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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝87 ― 911テロの全体像

 私達日本国民は、自分たちが日本政府の主人であるのを忘れているように感じます。政府の国民に対する態度に慣れさせられ、国家は国民をれきってしまったようです。国民主権、平和主義、基本的人権の尊重が、日本での最高法規である憲法の3大原則です。ここから日本政府は国民に対して、あまりにも傍若無人の振る舞いをどんどん現在までエスカレートさせているのが分かるでしょう。日本国民は「教育」「勤労」「納税」の3大義務がありますが、日本国家は国民の生命、財産を守る義務があります。日本国家はその義務を守っていますか? 国民を意図的に奴隷労働の状態にもっていきながら、納税では絞り上げています。その上で日本国民の健康と財産を、そして生命まで削りとっています。その最たる振る舞いが「コロナワクチン」の接種です。「コロナワクチン」の目的は人口削減とチップ埋め込みによるロボット奴隷支配であり、マイナカードがそれを後押しします。これはパワー・エリートたちが長年目論んでいたことです。
 日本政府が日本国民にこのような振る舞いを現在でも増長の要因の一つが、911テロ当時の小泉首相の選択態度です。911テロ直後「我々の側につくか、テロリストの側につくか」のブッシュJr. の脅迫選択に「いの一番」に「我々の側に」ついていきますと表明したのが小泉首相でした。ブッシュJr. や背後のパワー・エリートたちが実現しようとしていたNWOは、究極的な共産世界でもあります。ここでは個々人の自由も財産も認めれません。不要とみなされた個人は抹消され、残ったものもロボット奴隷の「ゴイム」です。その目論見に沿っての扱いを日本国民は受けているのです。
 こういった911テロからの全体像や意味を知るのに最適なのが、アーロン・ルッソ監督インタビュ−動画です。映画監督であったアーロン・ルッソは、911テロ前から「我々の側」への勧誘を受けますが蹴ります。あえて「テロリスト側」の人間であることを選択したのです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝87 ― 911テロの全体像

ロックフェラーの発言


重要なアーロン・ルッソ監督インタビュ−動画は、2007年1月29日の アレックス・ジョーンズによる映画監督アーロン・ルッソへのインタビュー動画です。このインタビューでアーロン・ルッソは、911テロの11ヶ月前のニック・ロックフェラーとの会話の内容を暴露するのです。その後アーロン・ルッソは、残念ながら同年2007年8月4日死亡。死因は不明。



いいですか、この対テロ戦争というのは詐欺です、茶番なんですよ。これを声に出して言うのは容易なことじゃない。なぜって、みんな怖気づくんです。言うと奴らにキチガイ扱いされる。でも真実は、真実は暴露されなければいけない。だから私はこのインタビューを受けてるんです。

アーロン・ルッソがこう語るインタビュー、ニック・ロックフェラーは世界人口を減らす必要があるとして、「これから、それで終わりのない対テロ戦争が始まる。」と語ったとされ、その対テロ戦争の過程で起きる具体的な事柄や意味が以下のように暴露されています。
  • a.アフガニスタンを侵略してカスピ海から(石油の)パイプラインを引く。
  • b.イラクを侵略して油田を確保。
  • c.中東に(米軍)基地を構築してニュー・ワールド・オーダー(新世界秩序)に取り込む。
  • d.ベネズエラのチャベスをやっつける。
  • e. (で)米兵がアフガニスタンやパキスタンの洞窟を探しまわるが、「対テロ戦争」の敵なんかいない。全部が巨大なでっち上げ。政府がアメリカの人々を支配するための手段。彼らがやりたい放題出来るようにするため。
  • f.最終目的は人々にチップを埋め込んで社会全体を支配。

この他としてニック・ロックフェラーが語ったのは、ウーマンリブ運動は我々が資金提供し進めた。その目的は女性からの徴税、それと家庭を壊し学校を子どもたちの家庭にすること」だと明かしています。

上のa. 〜 d. は「対テロ戦争」の始まりの911テロ前からの計画であり、インタビュ−動画の2007年1月29日の時点では、d. は失敗しましたが、これ以外は全て実現していました。

☑ a. は911テロ発生からわずか一ヶ月足らずの2001年10月7日に、米国はアフガニスタンへ空爆し侵攻を開始。この侵略目的はニック・ロックフェラーが語るように「カスピ海から(石油の)パイプラインを引く。」もありますが、麻薬利権の復活・確保・拡大が大でもあったでしょう。

基地近くのケシ畑で働く地元の子どもたちに挨拶するアメリカ海兵隊員
Wikimedia Commons [Public Domain]

アフガニスタンはヘロインの原料のケシの一大産地です。ところが、アフガンのタリバン政権指導者ムラー・オマルは、2000年にケシの栽培を禁止。そこでタリバン政権が標的になったのです。

この結果はNHK、BSの2007年2月21日初回放映「追跡 ヘロイン・コネクション」に出ています。この番組の出だしは「現在、世界に流通しているヘロインの90%を生産するアフガニスタン」でした。侵略でアフガンは完全なヘロイン王国にさせられたのです。

アフガニスタンのアヘンの生産量
Wikimedia Commons [Public Domain]


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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝86 ― WTCテロ

 今回は、911ワールド・トレード・センター(WTC)テロを取り上げます。テロリストがハイジャックした旅客機をWTCツインタワー(北棟と南棟)に突っ込み、崩壊させたとされる911テロのメインとなる事件です。結論的には、旅客機の突入はWTCツインタワー崩壊演出のための「見せかけ」となります。そして、先にこのWTCテロの目的を確認しておきましょう。
 主目的は、2020/01/02の竹下さんの記事にその解答が示されています。(大東亜戦争時に)当時の中国国民党がFRBに預けていた金塊の返済日が、911テロ翌日の9月12日となっていた、しかしWTC北棟の崩壊で金塊は返却されず、証拠書類ともども有耶無耶にされているのです。この借金の踏み倒しがWTCテロの主目的だったでしょう。
 前回見たペンタゴン・テロの主目的は、軍による米国国家予算の半分もの巨額使途不明金を雲散霧消させることでしたが、前回・今回ともどちらも巨大犯罪を有耶無耶にし証拠隠滅させるため、さらなる巨大犯罪を用いているわけです。「毒をもって毒を制す」なのか…、いずれにしても、この巨大犯罪の実行犯の中心にはブッシュJr. 政権、ブッシュ・ファミリーがいます。
 荒っぽい雑な穴だらけの仕事で、その自作自演の犯罪はミエミエになっています。そして、それはブッシュJr. 政権も分かっていたのでしょう。だから彼はすべての人びとに選択を迫った、「われわれの側につくか、テロリストの側につくか」と。基本「われわれの側につく」人間は、自作自演は分かっていながら嘘を吐き続け、巨大犯罪に加担。反対に真実を追求するものは「テロリストの側」の人間に、つまり抹殺の対象にされたのです。こうやって911テロの「口封じ」は凄まじいものになっていきます。しかし「テロリストの側」の人間の数が多すぎました。「口は封じきれなかった」のです。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝86 ― WTCテロ

WTCテロの問題論点


午前8時46分(日本時間で午後9時46分)、アメリカン航空11便がワールド・トレード・センターのノース・タワー(北棟)に、午前9時3分にユナイテッド航空175便がサウス・タワー(南棟)にそれぞれ突入。南棟は突入から56分後、北棟は1時間42分後に崩壊。その北棟の崩壊の約7時間後の午後5時21分頃には、ワールド・トレード・センター第7ビルが崩壊。その他テロ攻撃は、ワールド・トレード・センター(WTC)のすべての建物の一部または完全な崩壊を引き起こし、周囲にある他の10の大規模構造物にも大きな損害を与えた。

以上がWTCへのテロ攻撃の概要のようです。また、ツインタワー(WTC北棟と南棟)に突入のアメリカン航空11便とユナイテッド航空175便は、ボストンのローガン国際空港を離陸し、ハイジャックされたとなっています。無論、現在でも通説では、このWTCテロの犯人はアラブ人テログループとされています。しかしこのような通説は散々に論破され、とっくの昔に「死に体」です。支配層は決して認めようとはしませんが。

第7ビルの崩壊、これなど旅客機が衝突したのでもなく、ツインタワーから離れているため瓦礫や火災からの被害も微小、ところが第7ビルは6.6秒で崩落。第7ビルの高さからの物体の真空落下、即ち抵抗0での落下スピードが6秒とのこと、つまり第7ビルはほぼ下階の抵抗無しで崩落しているのです。この現象は、ビルの計画爆破解体以外に説明ができず、計画解体の物理的科学的証拠になってもいます。



この第7ビルの解体だけでもWTCテロの通説全体が崩れてしまうのですが、論外の第7ビルのことは外して、WTCテロの問題論点をa. とb. の2点に絞ってみましょう。
  • a.本当に11便と175便をアラブ人テログループがハイジャック自爆テロで、機体をWTCツインタワーに激突炎上させたのか?
  • b. 事件後メディアは、WTCツインタワーが崩壊したのは突入した機体からのジェット燃料の燃焼が原因だと報道。
    しかし、旅客機の激突とジェット燃料の燃焼で本当にツインタワーの巨大ビルが崩壊するのか? 真の原因は?

a.について、前回のペンタゴンの壁面と違い、旅客機をツインタワーに突入させるのは不可能ではありません。しかし、ベテランパイロットでも至難の業で、素人アラブ人テログループには土台無理な話です。

…そして2019/01/08の竹下さんの記事では、ツインタワー南棟突入の2機目旅客機はCG画像との指摘があります。現在私のパソコンでは当該記事の動画は見られませんが(編集者補足:こちらが同一シーンの動画)、ツインタワー旅客機CG画像については『うつぎれい 疑問符雑記帳』2019年09月11日記事に詳細が説明されています。

また、「911テロ ツインタワー CG画像」程度で検索すれば、旅客機の影もなく炎上しているツインタワーの画像が多数出てきます。ツインタワーへの2機の旅客機突入自体がフェイクである可能性は極めて高いのです。



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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝85 ― 911テロ、ペンタゴン攻撃

 911テロをアラブ人テロリストグループが実行、こんなことは全く不可能です。911テロの実行犯の主体は、ブッシュJr. 政権の米国政府そのものであるのは明瞭です。このようなことは、911テロに疑問をもって自分自身で調べてみたことがある方たちにとっては、もうすでに当然の常識です。911テロには米国政府だけでなく、カバール全体が関わっていたはずですが、ブッシュJr. 政権が、つまりネオコン・シオニストが実行犯の主力だった故か、その犯行は乱暴で、粗が多く穴だらけでした。今回はアメリカ国防総省本庁舎(ペンタゴン)への攻撃を見ています。
 午前9時37分45秒、ハイジャックされたアメリカン航空77便がペンタゴンに突入し、77便の乗客・乗員全員(乗員6人、乗客58人、テロリスト5人)が死亡したほか、ペンタゴンに居た125人の国防総省職員(民間人70人、軍関係者55人)が死亡とされています。
 77便が激突したとされるペンタゴン西側の壁は一部崩落、当初からこの崩落部分と77便のサイズが合わないので疑義が出されていました。他には77便の残骸が殆どないなどの疑義も。
 こういった疑義に対して、ペンタゴン旅客機突入を主張する者たちは「多数の目撃者がいる。」など様々なことを言い繕って、「77便突入以外ありえない」と主張してきました。矛盾点を指摘されて、科学的根拠を突き付けられて、説明できないものは無視、そうやってあくまでも自説を現在まで押し通してきたのです。
 つい先日の4月19(水にも出されたjiji.comの記事でも同様です。このような主張は「綱引き用のロープを針の穴に通した。」と主張しているようなものです。愚にもつかず滑稽とも言えますが、そこには地球人類に対する底しれない悪意があります。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝85 ― 911テロ、ペンタゴン攻撃

直近のjiji.comの記事内容


911テロは、旅客機のハイジャックによる同時多発テロ攻撃とされます。ハイジャックテロに使用されたのは計4機、ボーイング767型の2機とボーイング757型の2機とされています。その実行犯はウィキペディアの「アメリカ同時多発テロ事件」では以下とされます。

実行犯のリーダー、モハメド・アタをはじめとする一部のハイジャック犯たちは、アメリカ合衆国内にある民間の航空学校(ホフマン飛行機学校)で小型機の自家用操縦免許を取得した後に、これらの機体の操縦方法を事前にフライトシミュレータで訓練していたことが明らかになっている。

小型機(多分セスナ機?)の自家用操縦免許を取得した、機体の操縦方法を事前にフライトシミュレータで訓練した、それだけの飛行経験もない素人のアラブ人テログループが、旅客機をハイジャック操縦して自爆テロ攻撃を行ったというのです。もうこの時点で、この911テロ通説が無茶苦茶なのが分かるでしょう。911テロで目立つニューヨークのワールド・トレード・センターのツンタワーへの航空機突入の前に、ペンタゴンへ突入した旅客機(77便)テロについて見てみましょう。jiji.comの今年4月19(水記事に以下のようにありました。

午前9時29分、同機はワシントンDCの国防総省ビル(ペンタゴン)の西約38マイル、高度約7000フィートの地点に到達し、自動操縦から手動に切り替えられる。午前9時34分、同機はペンタゴンの南西5マイルで330度の旋回を行うと、一気に高度2200フィートまで降下、機首をワシントンDCの中心部に向ける。
午前9時37分46秒、同機は時速約540マイルでペンタゴンに激突、搭乗者全員が即死した。

現在でも、このような言説を垂れ流しているのには呆れ返ります。記載の「同機は時速約540マイルでペンタゴンに激突」、こんなことは絶対に無理だからです。物理的に。

Author:Lasse_Fuss [CC BY-SA]

この機体はボーイング757-200で、その仕様は以下です。
  • 巡航速度:時速525マイル(時速844km)
  • 航続距離:3,370マイル(5,424km)
  • エンジン:ターボファン2基(翼に搭載)
  • 翼幅:134フィート9インチ(41.1m)
  • 尾翼高さ:44フィート6インチ(13.56m)
  • 長さ:155フィート3インチ(47.32m)
jiji.comの記事では機体は、はるか上空での巡航速度(時速844km)以上のスピードの時速約540マイル(869km)でペンタゴンへ激突したと記しているのです。

「頭は大丈夫か?」と言いたい。機体は巡航速度以上のスピードは出るでしょうが、そのためには高度は7000m以上が必要です。上空を飛行していたボーイング757を減速なしに2200フィート(約670m)まで一気に降下させることもですが、機体を操縦飛行して、ペンタゴン壁面へ激突させること自体が物理的に絶対無理なのです。どのような熟練の飛行士であろうとも。ましてや素人のアラブ人テログループには。


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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝84 ― 「対テロ戦争」の始まり

 日本時間では9月10日夜、午後9時46分に、ニューヨークのワールド・トレード・センター北棟に旅客機が突っ込んだとの報道が流れました。同日、帰宅したテレビからは、幾度も幾度も次の午後10時過ぎにワールド・トレード・センター南棟に旅客機が突っ込む映像が飛び込んできました。「911テロ」の発生です。
 最初の報道から私の頭の中ではアラーム音が響き、「何かおかしい、変だ、違うぞ」との違和感が渦巻いていました。その感覚は正しいものでした。実際に911テロから1日経過するぐらいから、ネット世界の掲示板では「自作自演説」が駆け巡るようになっていたのです。
 それはそうなのです。当時でもニューヨークなどはびっしりと監視衛星に囲まれている中だったので、「少なくとも米軍は意図的にテロの発生を見逃したはずだ。」 911テロ発生から間もなくに私は思っていました。当時からの報道で伝えられているような「テロリストのアラブ人グループが旅客機をハイジャックし、操縦してワールド・トレード・センター、そしてペンタゴンへ突入」などありえないと思ったのでした。
 ただし、あれから20年以上経過した現在でも、この当初報道が911テロの通説になっています。ネット世界での常識とは全く異なるこの911テロ通説を未だに信じている人びとは、どうやら「裸の王様」のありもしない「見えない衣装」が見えてしまっているようです。マーヤ(幻想)の中にあると言えるでしょう。
 「裸の王様」物語で、王様や家来そして民衆を騙した二人の詐欺師は、布織り職人とふれこみ「ばか者には見えない布を織る」と言ったのでした。二人の詐欺師とメディアが重なります。「ばか者には見えない布(事実の報道)」とのメディアの喧伝に振り回され、「見えない衣装」=「ありもしない 対テロ戦争」のウソによって世界は破壊されていきます。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝84 ― 「対テロ戦争」の始まり

不正疑惑選挙でブッシュJr. が大統領に


2000年11月の米国大統領選挙はその後に大きな影響を与えるのですが、この大統領選は共和党のブッシュJr. と民主党前副大統領のアル・ゴアとによる大接戦でした。

アル・ゴアとブッシュJr. の第1回大統領選挙討論会
Wikimedia Commons [Public Domain]

ただしこれ以前の段階で、この二人以外に本来ならば本命となるはずの大統領候補があったことを『櫻井ジャーナル』では度々指摘しています。誰あろうあの暗殺(公開処刑)されたケネディ大統領の息子であるケネディ・ジュニアです。2018.09.11記事に以下にあるような通りです。

本人は出馬の意志を示していなかったが、1999年前半に実施された支持率の世論調査ではブッシュとゴアをケネディ・ジュニアは5ポイントほどリードしていたのだ。もし、JFKジュニアが出馬するならば2大政党以外の候補が大統領に選ばれる可能性があった。
勿論、そうした展開にはならなかった。1999年7月16日、ケネディ・ジュニアが操縦する単発のパイパー・サラトガが墜落、同乗していた妻のキャロラインとその姉、ローレン・ベッセッテとともに死亡したのである。

死亡したとされたJFKジュニア夫妻は、実は生き残っていたことが時事ブログ内では伝えられていますが、ともあれ2000年の米国大統領選には、1999年7月をもってJFKジュニアはその候補者としての姿を消しました。

激しい争いとなったブッシュJr. とアル・ゴアとの2000年大統領選、そしてこの大統領選の結果を巡っては更に揉めに揉めました。11月7日開票の大統領選は、最後はフロリダ州の結果しだいとなります。

獲得選挙人:ブッシュJr. 271アル・ゴア 266
Wikimedia Commons [Public Domain]

11月8日、一旦はブッシュJr. 勝利の報が流れ、ゴアが敗北宣言を出すも得票差が少なく、ゴアが宣言を取り消し再集計に。機械での再集計は不可解なものとなっていたので、ゴア側は手作業による集計を要求します。

これにブッシュ陣営は反対。とうとう州最高裁を巻き込む訴訟合戦に発展。州最高裁が手作業による再集計を命じると、ブッシュ陣営が連邦最高裁に提訴。連邦最高裁は12月12日、州最高裁の判決を破棄。この結果ゴアは敗北を認め、大統領選はブッシュJr. の勝利に。

開票の結果や方法を巡って法廷闘争の応酬にも陥った大統領選が、選挙当日以降に1か月以上も経過してようやくの決着となりました。

この選挙は自動開票機が問題となり、この投票マシーンで容易に開票不正が行われることから、当時において『★阿修羅♪掲示板』などを中心としたネット世界では、この機械による自動開票機が日本でも適用されることへの危惧が話題になっていました。

投票マシーンの不正だけでなく、この2000年大統領選について『櫻井ジャーナル』2016.02.09記事では以下の指摘もあります。

ゴアへの投票を減らすため、怪しげなブラック・リストや正体不明の「選挙監視員」による投票妨害が報告されている。正当な選挙権を行使できなかった市民が少なからずいたと報告されている。集計の過程でゴアの得票が減っていると指摘する報道もあった。


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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝83 ― ソ連の解体

 1991年は湾岸戦争に続きソ連崩壊となり、世界はアメリカの「一極体制」「一極支配」が始まっていました。しかしアメリカの一極体制と言っても、アメリカ国家の内部は根本的に腐り破壊されてもいたのですが…。
 「ユダヤ問題のポイント」の連載の最初期に紹介した「元ソ連外交官が語る『ロシア-ユダヤ闘争史』の全貌」は、1993年夏に来日されたアレキサンドル・イワノフ氏の講演録です。1991年末にソビエト連邦が解体され、元ソ連に大混乱と経済崩壊が生じ、この1993年頃は、その国富がさんざんとオルガリヒと呼ばれる新興財閥の食い物にされていた時期でした。ソ連崩壊に伴う混乱やオルガリヒのことは当時のメディアでは盛んに取り上げられており、オルガリヒはロシア内のユダヤ人が中心で、アメリカの資本家ユダヤ人とも連携している様子も見て取れていました。その困難のロシアから来日されたイワノフ氏は講演の最後に、ユダヤ人たちは再びロシアの権力を握ったと思っているだろうが、しかしそれは続かないだろう、「やがてロシア人の解放運動が巻き起こるだろう。私(イワノフ)は固く信じている。」と締めくくられています。
 そしてその予言は事実となりました。その後も「闇の支配」を払い除け続けてきたロシア、現在、そのロシアが世界の光の存在になっているとも言えるでしょう。
 ちなみにソ連崩壊当時の報道では、「現在のソ連では食料も民衆に行き届かいない状況だ。」とされました。しかし、実際に映像に写っているロシア人のおばさんたちは揃ってコロコロと太ったお姿だったのです。「本当に食料がない?」と私は当時に疑ったものでした。
 このソ連崩壊の大危機の民衆を救ったのがダーチャでした。郊外の菜園付き小屋のダーチャでのじゃがいもなどの食料自給にて、民衆は危機を乗り切っていったのでした。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝83 ― ソ連の解体

「建国の精神」の完全死


1991年、1月17日の多国籍軍の攻撃によって始まった湾岸戦争は、2月28日にブッシュSr. 大統領の戦闘終了宣言にてその戦闘は終了しました。これは前回に見た死のハイウェイ殺戮の終了に伴う戦闘終了宣言でした。

記者会見で、湾岸戦争に関する質問に答えるブッシュSr. 大統領
(1991年2月5日)
Wikimedia Commons [Public Domain]

『新版 300人員会(下)』のp30には、イラク兵はジュネーブ条約に従い、白旗を揚げて撤退中だったとあります。この卑劣で完全な戦争犯罪の攻撃は300人委員会の意向に基づき、ブッシュSr. 大統領の指令によって行われたようで、この攻撃実施された湾岸戦争での影響に関して、同本のp144は以下のように指摘しています。

タヴィストック人間関係研究所は、かつて大国であったアメリカのプライドを破壊することに成功した。湾岸戦争に勝利したとわれわれは聞かされた。しかし大部分の国民が気づいていないのは、戦争に勝ったことによって、自国のプライドと名誉を損なったことだ。クウェートとイラクの砂漠の中で、クウェートとバスラから正式に退却しながら殺されたイラク兵の遺体とともに国家のプライドは死んでしまった。

1991年2月、クウェートから撤退するイラク軍が多国籍軍の手によって壊滅的な損害を受けた「死のハイウェイ」の空撮映像。1,400〜2,000台の車両が破壊されたり、放置されたりした。

そしてp146には、「かつての誇り高きアメリカ合衆国という共和国は単なる犯罪組織に」とした上で、以下のように記載しています。

こうしてタヴィストック人間関係研究所とウィリス・ハーモンは、われわれの反応をプログラミングした。われわれは抵抗することなく、精神を捨てていく。国民の精神と知性が破壊されてしまったのだ。

多国籍軍の中心であった米国は、湾岸戦争で一方的な勝利を収めたとされます。反対に湾岸戦争以降、イラクは徹底的に破壊されていきます。…しかし破壊されたのはイラクだけでなく、米国も破壊されたとの指摘です。アメリカという国家を形成する根本部分、国家としてのプライド、国民の精神と知性が破壊されてしまったという指摘であり、これはその通りでしょう。下にあるアメリカの建国の精神などは、死のハイウェイの殺戮によって見る影もなく失われてしまっています。

すでにアメリカは「闇の権力」からの波状攻撃により、とっくの昔に共和国から「株式会社アメリカ」に成り果ててはいましたが、湾岸戦争によって更には「ゾンビ国家」にまで転落していったと言えるのでしょう。その国民が精神と知性を放棄してしまったならば、その国家は「ゾンビ国家」です。

湾岸戦争の与えた影響、米国への、イラク中東への、世界への、その影響はとても深いものだったのです。地上世界を破壊の方向へ向ける…。


独立宣言
(中略)
われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているということ。こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づいて正当な権力を得る。
(ウィキソース「アメリカ独立宣言」より)

アメリカ独立宣言の署名の様子
Wikimedia Commons [Public Domain]

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