アーカイブ: まのじ

福島第一原発の汚染水を海洋投棄したい政府・東電は、かつての水俣病公害に対応した政府・チッソと似ている

 福島第一原発の放射能汚染水は、陸上でのタンク保管ではなく、コストの安い海洋放出を政府が進めようとしています。日本から離れた遠洋で廃棄すればロンドン条約に抵触するため、経産省は福島近海での放出を模索し、逆に福島市は沿岸で放出した場合の漁業への影響を心配し、遠洋での投棄を訴えています。しかしいずれも海の環境破壊、国際的な損害賠償問題が発生することは必至です。しかも汚染水は「今のタンクが空になるまで」ではなく、この先「数十年」、原子炉が冷えるまで出し続け、海へも放出し続けることになるそうです。国内外の圧倒的な放出反対の要請を軽々と無視してくれる政府、東電のお金最優先の体質は、水俣病の公害に対する日本政府、企業チッソの姿勢と似ているとありました。「誰も責任を取らず、被害者を泣き寝入りさせるまで疲弊させ、データを取らず証拠を残さないで、御用学者を呼ぶ」ここまで教訓を得ていながら、同じことを繰り返させてはいけない。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東電に要請 「原発汚染水、海に捨てないで」
引用元)
(前略)
「今月中にも政府が決定」との見方もある原発汚染水の海洋投棄

 「反原発自治体議員・市民連盟」が、きょう4日夕、東京電力に「放射能汚染水はすべてタンク等で保管して下さい」と申し入れた。
(中略)
 東電や経産省にしてみれば、海に捨てるのが最も安価で手っ取り早い
(中略)
 福島市長の真意は「遥か遠洋で捨ててくれ」ということだろうが、廃棄物の海洋投棄を禁じたロンドン条約に抵触する。

 だが陸からの投棄であれば「ロンドン条約に違反しない」というのが、経産省のスタンスのようだ。 
(中略)
 韓国や中国の沿岸で原発事故由来の核種が発見されれば、国際的な訴訟、あるいは外交問題になるのは必至だ。
(以下略)
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配信元)



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特集ワイド:かつて水俣を、今福島を追う アイリーン・美緒子・スミスさんに聞く
引用元)
◇共通する「責任逃れ」「曖昧な情報流し」 繰り返してほしくない「被害者の対立」

 「福島第1原発事故は水俣病と似ている」と語るのは、写真家ユージン・スミスさん(78年死去)と共に水俣病を世界に知らしめたアイリーン・美緒子・スミスさん(61)だ。今回の原発事故と「日本の公害の原点」との共通点とは何なのか。(中略)
(中略)
原発事故が誰の責任だったのかも明確にしない。避難指示の基準とする『年間20ミリシーベルト』だって誰が決めたかすらはっきりさせない。『それは文部科学省』『いや、原子力安全委だ』と縦割り行政の仕組みを利用し、責任逃れを繰り返す。被ばく量には『しきい値(安全値)』がないとされているのに『年間100ミリシーベルトでも大丈夫』などと曖昧な情報を意図的に流し、被害者を混乱させる。どれも水俣病で嫌というほど見てきた、国や御用学者らのやり口です。」
(以下略)

学術会議任命拒否はもはや根拠なしの違法な法解釈、加藤陽子先生が現・政府委員であることを知らなかった菅総理

 11月2日、4日の衆院予算委員会では学術会議任命拒否問題を中心にした野党の質問が続きました。国民の暮らしに直結する持続化給付金などの支援策も注視しなければなりません。しかし肝心の菅総理の答弁が逃げとごまかしに終始し、審議そのものは深まっていません。議場では、菅総理を名指しで質問しているにもかかわらず呼ばれてもいない閣僚や官僚がのこのこ出てきて代弁することが常態化し、野党が抗議しようものなら金田委員長の采配で質問者の時間が空費されるひどい運営です。けれども野党側の粘り強い追求により、日本学術会議の任命拒否問題は、政府が内閣法制局とグルになって法の解釈変更を行ったことが明らかになってきました。国民、日本学術会議、国会をも欺き、内閣が勝手に法解釈の改ざんをするという事実上のクーデターだと志位和夫委員長の怒りに震える質疑がありました。また辻元清美議員は、小泉政権から菅政権までの17年間、現在もなお政府委員という形で政府に寄与されている加藤陽子先生のことを菅総理が知らなかったという呆れた事実を指摘し、政府委員として力を借りておきながら、一方では独立性の強い学術会議の会員任命を拒否することの矛盾を突きました。菅総理の任命拒否に杉田官房副長官の判断があったことも確認し、杉田氏を国会に参考人として呼ぶことを重ねて要求しました。当然ぢゃ。なんだかんだと理由をつけてすっかり「お答えを差し控える」クセがついてしまった菅総理ですが、国会の場での答弁拒否はストレートに国会軽視、国民軽視の独裁となります。菅総理が日頃から口数少ない奥ゆかしいお人柄であるならばともかく、議場では汚い「ヤジ王」だったというのですから陰険姑息と言われても仕方あるまい。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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杉田副長官が任命拒否方針を報告 首相が答弁、決裁前に6人把握
引用元)
 菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命拒否問題に関し、自身が決裁する前に拒否方針を把握していたと述べた上で、杉田和博官房副長官から報告を受けたと明らかにした。質問した立憲民主党の辻元清美氏は杉田氏の国会招致を重ねて求めた

 杉田氏を巡っては、首相が99人の任命リストを9月28日に決裁する前に、推薦候補105人の中に任命できない人が複数いると首相に報告したことが政府関係者への取材で既に判明している。首相は答弁で、任命拒否への杉田氏の関与を公式に認めた形だ
(以下略)

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米大統領選挙の激しい偏向報道によるトランプ叩きと民主党主導のクーデター計画

 日本では、終始バイデン優位が報じられ、トランプの勝利宣言すらも不正による「事実上の敗北宣言だ」と置き換えられてしまうほどトランプ・バッシングが激化しています。冷静な情報を提供している「ゆるねとにゅーす」と「情報速報ドットコム」を取り上げました。日米大手メディアがトランプ叩き一辺倒で、バイデンの売国的汚職はスルーしている偏向報道の背景に切り込んでおられます。これについては11/4の記事が参考になるかもしれません。同時にアメリカの多くの有権者は「これらの世論誘導に引っかかることなく」判断していると分析されています。黒人男性がバイデンの「ありのまま」を語った動画が600万回再生されているという話題も、トランプの得票を物語っています。ゆるねとにゅーすの中で「米国内の過激な『アンチトランプ勢力の暴走』が心配される」とありますが、BLM、連邦政府職員まで加わった民主党の「左派連合によるクーデター」計画が暴露されていました。それを裏付けるようにワシントンに黒づくめの抗議集団が進出しているようです。(4日23時現在)
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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米大統領選、トランプ氏再選の可能性高まる!大手マスコミは今回も盛大に外すか!?多くの有権者が支持する「トランプ総叩き」の大手マスコミの異常性がますます露呈!
転載元)

どんなにゅーす?

・2020年11月3日に投票が行なわれた米大統領選の開票作業が進む中、一貫して劣勢が伝えられてきたトランプ氏が再選する可能性が高まってきている

・接戦が伝えられてきた各州でトランプ氏が票を伸ばしている中、多くの有権者が支持するトランプ氏を総出で叩き続けてきた日米の大手マスメディアの異常性がますます露呈。前回の大統領選に続き、グローバル資本勢力の意向通りに世論誘導を繰り返してきた大手マスメディアの信頼性が大きく棄損する事態になっている。

(中略)


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竹中平蔵氏自ら語る非正規雇用の正当化「首を切れない社員なんて雇えない」、不愉快なメディアの歪んだ擁護

 「朝まで生テレビ」という番組は、不公平な司会が不愉快で観ていられなかった記憶がありますが、未だに政権に不都合な意見を無理やり封じ込めるような仕切りをしているようで呆れました。この司会者はずっとドヤ顔でこの汚れ役をやっているのか。10月31日に放送された番組に竹中平蔵氏が出演し、暴論を吐いた動画が話題になっています。「首を切れない社員なんて雇えない」と、仮にも学者の肩書を持つ者とは思えぬ発言をし、しかも議論の場でありながら相手の話を妨害する無礼も平気のへいぞう。さすが、働く人を使い捨ての部品とみなし、次々と法を破壊し、非正規雇用を増やして利益を上げてきたピンハネ屋のご意見でした。森永卓郎氏が竹中「新自由主義」路線の事実を述べようとすると、ヤバイと踏んだ田原総一郎氏が徹底妨害しています。菅政権の中心的ブレーンである竹中平蔵氏の戦略が分かりやすく見える動画でした。ご覧になった方々がこの悪辣な連中の正体を見抜いておられますように。
(まのじ)
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配信元)

毎日新聞が反撃「都構想」実現のために維新が投じた公金は100億円 / 維新と密約をして「賛成」に回った公明党は組織票が機能しなかった

 11/1夜、大阪「都構想」反対が確定するや毎日新聞がドカンと無料開放の記事を打ちました。維新からひどいデマ呼ばわりをされた毎日でしたが、お返しとばかり維新のこれまでの横暴を追求しています。2013年、維新は「大阪都構想」実現のために、大阪府と大阪市共同の「大都市局」を設置しました。ここに注ぎ込まれた公金は少なくとも100億円、多くの職員も投入されたとあります。大阪市を廃止するために大阪市の税金や人を使いながら、橋下市長時代から今に至るまで、維新の思い通りにならない局面では無理やりダブル選挙や住民投票を市民に押し付けてきたことが分かります。今回もコロナ感染の心配がある中、住民投票をゴリ押ししたわけですが、その理由を橋下氏が進んで暴露してくれました。前回の住民投票で都構想に反対した公明党の議席を確保する代わりに賛成に回れと密約した結果、衆院選よりも前に住民投票を実施する必要があったとさ。この連中に「民主主義」の文字は無い。その議席をもらった公明党はと言えば、賛成に回ったことに対し創価学会員が泣きながら抗議している動画がありました。今回の結果は、公明党が学会の組織票をコントロールできなくなったことを示しているとの見方がもっぱらです。
さて、大阪市の「民意を重く見た」維新ですが、直後に「必ず三度目の住民投票を実施」すると発言しています。さすが大阪、笑わせます。事態の変化を悟って逃げをうつ者と気づかない者の違いかも。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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大阪都構想関連に公金100億円超 府市13年以降に 人件費や選挙など
引用元)
地域政党「大阪維新の会」は2010年に結党して以降、党最大の公約に掲げた「大阪都構想」の実現を目指してきた。制度設計を担う大阪府と大阪市の共同部署「大都市局」が設置された13年4月以降、都構想関連の事務には少なくとも100億円を超える府市の公金がつぎ込まれ、多くの職員も投入された
(中略)
 しかし5カ月後、都構想への再挑戦を掲げた知事・市長のダブル選で勝利。知事に松井一郎氏、市長に吉村洋文氏が当選した。16年4月に再び府市にまたがる「副首都推進局」が設置され、最大約100人の職員が毎年投入された。大都市局と副首都推進局の総人件費は計約68億円に上る

 維新は19年3月に法定協での議論が再び決裂すると、知事と市長の立場を入れ替えたダブル選で圧勝し、2度目の住民投票にこぎつけた。大都市局が設置された13年以降、首長選は14年の出直し市長選を含めて3回実施され、計約18億円が費やされた
(以下略)

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