アーカイブ: 食品問題

今年もクリスマスケーキの大量廃棄がクローズアップされるシーズン、従業員のノルマ買いなど社会的な矛盾が見えてくる

 毎年毎年、この時期になると「食品ロス」のことがクローズアップされます。食品の大量廃棄は常に問題ですが、とりわけイベント性の強いクリスマスや節分の恵方巻きが目立つのでしょう。
食品ロス問題の専門家、井手氏の取材では、コンビニオーナーがクリスマスケーキや恵方巻き、おでん500個などのノルマ買いをさせられ、始末できずに精霊流しのように川に流していたという証言もあったようです。
井手氏は「品切れを恐れ、足りなくなるよりは余って捨てた方が良いという考え方がある」とした上で、しかし、その廃棄された食品のコストは結局消費者が負担している、消費者にとって無益なクリスマスノルマをやめようという見解です。確かにそのような経営上のミスマッチもあるのかもしれませんが、先日のぺりどっとさんの記事で取り上げられた、コンビニが「フランチャイズの奴隷支配」であることを考え合わせると、こうした悪魔的なノルマは消費者の購買を予定していたというよりも、そもそも従業員に買わせて利益を得るつもりだったのではないかと思えてきます。消費者や従業員の都合など初めから念頭にないのでは。
 さらにこの食品ロスの問題は経済的な面だけでなく、日々の食事に困る世帯がある一方で新品の食品を捨てる矛盾、食べ物を粗末にする荒廃、栄養や安全性を考慮しない大量生産の危険など様々な問題を抱えていると思われます。
 地球上のものは全て人間の犠牲になっても良いのだと言わんばかりの傲慢さが、この食品ロスから見えるようで恐ろしいのでした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)






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食品や薬の中に入れて、大衆の頭を悪くさせる方法 ―フッ素、重金属(水銀など)、精神薬、キャノーラ油、遺伝子組み換え食品

竹下雅敏氏からの情報です。
 大衆の頭を悪くさせる方法として、食品や薬の中に有害な物質を入れることが挙げられています。記事では、フッ素、重金属(水銀など)、精神薬、キャノーラ油、遺伝子組み換え食品が挙げられており、それぞれについて簡単な要約があります。
 フッ素に関しては、ディビッド・ウィルコック氏が、人間の直感力を司る松果体を石灰化させてしまうとして、水道水に含まれているフッ素に警鐘を鳴らしていました。
 重金属は、食品や薬だけではなく、現在ではケムトレイルで大気中に散布されており、これは厄介な問題だと思っています。
 精神薬は、かえって患者を本当の精神病にしてしまう可能性があり、できれば、安易に精神科に行って薬をもらうのは避けるべきだと思います。このような精神薬より、ガヤトリー・マントラ愛のマントラの方が、遥かに効果が高いと考えています。
 キャノーラ油は菜種を遺伝子組み換えした「キャノーラ品種」から作られる油で、圧搾法ではなく溶剤(ヘキサン)抽出で作られているので、安価ではあるものの危険です。キャノーラ油は脳にダメージを与えるという衝撃的な研究結果が、米テンプル大学の研究によって明らかにされています。
 遺伝子組み換え食品が危険なことは、もはや言うまでもないでしょう。今や日本は遺伝子組み換え食品大国なので、本当に気をつけなければなりません。
 次の井口氏のブログによると、アメリカの水道水にフッ素が添加されているのは、あのドナルド・ラムズフェルドの功績だとのこと。確か、タミフルもラムズフェルドが関与していたように記憶しています。この手の連中は、悪魔の使いというよりも、悪魔そのものという感じです。
 これらの事柄以外に、私が愚民政策と思うものに、アニメやゲームがあります。子供の頃から、こうした有害な情報にさらされ、なおかつこれらの物質で体をボロボロにされてしまえば、ほとんどの人はまともに考える能力がなくなると思われます。
 日本は、こうした愚民政策の実験国家ではないかと思うことがよくあるのですが、その途中経過として、私たちはネトウヨなどに見られる異様な人たちを目にしていると言えるのかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大衆を洗脳し従順にさせる5種類の化学兵器とは
引用元)
(前略)
https://www.naturalnews.com/2018-11-19-top-5-toxins-obedient-sheeple.html
(概要)
11月11日付け
(中略)
大衆の頭を悪くさせる方法は簡単です。テレビ、記者会見、新聞、ネットを介して大衆に安全であると思いこませた(実際は頭を悪くさせる化学物質が含まれた)食品や薬を大衆に消費させます。(中略)… 大衆の頭を悪くし、大衆を洗脳し従順にさせるためにグローバリストが使っている代表的な化学兵器とは:
フッ素、重金属(水銀など)、精神薬、キャノーラ油、遺伝子組み換え食品の5種です。
(中略)
・水道水に含まれるフッ化ナトリウム: IQを低下させ、発ガン性があると科学的に証明されていますが、アメリカでは意図的に各地の水道水にフッ化ナトリウムを混入させています。

・国内で最も頻繁に接種されているインフルエンザワクチン: 大量の水銀が含まれています。水銀は神経障害や脳障害を起こすことが分かっています。疾病対策予防センターは毎年全ての妊婦と6ヵ月の乳児から幼児に水銀が大量に含まれたインフルエンザ・ワクチンの接種を促しています。その結果、水銀中毒になってしまうのです。

精神薬の殆ど: 患者に鬱、不安、混乱状態などの問題を発生させています。その結果、患者はまともに考えることも、物事を批判的に考えることもできなくなります。

・キャノーラ油: 記憶喪失、困惑、認識低下、認知症を発症させるということが科学的に証明されています。(中略)…

遺伝子組み換え食品: 大量の農薬(化学殺虫剤)が含まれています。その結果、クレンジング機能を持つ臓器が機能しなくなり脳が破壊され、癌や認知症になりやすくなります。遺伝子組み換え食品を食べれば食べるほど認知症や深刻な病気になりやすくなるのです。
(以下略)
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筋肉サプリで肝腎壊し、ゼロで金玉と脳を壊す!?:「カロリーゼロの効果はゼロだった!→むしろマイナス」
引用元)
(前略)
最近の食品添加物の特徴は、ステルス性である。たとえば、ワクチン添加防腐剤のチメロサールには、有機物(炭素化合物に)水銀Hgが結合した化学分子である。しかし、単独では結合分子だから、水銀という言葉が出てこない。つまり水銀は見かけ上消えている。

ところが、体内に入った途端に、その水銀は遊離し、Hgイオンとして悪さを働く。これが脳に集まり、脳細胞に異変を起こす。
(中略)
同様に、なぜフッ素化合物がだめか? というと、フッ素は細胞阻害剤、細胞を弱らせて殺す試験薬だったものを、食品や練り歯磨きや歯科治療に使っているからである。骨がもろくなる上、脳細胞を殺し、知能を低下させる。

いまのアメリカ人は100年前のアメリカ人に比べて知能において20点ほど低下しているのである。知能低下の一番の原因が、いま我が国の麻生太郎がやっている水事業の民営化のために、水道消毒のためにフッ素消毒に切り替えたことである。

このフッ素は、核物質を精製する時に大量に出てくるゴミ物質で、アメリカが核兵器を作るために、ウランから精製ウランを取り出す時に大量にフッ素が溜まったのである。そのごみ処理に困り、化学メーカーのリーダーだった若いラムズフェルトにその処理が任され、そこでフッ素添加物として米FDA(Food and Drug Administration)に認可させた結果、その功績で米政府のブッシュに持ち上げられることになったのである。いわば、悪党ラムズフェルトの出世作だった。
(以下略)
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ソウルでは2021年から市内すべての小・中・高校で“オーガニック無償給食”施行、無料給食はすでに推進中

 読者のまゆ様から届いた情報です。
 11/9時事ブログの記事では「ブータン王国が2020年を目標に有機農業100%の国づくり」をすると有りました。いいなあ、国のトップが立派だと夢のようなことが実現するのかと思いましたが、お隣り韓国ソウル市では、2021年から国立・私立を問わず市内全ての小中高の学校給食を「オーガニック」かつ「無償」にするという、これもまた夢のような事業計画を進めています。給食の無償化については、すでに全国的に施行済みか推進中とあります。
 この計画についてソウル市長は「給食費の支払いが困難な生徒が受給申請をしなくても済むようになり、ご飯を食べる時にも差別を受けることのないよう、私たち社会が努力しなければならない」と暖かいコメントをしています。全ての生徒に安全な食事を提供するだけでなく、子供達に格差を感じさせないよう配慮するところに成熟した社会を見ます。
 さて日本での給食事情を見ると、福島県の学校給食への地産地消の取り組みは論外として、全国的にコストの問題が大きく立ちはだかっているようです。
学校給食の施設や運営費は自治体などの出す公費ですが、食材費は保護者が負担する「給食費」でまかなわれます。現状では食材費は高騰しているにもかかわらず、給食費は値上げすることが難しく、その上、所得格差の広がりから、給食費を払いたくとも払えない世帯が増加しています。
食材の品質を問う以前に、現場では食材の確保が難しいというお寒い状況です。「学校給食の無償化についての議論はあります。」ということは、日本での実施は程遠いのでしょう。
 韓国の大統領と日本の首相の差が、そのまま給食の制度に反映しているようで深刻です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2021年からソウル市内すべての小・中・高校で“オーガニック無償給食”施行
引用元)
(前略)
2021年からソウルのすべての小・中・高校で「オーガニック無償給食」が全面施行される
(中略)
義務教育対象であっても財政問題で施行が保留されている国立・私立小学校と国際中学校43校の生徒たちも支援対象に含める方針だ
(中略)
市は、オーガニック無償給食がすべての小・中・高1302校に拡大施行されれば、人件費と管理費を含めて年間約7000億ウォン(約700億円)の予算がかかると見ている。

パク・ウォンスン市長は「オーガニック学校無償給食が施行されれば、3万9000人の生徒が給食費の受給申請をしなくとも良くなる。受給者の烙印を捺されることが恥ずかしくて申請しない生徒もいたが、ご飯を食べる時にも差別を受けずに友達と付き合えるよう、私たち社会が努力しなければならない」と話した。また「生徒1人当り年間80万ウォン(約8万円)の給食費が節減され、家計負担もそれだけ減るだろう」と見通した。
(中略)
 現在、江原道、世宗市(セジョンシ)、仁川市、全羅南道、全羅北道、済州道、蔚山市(ウルサンシ)が小・中・高校の無償給食を施行している。京畿道は、市ごとにすでに施行しているか推進中だ。特に仁川と済州は幼稚園にも無償給食を支援している。光州市(クァンジュシ)、大田市(テジョンシ)、忠清南道、忠清北道は、来年から高等学校まで無償給食を施行する。慶尚南道、慶尚北道などは無償給食を推進中だ。

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清涼飲料水、菓子類、氷菓子などに広く用いられているアスパルテームは、最も危険な食品添加物! …世界の人口を削減する必要がある米食品医薬品局(FDA)

竹下雅敏氏からの情報です。
 アスパルテームは、清涼飲料水、乳飲料、菓子類、漬物、氷菓子、アイスクリーム、ガム、ダイエット飲料などに使われる甘味料で、使用量は砂糖の200分の1で済むことから、広く用いられています。
 アスパルテームの人体への影響については、常に議論がなされていますが、記事によると、“食品添加物の中で最も危険”だとあります。
 なぜこのような危険な添加物が広く使用されているのかについて、米食品医薬品局(FDA)の担当者が、“我々は世界の人口を削減する必要がある”と答えたとのこと。正直に、本当のことを言ってしまったようです。
 普段の食生活で、農薬や添加物を気にして買い物している人はごくわずかだと思います。多くの人は、国が認可しているのだから安全だと思っているのでしょうが、このFDAの担当者のように、あるレベルでは明らかに悪意を持って、意図的に行っているのです。地球の環境破壊も同様で、人口削減計画という視点で見なければ、何もわかりません。
 ヨハネの黙示録を読めばわかりますが、神の計画と称して、天使たちが次々に地球環境に災いをもたらします。そのような災いは、神を信仰しない人類のせいにされています。しかし、これらの天使が行っていることは、客観的に見て、悪魔の所業そのものです。彼らが仕えている神は、サナット・クマーラ(ルシファー)なのです。彼らは、最終的に地球を壊滅状態にするハルマゲドン(世界最終戦争)を引き起こそうとします。
 この観点で見ると、食品に添加物などの毒を混入させ、ケムトレイルをばら撒いたり、気象兵器でハリケーンを作りだしたり、人工地震を引き起こしたりしている連中は、自分たちを神の使いだと思っていることでしょう。
 こうした自惚れは、地球を開放しに来たと自称する宇宙人たちも全く同様です。彼らのやっていることは、その行為をありのままに見れば、天使ではなく悪魔の側に分類されるでしょう。
 現在、こうした意味で改心しない者たちが、根こそぎに滅ぼされている状況なのです。あと1年もすれば、この手の悪人どもは、ほとんど廃人のようになってしまうでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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最も危険な人工甘味料のアスパルテームは人口削減のために使用されている。
引用元)
(前略)
https://www.naturalnews.com/2018-10-25-health-activist-fda-agent-admits-to-promoting-aspartame-to-depopulate.html
(概要)
10月25日付け
(中略)
(Natural News)
FDA米食品医薬品局は人工甘味料のアスパルテームが人体に有害であることを決して認めようとしません。しかしMission Possible World Health Internationalの創設者のベッティ・マーティ二博士によると、FDAはアスパルテームが世界の人口削減に使われていることを大筋で公認しているそうです。
(中略)
深夜、マーティ二博士はFDAからの電話に、なぜこの9年間アスパルテームによる健康被害が世界中に広がっているのに何も対応してこなかったのかと問いました。するとFDAの担当者は、「だから何だ。我々は世界の人口を削減する必要がある。」と答えたのです。
(中略)
実際はアスパルテームはセルラー・ミトコンドリアを損傷する致死的な神経毒なのです。ラッセル・ブレイロック医学博士(神経外科医兼大学の教授)は、アスパルテームは、慢性頭痛、めまい、吐き気、しびれ、記憶障害、発作、視力障害、突然死などを引き起こす恐れがあります。

長期間にわたりアスパルテームを摂取し続けると、多発性硬化症、てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー、癌などを発症する恐れがあります。

アスパルテームは存在する食品添加物の中で最も危険な添加物です。
(以下略)
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配信元)
 

遺伝子組換え食品表示の是非でアメリカ食品業界が分裂、有名メーカーが食品業界団体を次々脱退 遺伝子組換え天国の日本は?

 大変革の只中にあるアメリカで、食品業界にもかつてないような変化が起きているという記事です。
「食品製造業協会(GMA)」は有力な老舗ロビー団体で、これまで一枚岩を誇り食品政策に多大な政治力を発揮してきました。中でも、遺伝子組み換え食品については、表示義務を求める法案を次々と葬り、骨抜きにしてきました。こうしたロビー活動は、食品企業のニーズを受けてのものかと思いきや、所属する世界的に有名な食品会社は、むしろ、遺伝子組換えの原材料情報を開示すべきだとして、次々とGMAを脱退する異例の事態になっています。
 ジャーナリスト猪瀬氏の2年前の記事では、遺伝子組み換え食品の開発に熱心だった大手食品メーカーが、相次いで「脱・遺伝子組み換え」に方向転換をし始めたとあります。それまで表示義務もなく野放し状態だった遺伝子組み換え食品を嫌って、安全を重視する消費者があえて「不使用」を自主表示した食品を求めたことで、「非」遺伝子組み換え食品の売上高が飛躍的に伸びました。地殻変動とも呼ばれたほど急速な需要の伸びに、ハーゲンダッツなどの食品メーカーは、自主的に不使用の方針に転換しました。注目するのは、政府の食品医薬品局(FDA)や権威ある米国科学アカデミーが、遺伝子組み換え作物の安全性を訴えても、消費者が納得せずに、不使用の食品を選んでいることです。
 このような消費者の行動に呼応して「不使用」を表示することに方針転換した食品会社は、表示義務をなし崩しにするGMAと相反していき、昨今ついに分裂、脱退する流れとなりました。
脱退組の食品企業が新たに立ち上げた食品団体のモットーがすばらしい。
「消費者への情報開示」「環境問題への貢献」「食の安全性の確保」「健康的な食生活の実現」そして「従業員、取引先、地域への支援」という消費者の方を向いた目的が掲げられています。実現への課題はあっても、消費者が勝ち取った安全だと言えそうです。
 さて、世界の中でも極めて安全性に無関心な国、日本はどうするでしょうか。明日掲載する関連記事もぜひご覧ください。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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遺伝子組み換えで米食品業界が分裂
引用元)
猪瀬聖 | ジャーナリスト

米国で、世界的に有名な食品企業が所属する業界団体を次々と脱退し、食品業界が分裂状態に陥っている。最大の原因は、遺伝子組み換え食品などの原材料情報をどこまで消費者に開示すべきかをめぐる意見の食い違いだ。今月には脱退企業が中心となって新団体を旗揚げするなど、仲間割れが深刻化している。
 有力食品企業の脱退で大きく揺れているのは、1908年設立の老舗業界団体「食品製造業協会」(GMA)。全米有数のロビー団体で、会員企業から集めた豊富な資金を武器に、国や各州の食品政策、世論に大きな影響力を及ぼしてきた
(中略)
 大手食品企業が次々とGMAを脱退する背景にあるのは、食品の原材料表示の拡充を求める消費者ニーズの高まりと、そうした消費者ニーズに背を向けるGMAへの不信感だ。米国では、ミレニアル世代と呼ばれる比較的若い世代を中心に安全・安心で、かつ自分の価値観に合う食品を買い求める傾向が一段と強まっており、そうした食品を自分で選択できるよう、より詳細な情報の提供を求める声が高まっている。
(中略)
 業を煮やした消費者が、遺伝子組み換え原材料の使用が法律上認められていない有機食品や、「遺伝子組み換え原材料不使用」と自主表示した食品にシフト。その結果、これらの食品の売れ行きが急増し、自社製品にひそかに遺伝子組み換え原材料を使ってきた大手企業も早急に対応せざるを得なくなった

(以下略)
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米国の遺伝子組み換え市場に異変
引用元)
猪瀬聖 | ジャーナリスト

遺伝子組み換え大国・米国に異変が起きている。遺伝子組み換え食品の開発や販売を積極的に進めてきた大手食品メーカーが、相次いで「脱・遺伝子組み換え」を表明。7月には、全米初となる遺伝子組み換え食品の義務表示が、バーモント州で始まる。背景にあるのは、食に対する消費者の安全・安心志向の高まりだ
(中略)
 米国は世界最大の遺伝子組み換え大国。家畜飼料や様々な食品の原料となるトウモロコシや大豆は、生産量の90%以上が遺伝子組み換え品種に切り替わっている。食品業界の推定では、流通している食品の約80%には、何らかの形で遺伝子組み換え原料が使われている
(中略)
遺伝子組み換え食品の安全性に対する消費者の懸念を払しょくするかのように、権威ある米国科学アカデミーは5月17日、遺伝子組み換え作物は人や動物が食べても安全だとする内容の報告書を発表した。政府の食品医薬品局(FDA)も、遺伝子組み換え食品の安全性に問題はないと言い続けている
しかし、米国では、専門家や政府の見解を鵜のみにする消費者は多くない。
(中略)

現在、日本で表示義務の対象となっているのは、原則、遺伝子組み換え原料の含有比率が5%以上の場合に限られている。しかも抜け穴が多い。これに対しバーモント州のルールは、0.9%以上と、日本と大きな開きがある。
(以下略)

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