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ぴょんぴょんの「青鳥運動のゆくえ」 ~台湾独立を叫ぶ新総統と、過半数にあぐらをかく中国寄りの野党

 今年1月の選挙で台湾の総統は、2期総統を務めた蔡英文氏から、同じく民進党で副総統だった頼清徳(らいせいとく)氏にバトンタッチされました。
 このように、同じ政党が3期続けて政権を担うことは、台湾の総統直接選挙が始まった1996年以来のことだそうです。それだけ、民衆は現在のアメリカ寄りの台湾独立路線を支持しているのですが、同日に行われた立法委員(国会議員)の選挙では、与党・民進党は議会過半数をとれず、野党の連立が過半数を占めてしまいました。
 そして、思った通り、頼総統の新政権は波乱の幕開けとなりました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「青鳥運動のゆくえ」 ~台湾独立を叫ぶ新総統と、過半数にあぐらをかく中国寄りの野党

中国をピリつかせる頼総統の就任演説


台湾の総統、代わったんだってね?

ああ、今年1月の選挙で、蔡英文に代わって、同じ民進党の頼清徳氏が選ばれた。

蔡英文
Author:總統府[CC BY]

頼清徳
Author:總統府[CC BY]

今度の総統も、蔡英文さんと同じ民進党かあ。

民進党はアメリカ寄りの台湾独立路線、もう一つの大政党は国民党で中国寄りだ。

民進党の総統なら、これまで通りの民主路線で、良かったね。

だが、同じ民進党でも、頼氏は蔡英文氏より中国には刺激が強すぎるようだ。

へえ?

中国がピリピリしだしたのは、5月20日の頼氏の総統就任演説。これについて中国は「必須懲戒(必ず懲罰する)」と発言し、2日後には「懲罰的軍事演習」を開始した。YAHOO!ニュース

中国、怒った!

中国国営放送CCTVも、頼氏と民進党が「台湾独立という破滅的な道を突き進むなら、最終的には衝突・炎上するだろう」と警告した。(BBC


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ぴょんぴょんの「クマと人間」 ~大瀬初三郎さんと「熊仙人」横田博さんの考え方

 去年の秋から、人がクマに襲われる事件が多発しています。
 最近も秋田県鹿角市で、山林で行方不明になっている人を捜索していた警察官2人が、クマに襲われてけがをしたそうです。(NHK
 そういうニュースのたびに、クマの駆除が叫ばれるのが、つらいです。
 クマと言えばくまのプーさん、テディベア、リラックマ、くまモン、はたまた経筋体操のクマタンに至るまで、愛されキャラで「かわいい」の代名詞ですが、自然界のクマはかわいいどころかコワイ存在です。
 かと言って、かつてのニホンオオカミのように駆除して絶滅させればいいはずがない。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「クマと人間」 ~大瀬初三郎さんと「熊仙人」横田博さんの考え方

指名手配になった怪物クマOSO18


OSO18って、怪物クマがおったな。

乳牛をオソって、指名手配になったクマだね。

ああ、酪農家の頭痛のタネだった。

OSO18って名前からして不気味だね。「恐ろしい」「襲う」からOSO?

いやいや、目撃された北海道「オソツベツ」の地名と、前足幅18cmからつけられたコードネームだ。OSO18に襲われた牛は66頭と推定される。Wiki)「OSOは、栄養価の高い牧草を食べることで道東で爆発的に増えたエゾジカを食べて肉の味を覚え、(中略)...牛を襲うようになった。そして人間の側がその捕獲にてこずっているうちに、人間のことを学習し、その危険を巧妙に避ける術を身に着けた。それがOSO18という“怪物”の物語である。」(PRESIDENT Online


怪物かあ〜。でも、OSOは、クマを撃ったこともない町役場の職員に撃たれて死んだそうだね。ほんとに突然変異の怪物クマだったの?

いやいや、本来クマは肉食獣だったのが、気候変動で雑食化したんだよ。「私たちはまず、クマが本来肉食獣であり、獲物を捕らえて食べる本能を内に秘めていることを理解する必要があります。」(tenki.jp

そうなんだ。マスコミが大騒ぎして、恐怖を煽ってたんだね。あっけなく殺されたOSOがかわいそうな気がする。

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ぴょんぴょんの「習近平のセルビア訪問」 ~全体主義を徹底するために、経済を失速させて戦争に向かう中国共産党

 1999年5月7日は、セルビアの中国大使館がNATOによって空爆された日です。
 そこから25年目の2024年5月7日、習近平氏がセルビアを訪問して大歓迎を受けました。
 中国主導のセルビア・ハンガリー高速鉄道工事も順調に進み、今年中にセルビア区間が全線開通する予定です。いずれハンガリーまでつながれば、ギリシャのピレウス港に着いた中国製品を、セルビア、ハンガリー経由でEUまで届けることが可能になります。
 ただ、中国の現在の経済状況で、完成までこぎつけられるのか。
 時事ブログで紹介された、「中国共産党は意図的に中国経済を弱体化させているのか?」が気になります。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「習近平のセルビア訪問」 ~全体主義を徹底するために、経済を失速させて戦争に向かう中国共産党

習近平国家主席を歓迎するセルビア


〈中国は、セルビアのBRICS加盟を全面的に支持する。〉

この和やかな空気。

習近平がセルビアで歓迎されていることがよくわかる。ベオグラードの中心では、習近平を歓迎する市民が集まり、大型スクリーンには「ようこそ、親愛なる中国の友人たち」というメッセージが映し出され、大歓迎モードだった。

〈「中国!セルビア!」と2万人のセルビア人が歓声を上げ、習主席を歓迎した。〉

中国をこんなに歓迎する国も、めずらしい。

なんたって中国は、セルビアに大きな投資をしてくれた大恩人だからな。コソボについても、セルビアの領土だと認めてくれてるし。

セルビアにとって中国は、ロシアと並ぶ貴重な味方だね。

ヴチッチも習近平大好きで、「習兄さん」と呼ぶほどの信頼を寄せている。

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ままぴよ日記 119 「子育ては自己責任?」

若葉が光っています。この色を何と表現したらいいのだろう?
公園の木陰で赤ちゃんを抱きながら幸せな気分。
冒険遊びを毎月していたら参加者が増えて、たくさんの親子連れがやってきてくれるようになりました。でも、よく見ると赤ちゃんを抱っこしながら上の子と遊んでいるママ達。
私の役目は、そんな赤ちゃんを抱っこしてまったりする事。柔らかくてかわいい!
ママ達も「助かります~」と喜んでくれる。ああ、これが至福の時だなあと思うのです。
(かんなまま)
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本来は明日の心配をしないで遊び呆ける子ども時代


日本は弱いものが立ち上がれなくなる国。福祉制度があっても本当に困っている人に届いていないように思います。

子育てもしかり。悲しいかな、1人の子どもを国立大学までいかせるとしたら2700万円!
https://benesse.jp/kosodate/201509/20150910-2.html
子育ても自己責任なのです。

経済力がないから結婚をあきらめる若者。学生ローンで大学に行ったけれどコロナでバイトもできずに借金だけが残って返済に追われる日々。働き盛りの若者を苦しめて日本の未来はあるのでしょうか?胸が苦しくなります。

そんな状況でも、相変わらず学校では小学生から将来の夢を描かせて、それを実現するのが成功の道と教えています。今の小学5年生は1年生の時からコロナ禍で人との接触を極端に制限されて体験活動もできませんでした。でも将来の夢は?進路は?と問われます。

「わかりません」と言えない子ども達。与えられた情報の中でむりやり夢を描けば描くほど到達できない自分が悪いのだと自信を無くします。

本来は明日の心配をしないで遊び呆ける子ども時代。今は学校の宿題、塾や習い事に追われて自分の時間がありません。一言でいえば嫌なことを強いられてエネルギーが枯渇した子ども達です。

結果、不登校が増えました。子ども達はなぜ学校に行きたくないのか理由がわかりません。自分の気持ちを言葉にするのが難しいのです。ただ、みんなと同じように学校に行けない自分が悪い、親を困らせている自分が悪いと思ってしまいます。

親も誰にも相談できず孤立します。スクールソーシャルワーカーもいますが数と権限が保証されていないので機能していません。不安を抱えた親が勇気を出して予約を取って、仕事を休んで相談に行きます。「子どもをちゃんと育てられない悪い親」と思われるのではないかと心配しながら・・・。そして、相談してもなかなか解決策は見つからず、結局「様子見ましょうね」の自己責任です。

フリースクールがあったとしても学費、通学費は自己負担です。これも公費で学べる学校があるのに行かないのは自己責任ということでしょうか?

このような問題を抱えているママ達の何と多いことか!これはママ達の責任でしょうか?子どもが悪いのでしょうか?何だかおかしい。この日本はどこに向かっているのだろうと危機感を感じます。

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ぴょんぴょんの「消滅可能性自治体」 ~自治体を脅してデジタル田園都市へ誘導する作戦

 「あれ、地方テレビ局の番組にうちの市の市長が出てる?」と思ったら、市の子育て支援や移住者支援が功を奏して、めでたく「消滅可能性自治体」から脱出したことで、インタビューを受けていたのです。
 「消滅可能性自治体」とは最終的に消滅する可能性が高い都市のことで、定義は「2020年〜50年の30年間で、子どもが産める20~39歳の女性が半数以下に減ってしまう自治体」だそうです。
 だけど、人口減少は自治体のせいじゃありません。日本政府がこれまで積極的にやってきた、人口削減政策が実を結んだだけです。なのにその責任を自治体に負わせて、「消滅可能性自治体」のレッテルを貼ってさらし者にする。何がしたいのか?
 わかった、「デジタル田園都市」に手を挙げさせたいんだな。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「消滅可能性自治体」 ~自治体を脅してデジタル田園都市へ誘導する作戦

全自治体の4割が「消滅可能性自治体」


「消滅可能性自治体」? SFの本の題名?

SFじゃねえよ、「最終的に消滅する可能性が高い都市」のことだ。4月24日、民間有識者らでつくる「人口戦略会議(議長=三村明夫・日本製鉄名誉会長)」が、人口から見た、全国の地方自治体の「持続可能性」について分析を行った結果を発表した。それによると、2050年までに20〜30代の女性が半減し、最終的には消滅する可能性がある「消滅可能性自治体」が、全自治体の4割の744自治体に上ることがわかった。NHK

え〜! 4割が消滅可能?

ちなみに、自分の市町村が「消滅可能性自治体」かどうかを知りたければ、こちらを見てね。特に深刻なのは、東北と北海道だ。北海道では半数以上、東北は77%の自治体が「消滅可能性自治体」だ。

自分の住むところが「消滅可能」とか言われたら、ドキッとするよね。

だが、対策を講じて挽回した自治体もある。たとえば宮城県中部の人口5500人あまりの大衡村(おおひらむら)は10年前、「消滅可能性自治体」になったのをきっかけに、出産時や入学時の祝い金、オムツや粉ミルクなどのクーポン券の配付、子育ての悩みに対応するチームの立ち上げなど、子育て支援を強化し、村に定住する意思がある若い世代が住宅を購入する際、最大150万円を補助するなどした結果、子育て世代の転入が増加し、今回みごと、「消滅可能性自治体」から「自立持続可能性自治体」に格上げした。(NHK

大衡村役場
Author:ToshiJapon[CC BY-SA]

すごい! よかったね。

また、鹿児島県北西部の人口およそ9600人の長島町は、2014年は「消滅可能性自治体」だったが、町外の高校や大学を卒業後、10年以内に町に戻って定住すれば、元金や利息の返済を町が肩代わりするという、独自の奨学金制度を創設したのが功を奏し、町を出ていく若者が減り、「消滅可能性自治体」から脱出した。NHK

長島町役場
Wikimedia_Commons[Public Domain]

工夫と努力の結果だね。

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