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ドイツ大統領「悪いのは大衆」、ドイツ国民の怒りが爆発しつつある 〜難民問題で革命が起こる可能性〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ドイツは、難民の医療費負担額を増額するそうです。“ドイツ国民の怒りが爆発しつつある”とのことで、下手をすると、難民問題で革命が起こる可能性があります。フランスもいつどうなるかわからないということは、これまでにお伝えしています。イギリスはEUを離脱することで、一旦危機が回避されているかに見えます。他のEU諸国も、このままではイギリスのように、EU離脱を選択する可能性が高いと思います。
 文末、ドイツでは、“国民は完全に政府に見放されたことを理解しました”とあります。これが本当なら、ドイツにはまだ救いがあります。日本は、このレベルまで至っていません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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ドイツの政府はドイツ国民を完全に見放しています。
引用元)
http://www.zerohedge.com/news/2016-08-13/german-president-booed-attacked-after-claiming-people-are-problem-not-elites
(概要)
8月14日付け

革命は思ったよりも早く起こるかもしれません。
メルケル首相がドイツ企業のCEOに難民を雇うよう要請した後でドイツ政府は難民のための医療費負担額を増額する法案を制定しました。これで、100憶ユーロ(税金)が難民の医療費にあてがわれることにしました。

このような難民保護政策が進む中で、ドイツ国民の怒りが爆発しつつあります。
ドイツのガウク大統領(Joachim Gauck)が以下の通りとんでもない発言
をしたことで、ドイツのエリートらはドイツ国民からしっぺがいしを食らうことになるでしょう。
大統領は「問題は(ドイツの)エリートではない。問題はドイツ国民だ。」と公言したのです。

(中略) 

ウォールストリートジャーナル紙は、「世界中の国のリーダーは底辺の国民から完全にかい離しており、彼等は国民に対して何の忠誠心もなく、国民との連携もないことが大きな問題である。」と伝えています。

問題の核心は、国のリーダーが国民から完全にかい離しているだけでなく、国民の生命に対して何の関心もないということです。国のリーダーの身勝手さと偽善者ぶりにより、国民は完全に政府に見放されたことを理解しました。

[GFLサービス]ウイキリークス/影の政府/ジョージソロスによるヒラリー・ クリントンの操作 〜過去の罪を全て暴き出して、死刑か、刑務所へ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ジョージ・ソロスが国務長官のヒラリー・クリントンに指示を出し、その指示通りに彼女は動いていた。しかも、ソロスは、クリントンに“数千万ドルの寄付をしている”となると、2人共、犯罪者であることが確定したと言えるのではないでしょうか。
 今日の編集長の記事は、オバマがISISの創設者だったというもので、オバマも含め、こうした連中の過去の罪を全て暴き出して、死刑にするか、刑務所にぶち込まなければならないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウイキリークス/影の政府/ジョージソロスによるヒラリー・ クリントンの操作 2016年8月14日
転載元)
http://nesaranews.blogspot.jp/

Sunday, August 14, 2016

Shadow Government: WikiLeaks Exposes George Soros Controlling Hillary Clinton

下記のビデオには、ジョージソロスがヒラリー・クリントン宛に書いたヒラリー・クリントンへの指示をした暴露Eメールが示されている。ヒラリー・クリントンへの投票は結局誰への投票なのだろうか?

バラク・オバマとヒラリー・クリントンは長い間ジョージ・ソロスの操り人形で、ジョージ・ソロスはアメリカの人々のことは考えていない。彼には一つの世界政府のことしか頭にないのだ。

下記のリンクには、大きくは、メディアを支配しいるソロスとそのグローバリスト仲間たちが、人々には可能な限り情報を渡さないようにしているために、殆どのヒラリー・クリントンへの投票者が聞いたこともないいくつもの物語が示されている。

下記の情報は、あなた方に示される直接情報である。

https://youtu.be/xkrMymj3N7I



YourNewsWire による報道:

ウイキリークスによる民主党全国大会(DNC) についての新たな発見によって、ジョージ・ソロスがヒラリー・クリントンの国務長官時代に彼女宛に直接下した命令が暴露されたが、これに関する調査によっ て、ヒラリー・クリントンがジョージ・ソロスが下した指令に従ったことが明らかにされた。

最近の214年間には、過去の大統領と政治指導者たちは一般大衆に米国政府は、”米国民に対し何も義務を負わず、責任も持たない目に見えない政府”の支配下にあると警告しようとしていた。

ウイキリークスによるEメールの公表のおかげで、新しい証拠が影の政府の中のメンバー一人を特定できた。

暴露された”アルバニアにおける不安”とのタイ トルのEメールの中で、ジョージ・ソロスは国務長官のヒラリー・クリントンに対して、”二つのことを緊急に処理する必要があり、”国務省に対して、”ベリ シャ首相を全面的に支持するよう国際コミュニティーを導くように”し、”EUの高官を調停者に任命せよ、”と指示している。

ソロスはヒラリー・クリントンに三人を選び出させ、そのうちの一人であるミロスラフ・ラジサクが国務省によって選び出された。

人形遣いであるソロスはまた、米国国務省に、米国とEUはこれに関して完全に一体化して対処するように、”と指示しており、彼の人形糸がいかに遠く、広く伸びていたかがわかる。

では次に何がおきるのだろうか?2011年の BBCによる報道では、ソロスの望みはヒラリー・クリントンの完全制御だということに光が当たる。ソロスがヒラリー・クリントンにこのEメールを発信した 3日後に、彼が指名した調停者が独立国家に派遣され、彼の目論見は現実化へと進んだ。

この異常な発見は第26代大統領セオドア・ルーズベルトの陰の政府に関する以下の発言を思い起こさせる。
”表向きの政府の背後には、人民に対して義務を持たず、責任も負わない目に見えない政府がある。この目に見えない政府を破壊するには、腐敗したビジネスと腐敗した政治の間の腐った連合を解体させることが今日の政治家にとって最大の課題である。”

ソロスは長い間世界の事件と市場を自分だけの利益のために操作する人形遣いだとして非難されてきた。しかし、これは、彼が尊厳ある国家の高官に対して事件の扱いに関する指示をしていたという初めての具体的な証拠である。

ソロスがクリントンに数千万ドルを寄付していること、彼が彼女に命令を発していたことが暴露され、ヒラリー・クリントンに対する投票がソロスに対するものであるがゆえに、彼のたくらみは合法的なものなのか、という疑問が残る。

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[Sputnik]プーチン大統領、クリミアのテロ防止についてコメント 〜米国の意思で行われたキエフ政権のクリミア爆破計画〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 クリミアの“観光業を殺す”ために、工作員らによる爆発計画をウクライナのキエフ政権が実行に移そうとして、失敗したようです。記事では、上陸した工作員とロシアFSBの特殊部隊の銃撃戦があり、拘束された工作員は、ウクライナ国防省と協力し、上陸訓練も受けたと言っているようです。
 この件で、ウクライナのポロシェンコ政権は、テロ国家の烙印を押されることになりました。ウクライナは国として崩壊の寸前であり、今回のテロをプーチン大統領は、“経済的困窮から自国民(ウクライナ人)の注意を逸らす”目的のテロだと述べています。テロの失敗によって、ウクライナは崩壊を早めたと言えます。
 ウクライナ軍は確か米軍が訓練していたはずですが、どう考えても今回のテロは、米国の意思で行われたとしか思えません。米国は最悪のテロ国家です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領、クリミアのテロ防止についてコメント
転載元)

© Sputnik/ Aleksey Nikolskyi

© Sputnik/ Aleksey Nikolskyi



ロシアのプーチン大統領がキエフにより準備されたクリミアにおけるテロの防止についてコメントし、安全保障のため追加措置が取られるだろうと述べた。

10日、ロシアFSBは、クリミアで、ウクライナ国防省情報総局により準備されたテロを防止した、と発表した。

「自分たちの国の国民の大多数の経済的窮状から自国民(ウクライナ人)の注意を逸らすことを除いて、このような行動をとるいかなる意味もない」とプーチン氏。クリミア市民の意見はテロで変更されることはない、と述べた。

「もちろん、このような条件で、ノルマンディーフォーマットで、それも中国で(G20サミットで、ということ)会談しても無意味だ。どうやら、キエフで政権を奪取し、それを維持し続けている人々は、妥協を求めたり平和的解決への道を探す代わりにテロの実行に移行したようだ」。プーチン大統領がアルメニア大統領セルジ・サルキシャン氏との会談後の記者会見で述べた。

8月7日にかけての夜、7人からなる工作員のグループがアルミャンスクから遠くないところへ上陸、FSBの特殊部隊のグループがこれを発見。銃撃戦で特殊部隊員1人と工作員2人が死亡。残りの5人は生還した。ほとんどがクリミア市民で、何人かはロシアのパスポートを所持していたが、本物かどうかは確認を要する。

拘束された者はウクライナ国防省中央総局と協力し、そこで上陸訓練も受けた、と述べた。また、彼らはクリミアに向けられたいくつかの同様のグループの一つに過ぎなかった、と述べた。工作員らは人命の損失を出さずに半島にパニックを広げ「観光業を殺す」ための一連の爆発を計画していたという。

先に伝えられたところによると、ルガンスク人民共和国で共和国長の車が爆破された。

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ウクライナを国連とOSCEから締め出すことが提案される
転載元)
クリミア自治共和国のルスラン・バリベク副首相はウクライナを国連および欧州安全保障協力機構(OSCE)から除外する必要性を言明。理由としてバリベク副首相は両組織ともテロを奉ずる国を加盟させてはならないからと説明している。

「我々は全ての文明国に対し、ウクライナ政権を非難するにとどまらず、この国を国連およびOSCEから即刻除外するよう一丸となって声を上げるよう呼びかける。なぜならこれらの組織世界の安全を支持する使命をおうものであり、キエフ政権が行なうような民間人に対する暴力を許してはいないからだ。」

バリベク副首相はウクライナがクリミア領内でのテロを準備するため、工作員を潜入させた事実は全世界にウクライナ指導部の真の姿を見せ付けたとして、さらに次のように語っている。「キエフ政権の使節らがクリミア市民にむかって、いかに『ウクライナがクリミア市民を愛し』、いかにウクライナの政治家らが市民に『配慮しているか』を語る姿を見てみたいものだ。あの者らは眠りながら我々の(クリミア)半島が打ち捨てられ、無人の姿になることを夢見ているのだ。これこそ、あの者たちの見果てぬ夢なのだ。」

[Sputnik]プーチン、エルドアン両大統領の連合は世界のパワーバランス変える可能性 〜ロシア、トルコの急速な接近でNATOは“死の間際” / ブッシュ・ナチ陣営の延命策は無理〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の記事の動画の35秒をご覧下さい。“エルドアン大統領はプーチン大統領を「親友」”と呼んだようです。2国間は危機的な関係だったのですが、プーチン大統領がエルドアン大統領をクーデターの窮地から救い出したことで、エルドアン大統領はプーチン大統領に完全な信頼を寄せるようになりました。
 このことで、中東ではロシアのリーダーシップによる“新たなブロック創設”が始まっています。それだけではなく、ロシア、トルコの急速な接近は、NATOを“死の間際”まで追い詰めています。トランプ氏が大統領になると、トランプ氏は“NATO解体プロセスのトリガー”となる可能性があるとしています。
 この通りだと思います。ブッシュ・ナチ陣営は、死に物狂いで、何とかヒラリー・クリントンを大統領にして、南シナ海で第三次大戦を始めることで延命を図ろうとしていますが、恐らく無理でしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン、エルドアン両大統領の連合は世界のパワーバランス変える可能性
転載元)
プーチン大統領とトルコのエルドアン大統領の連合は本質的に世界のパワーバランスをかえる力を持っている。ドイツ誌『Focus』が報じた。

軍事クーデター未遂の後、エルドアン大統領が粛清の波のため深刻な国際的圧力を感じ、また死刑を復活させようとしていたまさにその時、プーチン大統領はエルドアン大統領に融和的なポーズで手を差し伸べた。専門家によると。専門家によると、トルコへの西側からの圧力はプーチン大統領とエルドアン大統領の和解の理由として働いたという。

記事に書かれているところ、「ロシアのリーダーシップの元での新たなブロック」創設の可能性を除外してはならないという。トルコは地域大国の1国で、ロシアはシリアでの軍事作戦で成功裏に自らをアピールした。可能性のある提携の一環として2国は中東での自らの影響力を拡大することも可能だ。西側諸国は、シリア正常化と移民危機問題ににおけるトルコとロシアへのEUの依存を考慮して、両国との接触を確立する必要があるという。



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ブルガリアとロシア、「サウス・ストリーム」計画再開の可能性
転載元)
ブルガリアとロシアは、「サウス・ストリーム」含む以前中止されたエネルギー計画を再開する可能性がある。ブルガリアのボイコ・ボリソフ首相が述べた。ブルームバーグがボリソフ首相の次の発言を掲載した。

「ブルガリアとロシアは「サウス・ストリーム」石油パイプライン建設を含むロシアのエネルギー計画再開のための作業班設立を合意した。」
他の計画の中には、作業班が話し合っている、09年に停止されたベレネの原発建設がある。

先の金曜日プーチン大統領はボリソフ首相と電話会談を行った。

トルコへ向かうパイプラン「トルコ・ストリーム」のためのブルガリア、セルビア、ハンガリー領内を通る「サウス・ストリーム」計画を、ロシアは14年12月EUの非建設的立ち場により、中止すると宣言した。しかし、「トルコ・ストリーム」計画はロシアとトルコの政治的関係の冷え込みを背景に凍結されていた。

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NATOに「不治の病」の症状が発見される
転載元)
東欧でのNATOでの活動の活発化にもかかわらず多くの兆候が、NATOは「死の間際」にあることを示している。しかしNATO指導部は目をつぶっている。米国外交専門誌ナショナル・インタレストが報じた。

NATOの連帯を乱す重要な問題の中で、今日最も問題になっているのは「ロシアをどうするか」だ。一方では「弱さ」を示すことは「ロシアの侵略」を引き起こす可能性があると考えている東欧諸国とNATO指導部の声が聞こえるが、他方ではロシアを挑発しないよう呼びかけている欧州の主要列強国の立ち位置がある。

特に、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイアー外相はNATOの最近の演習を「逆効果」だと呼び、NATO指導部にロシアとの国境沿いで「軍事力をひけらかして威嚇」するのを避けるよう助言した。ロシアに対する攻撃的な政策のコンセンサスを乱しているのは、チェコ、ハンガリー、ロシアと関係を改善したトルコである。

一方で同紙が書いた最大の危険は、米国大統領選挙だという。ヒラリー・クリントン氏がNATOに対しstatus quo(現状維持)を支持するが、NATOに懐疑的な立場を取るトランプ氏はNATO解体プロセスを開始するトリガーになる可能性がある。トランプ氏陣営はおそらく広い改革を必要として、それは「NATOの棺に打ち込まれる最後の釘」となる。

先に伝えられたところによると、サウジアラビアは、クリントン財団の最大のスポンサーである可能性があると、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏は述べている。

[Sputnik]ロシアとトルコは両国関係を危機前のレベルにする予定 〜トルコ・ストリームに依存せざるを得ない西側〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアとトルコは、危機前のレベル、さらにより高いレベルにする意向だとのこと。西側は、この度のプーチン、エルドアン両大統領の会談に動揺を隠しきれません。
 シリアのアサド政権転覆、EUのエネルギーをサウジアラビア、シリア、トルコのルートで賄うという計画が頓挫し、ロシア、トルコのトルコ・ストリームに依存せざるを得ません。記事にあるように、これは“大きな地政学的意味を持つ”ものなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシアはトルコ企業に対する制限を段階的に撤廃する方針-プーチン大統領
転載元)
ロシアはトルコ企業に対する制限を段階的に撤廃する方針-プーチン大統領 © Sputnik/ Sergey Guneev

© Sputnik/ Sergey Guneev



ロシアは段階的に特別経済対策とトルコ企業への制限を取りやめる意向だ。プーチン大統領がトルコのエルドアン大統領との会談の取りまとめの記者会見でそう述べた。

プーチン大統領は次のように述べた。

「記者会見の後我われには2国の大企業の経営者たちと詳細に話し合う可能性がまだある。トルコ企業に対し以前導入された特別経済対策と制限を段階的に取りやめることを意味している」エルドアン大統領は一方「トルコ・ストリーム」計画は現実化されると断言した。

エルドアン大統領はプーチン大統領との会談の取りまとめの記者会見で次のように述べた。

「トルコ・ストリーム」もまた実現される。我われは関係省庁や部門と共に、ロシアのガスをこの石油パイプラインを通して欧州に供給するために必要な期間をとる」

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ロシアとトルコは両国関係を危機前のレベルにする予定
転載元)
ロシアのプーチン大統領は、トルコのエルドアン大統領との会談について、建設的だったとし、両国関係の今後の発展にとって重要だと述べた。

エルドアン大統領は9日、プーチン大統領との会談を総括し、トルコはロシアとの関係を危機前のレベル、さらにはより高いレベルにする意向だと発表した。
エルドアン大統領は、次のように語った-

「我々は両国関係を危機前のレベルにすることを望んでおり、我々両国は、私たちの関係を危機前のレベル、加えてさらに高いレベルにする構えだ。我々にはそれに向けた政治的意思がある。我々の国の世論が私たちに期待しているのはまさにそれだ。本日行われた話し合いの結果、ロシアとトルコ間の政治的、社会経済的および人道的な関係は、やっと危機前に特有だったふさわしいベレルとなる。」



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西側諸国はプーチン、エルドアン両大統領の会談に動揺
転載元)
今週トルコのエルドアン大統領は軍事クーデター未遂の後初めて海外訪問を行う。しかし、会談はNATOでの同盟国とではなく、ロシアのプーチン大統領と行われる。フィナンシャルタイムズが報じた。

西側にもロシアにも、クーデターの後どのような道をエルドアン大統領が取るのかという問題がある。エルドアン大統領はクーデターを、反対者をパージするために速やかに利用した。それゆえ、今度のペテルブルクでの会談は大きな地政学的意義を持つ。

「西側に教えを説く」願望、そして地域の安全を保障する願望が、協力へとロシアとトルコの背を押したと、同紙は書いている。しかし、同紙が書くところ、トルコ政府は個人的に、米国との架け橋を燃やしロシアと同盟を組むつもりはないと主張しているという。

同紙が述べるところ、同時に、トルコはシリア問題を含め西側への圧力のテコとしてロシアを利用する可能性があると危惧されている。さて、トルコは、シリアのアサド大統領への批判を弱め、アサド政権は少なくとも移行期においてシリアの主権の安全性を保証するものだと、ロシアと合意すると見られている。その代わりトルコはモスクワからシリアのクルド系住民問題に関する支援を期待している。とはいえ、専門家によると、この支援はありそうもないという。

フィナンシャルタイムズは結論として、地域問題の共通の関心にもかかわらず、ロシアとトルコ政府はプーチン、エルドアン両大統領の会談の結果を予想することはできないと指摘している。

前にエルドアン大統領は、プーチン大統領との会談は2国間関係の新たなページを開くと発言した。