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大門議員の質問する特別委員会、そして11回目「桜を見る会」野党追求本部いずれも官僚の答弁拒否が醜悪すぎる / ついにバックアップは行政文書ではないと言い出す始末

 「桜を見る会」安倍一味のデタラメが次々と噴出し、どこを取り上げてお伝えすべきか頭を抱えてしまいます。
 まず、消費者問題に関する特別委員会での大門みきし議員の質問から。
前日までの「確認します答弁」から一転して、「答弁を差し控えます」一点張りの事務方を見て「あ然とした」大門議員は、個々の具体的な質問を行う前に、消費者庁の基本的な姿勢を質しました。
「今後何を聞いても答弁拒否で行く、という意思統一をされて臨んでおられるのですか。」
これにも答弁拒否。
さらに大門議員の提示したジャパンライフの3つの資料、総理の招待状のあるチラシ、加藤勝信氏との会食チラシ、そして下村博文氏の出てくるチラシについて消費者庁は、なんと「誰が資料を渡したのか」犯人探しをしているそうです。「公益通報制度(内部告発)の担当省庁が通報者をやっきになって探していると。ブラックジョークですよ。」
同じ特別委員会での福島瑞穂議員の質問では、これも強情なくらい国会議員の要求を無視する大塚官房長が「招待者名簿の廃棄のログについて調査をおこなう必要はない。」と開き直り、さらに、5月21日の「破棄した」という答弁が虚偽答弁ではないかとの質問に、「バックアップは行政文書でない」という、かつての内閣法制局がのけぞりそうな答弁をしました。
 と、思ったら、なんのことはない菅官房長官もバックアプデータは行政文書ではない」と公言しています。世界が注目しているのにヤケクソでしょうか。
 そして4日に行われた11回目「桜を見る会」野党追求本部ヒヤリングでも、やはりふてぶてしい答弁拒否が繰り返され、野党側が調べ、確認するように求めたものは全てはぐらかされていました。
特にログについての確認を求める場面があまりにひどい(43:22〜)。ここでもやはりログを調べる必要はない、と官僚が決めつけています。
終盤、私人・昭恵夫人推薦枠の追及で(53:33〜)、内閣府は「記録がないので分からない」答弁に終始していたところ、野党側はネット上に出回っている情報を取り上げ、昭恵夫人が首相公邸でお気に入りの芸能人のプロモーションまでやっていたことが明らかになっていました。
国民の財産を使って、何やってるの、この私人?
(まのじ)

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シルバニアファミリーによるブラック求人の見分け方 ~文章というのはウラの意味があり、見破るためには、その人物の人間性を評価するよりほかない

竹下雅敏氏からの情報です。
 実は昨日、映像配信の収録があり、このシルバニア大使さんの「ブラック求人の見分け方」に出てくる“アットホームな職場です!”とする求人フレーズを題材に話をしたのです。
 多くの人は、文章というのはひとつの意味しかないと思い込んでいます。「アットホームな職場です!」という文章を見ると、ほとんどの人は、これを文字通りに受け止めます。
 しかし、ブラック企業の求人フレーズの文脈では、これは“帰れない”という意味になるのです。
 このように、文章というのはウラの意味があります。多くの人は、文章を文字どおり受け取ってしまうので、このように簡単に騙されてしまうのです。この手口はあべぴょんが最も得意とするところだと思いませんか?
 「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指すと、あべぴょんは、第183回国会での施政方針演説でのたまわったわけですが、素直な人は、あべぴょんは日本の経済成長に尽力するんだなと思います。しかし、実態は見ての通り、強力なグローバリズムの推進で、多くの国民を派遣につき落とし、大企業だけが儲かる社会を目指すといったわけです。
 また、「女性が輝く日本を、共に作り上げていこうではありませんか」とも言ったのですが、女性が外に働きに出なければ、夫ひとりの稼ぎでは暮らせない社会にするということなのです。このように、文章には文字通りの意味と、ウラの意味があります。言葉をどういう意味で使っているかを見破るためには、その人物の人間性を評価するよりありません。
 正直か嘘つきか、良識ある人間か嘘つきか、心の綺麗な人物か嘘つきか、頭の良い人か嘘つきかを見極めなければならないのです。あべぴょんの場合は、後者であることが、これまでの経緯から一目瞭然です。
 蛇足ですが、記事の「買うたびに嫁に納豆の刑に処せられます…」という文章を、妻は自分の性格を反映してか、お嫁さんが、シルバニア大使さんの顔に納豆をこすり付ける所をイメージしたようです。確かに、レプティリアンの場合、これはドラキュラのニンニクと同じで、拷問になります。しかし、通常の文脈では、単に、その日のおかずが納豆だけになるという意味に取るのが自然だと思われます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シルバニアファミリーがブラック求人の見分け方を指南 皮肉たっぷりの「裏読み」に共感者続出
引用元)
(前略)
シルバニアファミリーといえば、女の子が欲しいおもちゃランキングの上位に入る常連で、モフモフな小さなウサギさんなどが専用の家や家具と一緒に売られている人気商品だ。かわいいキャラクターたちが、ブラック企業の求人フレーズにバッサリとメスを入れていることで、そのギャップの大きさもあって話題を呼んでいる。

4枚の写真ともに、投稿された求人フレーズは
「がんばりに応じた給料!」→無茶なノルマ
「アットホームな職場です!」→帰れない
「プライベートも全力投球!」→プライベートにも干渉してくる
「若手中心の活気ある職場です!」→すぐ辞めるからベテランがいない
(中略)
もうすぐ2歳になる男児の父であるというシルバニア大使さん。てっきりシルバニアファミリーは子ども用かと思いきや「自分用です。買うたびに嫁に納豆の刑に処せられます…」
(以下略)

「桜を見る会」一歩前進、シンクライアント方式でデータは保存されており、国会での「破棄」は虚偽答弁だった / 「一切関係ない」はずの山口会長と安倍首相は旧知の仲だったことが発覚

 3日、「桜を見る会」野党追及本部が10回目のヒアリングを行いました。
どこまでも総理をお守りするつもりらしい官僚側になんとか風穴を開けて欲しいと視聴しました。

 ジャパンライフの法令違反が明らかであると認めていながら行政処分に動かなかった消費者庁の答弁が実に不誠実で、昨日の内部文書からして消費者庁のものと認めようとしません。
怒りを抑えきれない大門議員が「今日は黙っていようと思ったのですが、あまりに嘘が多すぎる」として(43:17〜)、この内部資料が実は2015年の消費者庁の立入り検査で入手したものであることを明かしました。大門議員はこれまで、なるべく官僚の実名も公表しないように配慮しながらの追及でしたが、消費者庁側がこれすら認めないならば、もっと膨大で影響力のある資料を公表せざるを得なくなるとの最後通牒でした。
 そして、話題のシンクライアント問題です(48:00〜)。このテーマに移ってからは、官僚側はますますエクストリーム「存ぜぬ」状態でしたが、石垣のりこ議員の、先輩議員に配慮しながらも的を射た質問と貫禄のある追及が光りました。宮本徹議員が資料要求した時点で文書は破棄され「もはや不明」としていた国会答弁が虚偽であったことが発覚です。資料の電子データは残っていて調べれば判明する状態でした。このシステムであれば、いつ電子媒体を消去したのかも調べれば分かるということが明確になり「一歩前進」と宮本徹議員のツイートですが、官僚答弁が崩壊する突破口になりそうです。
 ジャパンライフへの行政処分に至る過程で、安倍首相、昭恵夫人、政治家等の働きかけを徹底否定する消費者庁の前任者はジャパンライフに天下りしているようですが、「一切関係ない」はずの安倍首相と山口会長が35年来の付き合いであったことを日刊ゲンダイがスクープしたようです。それどころか父親の安倍晋太郎からの付き合いである情報まで出てきました。であるならば、関係ないどころか親の代から詐欺に加担していたことになります。
(まのじ)
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「桜を見る会」野党追及本部が10回目の会合 “ジャパンライフ問題”について(2019年12月3日)
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“ジャパンライフと安倍政権との「特別な関係」を示す”消費者庁の内部文書の存在 〜 総裁選を有利に進めるために“自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状を送っていた”あべぴょん!

竹下雅敏氏からの情報です。
 「桜を見る会」ですが、消費者庁内で、14年7月に課長クラスの会議を開いた際に配布した内部文書が出てきました。冒頭に「本件の特異性」とあり、最後に「政治的背景による余波懸念」「政務三役へのレク必要性の有無」と書かれています。
 「ジャパンライフ」の山口隆祥会長は、2015年の「桜を見る会」に60の「首相枠」で招待されたことを考えると、これは、 “ジャパンライフと安倍政権との「特別な関係」を示す文書”だと言えます。要は、「ジャパンライフ」は「安倍案件」なので、手を出すなということでしょう。
 “続きはこちらから”は、ゆるねとにゅーすさんの記事です。こちらは、2018年4月の「桜を見る会」の話で、自民党総裁選前で、石破幹事長との総裁選を有利に進めるために、“内閣府が自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状を送っていた”とのこと。税金を使って、“党員・党友に影響力のある都道府県議を囲い込もうとした”ようです。
 京都新聞が報じなければ、あべぴょんがこんなセコいことやっていたことに、誰も気づかなかったわけです。安倍政権の求心力は“選挙に強い”ことですが、ズルをやりまくっていれば、当然強いでしょう。
 これまでの安倍政権の嘘を列挙して、最後に、「不正選挙はあると思いますか? 」と質問すれば、多くの人は、“ひょっとしたら… ”と思うかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ジャパンライフ疑惑 文書に「政治的背景による余波懸念」
引用元)

ジャパンライフの行政処分に関する消費者庁の内部文書とされる文書。「本件の特異性」「政治的背景による余波懸念」「政務三役へのレク必要性の有無」などの言葉が並ぶ=共産党提供

 共産党は2日、預託商法会社「ジャパンライフ」(東京)の山口隆祥元会長が2015年の「桜を見る会」に招待されたとされる疑惑を巡り、同社の行政処分を検討していた消費者庁の14年当時の内部文書に政治的な背景の存在を示す記述があったと指摘した。野党は、ジャパンライフと安倍政権との「特別な関係」を示す文書だと強調。同年の消費者庁の対応が行政処分より軽い行政指導にとどまったこともあり、検討の過程で「手心が加えられていた」可能性があるとして、追及を強めている。

(中略)

消費者庁内で14年7月に課長クラスの会議を開いた際に配布したものとみられ、「本件の特異性」として「政治的背景による余波懸念」などと記されていた。

(以下略)
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12/2 参院本会議での安倍首相の卑劣答弁の数々、対照的なタムトモ議員の鮮烈な質問を聞くだけで「桜を見る会」の問題点が分かる

 2日の参院本会議では、まさかの「シンクライアント方式」が話題をかっさらい、「桜を見る会」を巡る安倍政権のウソつきがますます可視化されていましたが、他にも見るべき問題点をLITERAがまとめています。安倍首相は「積み上がった疑惑に何ひとつ答えないばかりか、違法行為さえ開き直ってみせた」とあります。
 なぜ、ジャパンライフの山口会長を招待したのかという社民党吉田忠智議員の質問に対し、「(山口氏との)個人的な関係は一切なく、妻との面識もない」との安倍首相の答弁には、かつての「籠池氏」への既視感を感じた人は多いようです。
 また、ジャパンライフ被害者に対して総理としての言葉を求められると、「招待状が違法、不当な活動に利用されたことは容認できない」と、まるで自分が被害者のような答弁でした。
 ホテルニューオータニでの前夜祭の資料請求についても、「(ホテルの)営業の秘密にかかわる」というナゾの理由で公開拒否します。検察がまともならば、直ちにホテルニューオータニへ企業献金、贈収賄の捜査に入る局面です。
 共産党宮本徹議員が資料請求した1時間後にシュレッダーにかけて文書破棄をしていたことについても、「担当である障がい者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整をおこなった結果」という卑怯極まりない理由を持ち出しています。
 このおぞましい答弁の数々と対照的だったのが、共産党田村智子議員の質問でした(1:46:40〜)。
桜を見る会の問題点の総括となる内容で、かつ、ジャパンライフ被害者の立場に立ち、日本の民主主義を心から憂い、かつての自由民主党政権への尊重さえ見せる格調高いものでした。
心に残る部分を書き起こしましたが、質問終盤の迫力は目を見張るもので、皆んなの力を合わせてこんな異常な政治は本気でやめさせよう、と奮い立つ素晴らしいものでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相が「桜を見る会」国会で下劣答弁連発! 名簿を慌てて破棄したことも「障がい者雇用職員の勤務時間」のせいに
引用元)
恥知らずとはまさにこのことだ。本日、参院本会議で決算報告と質疑がおこなわれ、そこで「桜を見る会」問題の追及を受けた安倍首相だったが、積み上がった疑惑に何ひとつ答えないばかりか、違法行為さえ開き直ってみせたのだ。
(中略)
「ご指摘の山口会長については、過去において私が招待された多人数の会合等の場で同席していた可能性までは否定しませんが、山口氏と一対一のようなかたちでお会いしたことはなく、個人的な関係は一切ありません。また、私の妻は山口氏との面識はありません
(中略)
「なお、一般論として申し上げれば、『桜を見る会』が企業や個人の違法、不当な活動に利用されることは、けっして容認できません
(中略)
「ホテル側との相談過程において、ホテル側から明細書等の発行はなく、加えてホテル側としては営業の秘密にかかわることから、公開を前提とした資料提供には応じるかねることであったと報告を受けております」
(中略)
「本年の招待者名簿についても、廃棄をおこなうための大型シュレッダーの予約を4月22日におこない、その際、シュレッダーの空き状況や、担当である障がい者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整をおこなった結果、使用予定日が5月9日となったことから、その予定どおり廃棄したものであり、野党議員からの資料要求とはまったく無関係であるとの報告を受けております」
(以下略)


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