注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
「裁判所は生きていた」生活保護基準で勝訴、原告側喜ぶ:朝日新聞デジタル https://t.co/PGJa2a3Fav
— Choose Life Project (@ChooselifePj) February 22, 2021
素晴らしい!!!
— れいわ 山本太郎 消費税廃止!住まいは権利! (@yamamototaro0) February 22, 2021
【生活保護費の減額を取り消す判決】
生活保護の支給額が平成25年から段階的に引き下げられたことについて、大阪の受給者が最低限度の生活を保障した憲法に違反すると訴えた裁判。
森鍵一 裁判長は生活保護費の減額を取り消す判決を言い渡しました。https://t.co/ykCND3Q4eg
全国29地裁に起こされた訴訟で初の勝訴判決。
副弁護団長の小久保哲郎弁護士は「国は命を守る制度をないがしろにしており、恣意(しい)的な引き下げだったと裁判所が真正面から認めた。他の訴訟にも大きな影響が出るだろう」と評価した。
提訴した2014年当時と比べ、新型コロナの影響で足元の景気は悪化している。小久保弁護士は、「困窮して生活保護を必要とする人は増えており、保護基準の見直しが必要だ」と強調した。
(以下略)
東京でも同じ趣旨の訴訟が起きている。2016年5月に第1回口頭弁論があった。当日、我が目を疑う光景が目の前に広がった。
裁判の皮切りの象徴ともいえる原告団の入廷に、マスコミは1社たりとも来ていないのだ。
集団訴訟の提訴はたいがい、新聞テレビ各社のカメラマンたちが来て、東京地裁の正門前はごった返す。
ところがこの日、来ていたのは『田中龍作ジャーナル』だけだった。
裁判に至るまでの経緯を振り返ると妙に納得が行く。自民党は2012年末の総選挙で政権に返り咲くにあたって「生活保護の1割削減」を公約に掲げていた。
安倍政権が最初の仕事に掲げたのが、この「生活保護削減」だったのだ。
お笑い芸人を血祭りにあげたマスコミの生活保護バッシングは、自民党の福祉切り捨て政策と見事なまでに連動した。
マスコミが安倍政権に忖度して原告団の入廷を取材報道しなかった・・・と疑われても不自然ではなかった。
(以下略)
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生活保護基準は、生活保護だけでなく、最低賃金や地方税の減免、介護保険料の減免などとも連動していて多方面に影響します。今回の勝訴が国民の生活を支える流れとなりますように。