検索結果: アミグダリン (20 件)

「医療殺戮」より、70年代アメリカですでにアミグダリンが激しい弾圧対象だった / 優れた抗がん効果と安全性が現代でも封印

読者の方からの情報です。
 テーマ「医療の闇」として、70年代のアメリカの話をユースタス・マリンズの著作『医療殺戮』を引用して書かれています。
 「組織犯罪集団は、連邦委員会や郵政省、FDA、公衆衛生局と連携し警察権力を使って不当に弾圧してきた。医師会と製薬会社は、果実から抽出される抗がん物質「レアトリル(アミグダリン)」の製造販売会社を集中攻撃した」とあり、アミクダリンの弾圧は70年代からすでに始まっていたのですね。なりふり構わず様々な弾圧を繰り返したようです。只々お金のためで、ロックフェラー医療独占体制にとって、レアトリル(アミグダリン)は最大の脅威だったようです。
(匿名)
 9/14野党合同国会「コロナ対策ヒアリング」では、「ワクチンを国民に早く打たせろ」という、これまでの国会議員のスタンスが明らかに変化し、議員さん達にもワクチンへの深刻な懸念が広がっていました。厚労省側の見解は、ワクチンの安全性、感染予防、重症化予防について未だに「何ら確定したものはない」というものでした。にもかかわらず一方ではテレビで大々的に「あなたの大切な人を守るために」というCMを流し続けるのは国民に誤解を与え危険ではないかと議員からの指摘さえありました。また製薬会社との秘密保持契約書について、国会議員にすら開示できないというメタ秘密保持契約があることも分かりました。
 効果も内容物も不明なワクチンを狂ったように推進し、他方で反対する者、有効なイベルメクチンなどは攻撃され排斥される。製薬業界の犯罪の歴史を知ってみれば、今起こっていることはその歴史のままです。元記事には「医療殺戮」の抜粋があり、無害で無欲な治療家達への非道な弾圧が記された後に、とりわけレアトリル(アミグダリン)が目の敵にされてきた事実が書かれていました。有名なスローン・ケタリング・がんセンターで多くの医師がレアトリルのがん抑制効果の結論を出したにもかかわらず、認められず解雇までされます。メディアを通じてレアトリルが話題になることすら封じられました。
 ここまで弾圧されるレアトリル(アミグダリン)を含む種子、安全性は古来から確認されています。ワクチン副反応に苦しむ方々に、この恩恵が届くでしょうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【癌の特効薬】ガンマフィアが警察権力を使って不当に弾圧してきたレアトリル(アミグダリン)
引用元)
(前略)
医師会と製薬会社がとくに集中攻撃したのは、果実から抽出される抗ガン物質「レアトリル」の製造販売業者であった
ガンで儲けている製薬会社は、抗ガン剤から莫大な利益を得ていたため、これと競合するいかなる商品に対しても極度に神経を尖らせ、ライバルを脅迫するために「手入れ」をするよう政府機関に依頼した。

 政府職員による襲撃は、たいてい夜中に行われた。
連邦捜査官は武装した特別狙撃体SWATと共に店に押し入って、年老いた婦人を逮捕し、薬草茶の在庫を押収した。
(中略)
レアトリルが公然と話題になることを阻止するために、検閲と脅迫による戦争さながらの攻撃が続いた
あるテレビ局が、レアトリルについて賛否両論を聞こうと討論番組を企画したが、突然中止になった。
レアトリルがガンに効くことを証明した実験結果は、弾圧を受けて、決して一般には公表されなかった
(以下略)

mRNAワクチンの発明者であるロバート・マローン博士のツイート「ワクチン有害事象は10年間公表してはならないというイスラエルとファイザー社との合意」 ~マイロ・カンデリアン博士「ワクチンを接種した人の余命は最大10年」

竹下雅敏氏からの情報です。
 苫米地英人氏のツイートは、昨日の編集長の記事で取り上げていたものです。このツイートにある「ワクチン有害事象は10年間公表してはならないというイスラエルとファイザー社との合意」という情報は、mRNA ワクチンの発明者であるロバート・マローン博士のツイートによるもので、マローン博士はこの情報を、“イスラエル人の科学者から聞いた話”だと言っており、情報源を明かしてはいません。おそらく正しい情報でしょうが、イスラエル政府が認めるとは思えません。
 10年という所がミソですね。ヘンリー・メイコウ氏のブログで、「ワクチンを接種した人はどのくらい生きられるのか?」と題する記事が出ています。これを翻訳した記事があります。
 記事によると、マイロ・カンデリアン博士は、2015年に血液生物兵器として使用するための酸化グラフェンの特許を開発した人物で、“世界の人口の95%が「無駄メシ食い」であり、できるだけ早く安楽死させる必要があるという考え”だという事です。
 マイロ・カンデリアン博士は、“世界保健機関(WHO)の医療貢献者であり、クラウス・シュワブと「グレートリセット」を強く支持しており、ワクチンこそが「人間という地球上の癌」に終止符を打つと確信している”のだそうです。
 マイロ・カンデリアン博士によれば、ワクチンを接種した人の余命は最大10年であり、“血液が酸化グラフェンにより20%劣化した「接種者」は、他の入力条件がない限り8年間生きる…酸化グラフェンによる血液劣化が70%の人の場合、3年以上生きることはない”と言っているようです。
 マイロ・カンデリアン博士の言葉が、本当かどうかは分かりません。しかし、この手のグローバリストのやり口を考えると、冗談を言っているとは思えないのです。“他の入力条件がない限り”という所がポイントですね。
 7月30日の記事で、「プレアデス星団のタイゲタ星系出身のET」が、新型コロナウイルスのワクチンをどのように見ているかを紹介しました。彼女たちによると、「ワクチンは肉体とソース(=魂、マインド、意識)の繋がりを切断する」ということでしたが、これの意味することは、“正確には肉体(狭義)のすべての波動(身体、表層、中層、深層)が闇に落ちる(ムーラーダーラの波動)こと”だとコメントしました。
 シャンティ・フーラに寄せられた情報で、ワクチン接種を受けた人が、その後、アンズの種、ビワの種を食べたところ波動が上ったというのですが、確かにそのようです。ウメ、アンズ、モモ、ビワなどのバラ科植物の種にはアミグダリンが含まれており、これがワクチンの解毒に効果があると思っているのですが、間違いないようです。
 “続きはこちらから”は、ワクチンに関しては中途半端な学歴は、どうやら「良い子」を作るらしく、政府にとっては飼い慣らしやすいようです。学歴に関係なく、自分で調べて考えるタイプの人は、ワクチンを打たないという結果が出ているとのこと。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
これは「いったい何が起こっているのか」を理解するための鍵となります。 どうやらイスラエルでは、イスラエル人の科学者から聞いた話ですが、ファイザー社と政府の間では、VAXによる有害事象は最低10年間は開示しないという契約になっているそうです。(DeepL機械翻訳)

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mRNA開発者「ファイザーとイスラエルは10年間ワクチンの副作用を隠すことに合意した」爆弾ツイートが波紋呼ぶ
引用元)
(前略)
ロバート・マローン博士はmRNAワクチンの発明者である。そのマローン博士が「ファイザーとイスラエル政府間で、コロナワクチンからの副作用を最低でも10年間は開示しないという合意がなされた」と爆弾ツイートをし、世界中で話題になっている。
(中略)
イスラエルは世界で最も高いワクチン接種率を持つ国だ。その人口60%にあたる530万人が、既に2回のワクチン接種を完了した。(中略)… しかしそのイスラエルでは現在、ブレークスルー感染によって、ワクチン接種を終えた人々がコロナに感染し、病院に殺到するという現象が起きている。(中略)… 重症患者の95%、入院患者の85~90%はワクチン接種を受けた人々だ(中略)… そのためイスラエルはすでに完全にワクチン接種された60歳以上の人々のために、大規模なブースターショットプログラム実施を7月末に決定した。
(中略)…
現在、「初期の結果」が出始めたばかりであるという。しかし、より大きなサンプルで確認された場合、その数字は(中略)… ブースターショットの有効性に疑問を投げかける可能性があるとさえ言われている。

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ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのアミグダリンを多く含む種子は、新型コロナウイルス感染症の予防、治療、そしてワクチン接種者からのシェディング、加えてワクチンの解毒のすべてに著効がある

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、新型コロナウイルス感染症の予防、治療、そしてワクチン接種者からのシェディングには松葉茶、イベルメクチンなどが効果的だが、残念ながら新型コロナウイルスの「ワクチンの解毒」には不十分。ワクチンの解毒にはメラトニンが有効だが、「ビワやアンズの種」も効果的だという事をお伝えしました。
 そうすると、「イクリの種や葉はどうでしょうか?」という質問があり、“イクリ(郁李)はスモモの一種で、古くから日本に伝わっている品種”だという事なので、検索してみると、“スモモの一種ではあるが、古くから日本に伝わっているニホンスモモの品種である”という記事を見つけました。しかし、スモモとイクリの違いを認識している人は、少ないように思いました。
 昨日の記事で、“ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子の部分には、アミグダリンが多く含まれています”と書かれていたように、アミグダリンが多く含まれている種子はワクチンの解毒に効果があります。スモモ、イクリも使えます。ただ、アンズの種はアミグダリンが多く含まれている為か、最も効果的だと感じます。
 ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのアミグダリンを多く含む種子は、新型コロナウイルス感染症の予防、治療、そしてワクチン接種者からのシェディング、加えてワクチンの解毒のすべてに著効があります。
 これらのことを証明する論文は有りませんが、直観的には間違いないと思います。医療関係者の方に検証をしていただきたいものです。
 今日、初めてビワの種の皮をむいて食べたのですが、独特の苦みがとても美味しいので驚きました。妻は、「身体が喜んでる!」と言っていましたが、確かにそう感じました。
 アーネスト・クレブス博士は、「食生活の偏りによるアミグダリンの欠如が代謝活動に異常をもたらし、これが免疫力・抗菌力の低下につながり、ガンだけでなく心臓病・糖尿病など成人病の原因になる」と言っているようですが、妙に納得してしまいました。
 記事に、「びわの種の粉末の作り方」が書かれていますが、そのままかじって良いのではないかと思います。また、引用元には、「びわの種の甘露煮」「びわの種のエキス」の作り方も出ていますが、これらは「ワクチンの解毒」には効かないようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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なぜビワが良いのか
引用元)
(前略)
1950年、米国サンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレブス博士はアンズの種子(杏仁)からアミグダリンを抽出し結晶化して「レートリル」と名付け、ガンの治療に使用しました。

クレブス博士は、食生活の偏りによるアミグダリンの欠如が代謝活動に異常をもたらし、これが免疫力・抗菌力の低下につながり、ガンだけでなく心臓病・糖尿病など成人病の原因になると主張しました。

アミグダリンを多く含むものとしては、アンズの種、ビワの種、ビワの葉、ウメの種、アーモンド、アルファルファ、プルーン、たけのこ、玄米、大豆、小豆、蕎麦、ゴマなどがあります。

長寿国フンザ王国の人々がアンズの種を大切にしていたことは広く知られているところです。
(中略)
ビワの葉の効果をまとめると、
 1. 抗ガン作用
 2. 鎮痛作用
 3. 殺菌作用
 4. 血液浄化作用
となります。
(以下略)
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捨てていた「びわの種」に驚く効果!
引用元)
(前略)
[びわの種の粉末]の作り方
材料 作り方
びわの種・・・適量

[使用するもの]
 フライパン
 ザル
 ミキサー
❶ びわの種を水洗いをして皮を剥きます。
❷ 皮を剥いたびわの種をザルなどにいれて、1日天日干しします。
❸ 乾燥した種をミキサー等にかけて細かくします。
※びわの種は硬いので粉砕するのに少し時間がかかりす。
❹ 粉砕したびわの種の水分を飛ばすため、フライパンで炒ります。
❺ 完全に水分が飛んだら、ふるいをかけます。この時、大きな粒がふるいに残った場合は、もう一度ミキサー等にかけます。そしてまた水分をフライパンで飛ばします。完全に細かくなるまで、❸❹を繰り返します。
❻ 綺麗な粉末になれば出来上がりです。
後は、保存瓶に入れて保管しましょう。
(中略)
びわの種の粉末の飲み方
1日1回 ティースプーン1杯を目安に飲んでください。
 ■ 水ぬるま湯に溶かす
 ■ お茶に混ぜて飲む
 ■ 味噌汁に入れて飲む
 ■ ジュースに混ぜる  など
(以下略)

新型コロナウイルスのワクチンを接種してしまった人が、ワクチンによる有害な影響を解毒するのに、「ビワやアンズの種」を食べるとよい

竹下雅敏氏からの情報です。
 妻に、ビワやアンズの種にはアミダグリンという「シアン化合物」が入っていると教わったのですが、案の定「アミグダリン」でした。
 農林水産省では、“ビワの種子が健康に良いという噂(うわさ)を信用して、シアン化合物を高濃度に含む食品を多量に摂取すると、健康を害する場合があります”と警告しているのです。「アンズの種子を体に良いとして大量に食べたことによる健康被害や死亡例」が報告されているとあるものの、よく読むと、“シアン化合物の濃度が10 mg/kgを超えていない食品は安全”だと言っています。
 ウィキペディアには、「致死量は遊離した青酸の状態でおよそ60mgとされており、この量を満たすためには多くのアミグダリン(未成熟なウメで100〜300個ほど)を必要とするため、少量であれば死に至るほどの効果は表れない」と書かれています。なので、ビワやアンズの種を何個か食べるくらいは安全だと言って良いでしょう。
 こちらの記事には、“青酸はごく少量であれば細胞内(ミトコンドリア)の酵素 (ロダナーゼ) の作用により、毒性が弱く排泄されやすい形に変換される…報告された健康被害の実例というのは、アミグダリンを抽出・製剤した「レートリル」を数グラム(ウメの仁だったら数百個分)単位で一度に摂取した結果だった”と書かれています。
 “続きはこちらから”のツイートをご覧になると、「抗癌作用あり!枇杷よりも杏の実は倍の効果」とのことです。こちらの記事によれば、“アミグダリンは、あんずの種などに豊富に含まれている「天然の抗がん剤」で、癌細胞だけが出している「ベータ・グルコシターゼ」という酵素だけに反応して分子がバラバラになり、シアン化物が毒性を発揮し癌細胞を攻撃、死滅させる。正常細胞にはベータ・グルコシターゼはなく、毒性を発揮しない”とのことです。
 農林水産省の警告は、ウソは書いていないにしても、“適量であれば、ビワやアンズの種に優れた抗がん作用がある”ことには全く触れていません。こうなると、“癌に効くから、ビワやアンズの種は食べないで!”と言っているように見えますね。
 それはそうとして、ビワやアンズの種をここで取り上げたのは、新型コロナウイルスのワクチンを接種してしまった人が、ワクチンによる有害な影響を解毒するのに、“ビワやアンズの種を食べるとよい”という事が分かったためなのです。この事を裏付ける論文は、今のところありません。私の直観によります。
 しかし、これまで、新型コロナウイルスに効果があると直観し、時事ブログで紹介したMMS、二酸化塩素、ビタミンC、イベルメクチン、ヒドロキシクロロキンなどは、現在では著効があることが分かっています。ですから、今回のワクチンの解毒に、「ビワやアンズの種」が効くというのも、間違っていないと思っています。
 これまでは、ワクチンの解毒にはメラトニンのみが有効で、松葉茶やイベルメクチンでは効果が無いと思っていました。メラトニンは入手が簡単という訳ではないので、より入手が簡単で効果のあるものを探していたのですが、農林水産省のホームページのおかげで助かりました。
 2月17日から医療従事者を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの先行接種が始まったのですが、その直前に農林水産省はこの記事を出していたわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう
転載元)

ビワなどの種子(たね)や未熟な果実には、天然の有害物質が含まれています。平成29年、ビワの種子を粉末にした食品から、天然の有害物質(シアン化合物)が高い濃度で検出され、製品が回収される事案が複数ありました。ビワの種子が健康に良いという噂(うわさ)を信用して、シアン化合物を高濃度に含む食品を多量に摂取すると、健康を害する場合があります。個別の食品のシアン化合物濃度については、製造元にお問い合わせください。
熟した果肉は、安全に食べることができます。

ビワの種子には、天然の有害物質が含まれています
ビワ、アンズ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ(サクランボ)などのバラ科植物の種子や未熟な果実の部分には、アミグダリンやプルナシンという青酸を含む天然の有害物質(総称して、「シアン化合物」と言います。)が多く含まれています。

一方で、熟した果肉に含まれるシアン化合物はごくわずかです。果実を未熟な状態で食べてしまったり、果実を種子ごと食べてしまったりすることは稀(まれ)ですので、通常、果実を食べることによる健康影響は無視できます。
 
しかし、種子を乾燥して粉末に加工などした食品の場合は、シアン化合物を一度に大量に食べてしまう危険性が高まりますので、ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう。高濃度のシアン化合物が検出されて回収が行われているビワの種子粉末食品のうち、特に濃度が高いものでは、小さじ1杯程度の摂取量でも、健康に悪影響がないとされる量を超えて青酸を摂取してしまう可能性があります。
 
ちなみに、青梅は、熟していないのでシアン化合物が高濃度に含まれていることが知られており、そのままでは食べるのに適していませんが、梅干しや梅酒、梅漬けに加工をすることにより、シアン化合物が分解し、大幅に減少することが知られています。
 
アミグダリンは健康に良いわけではない
インターネットや書籍の情報では、シアン化合物の一種であるアミグダリンを「ビタミンの一種」、「ビタミンB17」と称したり、「がんに効果がある」とうたったりして、アミグダリンが健康に良い成分としているものがあります。しかし、アミグダリンをビタミンとする説は現在では明確に否定されている他、アミグダリンの有効性に関する情報については科学的に十分な根拠はありません。むしろ、アミグダリンから体内で青酸ができる可能性があるため、健康への悪影響が懸念されています。実際に、海外では、アミグダリンを含む生のアンズの種子を体に良いとして大量に食べたことによる健康被害や死亡例が複数報告されています。

ビワの種子を原料とした個別食品の安全性は製造者に確認を
現在、農林水産省は、都道府県や関係団体を通じ、ビワの種子を原料とする食品の製造者や関係者に対し、自主検査を行い、安全な食品を提供するよう指導しています。

製造者等による検査により、シアン化合物の濃度が、厚生労働省が食品衛生法第6条違反として扱うこととした、10 mg/kgを超えていないことが確認された食品は、適量であれば、安全に食べられます。

また、葉や種子の破砕片をティーバッグに入れた食品で、お湯等で抽出して飲むものについては、ティーバッグの内容物が10 mg/kgを超えていても抽出液の状態で10 mg/kgで超えていない場合には、適量であれば、安全に飲むことができます。

個別の食品のシアン化合物濃度については、製造元にお問い合わせください。

ビワの種子を使った料理を食べるときは注意
インターネットには、ビワの果実を食べた後に残ったビワの種子を活用したレシピに関する情報(ビワの種子を使った杏仁豆腐やビワの種子の煮物など)があります。現時点では、ビワの種子を使った料理を食べたことによる健康被害の報告はありません。しかし、原料であるビワの種子には高濃度のシアン化合物が含まれる場合があることから、ビワの種子を使った料理にシアン化合物が残っている可能性がありますので、食べる場合は注意してください。(ビワの種子に限らず、ウメ、モモ、スモモ、アンズなどの種子も同様です。)

アミグダリンとは
アミグダリンは、ビワなどのバラ科の植物に天然に含まれている主なシアン化合物で、マンデロニトリルに2個のグルコース(ブトウ糖)が結合した構造を持っています。植物に天然に含まれる酵素や人の腸内細菌により、マンデロニトリルとグルコースに分解され、マンデロニトリルがさらに分解されると、ベンズアルデヒドと青酸ができます(図参照)。青酸は、一度に大量にとると、頭痛、めまい、悪心、おうとなどの中毒症状を起こし、場合によってはけいれんや呼吸困難になり、死に至ることもあります。
なお、アミグダリンが分解してできるベンズアルデヒドは、バラ科の果実、杏仁(アンズの仁)、アーモンド(バラ科のヘントウの仁)等に特徴的な甘い香りの成分です。

図.アミグダリンから青酸ができるまでの工程

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[第51回] 地球の鼓動・野草便り 植物ホルモン


植物ホルモン

今年の大雪で折れたビワの枝やナンテンの枝、ツバキ、サザンカなどが沢山あって、お茶にいただいています。
ビワの薬効は高く、ビワの葉温灸や葉や種の焼酎漬け
をされている方も多いのではないかと思います。シャンティ・フーラでもビワの葉茶の紹介をされていました。我が家では雪で折れた枝をそのまま干しておいて、葉っぱを3枚ずつくらい裏の毛を軽く洗い流して他の野草と一緒に野草茶にしています。

ビワの葉や種にはがん治療薬の青酸配糖体アミグダリン(ビタミンB17)、ぶどう糖、クエン酸、タンニン糖質、サポニンなどの成分があり、弱アルカリ性血液にして自然治癒力を促進するそうです。

江戸時代から枇杷葉湯(びわようとう)として、ビワの葉に肉桂(にっけい)、霍香(かっこう)、莪述(がじゅつ)、呉茱萸(ごしゅゆ)、木香(もっこう)、甘草(かんぞう)の7種の薬草を煎じて、夏の暑気払いに飲まれていたそうです。

また、古来3000年の歴史を持つ仏教医学でも枇杷の葉療法として、緑の濃い厚手のビワ葉の光沢面を火であぶり、10回ほどこすり合わせて、1枚ずつ両手に持ち、熱いうちに皮膚を直接なで、ヘソの下や腹を6~7分丹念にマッサージするそうです。有効成分が肌から直接入り、甚大な効果があるとか。

殺菌作用や血液浄化作用があり、腰痛、肩こり、冷え性、皮膚炎、高血圧、糖尿病、リウマチに。また、風邪にはきざんだ葉や花に蜂蜜を入れて15分くらい蒸して食べ、喉が痛いときにはビワ茶に塩を入れてうがい薬に、アトピーには煎じ液を入浴剤に、また半量まで煮詰めてアルコールと混ぜて皮膚炎、火傷、水虫、捻挫などの外用薬にもなるようです。


ところで、折れた枝ですが、梅の木が余り実をつけなくなっていたのに、折れた枝にだけたくさん実をつけていたことがあります。果物の枝は捻じ曲げると実りがいいと聞きました。伐られる前の木には花や実が沢山ついています。子孫を残すために力を振り絞っているかのようです。私達も予感がするということがありますが、木にはいつまでの命とか、わかるのではないかと思います。


また、果樹の剪定方法は徒長枝を伐るのが一般的でしたが、みかんの剪定で従来のものが全滅した年に、何も手を加えていなかった木だけ沢山実をつけていたのを見て、徒長枝を伐ると植物ホルモンが働かなくなってしまうことに気づかれた方がいるそうです
(参考:H26・2・7道法正 徳氏による剪定講習会を開催。みかんの剪定技術とは!?

植物ホルモンがしっかり働く剪定方法で木の生命力を高めると、果樹でも農薬も肥料もいらなくなるのだそうです。 そして、今度は野菜の垂直仕立てで植物ホルモンを活性化させ、無農薬、無肥料で多収できると紹介されています。とにかくまっすぐ上に誘引します。いちごのランナーは従来は取り除いていたが、取り除かずに上に引っ張って伸ばすと、根が充分張って、いちごが沢山つくそうです。

えんどう豆もキュウリネットに真っ直ぐに縛り付け、側枝もまとめて真っ直ぐに縛っていくと、病害にも強く、沢山実るそうです。ソラマメもトマトなども同じように真っ直ぐに支柱にぎゅーっと縛りながら垂直にしていくと、草にも負けないで実つきがいいのだとか。
(参照:野菜だより2017冬号P36~41(道法流垂直仕立て栽培)(株)学研プラス/発行)

エンドウの新芽


農文協発行の現代農業などの農業誌が面白いのですが、2017年12月号にも雪折れしない剪定方法の紹介がありました。バネ枝をつくるために徒長枝をきらずにうまく使い、競合枝をすべて残すなど、常識の逆の剪定をするようです。

また、P320~321には、薬草ボルネオ島(その3)大ケガを治したり悪霊を避ける「油薬」という記事が載っていました。著者の白石正之さん(72歳)は20年にわたって425種の植物を調べてこられたそうで、伝統的なシャーマンの知識や技術を残そうと調査研究をされています。その昔、ボルネオ島には何千種類という油薬があったそうですが、キリスト教の宣教師や回教徒の宗教家によって、徹底的に壊され、現在は200種類ほどしか残っていないようだとか。また、ボルネオ島の奥地にも病院が建ち、人々は安価な化学薬品の薬を買うようになり、このままでは薬草利用の技術や知識が失われそうだと、その記録を残すため今後もボルネオ島に通い続けると語られています。

中でも10年以上も見つけられずにいた「星の油」という大怪我に効く一番有名な油薬の原料の植物を発見したそうです。葉を潰して市販のココヤシ油に浸け、試したところあまり効果がなく、シャーマンに尋ねると、古法に従ってココヤシ油を手作りするよう助言をもらい、実行すると大変速やかに効果があり、ご自分の変形性膝関節炎の痛みが消えたそうです。その伝統的なココヤシ油とは、ココヤシの実が熟して、金曜日に落下したもので、へたの中央から発芽したもののみを使うのだそうです。

日本でも薬効の高い薬草があり、例えば、大豆やゴマを発芽させてから油を抽出し、ケガや解毒に効くゴボウの種を浸ければ、良い油薬が作れるとご紹介くださっています。
(参考:現代農業2017年11月号 (農文協/発行) 薬草ボルネオ島(その2)

yasou
自然賛歌

コブシのつぼみ

タンポポの花一番咲きと水仙の芽



オオイヌノフグリ・・・雌しべ2本がフグリに似た種に



ハコベの花・・・数日前まで雪の下だった
 



水鳥の羽根・・・このビオトープによく来ているらしい



ウマノアシガタ?・・・三つ葉に似ている、キンポウゲ科で有毒



モミジバフウの実




モミの木の種



モミジバフウの木の枝がすごいことになってる・・・この木だけ病気?
周りのモミジバフウは普通



大杉の根元





■ 参考文献

イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。