アーカイブ: *社会

訃報 沖縄県の翁長雄志知事が死去 〜 オール沖縄の要だった「沖縄の保守」

 8日、翁長沖縄県知事が亡くなりました。
夕刻、入院先の翁長知事の容体が悪化したとの報が流れ、ネット上に大きな動揺が走りました。
すい臓がんの治療を受けながら、6月沖縄慰霊の日の鬼気迫る平和宣言や、先般の辺野古埋め立ての承認撤回を表明された姿が頭をよぎり、「命がけ」という言葉を飲み込みました。多くの方々が衝撃を受けながらも、知事の回復を真っ先に祈ったと思います。
 その後、訃報が入りました。
田中龍作ジャーナルでは、誤報を願ってギリギリまで発信を控えておられました。
 翁長知事は、保守系の政治家の家に育ち、順調にキャリアを重ね、安楽な政治家の道を選ぶこともできた方でした。しかし、度重なる沖縄の苦難から目を背けることを止め、「沖縄の保守」として、保守、革新をまとめる「オール沖縄」の象徴として戦う道に進まれました。
 喪失感の中、9月に前倒しで実施される県知事選を控え、これまで辺野古新基地反対の要となって支えて来られた知事の影響を思わざるを得ません。
私利私欲を排し、沖縄のために、ひいては日本のために「討ち死」された翁長知事の遺志を継ぐ方が、どうか立たれんことを。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
沖縄県の翁長雄志知事が死去 辺野古移設に反対貫く
引用元)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に反対し、膵(すい)がんの治療を受けながら公務を続けてきた沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が8日、同県浦添市内の病院で死去した。67歳。今年5月にがんを公表し、治療を続けていたが、7日に容体が急変した。
 知事選は11月から9月へ
 知事選は任期満了に伴い11月18日投開票の予定だったが、9月中にも実施される見通し。葬儀日程などは未定。7月27日に前知事による辺野古の埋め立て承認を撤回すると表明するなど、一貫して移設計画に反対してきた翁長知事の死去は移設計画の行方にも影響しそうだ
————————————————————————
配信元)




広島原爆の日:被爆者も平和をも侮辱する安倍首相に「もう広島に来て欲しくない」 〜 あべぴょんはSNSで悪質な印象操作

 本当は参加したくないけれど世界が見ているから渋々、、。そんな被爆者はじめ国民を愚弄するような態度で、平和式典に出席する我が国の首相ですが、今年はとりわけ悪質でした。
 あべぴょんは「核兵器のない世界に向けて尽力する」と使い回しの文章を読み上げながら、今年のこの原爆の日に語らずにはすまないノーベル平和賞のICANや、朝鮮半島の雪どけはスルーし、核兵器禁止条約については不参加を強調するというスピーチをしました。その式典後の被爆者団体との面会でも、代表者らに向かって臆面もなく「核兵器禁止条約には参加しない」と明言し、被爆者代表は「腹立たしいことこの上ない。もう来てほしくない。」と怒りを表明しました。未だに核装備の野望を手放せないあべぴょん、日本国民としても「もう居てほしくない」。
 さらに犯罪的なことに、条約批准の切実な願いを拒否された、その坪井代表との写真を悪用して、あたかも坪井代表があべぴょんにエールを送っているかのような画像をSNSに利用したのでした。被爆者の方々の受けた汚辱を思うと言葉が出ません。献花台から総理の花だけが消えたのも当然でしょう。リテラでは「被爆者を裏切る行為であり、冷酷にも程があるだろう。」と指弾されました。
 今や平和を装うことすらしない首相、長崎でも同じ醜態を世界に晒すのか?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
〈つなぐ 戦後73年〉祈りと怒りの原爆忌 首相、核禁止条約なお「不参加」
引用元)
 安倍晋三首相は六日、広島市で行われた平和記念式典に出席した後、被爆者団体の代表者らと面会した。代表者らは核兵器開発や使用を全面的に禁じた核兵器禁止条約について「私たち被爆者をはじめ、市民の努力が実った」として、日本政府も参加するよう求めた。首相は参加しないと明言した。これまでも首相との面会で、集団的自衛権の行使容認撤回などを求めてきた被爆者たち。この日も平和を求める思いは首相に届かず、怒りと失望が広がった。 
(中略)
首相との面会後、吉岡氏は記者団に「われわれの要望に全然聞く耳を持たない態度は腹立たしいことこの上ない。もう(広島に)来てほしくない」と怒りをあらわにした
(以下略)
————————————————————————
広島原爆の日に安倍首相が卑劣な詐欺行為! 被爆者団体の要望を拒否しながら団体代表の写真と言葉を使い自己宣伝
引用元)
(前略)
対する安倍首相は、昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約への言及がなかったばかりか、ICANにも一切ふれずじまい。安倍首相はいまだにICANとの面会はおろか、お祝いの電話さえ入れていないというが、これでよく「『核兵器のない世界』と恒久平和の実現に向けて力を尽くす」などと誓えたものだ

 その上、式典後におこなわれた被爆者7団体との「被爆者から要望を聞く会」では、核兵器禁止条約への署名・批准を求める声に対し、安倍首相は「参加しない考えに変わりない」と拒否した

 被爆者たちの願いを打ち砕く卑劣な姿勢を崩さない安倍首相──。だが、驚いたのは、その後の行動だ。
(中略)
 坪井理事長はきょうの「要望を聞く会」で、「原爆は人間の悪知恵が作ったもの。われわれが核兵器をなくすような力を発揮しなきゃいけない」と主張し、核兵器禁止条約を批准するよう求めた。それを無下に拒否しておきながら、自分があたたかく手を差し伸べる写真を投稿して、あたかも被爆者の要望に応えているかのような“印象操作”をSNSで発信したのである。

» 続きはこちらから

ぴょんぴょんの「アイルランドから沖縄」

 こんなに暑い日が続くと、カラッと涼しい、緑のアイルランドにあこがれます。
 あの荒れた広大な景色、手つかずの大自然、素朴な人びと。
 そしてあの豪華なアイリッシュ・ブレックファースト。
 乳化剤の入っていない、本物のアイスクリーム。
 イギリスに翻弄され苦しんできたアイルランド、これからずっと美しいままであって欲しい。
(ぴょんぴょん)
————————————————————————
ぴょんぴょんの「アイルランドから沖縄」


アイルランドのおいしいもの、素敵なところ


seiryuu氏のユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝3〜6を読んだけど、イギリスってとんだお騒がせの国だね。

イギリス紳士とか、大英帝国とか、ロイヤル・ファミリーとか、アフタヌーン・ティーとか・・・
人は憧れのまなざしで見るが、もとを正せば、海賊の国だからなあ。

イギリスでおいしいものと言えば、フィッシュ・アンド・チップス。


庶民はつましい暮らししてるよな。

ビールもおいしいよねえ、イギリスのパブに行きたい!

アイルランドのビールもうまいんだぜ。

アイルランドは、ウイスキーが有名じゃないの?

Author:Hammersbach[CC BY-SA]


ウイスキーもうめえ。
食事も、イギリスよりはるかにうめえ。
家もイギリスより、広々してる。
自然もイギリスより雄大だ。

よく知ってるね、くろちゃん。

おうよ、おれはアイルランド出身だからな。

へえ?? アイルランド人だったの?
そうはちっとも、見えないけど(目が小さくて、鼻ぺちゃの典型的な日本人に見えるけど・・・)。

おれの顔に、なんかついてっか?

(ハーフとか、クオーターにも見えないし・・・)

» 続きはこちらから

メキシコ便り(16):メキシコのニュースとQの正体?!

 メキシコは次期大統領オブラドール氏は毎日がんばって働いていて、メキシコでは現大統領ペニャニエトの存在感がほぼゼロ!メキシコは毎日のオブラドール氏の報告に希望の光が降り続けています✨

 そして最後にメキシコのニュースではなく、アメリカのニュースですが、個人的にあのQの正体のうわさがとても衝撃的でしたので、こちらでシェアさせていただきます♪ ほんとに近いうちに大きなことが起こりそうでワクワクのpopoちゃんです♪

(popoちゃん)
————————————————————————
メキシコ便り(16):メキシコのニュースとQの正体?!


1)メキシコも異常気象💦


popoちゃん在住のファレスは、通常6月が真夏で7月は雨季。そしてだんだんと涼しくなっていくのですが。。。今年は、7月半ばあたりから異常気象。外に出ると一瞬で肌が焦げ付きそうな暑さ!メキシコ北西部のバハカリフォルニア州ではなんと56度に達した温度計が出たとか!!! http://www.puntoporpunto.com/secciones/ecologia-y-medio-ambiente/alerta-ola-de-calor-en-24-estados-van-15-muertos/


やはりこのメキシコの異常気象も先日竹下先生がおっしゃっていたように、コブラの仕業?!ここファレスではドイツのように(先日のユリシスさんの記事)30度を超えたら休校など、そのようなルールはないようで、今は夏休みということもあって、なるべく外出は避けて屋内にいましょうくらいの警告です。事前に用心、事前に準備とかメキシコ人って苦手だからなぁ〜。。。危機感があまりないお国柄でございます。。。なったときにどうにかしよう、考えようってタイプ。。。

ファレスには家にクーラーがなく(あっても電気代が高いので使わない、メキシコの電気代はアメリカより高いらしい。。。)、車にもクーラーがない人たちが沢山いますが、皆、逞しく生きています!popo ちゃんは日本だと体力的にも精神的にもかなりタフなほうだと自負していたのですが、メキシコ人と比べると、そんなpopoちゃんでも、すぐにヘロヘロになってしまう。(標高1137mと日本よりずっと高いしなぁ〜。。。やっぱりメキシコ人っていろんな人種が混ざっているからDNA的に丈夫なのかなぁ〜とあれこれ言い訳を考えるpopoちゃん😁)メキシコ人って体力、忍耐力、持久力、精神力すごいです!特につらいものに耐える精神力がすごい!なんかイメージと違う〜。。。popoちゃんメキシコではもやしっ子。先日のぺりどっとさんの記事にあったように、こちらは湿度が低いので、気温は高くでも日本の夏より全然過ごしやすいです。直射日光を避けて木陰にいれば、かなり楽。一番辛いのは車の中。フロントガラス越しの日差しで、まさにオーブンのなか状態!

さきほどメキシコのテレビニュースで、東京にいるメキシコ人リポーターが、「もしここがキレイに掃除されてなくて、整理整頓されていないところだったら、僕は今メキシコ・タバスコ州にいると勘違いしてしまいそうです!」と東京の暑さにメキシカンジョークを飛ばしていました。メキシコ・タバスコ州は暑くて大変蒸し暑いそう。。。)


ここでちょっと、暑さにまつわるかわいいメキシカンジョークをご紹介♪
お家にいたとうもろこしさんが外から帰ってきたとうもろこし君に聞いた。。。

「外の暑さはどうだった?」

「うるせーだまれ!」
外の暑さで、とうもろこし君がポップコーンになっちゃった!
この発想おもしろい!😆
(ちなみにとうもろこしは5000年前以上からメキシコ人の主食、日本でいうお米のような存在。)

» 続きはこちらから

ゲノム編集に関する懸念を政治に反映させるために!

 ゲノム編集に関しての懸念の表明とともに、国に対して適正な規制管理ルールの確立を要望された、生活クラブさんによるプレスリリースです。ゲノム編集についての問題点がとてもわかりやすくまとめられています。
 日本は直接民主制ではありませんが、間接民主制のデメリットともなっている、欲にまみれた政治家の横暴やそうした輩を意のままに操る国際銀行家やグローバル企業による経済的植民地支配をこれ以上みているわけにもいきません。
 既得権益者を守る政治から国民主権の政治へと立ち返るためにも、国民はその実態や問題点を認識することで、国民の代表としてふさわしい政治家をちゃんと見極めて応援する必要があります。ゲノム編集という生命にかかわる技術を、優生思想に狂った輩に、軍事兵器として利用されたりしないためにも。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ゲノム編集技術の利用について、生活クラブ生協連合会が規制管理ルールの確立を求める意見を発表しました
転載元)
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(中略)は、(中略)ゲノム編集技術の応用で生み出される食品の安全性への疑問、また生物多様性への影響「種子の独占」のさらなる拡大について深い懸念を表明します。国に対しては、予防原則に基づく新育種の登録制度による情報公開、消費者の選択権が保証される食品表示やトレーサビリティのしくみなど、適正な規制管理ルールの確立を強く求めます。(中略)

Ⅰ.経過と背景

1.遺伝子組換え食品に対する生活クラブ連合会の対応

(中略) 遺伝子組換え作物の作付面積は世界の耕地面積の10分の1(1億8,510万ヘクタール)と増加し続け、日本で商業流通が認められている遺伝子組み換え食品も8作物315品種(2017年12月現在)となりました。
(中略) 食料としてとしての安全性、巨大企業による種子の独占、環境・生物多様性への影響について、問題は深刻化しているのが現状です。

2.遺伝子改変技術の研究の表面化

ゲノム編集(遺伝子操作による新育種)技術の第1世代が登場したのは1996年ですが、飛躍的に研究が進んだのは2012年に第3世代のCRISPR-Cas9の技術が開発されてからです。「ゲノム」とは生物の持つすべての遺伝情報であり、ガイドRNA(標的遺伝子をみつける役割)とヌクレアーゼ(DNA切断酵素)を用いて、標的とする遺伝子を切断したり挿入したりすることで、狙い通りに遺伝子を改変することから編集という言葉があてられています。
ゲノム編集では、遺伝子を切断することで特定の機能を失わせる技術のことを「ノックアウト」、切断した箇所に代替DNAを入れる技術を「ノックイン」と呼びます。改変に使用したガイドRNAとヌクレアーゼはやがて分解されて痕跡が残らないため、特に「ノックアウト」技術の場合、自然現象で現れる突然変異と見分けがつきません。
この技術は、まだ特許登録されておらず開発費用が非常に安価で、大学の研究室でも簡単に操作できるため、ゲノム解析が行なわれているすべての生物に応用が可能です。日本でも2016年にゲノム編集学会が広島大学を中心に立ち上がり、食料、医療への研究が広がっています。

Ⅱ.問題の整理と対応

1.ゲノム編集の商業応用(食品類)の問題点

この技術について整理すると、以下の問題が挙げられています。

遺伝子操作をした結果、標的以外の遺伝子におよぶオフターゲット効果*や遺伝子の変化がその生物の特性に意図しない変化をもたらす可能性があります。食品として流通した場合、異常タンパク質によるアレルギーなどの問題を起こすことも考えられます。<食料の安全性の問題>

一度、改変された生物が自然界に出てしまえば、遺伝子の回収は不可能です。特別な機能を持つ生物による遺伝子汚染によって、それまでの環境が変わり生物の多様性が脅かされる可能性があります。<生物多様性の問題>

③現在、研究技術の使用は安価ですが、基礎となるゲノム解析の研究や穀物種子の多くは巨大企業が所有しており、すでにダウ・デュポンやモンサントはゲノム編集技術のライセンスや使用契約をとっており、種子の独占にいずれ包摂される怖れがあります。<種子の独占の問題>

現在、この技術研究によって作出された生物の安全性や環境影響への国の対応は、個別に行なうとされており、規制の枠組みがないため申請がなければ情報を把握できません。<規制管理ルールがないという問題>

*オフターゲット効果:目的とした配列以外の領域に操作が及ぶ問題をいいます。ゲノム編集は従来の遺伝子組換え技術に比べると格段に効率がよくなっていますが、100%の成功率ではないため、注意深いスクリーニングが依然として必要になります。

2.ゲノム編集技術を使った作物・動物(食品類)について、懸念を表明します。

ゲノム編集で作出される生物が、結果的に遺伝子編集をした痕跡が残らないとはいえ、遺伝子を人為的に操作すること自体に疑問がぬぐえません。
ゲノム編集技術による食品類の実験研究がすすめられていますが、世界的にも現行の遺伝子組換え生物に対する規制に該当するのかどうか、議論がされている段階です。
ゲノム編集技術に登録・規制の枠組みがないまま、実験研究がすすみ食品が開発されていけば、「食料安全」「生物多様性」「種子の独占」などに加え、事故が発生した後では追跡ができず、取り返しのつかない問題が生じます。
商業流通される時期は現時点で定かではありませんが、上記4つの問題点をふまえ生活クラブとしてゲノム編集作物・動物(食品)の商業化に懸念を表明します。

3.国に対し、ゲノム編集技術で作出された作物・家畜類(食品、飼料を含む)の情報公開と登録を求めます。

商業流通が将来始まる恐れに備え、国に対し、消費者の選択権を尊重するために原材料(種子を含む)の情報開示と表示、ゲノム編集技術で作出された作物・食品(飼料)の登録を求め、政策提案運動を準備します。

予防原則を基本とすること。

②作出された生物の情報開示と登録

③商業栽培(飼育)を想定し、消費者の選択権を担保するトレーサビリティ流通と表示制度の確立
以上
» 続きはこちらから