注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
厚生労働省が新型コロナウイルス用のワクチンに関する懸念を払拭するための注意喚起を投稿したところ、その内容があまりにも酷すぎるとして炎上しています。
問題となっているのは厚生労働省が投稿した「新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか」とする呼び掛けツイートです。
この中で厚生労働省はワクチン接種後に死亡する人が急増していることについて、「接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません」と述べ、ワクチンが原因で無くなったというわけではないと強調。
いずれの死亡事例も因果関係は不明だとして、過度にワクチンへの恐怖を抱かないように促していました。
これにネット民からは「言葉遊びだ!」「ワクチン接種後に死亡した事実は変わらない!」「なら原因を説明しろ」などと不満や怒りの声が相次ぎ、厚生労働省の投稿が物議を醸しています。
日本国内だけでもワクチン接種後の死亡事例は1000人を超えているわけで、そのような背景を考慮すると、厚生労働省の呼びかけ文はあまりにも説明責任を欠いている内容です。
A.「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません。
— 厚生労働省 (@MHLWitter) October 11, 2021
続きはこちら。https://t.co/SUqqXGZsFH pic.twitter.com/odNCyuw4gM
(中略)このQ&Aの回答みて「なるほど。ワクチン安心して打てるな」ってなる奴おると思う?
— のらくろMAX (@nora271828) October 11, 2021
国民はバカだから、言い回しとかで騙せるだろっていう発想から出た回答だよ。これは。 https://t.co/ripDm7EVSd
(中略)因果関係は不明って便利な言葉ですよね。泣き寝入りしている人達がかなりいると思います。 https://t.co/KT6JnZBXWQ
— りん (@Rinko10224919) October 12, 2021
「原因ではない」と言い切れる根拠はないでしょ
— tama27 (@amitaro26) October 12, 2021
逆も然りだけど
はっきり「何が起こるか分からないワクチンです。そして接種は自己責任です。」って言えばいいのに🤷♂️ https://t.co/RlG7XPiI0J
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この厚労省のツイートに対して「国民はバカだから、言い回しとかで騙せるだろうっていう発想」「因果関係は不明って、便利な言葉ですよね。」「原因ではないと言い切れる根拠はないでしょ。」などのコメントが続き、大きくうなずきました。
本当に国民はバカにされているのですが、わが時事ブログの読者さんには、厚労省の遥か先をゆく賢明な方がおられました。なんとか政治家に気づいて欲しい、動いて欲しいとの思いで、地元の代議士さんへ意見書を送られた方が、その内容を投稿して下さいました。これは私たち国民にとっても参考になりますし、何より選挙間近な今、各候補者にこのような提案を送付して、その対応で判断するのも良いかもしれません。同時に国民の関心事を国会に届けるチャンスになりそうです。
「続きはこちらから」で、内容を掲載していますが、要点は2つあります。
1つは、新型コロナワクチンの副反応について、国民が政府に直接意見や要望ができ、その内容が公開される制度の必要性があるのではないか、というもの。現在の厚労省のシステムが国民の声をすくい上げるものではない実態を端的に説明されています。お隣の韓国ではネット上の公開も含め、そのようなシステムが実現しているらしく、日本の後進性がここにも現れています。
もう1つが副反応の情報収集を政府として「もっときちんと」行う必要があるのではないか、ということです。現在の日本が「死亡や有害事象の発生をワクチン接種者と非接種者で比較すること」すら満足にできておらず、ICT技術を適切に運用して実態を把握し、真に副作用被害を防ぐために活用することを求めるものです。
この意見書が、厚労省のツイートへの見事な答えです。