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文春が報じる芸能界の「悪質セクハラ」 〜 これまで見逃されてきた横暴に光が当たり始めたか

竹下雅敏氏からの情報です。
 文春がタブー視されていた芸能界をも追撃しています。業界最大手「渡辺プロダクション」の子会社「ワタナベエンターテイメント」の常務取締役が、自身のプロデュースした若手男性アイドルに対してセクシャルハラスメントを犯していたことを報じ、ワタナベエンターテイメントはこの役員を解任、停職処分にしました。文春はシリーズ4回にわたって、このアイドルの受けたセクハラのおぞましい実態を取材しています。
今回の記事のセクハラ役員は同時にパワハラ体質でもあり、かつては「ナベプロ帝国」とも言われた影響力を背景にメディアに対して強引な圧力をかけてきたとの証言が報じられています。これまで長く見逃されてきた横暴を暴いた文春報道に対して、芸能担当記者や業界人が「快哉を上げている」と書かれるほど強権を振るっていたことがうかがえます。しかし今回の報道もテレビメディアでは黙殺のようです。ある意味、文春が特集記事にしたこと自体が注目すべき点かもしれません。
 時事ブログでは、これまでも芸能界と政界、反社や電通マンとの関わりを取り上げてきて「枕営業は当然のこととして、ある種の芸能界性奴隷システムが存在している」ことを見てきました。
 アメリカで小児性愛を通じた芸能界の凄まじい腐敗が暴かれていることと連動し、日本でもこれまでは当然のように秘匿されてきた「悪」が暴かれていく予兆のようです。芸能界での成功を夢見る若者を食い物にする大人が裁かれるべきは当然として、若者にはお金や成功と引き換えに自らを犠牲にすることがどれほど自分を傷つけるか、辛い経験をした人の言葉から学ぶべきことは多いです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ワタナベエンタ大澤常務が役員解任、停職処分【所属タレントへのセクハラ問題を受けて】志らく妻不倫記事でも暗躍
引用元)
 業界最大手の芸能プロダクション「株式会社ワタナベエンターテインメント」の常務取締役である大澤剛氏(47)が、自身がプロデュースした若手男性アイドルに対し、約1年間にわたって、卑劣極まりないわいせつ行為を含むセクシャルハラスメントに及んでいた問題を受け、6月11日(木)、同社は大澤氏を役員から解任し、停職処分としたことがわかった。
(中略)
スポーツ紙をはじめとする芸能担当記者の多くは、今回の処分に快哉を上げている
「今回の報道には多くの業界人が手を叩いて喜んでいます! 彼にはこれまでさんざん煮え湯を飲まされてきた。大澤さんは“剛腕”と言われていますが、とにかくパワハラ体質でした。別の会社であろうが、どんなときでも上から目線の命令口調。
(中略)
 例えば、立川志らく(※同社所属)の妻の不倫記事では、後追いの記事を書こうとすると、『やるなよ』と命令口調でメッセージが来た。ワタナベエンタとの関係上、従うしかありませんでした
(中略)
 大澤氏のセクハラ問題を受け、ワタナベエンターテインメントはすばやい対応を見せた。だが一方で、またもや発覚した芸能プロ幹部による所属タレントへの深刻なセクハラ問題を、テレビ各局は完全に無視し沈黙するばかりだ。大手芸能プロとテレビ各局との癒着関係がここにも見てとれる。いつまでテレビ業界は悪しき因習を引き摺るのだろうか。
(以下略)
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「撮影現場のトイレでズボンを脱がされて…」被害タレントが告白 ワタナベエンタ常務が《悪質セクハラ》常習1年
引用元)
(前略)
新人アイドルであるA氏にとってプロデューサーの大澤氏は絶対的な存在だった。LINEのやり取りでは好意的なニュアンスの返信をしていたが、A氏は内心、大澤氏に怯えていた
(中略)
(中略)A氏は大澤氏の別宅マンションに招かれ、プロデューサーと新人タレントという力関係の中で、大澤氏に抗いきれず、性的関係を持つに至った。その際、大澤氏はA氏に目隠しをさせ、裸の画像を撮影。別れた直後、卑猥な言葉とともに、A氏にその画像を送りつけてきた。
(中略)
 A氏はその画像を見て青ざめた。何かあればこの画像を使って脅される、リベンジポルノのネタにされると考え、自分のしてしまったことを悔いた
(中略)
(中略)それでも僕には、憧れのアイドルに少しでも近づきたい気持ちや有名になりたい気持ちがあった。夢への一番の近道はとにかくプロデューサーに気に入られることだと思っていたんです。だから“マクラ(枕営業)”的な言動も仕方がないと思っていました
(以下略)

感染のピークは緊急事態宣言が出される前の「3月28日」であり、4月7日以降の外出自粛や休業の効果については効果がなかった ~感染拡大に歯止めをかけたマスクの着用

竹下雅敏氏からの情報です。
 「第2回大阪府新型コロナウイルス対策本部専門家会議」の様子が動画で上がっていました。
 大阪大学の中野貴志教授は、“約50日で収束というのは大阪だけじゃなくて日本全国で一般的にみられる傾向”だとして、感染のピークは緊急事態宣言が出される前の「3月28日」であり、4月7日以降の外出自粛や休業の効果については、“効果がなかった”と考えているようです。
 また、京都大ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は、プレゼン資料からも分かりますが、「感染性ウイルス量を100分の1程度にすれば感染は成立しないのでは?」との考えから、ウイルスを伝搬しやすいのは、“発症前後数日であり、発症後7日以後はウイルスを伝搬しない”との立場です。なので、マスクの着用が効果的だったとしています。
 大阪のピークアウトに関しては、中野貴志教授と同様に「緊急事態宣言後の自粛によるものではない」ことは明白で、“多くは、飲み会、カラオケ、夜の町での自粛”の効果ではないかと見ているようです。
 マスクの着用が感染拡大に歯止めをかけたのは間違いないと思います。一方、家の中でもマスクをするようなことは、免疫力を低下させてしまうので勧められません。太陽光線で新型コロナウイルスは死滅するとも言われているので、屋外で社会的距離が取れていれば、マスクをする必要はないように思えます。
 マスクはした方がいいのか、それともしなくて良いのかというような二項対立の見方は止めましょう。明らかにマスクをした方が良い場所があり、またその必要がないという場所があるわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2020年6月12日(金) 第2回大阪府新型コロナウイルス対策本部専門家会議
配信元)


(要約)
3分10秒~30秒
大阪大学の中野貴志教授:最初の緊急事態宣言の対象となった東京、神奈川、埼玉、大阪、福岡、兵庫、千葉とそれ以外の府県で、感染収束スピードに差はございません。
 
31分15秒~32分34秒
翌日の感染者数を当日の感染者数で割るという非常に正確な感染拡大率を計算できます。3月23日頃にピークがありまして、2日で倍増するというペースで最初は進んでおります。7日から10日にかけては3日で倍増する。これは非常に特徴的なパターン。それが急速に落ちていきまして、約3週間4月12日で大阪の場合、増加傾向から減少傾向に転じております。約50日で収束というのは大阪だけじゃなくて日本全国で一般的にみられる傾向でございます。欧米に比べて特に違う強い自然減の理由なんですが、これは未解明だと思っております。

34分45秒~35分14秒
よく第二波拡大の原因は、3連休でみんな気が弛んだんではないかといわれているのですが、そういうような傾向は見えておりません。どちらかというと、3連休はちょっと下がっております。やはり原因というのは、感染源の大量の流入が原因になっていると考えられます。

56分25秒~57分6秒
宮沢孝幸准教授:ウィルスというのは最初からどんどん指数関数的に減ってきます。これが100分の1になればいいということになると、56度数分でいい、65度だと1,2分で行きます。完全に失活するレベルまでやりますと、56度で60分以上たってもウィルスは死なない。感染が成立しない量ととらえるならば、これは56度数分でいいだろうということですね。
 
57分22秒~40秒
何故ピークアウトしたのかについては、緊急事態宣言後の自粛によるものではありません。これは明白だと思います。多くは、飲み会、カラオケ、夜の町での自粛と思われます。
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配信元)

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ままぴよ日記 51 「コロナ不安で愛を見失わないように!」

コロナウイルスの影響で社会が大きく変わろうとしています。
私の足元にもひたひたと押し寄せてきました。
(かんなまま)
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我が町の子育て支援事業が全てストップ


未知のコロナウイルスが世界中で蔓延し、各地でロックダウンが起こり社会の機能がストップしてしまいました。その大きな潮の流れに引き込まれて私もコロナ情報から目が離せなくなり、家業の感染予防対策に追われ、子ども達から寄せられる世界の情報に驚き、我が町の子育て支援事業が全てストップする事を受け入れてきました。


でも気が付けばウイルスを封じ込めるはずもなく、世界中の経済まで大打撃を受け、一番被害を被っているのは大企業を下支えしてきた中小企業やサービス業、フリーランス、学生、子ども、子育てしている家族、医療従事者と、まるでドミノ倒しのように負の連鎖が始まり、それに乗じて不満が募った人のエネルギーが怒りと化しています。

コロナ後の世界はいったいどこに行こうとしているのでしょうか?弱い立場の者は流れに巻き込まれてもっと声をあげられなくなってしまうのでしょうか?

それは私自身の中でも起こりました。自分ではどうすることもできないドミノ倒しが始まったのです。

コロナ騒ぎに夢中になって気が付いてみると、子育て支援事業や新しい計画が全てキャンセルになっていました。でも赤ちゃんは生まれます。この時期にお産した人は面会謝絶で家族とも会えません。お母さんが手伝いに来てくれたり、里帰りお産もできなくなったと聞きました。そして退院後の母子訪問支援事業もキャンセル。乳児健診事業も延期。子育て広場も閉鎖。つまり母体の回復や赤ちゃんの健康、発達指導がすべてなくなってしまったのです。

私はとても心配でした。
ママ達が家でどんな暮らしをしているか見えなくなりました。

これまで私達は仲間と共に母親目線で数々の子育て支援を実践してきました。そのたびに必要性を実感して行政に伝え、信用を得て、市の子育て支援事業にまで持って行きました。今年度からはさらに飛躍して、子育て世代包括支援センターとして産前産後からの支援を市と協働で始めるところまで来ました。やっとです。20年かかりました。

その支援事業は「ままぴよ日記4243」に書いたように市内の開業医と助産師と子育て支援者、先輩ママが一堂に会して、産後すぐのママ達に寄り添って個別の相談に乗るというものです。そのために私達も協力団体として正式に会則を作り、近隣の産婦人科に協力要請をして準備してきました。それが一気にストップです。


でも、子育ては待ったなしです。せめて何かできる事はないかと考えてオンライン相談に切り替える事を提案しました。市のオンライン状況は学校と同じでセキュリティが強すぎて全く使えません。それで個人のパソコンを使って対処することにしました。でも宣伝ができません。行政は市の広報やHPでお知らせをする方法しか知らないので2か月前には原稿にしておかなければいけません。

HPに載せてくださいとお願いしたら小さく載りました。あ~絶対に産後すぐのママは見ないなあ~と思いつつ、個人情報を貰えないので待つしかありません。スタンバイしていましたが誰からも相談がありませんでした。結局2ヶ月相談なし。

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シアトルでは、アンティファなどの極左勢力が警察署の支局を占拠し、「自治区」を設置 ~今や無政府状態に陥っているシアトル

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領は「アンティファをテロ組織に指定する」と発言しました。シアトルでは、アンティファなどの極左勢力が警察署の支局を占拠し、「自治区」を設置しました。冒頭の動画では、“今回の事件を利用して警察の経費削減や警察の武装解除、更には警察や警察署の解体を要求し、警察の徹底的な弱体化を狙っている”としています。
 今やシアトルは無政府状態に陥っていますが、日本ではほとんど報道されません。トランプ大統領はシアトルの知事と市長に、“市を今取り戻せ。もししないなら、私がする”とツイートしていますが、実際にトランプ大統領が介入したならば、暴力的介入として大袈裟に騒ぎ立てるつもりなのでしょう。
 アンティファが極左暴力集団であることは、“続きはこちらから”の動画をご覧になれば分かります。アンティファの研修では、“目標はそこに行って出来るだけ安全に危険なことを行うことだ”と教えられ、“目をえぐる練習をする。少しの力で人の目を傷つけることができる”と言っています。こちらの動画も参考にして下さい。
 ところが、立憲民主党で一番まともに見える石垣のりこ参議院議員は、“圧政や暴政に抗議しマジョリティーの沈黙こそが暴力であると声を上げることが「ANTIFA」ならば、私は喜んでANTIFAと呼ばれたい”とツイートしています。
 政府に抗議し声を上げる人たちは、皆「圧政や暴政に抗議」しているのだと錯覚しているのでしょう。現実は、ジョージ・ソロスのような得体のしれない財団から資金提供された暴力集団が、民主的に選ばれた政権を倒す「カラー革命」の道具として使用されているケースがほとんどなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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極左勢力が「シアトル占拠」 大統領は無政府状態の解決を促す
配信元)
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配信元)
 
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米デモ、シアトルに「自治区」 一帯占拠、大統領が非難
引用元)
米中西部ミネソタ州での白人警官による黒人男性暴行死事件への抗議デモに絡み、西部ワシントン州シアトルでデモ隊が警察管区の建物周辺を占拠し「自治区」を設置したと主張している。インズリー州知事は11日、大きな混乱はなく「平和的解決策が見つかると期待している」と強調。トランプ大統領は対応を非難し介入も辞さない姿勢で強硬な対応を迫っている。
 
トランプ氏は10日「国内のテロリストがシアトルを奪い取った。操っているのはもちろん急進左派の(野党)民主党員だ」とツイッターに書き込み、シアトルでの占拠を問題視している。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第63楽章 ゲーテ『ファウスト』を読むなら、映像配信とともに・・

 ドイツの高校生は、日本でいえば現代国語、古文の時間がドイツ語になりますので、ドイツ語の授業でゲーテの『ファウスト』を読みます。ドイツの文学者といえば、古いところでゲーテ、シラーが有名です。ドイツの高校生も、よほど文学好きでない限り、ゲーテの『ファウスト』はもう、やっていられない・・という雰囲気のようです。日本はさすがマンガの国と言われるだけあり、手塚治虫さんの描く漫画の『ファウスト』もあり、子供でも導入しやすい環境です。漫画『ファウスト』の最初では、「ファウストだろうが、セカンドだろうが・・」というダジャレが出て来ますが、ドイツ語で『ファウスト』とは、拳という意味であり、ラテン語では幸福な、祝福されたという意味になります。

 第63楽章は、ゲーテ『ファウスト』を読むなら、映像配信とともに・・です。
(ユリシス)
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ベルリンの週末風景


まずは、6月最初のドイツ・ベルリンの祝日の風景より。私も思わずこの動画に笑ってしまったのですが、ベルリナーの本性爆発・・。コロナ疲れ? これはデモなのですが、バカンス気分で太陽を浴びて・・。



そして、6月6日土曜日には、若者15,000人がベルリンの中心アレクサンダープラッツに集まり、差別に対する抗議デモがありました。93人が逮捕されたそうです。アメリカの事件に誘発されて世界的にデモが起きていますが、ベルリンでも同じ傾向にあります。この事件の背景や構造をよく見ないと、間違った方に誘導されそうですね。徳目の中の識別が大切かも・・。同時にネオナチのデモもあり、真相が隠されてしまう状況にもなってきました。まさに、竹下先生がおっしゃっている地底人(騙すカバール側)と最低人(騙されるB層)の戦いの様相です・・


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