ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝92 ― 2011年

 8月2日、ニュースが駆け巡り、アフリカのニジェールでクーデターが起きていたこと知りました。そうこうしているうちに、8月2日の夜に竹下さんがニジェールの件について記事を出されましたので、詳細はそちらでご確認いただくとして、8月1日の板垣英憲氏の情報では、以下のようにあります。
かつて仏国の植民地だったニジェールで、クーデターが勃発した。ニジェールは欧州連合(EU)にとっての最大のウラン供給元である。しかも、その8割をフランスが持っていくのだ。そのニジェールの仏国大使館がクーデターにより占拠されたのだ。当然、クーデターはエネルギー計画を大きく揺さぶることとなる。
 ニジェールはウランや金などの豊富な地下資源を保有していますが、その富などは植民地奴隷支配でフランスなどに奪われ続けていたのです。その植民地支配を打ち破る重大な動きがニジェールでのクーデターとのことです。数世紀に渡って植民地奴隷支配を受け続けてきたアフリカの各国と民衆、そのアフリカの植民地支配を打ち破ろうとして具体的に動いていた人物の一人に、リビアの元首ムアンマル・アル=カッザーフィーいわゆるカダフィ大佐がいました。カダフィ大佐はアフリカの解放に向けた動き故に、2011年2月から開始された攻撃によって打ち倒されていったのですが、ニジェール・クーデターにてカダフィ大佐の悲願が一つが果たされたような気になりました。世界がゆっくりながら大きく動いているとも。
 2011年は、2月からカダフィ政権を転覆させるリビア争乱、3月は日本の3.11、そしてシリア争乱が開始させられた年です。2011年は地球上の歴史に多大な影響を与えた年でした。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝92 ― 2011年

デイヴィッドとジェイのロックフェラーの行状


Author:Jorge Royan [CC-BY-SA]

2008年9月15日に、デイヴィッド・ロックフェラーが実質のオーナーであったリーマン・ブラザーズが経営破綻しました。外伝 91で見たように、サブプライムローン問題から続く一連の「リーマン・ショック」がデイヴィッド・ロックフェラーの野望をくじき、その力を大きく削いでいったのです。リーマンショックを誘導した地上世界の代表人物は、ジェイコブ・ロスチャイルド、アラン・グリーンスパン、そしてジェイ・ロックフェラーとなります。

ジェイコブ・ロスチャイルド
アラン・グリーンスパン
Wikimedia Commons
[Public Domain]
ジェイ・ロックフェラー
Wikimedia Commons
[Public Domain]

ただし、力を大きく削がれたとはいえ、デイヴィッド・ロックフェラーはそのまま大人しくしているような人物では当然ありません。必死に巻き返しに動きます。そのあたりを2014年04月01日の板垣英憲氏の情報は、以下のように記しています。

ディビッド・ロックフェラーは、ギリシアなどのCDS付国債を大量に仕入れて、再び大博打に打って出てきた。CDSとは、クレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap)といい、クレジットデリバティブ(信用リスクの移転を目的とするデリバティブ取引)の一種であり、一定の事由の発生時に生じるべき損失額の補填を受ける仕組みだ。これを「大量空売り」して巨利を得た。ところが、これが、ギリシアを国家倒産寸前に陥れたばかりでなく、欧州金融危機から世界金融危機、さらに世界大恐慌を招きかけた。

2009年10月に発覚したギリシャ国家経済危機が飛び火して欧州金融危機、そして世界金融危機まで及んだのですが、この背後にはデイヴィッド・ロックフェラーのなりふり構わぬ復権の動きがあったとのことです。これはこの通りでしょう。



ただし、このギリシャ危機からの一連の金融危機の犯人はデイヴィッド・ロックフェラーだけではありません。デイヴィッド・ロックフェラー以上の主犯が、リーマン・ショックでデイヴィッド・ロックフェラーの追い落としに動いたジェイ・ロックフェラーなのです。

2015.07.01の『櫻井ジャーナル』に以下のようにある通りです。ゴールドマン・サックスの実質のオーナーはジェイ・ロックフェラーです。

2001年にギリシャが通貨をユーロに切り替えた際、ゴールドマン・サックスは財政状況の悪さを隠す手法をギリシャ政府に教え、債務を膨らませた。このことが事態を悪化させた理由のひとつ。

以下が記事の続きの文面ですが、金融商品CDSを編み出したのがジェイ・ロックフェラーのゴールドマン・サックスであり、アラン・グリーンスパンだと分かるでしょう。

債務を隠す手法として利用されたのがCDS(Credit Default Swap/クレジット・デフォルト・スワップ)。債権者が債務不履行のリスクを回避するため、幾ばくかのカネ(保険料)を支払ってリスクを引き受けてもらうという取り引きで、2000年の終わりに「CFMA(商品先物現代化法)」がアメリカ議会を通過し、広まることになった。その法律を推進していたひとりがアラン・グリーンスパン連邦準備制度理事会議長だ。


2011年春の動き


デイヴィッド・ロックフェラーが復権のため用いたCDSとは、ジェイ・ロックフェラーとアラン・グリーンスパンが編み出したものであり、実はデイヴィッドが所有者として支配してきたシティ・グループは、このCDSによって大きな打撃を受け、系列のメリルリンチ、リーマン・ブラザーズは経営破綻したのです。

そのCDSをデイヴィッドは逆利用したわけですが、ギリシャ危機から世界金融を大混乱に陥いれたということで、デイヴィッドとジェイのロックフェラーは両方ともに白眼視され、権力を失っていったようです。

デイヴィッド(左)とジェイ(中央)のロックフェラー


このような状況下で2011年となります。この2011年の2月にはリビア争乱が開始されました。一般に「リビア内戦」とされますが、実態は内戦とは全く違います。欧米勢力によるリビア侵略であり、リビアの富を奪うものだったのです。

リビアのカダフィ大佐
Wikimedia Commons
[Public Domain]
リビアへの軍事介入について講演する
オバマ大統領

リビアを率いていたのはカダフィ大佐、リビアは産油国であり、金資源も豊富だった模様です。カダフィ大佐自身がゴールドを含めた莫大な資産を所有していました。とりわけ産油国のリビアの中央銀行は国有、つまりロスチャイルドの私有銀行ではなく、債務なしに通貨を自在に発行でき、非常に豊かだったのです。

カダフィ大佐は、自国の国民の豊かさだけでなくアフリカ全体の解放を見ていて、金本位制のアフリカ独自通貨のディナールを広めていました。アフリカの民は数百年に渡り略奪され続けているのですが、この金本位制アフリカ独自通貨のディナールがアフリカ全土に行き渡り確立すると、欧州のアフリカ植民地支配は崩壊します。それでカダフィ大佐のリビアが欧米の攻撃と略奪の対象となり、2011年2月からそれが具現化していったのです。



それに続いて2011年3月11日は、東日本大震災フクシマ事故となりました。この東日本大震災は自然地震の上に人工地震を重ねたかなり特殊なものだった模様です。この3.11は、人工地震の攻撃と福島原発への攻撃の2つに分けて見たほうが良さそうです。

福島原発への攻撃は、日本 平成編 第14話で見たように、ネタニヤフ首相率いるイスラエルと(ジェイ)ロックフェラー - オバマ陣営(イエス派)が主犯で、ここにロスチャイルド家が加わっていた模様です。

そして地震攻撃のほうですが、種々の情報を見ると実行役はやはりブッシュ・ナチス勢であり、その背後にはデイヴィッド・ロックフェラーが、つまり米国戦争屋グループ(ニムロデ派)が主犯であったような気がします。

この3.11全体を容認し乗っかろうとしたのが裏天皇グループ、これが3.11の全体の構図のように思えます。


2013年時点における5つの世界権力
フルフォード氏による分類 竹下氏による解説 竹下氏による分類
① 現ローマ法王、英国王室、日本の皇室が1つの勢力となって連携
裏のイルミナティ
※ フランシスコ法王はバーバリアン・イルミナティ
光の側 ナサニエル陣営
(ヘルメス派)
② ブッシュ・ナチ勢
裏のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)を目論む
闇の側 ブッシュ・ナチ陣営
(戦争屋)
ニムロデ派
③ ロックフェラー・オバマ勢
裏のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)を目論む
闇の側 ロックフェラー・オバマ陣営
(アンチ戦争屋)
イエス派
④ 良心的なアジアの結社・BRICS同盟・欧米のホワイトドラゴンが連携する勢力
裏のイルミナティ 光の側 ナサニエル陣営
⑤ グノーシス派
表のイルミナティ
※ NWO(新世界秩序)に対抗
光の側 ナサニエル陣営
参考:時事ブログ 2013/06/252013/07/012013/07/092013/08/112013/09/28


3.11は全体として、ハルマゲドン計画を進捗させるために起こされましたが、ここにはリーマンショックで敵対していたデイヴィッドとジェイの両方のロックフェラーが加わっています。彼らはハルマゲドン計画を進めると同時に、自分たちの復権もかけてこの3.11とその後の動きには手を結んだようです。


失脚した者たち


3.11から間もない2011年3月15日には、シリア争乱も開始させられました。一般にはこれも「シリア内戦」と称されますが、実態は全く違います。シリアのアサド政権転覆のための侵略攻撃であり、ハルマゲドン計画の実現を見越した攻撃です。

米国はシリアから石油を一滴残らず略奪しようとしている。

2011年は2月にリビア争乱の開始、3月11日の3.11、更に3月15日はシリア争乱開始という立て続けのハルマゲドン計画実現に向けた大きな動きが取られていたのです。そして、この背後では復権を目指すディビッド・ロックフェラーが「第3次世界大戦」つまりハルマゲドン(最終戦争)を勃発させるように号令をかけていたとのことです。もちろんこの号令には、同じく復権をかけてジェイ・ロックフェラーも加わっていた模様です。



これらに関して2013/09/28の竹下さんの記事で以下のようにさらっと解説されています。

3.11とその後の第3次大戦を誘発する陰謀に乗り出し、彼ら自身(筆者註:デイヴィッド、ジェイ・ロックフェラーたち)はインドの地下核シェルターの中に隠れるという事件があったものと思われます。しかし結果的に彼らはこの件での罪を問われ、2011年7月10日の時点で、レプティリアン・カウンセルの権力の座からデーヴィッド・ロックフェラー、ジェイ・ロックフェラー、パパ・ブッシュが滑り落ちました。

それまで、デイヴィッド・ロックフェラーは地上の全ての裏のイルミナティのトップという絶対的支配者でしたが、リーマンショックからの一連の失態と「第3次世界大戦」を勃発させようとして失敗したことで、裏のイルミナティのトップの座だけでなく、2011年7月10日の時点で、レプティリアン・カウンセルという超越的な権力の座からも滑り落ちたとのことです。

2011年当時のデイヴィッド・ロックフェラー

同様にジェイ・ロックフェラー、パパ・ブッシュもレプティリアン・カウンセルの座を失ったと解説されているのです。

これらのことが、地上世界にも物理的に具体の形となって現れます。

2011年8月31日に、モナコでジェイコブ・ロスチャイルドの呼びかけで「57ヶ国会議」が開かれます。この会議の主体者はジェイコブの息子のナサニエル・ロスチャイルドです。ジェイコブとナサニエル・ロスチャイルドの親子は当然ロスチャイルド家になりますが、この二人は、霊導していたヘルメスが光の側・神々のサイドについため、神々の側として行動しています。他のロスチャイルドたちとは一線を画しています。

この「57カ国会議」、ここで失権したジェイ・ロックフェラーが赤っ恥をかき、板垣氏の前述の記事によると世界経済を大混乱させた罪でディビッド・ロックフェラーらが2011年秋、処分を受けて、失脚した。」とされます。


Writer

seiryuu様プロフィール

seiryuu

・兵庫県出身在住
・いちおう浄土真宗の住職
・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
・基本、暇人。(したくないことはしない。)
・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

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