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世界に新たな「G7」が出現した。ブラジル、インド、インドネシア、中国、メキシコ、ロシア、トルコを含むものである。
フィナンシャル・タイムス水曜版の経済記事で、
これら7か国がいわゆる
G7(英国、ドイツ、イタリア、カナダ、米国、フランス、日本)
を購買力平価で上回っていることが紹介された。
同紙によれば、
このことは世界のパワーバランスが急激に変動していることを示している。「今や先進20か国の半数を途上国が占める」。
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ロシアのプーチン大統領が3つのサミット、すなわちCIS諸国サミット、ユーラシア経済共同体サミット、ユーラシア経済最高会議サミットに参加するため、ミンスクに到着した。
CIS諸国サミットでは経済部門、人道部門、治安部門における幅広い協力の推進について議論がなされる。ウシャコフ大統領補佐官が明らかにした。
次いでユーラシア経済共同体の
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタンがこの14年間の総括を行い、
2015年1月1日に同組織の活動を停止し新たにユーラシア経済同盟を発足させることに関する条約に調印を行う。
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カスピ海沿岸5ヶ国は経済協力と地域の安全保障のさらなる深化について相互に受け入れ可能な合意を結ぶ意向である。月曜、ロシアのアストラハン市(ヴォルガ流域)で開かれたカスピ沿岸諸国サミットを終えて、ロシアのプーチン大統領が述べた。
大統領によれば、会合を総括して、政治宣言が採択される予定。宣言は、カスピ海の法的ステータスをめぐる基本合意の成立に向けた「要石」になるはずだ、とのこと。
大統領は、
カスピ海を囲む5ヶ国、すなわちロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタン、イランの協力拡大によって、地域の安定性が強化され、テロ対策・麻薬取締りの効率性が向上し、さらに諸国の経済発展が加速され、世界市場における競争力が増進するとの確信を示した。
諸国はまた、輸送部門やカスピ海のエコシステム保護といった分野での協力拡大についても討議を行っていく意向であるという。またアクチュアルな国際問題について意見の交換も行われる、とプーチン大統領。