アーカイブ: まのじ

環境省は除染で集めた「汚染土」を農地造成に再利用する方針を決定、絶句。

 環境省は、福島第1原発事故後の除染で生じた「汚染土」を、園芸作物向けの農地造成に再利用する方針を決めました。すでに2016年6月には、1キロ当たり8000ベクレル以下の土は公共事業に使用することを決めており、さらに今年の4月には、福島県飯館村で除染土を農地に再生利用する実証実験をするための検討会を開くなど、政府主導で布石を打っていましたが、その飯館村では今秋には実際に着手する見込みのようです。
 311以前は、放射性廃棄物の再利用の基準値は1キロ当たり100ベクレルでした。今や8000ベクレルのものが身近な道路や防波堤の盛り土など公共事業用に、また5000ベクレル以下であれば農業用に全国的に再利用されることになります。またツイートによれば、栃木県ではフレコンバックに入れていた除染土をわざわざ取り出し、土に埋め戻すことを環境省が要請したとのことです。おそらく食用作物の土に再利用するのも時間の問題かと思われます。
危険だから除いた土ですが、中間貯蔵施設に集められた汚染土は30年以内に福島県外で最終処分をするという法律があり、今後拡散していくことになります。これほどのことが、さして報道されず批判も起きず、唯々諾々と受け入れられるのは狂気です。
 膿を取り除いた後に、最優先に政策転換すべきことの一つです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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除染土、農地造成に再利用 環境省方針、食用作物除く
引用元)
 環境省は1日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で生じた土を、園芸作物などを植える農地の造成にも再利用する方針を決めた。除染土の再利用に関する基本方針に、新たな用途先として追加した。食用作物の農地は想定していない。

 工事中の作業員や周辺住民の被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になるよう、除染土1キログラムに含まれる放射性セシウム濃度を制限。(中略)除染土1キログラム当たり5千ベクレル以下、1年のうち半年なら8千ベクレル以下とした(以下略)
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福島・飯舘村の実証試験、秋にも 環境省、除染土で農地造成
引用元)
環境省は4日、東京電力福島第1原発事故後、放射線量が高く、立ち入りが制限されている「帰還困難区域」に設定されている福島県飯舘村長泥地区で、除染によって生じた土を農地造成に使う実証試験を今年秋ごろに着手する見込みだと明らかにした(中略)

 計画では、2018年度に村内の一時保管場所から、1キログラム当たりの放射性セシウム濃度が平均値で2千~3千ベクレル程度と推定される除染土約3万立方メートルを長泥地区に運び込む(以下略)
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配信元)





新潟県知事選挙、一歩リードする自公・花角候補に鋭く迫る田中龍作ジャーナルとSNSの市民たち

 新潟県知事選の投票日まで一週間を切りました。
「安倍独裁」対「市民戦線」の様相で全国的な注目を集める中、市民派の池田候補は厳しい選挙を戦っています。
 田中龍作ジャーナルさんが、現地で気鋭の取材をされています。安倍政権によって不当な長期勾留を余儀なくされた沖縄の山城博治氏が、まさに市民派の象徴のように応援に駆けつけ「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」とその凶暴性を訴えました。また、同じく安倍政権に政治利用された拉致被害者家族の会、蓮池透氏からも「(東電社員だった)自分が設計に関わったから」柏崎刈羽原発が福島原発よりも危険なことを知っている、と再稼働の具体的な危険を訴えました。
 さて一歩リードしている自公候補の花角候補に、龍作さんが鋭く追求しました。花角候補がかつて大阪航空局次長であった経歴を、あえてプロフィールに載せていない理由を直撃したのです。森友学園問題と関係が無ければ隠す必要は無かろうと思いますが、がっちりガードされたようです。
この隠蔽、かえって怪しい。
 ネット上では、またたく間に花角候補の過去の「業績」が明らかにされています。森友の土地が交渉に入る前、つまり花角候補が局長だった時代から不審な動きがあったのではないかと指摘する声もあります。また、沖縄の海で基地反対派を暴力的に排除している海上保安庁、なんと、そこでもこの花角候補は最高責任者である次長であったようです。さらに遡れば、国民の財産を売り払った国鉄民営化でも手腕を振るった方のようで、つまりは国民が対峙するのに、これほど象徴的な候補はいないかもしれません。安倍政権が喜んで後押しするにふさわしい候補です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【新潟県知事選】「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」
引用元)
 10日投開票の新潟県知事選挙は、「安倍独裁」対「市民戦線」の戦いとなってきた。1日は沖縄県平和運動センターの山城博治議長が、新潟駅前で開かれた池田ちかこ(立憲民主、共産、自由、社民、国民民主推薦)陣営の集会に参加した

(中略)  
 「安倍政権はありったけの暴力と権力でやって来る。向こう(花角英世陣営=自民、公明支持)は争点隠しではなく争点潰し。選挙が終わったら(原発を再稼働させる)。ふざけるな。馬鹿げた話は東京だけにしてくれ。新潟に持ち込むな」。

(中略)
 集会では元「拉致被害者家族の会」蓮池透氏からメッセージが寄せられた
(中略)
 東電社員だった蓮池氏は、柏崎刈羽原発の再稼働に反対だ。「東電は原発再稼働できる会社じゃない。自分は6、7号機の設計に携わったから知っている。パーツを組合わせただけ。福島原発より更に危険・・
(以下略)

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【新潟県知事選】自公候補が隠す元大阪航空局長の過去 「森友」でイメージダウン恐れ?
引用元)
新潟県知事選挙で若干のリードが伝えられる花角英世候補(自・公支持)。国土交通省のキャリア官僚で同省観光政策課長や観光庁総務課長を歴任した。課長よりランクが上の局長や局次長の肩書も持つのだが、それは全く記載されていない。

 花角氏は2010年8月に大阪航空局次長に就任、2011年8年から2012年9月まで同局長を務めた

(中略) 

(中略)2日、新潟市での街頭演説で田中は花角候補に「どうして大阪航空局長の経歴をプロフィールに載せていないのか?」と質問した

 花角候補は「どうして?といわれましても」と かわそうとした。田中は質問を続けようとしたが、陣営の運動員が「時間がありませんから」と言って、候補の肩を抱いて連れ去った

(以下略)


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「高プロ」働き方改革関連法案が衆院通過 〜 会期延長で参院通過を狙う政府与党、「参院で高プロは潰せる!」伊藤圭一氏の必聴スピーチ

 31日、「高プロ」を含む働き方改革関連法案が衆院本会議で可決されました。この後、参院へ送られ、政府与党は法案成立を目指して会期延長をする方針です。メディアは「法案は成立する見通し」と書き、よしんば参院で否決されても衆院の優越が、と暗い気持ちになりましたが、記事を追いながら、多くの勇気ある見解に触れて、次第に元気になりました。
 「高プロ」を特集したNHK「クロ現」での竹中平蔵氏の空々しい虚言にネット上では非難轟々ですが、一方で「高プロ」への理解が浸透していないという危機感が浮かび上がっています。産経、日経始めメディアで「一定の専門職は働いた時間ではなく、成果で評価する仕組みが高プロだ」という、はっきり言えばデマが拡散されていますが、「高プロ」は「成果で評価する仕組み」は一切定めておらず、「高度プロフェッショナル制度」自体も全く存在しない誤ったイメージが植えつけられています。
 「高プロ」の実態は、端的に「労働時間の規制をなくす」ことにあります。
これがまさに恐ろしいところで、労働者を守るためにある労働基準法の中に「使用者が労基法を守らなくてもいい」「使用者は休憩も無しに連日24時間働かせることができる」規定を創設し、事実上、労基法の中に、労基法が破壊される自殺プログラムを組み込んだものとなってしまいます。
伊藤圭一氏のスピーチは必聴です。労働基準法の意義は、仮に労働者が望んだとしても一定以下の劣悪な基準で働くことを禁じるものです。その規制を無くしてしまうことがどれほど合法的な過労死を生み出すことか。労基法に定められた労働時間規制は、200年も前から世界中で多くの人が血を流して、なんの権利もないところから作り上げてきた大切な権利です。それを政府自らデマを流布し、捏造データで衆院を通過させ、200年前の状態に戻そうとしているのが安倍政権だ、と訴えています。
続いて「まだまだ高プロ、潰せます。」と高らかに言われた時は、ハッとしました。あきらめたらあかん。「今の多くの人の認識は、高プロ?1000万?カンケーねーや、というもの。しかし国は労基法をぶっ壊すところにまで踏み込んでいます。高プロはあなたのところへ来ます、ということを日本中に広めなければ。」という訴えを聞いて、そうか、知ってもらえば廃案にできると意を強くしたのでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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働き方改革関連法案 衆院通過 長時間労働懸念消えず 「高プロ」野党徹底抗戦
転載元)
安倍政権が今国会の最重要課題と位置づける働き方改革関連法案は31日、衆院本会議で自民、公明両党と日本維新の会、希望の党などの賛成多数で可決された。6月4日にも参院で審議入りする

 法案の柱の一つで、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)について、立憲民主党などの野党が反対姿勢を強めるが、政府・与党は20日までの会期を延長する方針で、法案は成立する見通しだ

(以下略)
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配信元)




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6月10日の新潟知事選挙は安倍政権の命運を分ける 〜 【拡散希望】宮本岳志議員のFBより

竹下氏からの情報提供です。
 独自入手の内部文書で、あべぴょんをグイグイ追い詰めている共産党宮本岳志議員が、Facebookで重要なコメントをされているという情報が、竹下氏より入りました。
 6月20日の会期末を睨み、会期延長の手を打つか否か、進退窮まる安倍政権について明快な解説をされています。
「高プロ」など、あべぴょんにとっての重要極悪法案を通すためには会期延長が必要、しかし、モリカケで崖っぷちの身には延長はツライ、そこへ持ってきて「悲願」の憲法9条改悪のためには「安倍3選」の支持率は必須。これらの状況を読みながら、あべぴょんは最適解の国会運営を探るわけですが、しかし、もう一つ重大なファクターがありました。
 6月10日の新潟県知事選です。
米山前知事の辞職に伴い、脱原発の未来を占う選挙戦として始まりましたが、今や国政選挙の様相となり、宮本議員によれば、もしも「与党が敗北すれば安倍3選を断念、悪法成立を諦め、内閣総辞職か総裁選不出馬」というドミノ倒しが起きそうです。
 今回の野党統一候補、池田千賀子氏を推す市民団体の代表である佐々木寛氏は、これまで市民主導の候補として自由党森ゆうこ議員や前知事の米山氏を当選させてきた、言わば、いくつものリアルな選挙を見てきた方ですが、今回の池田陣営に対する与党側の攻撃は絶句するほど激しいようです。
それほどのインパクトが今回の知事選にあるということでしょう。
 どうか正義が行われますように。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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【拡散希望】すべては民意に、選挙の結果にかかっている!
転載元)
 これから先、国会は複雑な「連立方程式」を解く作業となるだろう。

「働かせ方大改悪法案」や「賭博場実施法案」などという天下の悪法を確実に参議院で可決成立するには、6月20日の会期では足りないので延長したいという思惑

森友問題、加計問題で様々な物証が示され、その都度「逃げ口上」のようなシナリオを作って逃げに逃げてきたが、とうとう「万事休す」となりつつあり、会期延長はしたくないという思惑

安倍首相の「悲願」は、あくまで憲法9条の改悪であり、それには今秋の総裁任期では間に合わない。「安倍3選」こそ、その必須条件であり、安倍首相は「安倍3選」にすべてをかけていること

この3つの連立方程式の解が今後の国会を左右するであろう。

②を優先させて、①を捨てれば、「モリカケ」からは逃げ切れても、安倍首相の「目玉」政策が不成立で求心力が低下し「安倍3選」は危うくなる。
①を優先させれば、②の追及が続き、いよいよ追い詰められて支持率が急落したら「安倍3選」が危うくなり、元も子もない。
八方ふさがりに陥ったら、「安倍3選」を諦め、内閣総辞職するか、「総裁選不出馬」となるか、活路を開くために解散・総選挙に打って出るしかない。

しかし、新潟県知事選挙で与党が敗北すれば、「もはや安倍首相では選挙はたたかえない」となり、解散・総選挙どころではなくなるであろう。もちろん、来年の参議院選挙までも政権はもたない。
新潟で敗れれば、「安倍3選」を断念し、悪法成立を諦めて、内閣総辞職か、「総裁選不出馬・総裁禅譲」となる可能性が高まる。勝てば強気で押してくる。国会を延長して、すべての悪法の成立をゴリ押しするに違いない。

すべては民意に、選挙の結果にかかっている!

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配信元)


[Twitter]待てぇー♪

編集者からの情報です。

蝶々も一緒になって遊んでいるようです。
(まのじ)
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さっきから蝶々追いかけてる子が可愛い
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