注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
愛媛県は、加計学園の獣医学部新設をめぐり3年前の4月2日に今治市などと総理大臣官邸を訪問した際のやり取りを記した文書を作成し、内閣府などに配付したとしていて農林水産省は先週、省内で同様の内容が記された文書が見つかったとして公表しました。
文部科学省が調査した結果、この文書については省内に残されていないことが確認されましたが、訪問の当日に文部科学省の獣医学部新設の担当者が県などの訪問の予定について内閣府側から伝えられたメールが見つかっていたことがわかりました。
メールには「本日15時に今治市などが官邸を訪れる」などと記されていたということです。
(以下略)
(中略)
文科省関係者によると、一五年三月、官邸側から「近く県や市、学園の関係者が官邸に来ることになっている。官邸で誰が対応し、どういうスタンスで答えるのがいいか、文科省の考えを参考にしたい」と文科省側に連絡があった。同省側は「特区として対応すべきではなく、全国レベルの問題として考えるべきだ」と伝えたという。
(以下略)
» 続きはこちらから
記事を下からご覧になると、少しわかりやすいかと思います。愛媛県が作成した首相案件文書を、愛媛県側は内閣府などに配布したと説明していました。農林水産省は、先週、文書が見つかったと公表しました。
文科省は、文書は省内に残されていないが、2015年3月に、首相官邸側から文部科学省に、“愛媛県や今治市、加計学園の関係者が近く首相官邸を訪問する”と伝えられていたとのことです。また訪問の当日に、訪問の予定について内閣府側から伝えられたメールが見つかっていたということです。
冒頭の動画では、首相案件文書について、梶山地方創成担当大臣は、“くまなく探索したが確認できなかった”として、内閣府内に文書は見つからなかったと言っています。
全体の構図を見た時に、愛媛県側が正しいことを言っており、あべぴょんを守るために、関係大臣も秘書官も関係省庁も四苦八苦している様がよくわかります。誰もが犯人はわかっているのに、このまま逃げ切れると考えている“こまったちゃん夫妻”が居るようです。見た目には、彼らはアメリカに逃亡しているようにも見えます。
“続きはこちらから”の動画はおまけです。官邸に誰が来たかは、入館記録が残っているのでわかるはずなのですが、そこは安倍政権。“入館記録はなかった”と平気で言えるところがすごい。セキュリティ上の問題から、こんな馬鹿な答弁が成り立つはずがないのですが、コレで通っているのが恐ろしい。ところが、動画によると、“そういう記録は全部残ってる”と、あべぴょん自身がタモリに言っているのです。
嘘つきっていうのは、本当は頭が良くないといけないのです。過去についた嘘を全て覚えていなければいけません。でないと、整合性が取れなくなってしまいます。頭の悪い嘘つきだと、どうなるか。私たちは、今、それを目撃しています。