安倍政権の軍事志向の歩み 〜歴史的にはクーデター政権
「日本国憲法は核兵器の保有を禁じていない」 、これは2015年夏の安保法制を巡って紛糾する国会での
横畠内閣法制局長官の答弁 です。国会中継を見ていて思わず仰け反りそうになったのを思い出します。
横畠内閣法制局長官は更に、 2016年の3月の国会では
核兵器の使用を憲法は禁止していないとまでの発言 をしています。
「核兵器の使用」横畠裕介・内閣法制局長官の答弁記録 3/18参院・予算委員会 16/3/18
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長らく日本の「法の番人」と言われたのが内閣法制局でした。しかし
内閣法制局は、既に法の番人どころか安倍暴政の番犬と化してしまって現在に至っています。
安倍政権発足からわずか半年余りの2013年8月、 安倍政権はその意向で、
全く異例にも小松一郎駐フランス大使を畑違いの内閣法制局長官に就任 させました。
これが内閣法制局の破壊の始まり 、つまり
法治国家破壊の本格的な始まり でした。
小松内閣法制局長官は就任時のインタビューで、集団的自衛権の行使を禁じているとの憲法解釈を積極的に見直す考えを明らかにした のです。
異例・・・法制局長官に小松氏 集団的自衛権見直し向け(13/08/02) 2013/08/01
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横畠長官は小松長官の後継です。従来からの行政組織の仕組み等を破壊しながら、
戦争国家への道を走っていった安倍政権の発足からの歩み をざっと振り返ってみます。
2012年
12月
第2次安倍政権発足。
2013年
12月
特定秘密保護法成立 、国家安全保障会議(NSC)発足。
2014年
4月
武器輸出3原則廃止 。
消費税率8%に引き上げ。
5月
内閣人事局が発足。
7月
集団的自衛権行使閣議決定 。
2015年
9月
安全保障法制成立 。
2017年
6月
「共謀罪」法成立 。
人間かまくらってこれだ!(字幕付き) 15/12/21
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編集者註:2015年9月17日の参議院平和安全特別委員会で、与党議員らによる「人間かまくら」で、安保法制が強行採決 されたときの一部始終
突然の民主党野田政権の「自爆解散」から誕生したのが安倍政権でした。敗戦後の日本は戦争放棄の平和国家そして建前の外見上ではありますが法治国家・民主主義国家として歩みを進めてきました。その敗戦後の日本の歩み全体から見れば、
安倍政権は実質としてのクーデター軍事政権 であることが確認できるでしょう。
そして偶発的にクーデター軍事政権の安倍政権が誕生したわけではありません。歴史に偶然などほぼ無いのです。
計画・準備された上で裏天皇内閣である安倍政権が誕生 しているはずなのです。
いつからその計画が作動していたのか? 遅くともその動きは2008年秋には具体化していたでしょう。
ウィキペディアに
「 田母神論文問題 」とされる事件 がありました。2008年10月に田母神俊雄航空幕僚長が「日本は侵略国家であったのか」を発表。ところが現役自衛隊トップの論文のその内容が「政府見解に反する」ということで大問題になり、田母神氏が更迭され退官となった事件です。
この
田母神事件が、実はクーデター軍事政権の安倍政権誕生に向けた動きの一つの現れ だっただろうと見ています。表向きは現役自衛隊トップが政府見解に反する論文を公開したため更迭となっていますが、事実としては隠された裏があったはずなのです。
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少しづつはっきり見えてきている...
補足(笑)
高校時代のことですが、知り合った女の子が、実は強烈なヅカファンと知り、
女はわからん!とおどろいたことがあります。
以来、うん十年ぶりに、特殊な栄養素という、そのトキメク謎が解けたのでした。
個人的には、ニューノーマルからのインスパイアなわけです笑