アーカイブ: 山本太郎

予算委員会でれいわ新選組の質疑時間が無くなった 〜 自公の反対ばかりか立憲の約束反故も / 自陣の野心のために国民の声を無視する政治は早晩瓦解する

 例えば「ワクチン後遺症」の質疑を、れいわ新選組が行なったらどうなるだろう。医療や社会から切り離された者の痛みを知る議員が忖度なしに切り込んだら、国会を覆う箝口令を吹っ飛ばすのではないかと想像します。そんな時、れいわ新選組の予算委員会質疑の予定が消えたという報道がありました。少数政党のれいわが予算委員会で質疑を行うには、他党の委員の質疑時間を譲ってもらう「委員外議員の質疑」を理事会で認められる必要があります。
 東京新聞によると「自公が、先例がないという理由で反対した」という内容ですが、記者会見を聞く限り、それは表向きの理由で、実際は「質疑時間を譲る」と前執行部の時から約束していた立憲民主党が、与党との駆け引きのため、れいわ質疑の要求を取り下げたという事情が見えてきました。自公の表向きの理由である「先例がない」というのはウソで、れいわ新選組の高井幹事長が説明したように、過去15年間で6件もの先例があり、公明党ですら少数会派時代に「委員外議員としての質疑」を行なっていました。自公がれいわの質疑の迫力を嫌って「委員外議員の質疑」に反対したというのは事実だと思いますが、立憲が約束を反故にし、野党で協力して与党を追い詰めるために少数政党と協力するという力量が無かったということか。
ことは党や派閥の綱引きや合従連衡の問題ではなく、国民の声を議会に反映させることのできない国会の形骸化が見えてきます。
 今、海外に目を向けると、「99%」の声を無視する者はいかに強権を振るっているようでも自滅しています。日本も例外ではない。野心のままに国民の声を無視するような国会、政治は早晩瓦解する。その時に本当に声を託せる人を、今、見出す時かもしれません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【分かり易い】れいわ・大石あきこ議員の予算委質問を与党が拒絶!「TV中継される予算委で委員以外が質疑した例がない」との理由で!山本太郎代表「非常に残念だ」
転載元)
どんなにゅーす?

・2022年2月17日、れいわ新選組の山本太郎代表が国会で記者会見を開催。18日の衆院予算委員会で、同党の大石あきこ議員が質疑を行なうことを与党側が拒絶したことを明らかにした。

立憲民主が、割り当てられた質疑時間の一部をれいわの大石氏の質疑にあてることを理事会で提案したものの、与党側が「首相が出席し、テレビ中継される予算委で、委員以外の議員が質疑した例がない」と反対したといい、山本代表は「非常に残念だ。国会で少数会派の発言権が担保されていない」と問題提起した


れいわ新選組の衆院予算委質問、認められず 与党「例がない」と反対 山本太郎氏「非常に残念」

れいわ新選組の山本太郎代表は17日、国会内で記者会見し、18日の衆院予算委員会でれいわの議員が質問することが、与党の反対により認められなかったと明らかにした。山本氏は「非常に残念だ。国会で少数会派の発言権が担保されていない」と訴えた。

立憲、時間供出を提案も…

衆院議員3人、参院議員2人のれいわは予算委に委員の割り当てがない。予算委で委員以外が質疑するには、理事会の了承が必要となっている
18日の予算委は岸田文雄首相が出席し、集中審議が行われる。首相に1問1答形式でただしたいというれいわの意向を踏まえ、立憲民主党が、割り当てられた質疑時間の一部をれいわの大石晃子氏の質疑に充てることを理事会で提案。与党側は「首相が出席し、テレビ中継される予算委で、委員以外の議員が質疑した例がない」と反対した

~省略~
東京新聞 2022.2.17.


(中略)

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国会に山本太郎が帰ってきた 〜 内閣委員会でのわずか15分で国民の切望を代弁「自宅療養者に食料とお金を配れ」

 国民の健康がかつてないほど損なわれ、国民の暮らしがかつてないほど困窮している中で行われている予算委員会は、残念ながら国民に役立つ議論が見えてきません。議席を伸ばした維新の、不潔なアベノマスクを産着に作り変えるという驚くほどくだらぬ問答を見ると絶望感に襲われます。重要なテーマを野党議員が党を超えて連携し、政府を追い詰めていく鮮やかなシーンは望むべくもなく、「赤木ファイル」を取り上げた宮本岳志議員福島のぶゆき議員の連携が記憶に残るものの、もどかしい国会です。
 そのような中、「彼」が帰ってきました。内閣委員会全体で10時間のうち、れいわ新選組に与えられた時間はわずか15分。その15分を国民の切望を代弁するために生かし切りました。馴れ合い国会の中、議場の雰囲気が一変しました。国民の困難を実感し、同時に国の機構もよく理解している山本代表ならではの攻めが素晴らしい。

 生活保護を受けられる所得水準の人のわずか2割しか受けていない現状を官僚から導き出し、「真に生活に困っている人」を特定できる能力は今の政府にはない、だからこそ今のような緊急時には一律の現金給付が必要だと指摘。
コロナ陽性者で自宅療養中の人のうち、自宅に食料が無い、手元のお金が無い、貯蓄ゼロの人が速やかに受けられる支援策は今の日本にはほぼ無いことを官僚から確認。「治癒してから申請すれば?」という支援策では使えない。
「コロナ陽性者で自宅療養中の相当数の人々が孤立をし、孤独の中で困り果てていることを政治は想像しなければならない。けれども現実は行政の責任放棄だ。」このままだと自宅療養中の人から餓死者が出る可能性もある。
濃厚接触者に至っては、自宅待機のガイドラインにもかかわらず食料配布の対象外になっていて完全に自己責任「勝手にどうぞ」だ。これが感染拡大の原因のひとつではないのか。

ここから大臣を詰めていく10:00以降は必見です。
(まのじ)
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参院選挙の見せ場のための国会 〜 山本太郎代表が新疆ウイグルへの人権「状況」決議の実態を解説する

 国会で予算委員会が開かれていますが、本質的な報道がありません。岸田政権の方針はもとより、審議すべき予算案に4省庁でミスがあり、その訂正をする副大臣の発言にもミスがあるという考えられない劣化や、厚労省の「みなし陽性」が引き起こす問題など国民には伝わりません。それどころか国交省の統計不正問題の集中審議でもしっかりした追求はなく、ネット上での解説の方が役立ちます。
 そのような中、NHKの強い求めに応じて行われた、れいわ新選組・山本太郎代表の記者会見が今の国会の様子を端的に説明していました。選挙のための見せ場国会、特に、唐突に湧いて出たような「中国の新疆ウイグル自治区や香港などの人権問題に懸念を示す決議」への見解が明快でした。

これは本当に人権侵害を止めたいと思って出された決議ではない。
参院選を前に、対中国の強硬派であることをアピールしたい人たちが北京五輪の前に泥を塗りたいという意図の決議だろう。「中国」という国名も「人権侵害」という言葉も使わず、どの国に対して、どのような人権「侵害」を「非難」するのか、曖昧にして何が何だか分からなくしたものを「やってる感」だけで出した決議だ。
過去、日本がそのような人権決議をした歴史はない。例えば日本も参戦したイラク戦争での人権侵害に決議をしたか? コロナ感染対策失敗による日本国内での棄民、技能実習生からの搾取、入管での人権侵害は野放しで、他国に決議を出して意味があるのか? 「お前が言うな」の代物だ。中国の人権侵害は決して許されないが、同時に自国や同盟国アメリカの人権侵害も許されない。
れいわ新選組は本気で人権を尊重するならば決議内容の修正をすべきと求め、認められなかったので決議に反対した。

世界で静かな革命が起こっている中、日本も既成の政治がこのまま続くわけではない。茶番を終わりにしよう。
(まのじ)
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貯蓄ゼロの世帯を直撃する輸入インフレ「政府日銀の物価上昇放置はもはや犯罪」、国の「棄民」に対して「超絶積極財政」で需要喚起を訴える山本太郎代表

 1/4の為替相場で、日本の円が5年ぶりに1ドル116円台まで下落したことに衝撃が走りました。世界のインフレ圧力を受けた日本の物価上昇に拍車をかけるもので、藤原直哉氏による輸入インフレの解説が今の日本を浮き彫りにしていました。日本の物価は資源、エネルギー、部品、食品など輸入品に影響を受け、円安は国内物価を上昇させる重要な要因となります。これまで世界ではリーマンショック、コロナ対応など大型の金融緩和が続いたものの、マネーは富裕層による「切り捨て型の投資」にのみ向かって一般の下々には届かず、貧富の格差がますます拡大しています。富裕層は今やめぼしい投資先が無くなって一般のものを買い始め、世界規模で投資対象となった物の「買い溜め・売り惜しみ」をして儲けを出す、これが物価上昇の背景にあると見ます。日本がこの物価上昇を放置すると、今度は国内で円安見越しの「買い溜め・売り惜しみ」をして利益を上げる動きが出て、さらに物価上昇を助長します。
 一方、日本ではこれまでの竹中・小泉の新自由主義路線、アベノミクスという失政で、豊かだった中流層を破壊し、貯蓄ゼロの人を多数生み出しました。物価が上昇し続ける局面では、この貯蓄ゼロの世帯を即座に追い詰めます。政府日銀は早急に物価を下げ、安定させ、国民を一人残らず救うのが仕事のはずですが、日銀はもとより岸田政権は富裕層のために株価上昇を期待し、物価上昇を放置しています。これはもはや犯罪だ、史上最高の企業の内部留保を吐き出させ、国民に分配する必要を認識しているのは「山本太郎だけではないか」と苦言を呈しておられます。国の露骨な「棄民」に対し、山本太郎代表の炊き出しは、それ自体が痛烈な抗議です。「新年のご挨拶」という動画では「何一つめでたくない政治状況」を打破し、「消費税は廃止」「インボイスも廃止」「ガソリン税ゼロパーセント」そして「現金給付」の「超絶積極財政」で需要を喚起すると明快です。
(まのじ)
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まみむのメモ(39)〈しがらみのない市民の草の根政治(1)政府の赤字は民間の黒字・コロナ(COVID)を災害指定に!〉


 お風呂にお湯を入れていてちょろちょろと溢れていました。あっ、「インフレ率2%」だ!とちょっと嬉しくなったのが我ながらおかしかった!!このフレーズ、山本太郎さんの街頭演説の一コマ(1:50:42)。

 「政府の借金は子孫へのつけ」は全くの嘘!!これまで政府、マスコミなどから刷り込まれてきたことが全くの嘘だということが山本太郎さんのお話を聞くとよくわかります。
 お金を刷れるのは政府だけ。政府の赤字は民間の黒字、それがわかる過去の統計は政府が赤字を増やせば民間は黒字を増やしていた。政府の借金とは過去どれだけお金を生み出したかの記録に過ぎない。もし政府の借金を0にしたら、世の中からお金が消える。かといって政府がお金を発行できる限度はある。インフレ率2%。25年以上デフレが続いて来た日本で、社会に供給能力が残っている今なら年間200兆円レベルでお金が作れる。もし南海トラフや首都圏直下などの巨大地震が来て、生産能力が失われたり、輸送できなくなったりして供給力が失われれば、ちょうどマスクが不足して値段が高騰したように、物不足によるハイパーインフレになる。今のうちに大胆に国民の購買力を増やし、景気を底上げして、設備などの分散、バックアップが必要。それは地方創生にもつながる。(参照:山本太郎 財政論
 そしてもっとも急がなければいけないのが原発廃止。巨大地震に耐えられる原発などないのは福島原発で実証されている。政府発表でも30年以内に来ると言われているが、それが29年後なのか来年なのかはわからない。
 このような大切な話が盛り沢山の山本太郎さんの街頭演説は一般の人からの質問に答えるという形式。どんな質問が飛び出すかつい見てしまう。そして大切な部分は繰り返し話されるのでいろいろ覚えられました。
 領土、国防問題(1:38:56)なども、なるほどっ!なのでした。専守防衛に徹しなければならないのは何故?日本は国連憲章の敵国条項に該当、いわば保護観察身分。もし先制攻撃能力など持ってしまえば、攻撃対象となる。狭い日本は1発の核爆弾で壊滅だろうけれども、例えば中国など広大な国はすぐに拠点を移して再生可能。戦争で死ぬのは一般市民の若者から、等々。だからハト派の外交で常に中立の立ち位置が必要。アメリカの二軍になっている場合ではないなど。
 なんとなく知っていた話が、なるほどっ!となるのでした。
(まみむ)
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まみむのメモ(39)〈しがらみのない市民の草の根政治(1)政府の赤字は民間の黒字・コロナ(COVID)を災害指定に!〉
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まぁ

今回の衆議院選挙でれいわ新選組の電話かけボランティアをしたんだ。思った以上に厳しかったけど、愛のマントラを心がけたよ。

衆議院選挙の入場料である供託金だけで比例では一人600万円(小選挙区のみだと300万円)、21人立候補者擁立で1億2千6百万円。したがって選挙には1人1500万円くらいの費用が必要となると、最低でも3億円以上かかる。それだけの寄付を国民一人一人から広く集めなくては成り立たないのがれいわ新選組の選挙活動。

2億円の寄付が集まり、れいわ新選組と山本太郎さんとで1億円出して3000万円くらいの赤字で済んだとか。プラス延べ1万人くらいの市民ボランティア。


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むぅ

私も寄付をしたのですが、その時はたしか数千万円の寄付額だったので、ハラハラしました。選挙が始まる前でしたが知り合いにもお願いしましたよ。


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まぁ

毎日全国を駆け巡って街頭演説を続けて来られた山本太郎さんの動画を見ていると、選挙は自分のことでもあるのに任せっきりにしていては申し訳ない。自分でも何かしなくてはという思いに駆られた。



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