注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
今国会で決まったこと
— EMIL (@emil418) June 16, 2021
・消費税を財源にして病床を削減
・高齢者の医療費を2倍
・CM規制も最低投票率もない国民投票法
・マルチ商法等の契約書の電子化
・対象も範囲も不明だけど罰則内容だけは決まってる土地規制法
決まらなかったこと
・LGBT法案
国会では15日、衆議院本会議で、立憲民主党など野党4党が提出した菅内閣に対する不信任決議案が、与党などの反対多数で否決されました。
一方、参議院で審議が行われていた、自衛隊の基地や原子力発電所といった、安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法律は、与野党の攻防の末、16日午前2時半ごろ、参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決・成立しました。
これにより政府が提出した法案は、おおむね成立したことになり、午前中には参議院本会議で、閉会に向けた手続きが行われたほか、午後には衆議院本会議でも手続きがとられる予定で、通常国会は150日間の会期を終えて閉会します。
共産党の志位委員長は、党の議員団総会で「新型コロナウイルスや東京オリンピック・パラリンピックへの対応を考えても、ここで国会が夏休みに入ることは決して許されず、政治の責任放棄と言うほかない。閉会中審査などで、国会の行政監視機能を果たすためにあらゆる努力をしていきたい」と述べました。
(以下略)
(中略)
法案は、厚生労働省が医療機関向けの「手引き」で公表しているイベルメクチンなど10種類の既存薬について、コロナ治療薬として緊急的に指定できる内容。厚労相による指定制度の導入のほか、保険適用や副作用救済給付の法制化、生産体制整備への財政措置などを盛り込んだ。
(以下略)
菅さんは野党だった2011年5月、ブログに「被災地の状況を考えると、国会をこの状態で閉じるなどとんでもないこと」と書いた。結果、菅直人首相は70日間の延長を決めたが、被災地をコロナ禍に換えるだけで途轍もないブーメランだ。野党の3カ月延長案を無視して、五輪強行のために閉じてしまったからだ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) June 16, 2021
LGBT新法は今国会で成立させることができませんでした。法案は自民党の三役預かりとなったまま、動きませんでした。
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) June 16, 2021
この間、差別的発言など無理解で当事者を傷つける発言がありましたが、釈明も謝罪もありませんでした。
本当に悔しく、残念な国会閉会日です。
こんな国会を必ず変えましょう。 https://t.co/MeirzNIQT1
では、この安倍菅政権とその補完勢力野党がどんな法案を成立させたのでしょう?
「消費税を財源にして病床を削減する」医療現場を苦しめる政策、高齢者の医療費窓口負担を2倍にする鬼畜の政策、CM規制など無い不正を前提とした国民投票法、そしてその先にある改憲論議、高齢者をターゲットにしたような危険なマルチ商法等の契約書類のデジタル化、そして閉会ギリギリに押し込んで無理やり強行採決した重要土地規制法、、、。
2011年当時の菅義偉議員は、「菅(直人)内閣は批判から逃れるために国会を早く閉じ政府案の提出は8月以降にする(中略)。政権の延命しか考えていない」と述べていました。菅直人内閣は70日間国会を延長しました。とっとと閉会する菅義偉総理、国民を見捨てた長い夏休みを選挙対策に当てる気でしょうか。