アーカイブ: まのじ

東京オリ・パラ大会ボランティアの辞退者続出、政府や組織委員会への不信感も / アスリートからも開催に疑問の勇気ある表明

 英タイムズ紙に日本政府の本音を報道され、自民党内ではリークの犯人探しが始まったそうで、どこまで行っても我が身可愛さしかないですな。こうした中、今度は東京新聞が、東京オリ・パラのボランティアの辞退者が相次いでいることを報じました。大会組織委員会は公式の登録者数を明らかにしていないため、どの程度の人が辞退し、どのくらいの不足が生じているのか「実態が見えない」のですが、辞退を決めたボランティアの方々の理由が、誠にもってごもっとも。ありのままに見れば「具体的な対策が分からず、政府や組織委に嫌気が差した」と感じるのが普通だろうと思います。
 また、陸上10000mの新谷仁美選手は「アスリートとしてはやりたい。人としてはやりたくない。(中略)命というものは正直、オリンピックよりも大事なもの」と発言して、多くの人々の共感を集めています。JOCトップの意向を知りつつ、アスリートの立場でこうした表明をすることは、大変な勇気のいることだそうです。国民も、選手の方々も、上に振り回されることなく率直な意見が出せてこそ。新谷選手の活躍を応援したくなりました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東京五輪・パラのボランティア 辞退者相次ぐ 「国民が歓迎するイベントなのか」
引用元)
 東京五輪・パラリンピックの開幕が半年後に迫る中、競技会場などで活動する約8万人の大会ボランティアから、辞退者が相次いでいる。1年延期で都合が付かなくなったり、新型コロナウイルス感染症への不安があるためだ。大会組織委員会内部からは人手不足への懸念が出ているが、公式には現時点での登録者数を発表しておらず、実態が見えない
(中略)
「以前は五輪のボランティアをすることが誇らしかった。でも、コロナ禍で医療が逼迫し、困窮する人もいる中、国民から歓迎されるイベントなのか疑問が生じた
(中略)
「具体的な対策が分からず、政府や組織委に嫌気が差した」。大学ではオンライン授業が続いており、「キャンパスに行けないのに、五輪会場に集まれというのはおかしい
(以下略)

すでに東京五輪中止を認めている日本政府の内部情報を報じた英タイムズ紙 〜 中止の内容よりも日本のメディアの不甲斐なさに非難

 世界最古の名門新聞「英タイムズ紙」が確定情報として、日本政府が東京五輪の中止を非公式に認めていると報じました。本間龍氏によると、英タイムズ紙の記事自体は本間氏がこれまで解説してこられたこと以上のものはないけれども、海外のクオリティペーパーが報じたことのインパクトは大きく、これで世界は中止と受け止めるだろうと述べておられました。問題は、これほど当たり前のことを日本のメディアが書けないことで、「取材力はない、政治に忖度はする、値段が高い」日本の新聞に失望感を隠せません。ネット上でも、中止の内容よりも不甲斐ない日本のメディアへの批判が目立ちました。単に英文報道の記事を伝えるどころか、内容を日本のご都合に合わせて改変している疑問もあります。
そのような中、本間氏は西日本新聞が森喜朗会長単独インタビューの良い取材をしていると紹介されていました。初めて「3月聖火リレーまでに開催するかの判断をする」という森会長自身のデッドライン発言を引き出していて、内容としては英タイムズ紙よりも注目すべきだと。国民としては早く中止の判断をして、ムダなお金はコロナ対策へ、と思いますが、それでも自民党の下村政調会長は「中止の可能性を1%も検討しない」と述べ、橋本聖子五輪担当大臣に至っては「(英タイムズ紙の)報道を承知していない」とまでシラを切っています。その上、再び2032年の開催国を目指すというクルクルパーな希望まで持っているらしい自民党。国民のコロナ禍のこともアスリート達の都合もどうでもよく、五輪貴族達の巨額の役員報酬だけを夢見ているのでしょう。貪欲で勝手な連中です。
 けれども、遅くとも秋までには衆院選があります。みなさま、必殺の一票がありますぞ。
(まのじ)
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看護師ランボー「怒りのコロナ担当」、患者家族も医療者も見捨てられ、使い捨てられている

 昨日の「コロナ自宅療養に殺されかけた」方のツイートは、全国の感染者がどれだけ不安な思いをされているかを想像して震えました。公式の報道に出てこない市井の声がSNSで浮かび上がりますが、老人ホームに居る家族がコロナ感染した場合、入院をあきらめさせるような厚労省の通達があることを知りました。自身が感染しなくても身内への対応で難しい選択を迫られる人は多いと思われます。また、医療従事者のマンパワーが相変わらず不足していますが、待遇を改善するどころか、マイナンバーを使った「赤紙」で看護師さんを召集する動きもあります。さらに、見るに見かねてPCR検査を始められた倉持仁医師のツイートからは、器材不足のために検査ができなくなるという悲鳴が上がっています。国が動かないでどうする、という事態ですが、菅政権の第3次補正予算のコロナ対策予算は、たったの2割、4兆4千億円足らずです。GoToなどのポストコロナ関連予算は6割、11兆6千億円ときたもんだ。国民のお金なのに。
 看護師ランボーが怒りをぶつけています。これも泣き笑いです。
(まのじ)
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看護師ランボー
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「批判をするな、金は配らぬ」という馬齢の政治家連中にも諦めずに抗議をしよう 〜 #麻生さん一律給付は必要です、#自民の二大老害は政界をされ

 政権与党の幹事長が国民に「ケチをつけるな」と言い放つとは、すごい時代になったものです。ご主人様はこっちだぞ!自民党の二階幹事長は、その発言の出たテレビ番組内で経済的困窮者や社会的弱者への対策を問われ、「そういう方がおられれば寄り添って対応していく」と答えています。「おられれば」って。どれほどの人々が餓死する目にあっているかを知らないのでしょうか、政治家なのに。その上、同じ自民党の麻生財務大臣は、定額給付金の再支給を求める声について「支給をするつもりはない」ときっぱり否定し、生活困窮世帯への限定給付すら「考えにくい」と答えました。スガスガしくも国民切り捨て政府丸出し。「お金配れおじさん」の藤田孝典氏は「この発言は想定の範囲内、ここから頑張りましょう」とツイートされ、「#麻生さん一律給付は必要です 」のツイッターデモに多くの人々が賛同しています。田村智子議員の悲痛な訴えからも、政府が頑として国民を救わないことが明白ですが、救済を代議士に任せる段階ではなく、今や国民が直接抗議に動く段階なのでは。
 最後のツイートは竹下家からのオマケ。「#自民の二大老害は政界を去れ」のハッシュタグが楽しく盛り上がっています。二大老害では足りないだろう、三大老害、いや四天王だと、どんどん「ケチ」がついてます。余談ですが、この連中は老人「だから」非難されているのではなく、老人「なのに」有害だから非難されているのですよね?
(まのじ)
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「不謹慎だけどコントのようだ」コロナ感染した難聴のお爺さんに奮闘する内科医のリアル

パータ様からの情報です。
 発熱外来のドクターのツイートが泣き笑いです。
耳の遠いお爺さんや認知症のおばあさんにコロナ感染対策を分かってもらう大変さと言ったら!
平時でも「認知症、視覚障害、身寄りもお金もない、超高齢の」人々への治療はそれ相当の配慮が必要ですが、日々、コロナ感染が増えるに従って、外来業務がとんでもなく大変なことになっている様子が呟かれています、、、が、、そのドタバタがコントになってます。
 呟かれたドクターは「現実はすごいイラつく状況、焦るんだけど、お爺さんに向かってそのイライラと焦りを出さないようにしてます。」と自然に語られていました。いつ終わるともしれないコロナ禍の中で、ご自身もしんどい思いをされているのに、冷静な客観性と患者さんへの優しさがコントに昇華してしまったのかも。感謝しかありません。
 このコントを安心に変えられるのは、「公助」だけだ。
(まのじ)
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