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緊迫した状況のサウジアラビア…トランプ政権発足により危機に陥ることに

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の記事によると、“地域が緊迫した状況にある”とのことです。しかしイランは、“高度の治安と安全を維持している…イランは制裁や脅迫という厳しい状況を乗り越えた”と言っています。したがって、緊迫した状況にあるのは、イラン以外の別の地域だと思われます。次の記事では、イギリスのインディペンデント紙が地域の情勢不安に触れ、サウジアラビアの政策が失敗するのは確実だとしています。サウジアラビアは、これまでシリアやイエメンに対し、侵略的な政策を実行しています。
 ところで、記事の中には、“アメリカはサウード政権の存続を最終的に保証する国だ”とあります。これら一連の記事の流れを見ると、緊迫した状況にあるのはサウジアラビアではないかと思われます。
 トランプ政権は見たところ、ネオコンを排除しているようです。ジェームス・マティス次期国防長官は狂犬と言われていますが、私にはまともな人物に見えます。彼は、ロシア、イランと協働して対テロ戦争を遂行するつもりだと思います。おそらく、彼が敵国と認識し滅びた方が良いと思っている国があるとすれば、それはサウジアラビア、イエメン、トルコではないかと思います。ほとんど同様の認識を持っているのが、マイケル・フリン次期国家安全保障担当大統領補佐官です。彼はイスラム教に対して過激な発言をしていたので、当初イランとの関係が心配されましたが、イランとは対テロ作戦で協働するつもりらしく、イランを敵国とは見なしていないようです。これまでずっとテロリストを支援してきた、ネオコンやサウジアラビアのような国を敵視していると思います。この意味でトランプ政権が発足すると、サウジアラビアは危機に陥る可能性が高いと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イラン第1副大統領、「地域が緊迫した状況にある」
転載元)

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、地域が緊迫した状況にあるとしました。

イルナー通信によりますと、ジャハーンギーリー第1副大統領は7日土曜、地域が緊迫した状況にあるとし、「イランは現状において、軍隊の権力により、地域諸国の中で、高度の治安と安全を維持している」と語りました。

また、地域や世界の情勢不安に対し無関心でいられないとし、「外国による干渉や過激派は、地域の情勢不安の原因だ」と述べました。

さらに、イランの抵抗経済が進展しているとし、「イランは制裁や脅迫という厳しい状況を乗り越えた」と語りました。
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インディペンデント紙、「サウジアラビアの政策は中東危機の要因」
転載元)

イギリスの新聞インディペンデントが、サウジアラビアの政策は中東地域の危機の要因だとしました。

インディペンデントは7日土曜、記事の中で、「サウジアラビアはアラブ諸国、イスラム諸国における第一の大国ななろうと努力している」としました。

また、地域におけるサウジアラビアの侵略的な政策による情勢不安に触れ、サウジアラビア政府の期待と増長が全面的に失敗するのは確実だとしました。

さらに、シリアにおけるサウジアラビアの同盟者の失敗に触れ、サウジアラビアはイエメンやシリアなどの国々に干渉することで、勝利することを頭の中で描いていたが、これらの国々の状況は、サウジアラビアの地域政策が失敗していることを示しているとしました。

インディペンデント紙は、地域の最貧国・イエメンに対するサウジアラビアの1年以上にわたる攻撃に触れ、この攻撃は人道危機の原因であり、少なくとも2500万人のイエメンの総人口のうち60%は十分な水や食糧が手に入れられないとしました。

また、アメリカはサウード政権の存続を最終的に保証する国だとして、アラブ世界を支配しようとするサウジの試みは、すべてにとっての悲劇だとしました。
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SNS、イエメン人道危機に対する西側メディアの沈黙に憤慨
転載元)
ソーシャルネットワークの利用者は、イエメンの内戦と飢えに関する情報を選択して欧米社会に提供していることに憤慨している。


ネットでハッシュタグ「#SOS_YemenGenocide」(イエメン・ジェノサイド)が広まり、メディアと国際社会に、内戦の過程に即刻介入し、平和的解決を始めるよう呼びかけられている。特に、イエメンで今もなお存在する人道的危機と飢えに注意が割かれている。


反戦団体「コード・ピンク(Code Pink) 」の創設者メディア・ベンジャミンさんが述べるところ、世界のメディアは意図的にイエメンの内戦に注目していない。それは、内戦のきっかけとなったのが西側の介入だからだ。

先に国連は、戦争に包まれた国に平和的解決のチャンスが現れたと発表した。昨年10月には当事者間で3日間の停戦が同意された。


それより前にウィキリークスは、ウィキリークスが在イエメン米国大使館の内部文書500点を公開して、米国政府が戦争前から軍に武器や金銭を供与し、訓練を行っていたことが示された。

アメリカの機嫌を損ねた国にテロが頻発 〜自業自得…これから世界はテロの後始末へ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 最初の記事では、“トルコ、サウジアラビア、カタールなどのテロ支援国家は、現在弱体化しており、直接的なテロ攻撃にさらされている”とあります。これが正しいとすると、サウジアラビアもロシアに接近しているということになります。現在イラク、トルコなどでテロが相次いでいます。要するに、ロシアに近づきアメリカの機嫌を損ねた国に、テロが起こっているわけです。特に、トルコは難しい状況だと思います。最後の記事をご覧になると、トルコはヨーロッパや中東とは異なり、テロを実行する連中が多様であると指摘しています。例えば3週間前のイスタンブールでのテロは、クルド労働者党(PKK)の戦闘部隊とされるクルド自由の鷹(TAK)が犯行声明を出しています。テロはダーイシュ(ISIS)だけでは無いわけです。
 こうした強力な集団が、“すぐさま消え去る事は無い…これは2011年以来の、エルドアンによる、まずい発想のシリア内戦介入なくしては、起こりえなかったものだ”とあります。
 トルコで起こっているテロがエルドアン政権にとって厄介なのは、テロによってエルドアン支持派と反対派勢力が互いに非難し合う状況を引き起こしていることのようです。要するに、政策の失敗によってテロが頻発する状況をエルドアンが生み出したことを非難する人々が出て来ているのです。
 このトルコの状況は非常に困難なものですが、これまでダーイシュを支援してきた国々は、他人事ではありません。アメリカはトランプ政権になると、国内でテロが頻発すると思われます。同様にヨーロッパでも、フランスでマリーヌ・ルペン氏が大統領になり、メルケル首相が失脚しドイツがアメリカから離れる動きになれば、これらの国でやはりテロが頻発することになるでしょう。自業自得とは言え、これから世界はテロの後始末で、相当な混乱を余儀なくされると見ていなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イラン国会議長、「テロ支援はシオニスト政権の目的にかなっている」
転載元)

(中略) 

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は、3日火曜、イラクのマリキ第1副大統領とテヘランで会談し、

(中略) 

イランとイラクの関係の向上のプロセスに対する満足感を表明し、(中略)…マリキ第1副大統領も、(中略)…「イランの政策は常に実質的なテロ対策に沿ったものだ」

(中略) 

イラクやシリアの地図を変えるために、テロを道具として利用した政策は、失敗している」と述べました。

さらに、トルコ、サウジアラビア、カタールなどのテロ支援国は、現在弱体化しており、直接的なテロ攻撃にさらされているとしました。

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イラク連続テロで14人死亡
転載元)
共同通信によると、イラクの首都バグダッドで5日、自動車爆弾によるテロが相次ぎ、少なくとも計14人が死亡した。いずれもダーイシュ(IS、イスラム国)」系のニュースサイトが「ダーイシュ」の事実上の犯行声明を発表した。

バグダッドでは昨年末から「ダーイシュ」による爆弾テロが相次ぎ、この1週間で60人以上が死亡している。

イラク軍などが昨年10月中旬、「ダーイシュ」が拠点とするイラク北部モスルの奪還作戦を開始して以降、イラク各地でテロが増えており、今後も続く可能性がある。

5日のテロでは、バグダッド東部の人混みで爆発があり6人が死亡、15人が負傷した後、バグダッド中心部の検問所付近でも爆発が発生、8人が死亡した。

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トルコはなぜISISを止められないのか
2017年1月4日
Patrick Cockburn
CounterPunch

(前略) 

「イスラム国」(ISIS)殺し屋により、イスタンブールのナイトクラブで、一般市民39人が虐殺された。

(中略) 

ISISは、殲滅するには余りに巨大で、資金力も豊富で、トルコ政府が何をしようと、こうした容赦のない蛮行は続く可能性が高い。連中はトルコに深く根付いており、現地の過激派を利用したり、(中略)…殺し屋を外国から連れ込んだりすることができる。

(中略) 

トルコにおける“テロ”が、ヨーロッパや中東におけるものと違っているのは、(中略)…テロを実行する連中の多様性だ。

(中略) 

こうしたもの全て、強力な集団で、トルコ内外に何千人もの献身的メンバーを擁し、(中略)…すぐさま消え去ることはない。

(中略) 

ISISもPKKも、シリアやイラクに強力な事実上の国家を作り上げているが、これは2011年以来の、エルドアンによる、まずい発想のシリア内戦介入なくしては、起こり得なかったものだ。

かつて、トルコを中継基地、聖域として活用していたISISは、今やトルコを敵と罵倒し、最大の分裂効果を産み出すよう攻撃を画策している。

(中略) 

サラフィー主義の信条は、トルコ国内に広がっており、過去数年間に仕込まれたISIS細胞にとって、肥沃な土壌となっている。

エルドアンは、北シリアへと更に進撃し、ISISとシリア・クルド人を粉砕すると脅している。

(中略) 

多くの危険な敵がいる北シリアで、一体何を実現しようと狙っているのか全くはっきりしない。彼らは圧勝が望めない戦いに巻き込まれつつあるのだ。

アメリカ抜きでシリアの停戦が合意されたことに激怒 〜悪の帝国アメリカの同盟国が日本、その自覚が必要〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 アレッポが解放されて、アメリカ抜きで、ロシア、イラン、トルコによってシリアの停戦が合意されたことに、アメリカは激怒しているように見えます。オバマ政権のロシアに対する怒りが、証拠も無いロシアのハッキングという言いがかりからロシア大使追放へと発展しました。
 オバマ政権は、ロシアの悪魔化と自分たちに都合の悪い報道をフェイクニュースとすることに懸命のようです。その理由は、ロシア国防相のコナシェンコフ報道官の言葉を見ると、よくわかります。報道官は、アメリカ主導の有志連合が、“シリアの合法的な政府を最大限弱体化させるために、組織的かつ首尾一貫してシリアのすべての経済インフラを破壊した…ダーイッシュの石油施設だけは、米国の空爆にさらされなかった”と指摘しました。こうした事柄を知られる事は、オバマ政権にとって致命的なことです。
 下の記事は、ロン・ポール氏のものですが、氏は、“世界の危機を永続化しているのは…アメリカである”と言っています。また、“アメリカが中心になって地球的警察官などやらなくても、世界の残りの者たちは自分たちで問題を解決できることを、アメリカ国民に知られたくないのである”と言っていますが、これは少し弱いのではないでしょうか。アメリカが意図的に介入することで世界を混乱させ、最終的に第三次大戦を引き起こそうとしていたのは明らかだと思います。要するに、アメリカこそが悪の帝国であることを、アメリカ人が自覚しなければならないのだと思います。その悪の帝国アメリカの同盟国が日本です。私たちが世界の混乱の原因なのだ、という自覚が必要だと思います。そして、その自覚が世界を浄化すると思うのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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露国防省 CIA長官の「焦土作戦」に関する発言に返答
転載元)
シリアの新たな停戦に関する合意は、米国の参加なしに締結された。露国防省のコナシェンコフ報道官が発表した。報道官は、ロシアがシリアで「焦土作戦」を用いたとする米CIAのブレナン長官の発言にコメントした。

コナシェンコフ報道官は、「最も重要な成果は、現米政権抜きで、より正確にはCIA抜きで、イランとトルコと一緒に、12月30日に発効した停戦およびアスタナでのシリア紛争解決に関する協議に向けた準備に関するシリア反体制派組織との合意の締結に初めて成功したことだ」と指摘した。

またコナシェンコフ報道官は、「ブレナン氏は、どのようにして国際的な連合がロシアの航空宇宙軍の作戦が始まるかなり前の2012年から、シリアの合法的な政府を最大限弱体化させるために、組織的かつ首尾一貫してシリアの全ての経済インフラを破壊したかをよく知っている」と述べた。

さらにコナシェンコフ報道官は、驚くべきことに、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の収入源となり、戦闘員らが違法な石油取引で月に数千万ドルを稼ぎ、それを用いて自分たちの部隊に世界中から傭兵たちを募ることを可能としているすでに「ダーイシュ」に占領された石油施設だけは、米国の空爆にさらされなかったと指摘した。

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よいニュース:ワシントンがシリア平和計画から締め出される
転載元)
(前略) 

Ron Paul
January 3, 2017, Information Clearing House

(中略) 

先月、ロシアとイランとトルコの各外相 の間で行われた会合の結果として、シリアの停戦が合意され、現在、実行に移されつつある。

(中略) 

今度のこの停戦に限って重要なことは何か? それはこの停戦が、アメリカ合衆国政府を抜きにして、計画され、合意され、実行されていることである。

(中略) 

我々はこれまで、ネオコンや“人道主義的介入主義者”たちから、アメリカは、世界のあら ゆる危機において中心的な役割を果たさねばならない、そうしなければ何も解決しない、と 聞かされてきた。我々は“不可欠な国家”なのだ、だから我々の介入がなければ世界は崩壊 する、と彼らは言う。

(中略) 

これがすべてウソであることは、先週、我々 が見た通りである。

実情を言えば、世界の危機を永続化しているのは、それを“解決する”と言って割って入る アメリカである。北朝鮮と南朝鮮の間の、60 年以上に及ぶ戦争状態を考えてみればよい。 アメリカの介入が問題の解決に何か貢献しただろうか? 何十年ものアメリカの、イスラ エル‐パレスチナ紛争への干渉についてはどうか?

(中略) 

海外でのアメリカの信用を傷つけているのは、その内政干渉、爆撃、ドロー ン攻撃、それに“政権交代”である。アメリカがシリアの主権に干渉したことによって、戦 争が長引いている。シリア軍とロシア軍が、東アレッポを、アルカーイダによる 4 年間もの 包囲から解放していたとき、オバマ政権は停戦を要求していた。シリア人たちが東アレッポ のわが家に戻り始めると、米国務省は、ロシア軍とシリア政府が、市民たちを楽しみのため に殺戮していたのだ、と言い続けた。[そしてマスメディアはその通りに報じた。]

そこで――すべてのメディアの注意が一斉に、証拠もないロシアのハッキングと、オバマ大 統領の、いかにもやりそうな、しかし無意味な復讐(ロシア外交官の国外追放)へと向けら れた。なぜか? 主流メディアは、ワシントンの介入主義者の命じた通りを行い、彼らは、 シリアの長い悪夢の終わりの始まりになりそうな事件から、注意をそらせようと必死にな のだ。彼らは、アメリカが中心になって地球的警察官などやらなくても、世界の残りの者た ちは自分たちで問題を解決できることを、アメリカ国民に知られたくないのである。海外の 危機を解決するのに、我々が割って入る必要がないことが、ついに理解されたときには、ネ オコンたちは敗北する。早くそうなることを希望しようではないか!

アレッポのテロリストの兵器庫で大量のアメリカ製兵器 / シリア紛争に訪れなかった西側メディアは一体どうして紛争に「光を当て」られたのか? / アレッポの解放:一つのターニングポイント

 1つ目のツイートは、シリア軍がアレッポのテロリストの兵器庫で発見した大量のアメリカ製兵器です。今後、エルドアン大統領が握っている「証拠」も暴露されて、真相がよりはっきりしてくると思われます。西側メディアに追随するしかない"日本のメディアも「知らなかった」では済まされません"とあります。
 "続きはここから"以降の記事で、ボリビアの女優カーラ・オルティスさんが、西側諸国のメディアの矛盾についてスプートニクに語っています。「アレッポ東部を囲むシリア戦争の6つの前線全てに私は訪れましたが、ロシア・トゥデイ(RT)以外は誰も見たことがありません。」と述べ、 西側メディアがどこから取材を取っているのか不信感を露わにしています。
 最後の記事は、シリアについて分かりやすくまとめられています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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日本では報道されない大ニュース、「米がISISを支援」、トルコ大統領が指摘
転載元)
 私も海外ニュースで知りましたが、エルドガン・トルコ大統領は、はっきりとアメリカとISISなど武装勢力がつながっていることを指摘し、それまで半信半疑だった人々を驚かせています。

(中略) 
英紙Sunは「私には確固とした証拠がある」との見出しで彼の発言を大きく伝えているし、多くの動画もアップされていて、日本のメディアも「知らなかった」では済まされません。

https://www.thesun.co.uk/news/2484782/turkeys-president-tayyip-erdogan-claims-us-led-coalition-forces-have-supported-isis/

 つまり、世界の政治体制は急速に変化しつつあるのです。これも「トランプ戦勝」と「アレッポ解放」の余波ですが、いずれこの波は日本にも押し寄せてくるでしょう。

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アレッポでアメリカ製武器発見
転載元)
(前略) 

エルドガンの指摘を裏付けるように、解放されたばかりのシリアのアレッポで、アメリカがISISに提供した武器が発見されています。

シリア・アレッポで、アメリカ製兵器を発見 
2016.12.30 
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i23674
情報筋が、シリア北部アレッポにあるテロリストの兵器庫で、アメリカ製の兵器が発見されたことを明らかにしました。ロシアの新聞によりますと、シリアの治安筋は、「シリア軍がアレッポで数百万ドルの価値のあるアメリカ製の兵器を含む複数の兵器を発見した」と発表しました。シリア軍は12月22日、アレッポのテロリストからの完全な奪還を表明しました。

(中略) 

こうした中、ロシア外務省は声明の中で、「シリアの首都ダマスカスにあるロシア大使館は28日水曜夜、迫撃砲の攻撃を受けた」と発表しました。

(以下略) 

 ロシア大使館まで砲撃されていたとは・・・ロシア大使暗殺や、ロシアの航空機撃墜と合わせて考えると、やはり米NATO連合軍の意を受けた現地のISISが攻撃しているのでしょう。なおこの手の情報は、だいたいロシアの情報サイト、RTから取ることが多いのですが、これはイランの情報サイト、Parstodayから。このサイトは「マスメディアが書かない情報を発信する」と、事実を簡潔に伝えているのでお勧めです。特に、日本マスゴミの中東報道はウソが多いので、定期的にチェックするといいでしょう。

(以下略) 

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アメリカがISISを支援していた証拠を握っているエルドアン大統領 / テロリスト掃討を進めていくロシア、イラン、トルコ / ヨーロッパで画策されていた自作自演のテロ攻撃

竹下雅敏氏からの情報です。
 エルドアン大統領は、アメリカ主導の有志連合がダーイシュを含むテロ組織を支援している証拠があるとの声明を出しました。これに対し米国務省は、“これは馬鹿げた声明だ”と言ったようです。馬鹿げているのは米国務省の方で、トルコがダーイシュを支援していたことは明らかです。有志連合の一員としてのトルコは、有志連合がダーイシュを支援してきたことを当然よく知っています。証拠があると言っているので、これからその証拠が上がってくるものと思います。それらの証拠に、アメリカがどう反応するのかは見物です。
 冒頭の記事を見ると、今後シリアを含め、中東はロシア、イラン、トルコが中心になって、テロリストの掃討を進めていくものと思われます。イラクはテロリストの掃討に対して、イランが極めて重要な役割を果たしてきたと言っています。イランは多くの難民を受け入れており、中東の平和に関して大変重要な位置を占める国だと思います。
 ところで、こうした中東の問題はヨーロッパにも大きな影響を与えます。“続きはこちらから”以降の記事を見ると、シリア侵略を考えていた連中が、どのような計画を持っていたかがよくわかります。彼らは、意図的に難民をヨーロッパに流入させたのです。記事によると、ウィキリークスはBAMF(ドイツ連邦移民難民局)の秘密資料を入手し、その資料にはドイツ諜報機関が難民の中から適切な人物をテロリストとして引き抜こうとしているとあります。そのドイツ諜報機関にBAMFがテロリストを与えていると書かれています。
 要するに、彼らはドイツを中心として、ヨーロッパ中でテロ攻撃をいわば自作自演しようとしていたのです。ヨーロッパ中が混乱に陥る中、ドイツ政府を中心に対テロリストのためのEU軍を結成し、そうした多国籍軍がEU全土に配置され、テロリストを一斉検挙するという計画です。もちろん、一斉検挙されたテロリストというのは、こうしたイルミナティの野望を警戒している常識的な一般市民です。
 アメリカが戒厳令を敷いて、あらかじめブラックリストに載っている800万人もの市民を一斉に検挙し、FEMAにぶち込もうとしていたわけですが、似たようなことをヨーロッパ中で引き起こそうとしていたわけです。
 ただ、シリア情勢を見ても、彼らのこうした計画は実行不可能だと思います。フルフォードレポートを見ても、今起こっているテロ事件はむしろ、ヨーロッパに移民を流入させたメルケル首相を攻撃するために引き起こされています。彼らの思惑とは全く違ったことが、現在起こっています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア、イラン、トルコの協力により、アレッポ住民が救済
転載元)

ロシアのラブロフ外務大臣が、「シリア北部のアレッポ東部への支援におけるイランやトルコとの協力により、多くの命が救われた」と述べました。

プレスTVによりますと、ラブロフ大臣は27日火曜、アレッポ解放に人々の安全確保にイランとトルコが効果的な役割を果たしたことに触れ、「ロシアはシリアでのイラン・トルコとの協力を拡大するだろう」と述べました。

アレッポ市は、東部からテログループが完全に撤退し、4年ぶりに完全に解放されました。シリア政府軍はロシア軍の支援を受け、現在、この町からテロリストを掃討しようとしています。

ラブロフ大臣は、カザフスタンの首都アスタナでの和平協議を前に、シリア政府と反体制派の話し合いが行われる可能性を明らかにしました。

また、この話し合いがどこで、どの反体制派のグループと行われるのかについては言及しませんでした。

以前、ロシアのプーチン大統領は「ロシア、イラン、トルコ、さらにシリアの大統領は、カザフスタンの首都でのシリア和平協議への参加に同意した」と述べていました。

この協議は、カザフスタンの首都で2017年1月中旬に開催される見込みです。

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トルコ大統領、「アメリカはテロ組織ISISを支援」
転載元)

トルコのエルドアン大統領が、「アメリカ主導のいわゆる対ISIS有志連合が、ISISやそのほかのクルド人武装勢力を支持していることを裏付ける証拠を入手している」と語りました。

エルドアン大統領は27日水曜、トルコの首都アンカラで記者会見し、「現在、アメリカ主導の有志連合軍はISISや、YPG・クルド人民防衛隊、シリア・クルド民主統一党といったテロ組織を支援している。このことは、極めて明確であり、我々はこれに関する写真や映像などとともに、証拠として認められる資料を入手している」と述べています。

アメリカ主導の有志連合軍司令部は、エルドアン大統領のこの主張に対し、これまで反応を示していません。

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米国務省、米国はダーイシュを支持とのエルドアン大統領の声明に反応
転載元)
米国務省は、米国はシリアでのテロリストを支援していると非難したトルコのエルドアン大統領の声明にコメントした。

先にエルドアン大統領は、ダーイシュ(イスラム国、IS)を含むシリアでのテロ組織に対する、米国が主導する有志連合からの支援の証拠があるとの声明を出した。大統領はまた有志連合を、義務を果たしていないと非難した。

米国務省のマーク・トナー報道官は次のように指摘した。

「これは馬鹿げた声明だ。」

米国への非難は、シリアのアサド大統領も行った。アサド大統領によると、パルミラを占拠した戦闘員たちは、「米国の直接的な支援か、最良の場合でも、米国の同意のもと」同市に到着した。

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