注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
人間の鼻から咽頭にかけての領域に、これまで知られていなかった新しい臓器を発見したという報告が発表されました。発見されたのはわずか3.9cmという小さな器官で、がん細胞の研究中に偶然見つかったとのことです。
(中略)
以下の画像で、青い矢印によって指し示されているのが新しく発見された唾液腺組織です。
#fRctLib
— 🅵🆁🅲🆃★KeRocket (@kerocketX_X) October 21, 2020
「未知の臓器」が人間の喉の奥から発見されるhttps://t.co/qTZsCkfgqX pic.twitter.com/sMsI8wBPE2
(中略)
フォーゲル氏とファルスター氏は、100人の被験者を対象にPSMA PET-CTを行いましたが、この新しい唾液腺は100人全員から発見されたとのこと。2人は新しく発見された臓器を「Tubarial Glands(管状腺)」と名付けました。
(以下略)
人の喉に未知の臓器を発見、オランダ研究チーム発表
CNN 2020/10/22
(中略)
オランダの研究チームが、これまでの医学では知られていなかった臓器が人ののどの奥に見つかったとして、このほど医学誌に研究結果を発表した。発表を行ったのはオランダがん研究所などの研究チーム。鼻腔と咽頭がつながる部分の頭蓋骨の中に、未知の腺が隠れているのを発見した。
(中略)
前立腺がんの転移を調べるPSMA PET/CTという先端のスキャン検査で初めて見つかった。
論文を発表した研究者は「2020年にこんなものが見つけられるとは思わなかった」と振り返る。
これが新しい臓器なのか、それとも唾液腺の一部とみなすべきなのかについては論議もあったが、詳しく調べた結果、解剖学的にも機能的にも新しい器官であることが裏付けられたとしている。
(中略)
ここまでです。
つまり、「鼻の奥のほうに新しい臓器と認められる部位が見つかった」という発見があったということになります。この臓器の新しい名前は、論文には、「尿細管唾液腺」 (tubarial salivary glands)と書かれてあります。
(中略)
科学メディアのライブサイエンスでは、その PSMA PET/CT 画像からの再現となるイラストを掲載していましたが、それは以下のようになります。
新しく見つかった「臓器」の場所を示したイラスト
要チェックや。
— ひずあずはい (@direct_sens) October 21, 2020
Scientists discover new organ in the throat | Live Science https://t.co/ddfZkay0g4
(中略)
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多くの原因不明の疾患が「上咽頭炎が原因である可能性」があるということで、時事ブログで「Bスポット治療」を、しんしん丸さんが紹介してくれました。また、「慢性上咽頭炎」の原因は、“首こり”だと説明している治療院があることもお伝えしました。
上咽頭炎の治療にかんして、In Deepさんは「鼻うがいにも効果がある」とし、根拠となる本を紹介しています。その本の商品の説明には、“本書はこの「慢性上咽頭炎」のメカニズムと、その治療法であるEAT(bスポット療法)、「上咽頭洗浄」「鼻うがい」「首の後ろを温める」など自分でもできる治し方を、イラストとともに、平易に解説しています”とあります。
時事ブログのサイドバーの「心と身体を清浄にする」の項目に、“邪気への対処”があります。この中で、“とくに重要なものが…鼻の洗浄で、これを正しく行わなければ、邪気対策の効果はほとんど表れません”と記しています。
このように当初から、この部位が心身の健康を保つうえで極めて重要なポイントであると見做していたわけなのですが、実は今回見つかった「Tubarial Glands(管状腺)」は、中医学での謎の臓腑「三焦」の中心となる臓器だと思っているのです。