と欧州中央銀行を支配しているのは同じ人々ですし。


フルフォード氏:そして日本銀行も、です。


大使:ええ。それで話しながら中央銀行のお札の【写真】を探そうとしているのですが――。


フルフォード氏:私が常々推奨していることで、起こるべきだと思っているのは……毎年9月と1月に米国政府が支払い期限を迎えていますが、今回の9月30日こそは、これまでのような問題の先送りを止めてほしいと願っています。

そのためには、絶対に米軍に参加させることです。米軍にしっかり説明するんです。これは合衆国にとって良いことなのだ、米軍にとってもそうだし、地球全体にとっても良いことなのだ、と。犯罪者の集まりを一掃するだけなのだ、と。根底にある実体経済や人々からは乖離した、非生産的かつ非常に破壊的な金融構造を排除すれば、合衆国を再び健全なものにする一助となるのだ、と。

【※その2に続きます。次回、大使の探している新札の写真が登場します。】


翻訳:Yutika


註:翻訳内の【 】は訳者の追記部分です。また見出しやツイッター画像、ユーチューブ動画も挿入しています。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。

ルイーザ女史からゴールドフィッシュ・レポートの翻訳掲載を快くお許し戴きましたこと、末筆ではございますが厚く御礼申し上げます。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


Comments are closed.