投稿者:フルフォード
西洋の政権が錯綜している理由
現在のアングロ・サクソン世界の指導層が取る行動は、頭がおかしいとしか言いようがない。
第三次世界大戦を開始せんという無駄な試みのため、明らかに虚偽の、扇動的な主張を次々繰り出しているのだ。
こんなことをしているのは、避けようがない正義の輪が迫り来る中、現在の指導層が文字通り生き残りを懸けて戦っているからである。
ついこの前、
ロシアが英国内で毒ガスを使用したという英国のテリーザ・メイ首相のヒステリックな主張が、彼女自身の政府内の専門家たちによって否定されるという経過を辿ったのも、このせいだ。
米国のドナルド・トランプ大統領が脅迫によって強制されたのか、愚かにも騙されているのか、
シリア政府がまたまた自国の一般市民を化学兵器で攻撃しただのと虚偽の非難をしているのも、このせいだ。
どちらの件においても非難【の出所】を突き詰めれば、実際に犯罪に手を染めた者に行き着く。英国では、毒ガス事件を捏造したのは自国の諜報機関の一分子だった、とCIAやMI5の情報源が裏付けを寄越している。ロシアの国連大使ワシリー・ ネベンジャは、英国の行いを「不条理演劇」と呼んでみせた。
シリアについて言えば、禁止された化学兵器を所持していた米国と英国の工作員連中が、現行犯で押さえられている。
https://www.veteranstoday.com/2018/04/08/proof-intel-drop-trump-bolton-behind-syria-chemical-attacks-confirmed/
ロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフが、米国のトランプ政権下における外交政策は「大いに物議を醸す」もので「明瞭性が欠如」しており、誰一人として一年以上の経験を有していない面々によって動かされている、と多くの国々が抱いている思いを集約してみせた。
http://tass.com/politics/997996
どうやらトランプ政権は、実際に代替案を一つも提示することなく、ここ何年かのあらゆる主要な国際的合意に逆らっているように見受けられる、と複数の筋が同意している。
それに加えて、
トランプ率いる米国商務省の役人連中は、ペンタゴンの助言に逆らい、どう計算したところで
負けが見えている中国との貿易戦争を宣言してしまった。中国政府は既に「如何なる犠牲を払おうと最後まで戦い抜く」と確約している。
さて、実際には何が起こっているのであろうか? 答えなぞ決まっている。テロに対する虚偽の戦いと、その後に続く様々な侵略を我々にもたらした
西洋の指導者層は権力を喪失すること、そして幾つもの戦争犯罪に問われることに怯えているのだ。
これが、奴らがこぞって理不尽かつヒステリックに振る舞っている真の理由である。
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韓国は日本より一足先に、非正規雇用の増大が社会問題となっていましたが、この度、最低賃金が一気に14%も引き上げられました。東京都の最賃引き上げ率2.79%と比較すると5倍にもなります。この効果は大きく、これまで厳しい労働条件であった若年層、高齢層、女性、非正規労働者に好影響となる見込みです。
こうした施策の背景には、文政権による新しい経済政策がありました。文大統領は当選直後から、経済不平等の克服を重要課題として「所得主導の成長」を掲げていました。
これは「質の良い仕事を提供することで、家計の所得と消費を増やし、これが企業の生産と投資の増大、引いては国家経済の健全な成長につながる好循環経済のビジョン」とあります。市井の人々が豊かになることで国全体も豊かにしようとする、これぞまさに経済だと涙ぐんでしまう政策ですが、それを画餅にせず実施したのでした。
このような指導者であれば、いずれ機が熟せば最高賃金の設定をも実現してしまうかもしれませんね。
さあそこで、嫌でも比べてしまうアベノミクスです。
大企業と富裕層が儲かれば、いずれ底辺の労働者にもおこぼれが回ってくるという傲慢極まりないトリクルダウン論でゴリ押ししてきましたが、アベノミクスの失敗はこれまで多くの指摘するところ、ついに日銀も白旗を上げたようで、2%インフレ目標を撤回しました。
国民のことなど眼中にない安倍政権と共に「日本すごい」の妄想を捨て、謙虚に他国を参考にし、焦土から復活をする、できるはず日本。