竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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漢方薬が6万人に投与 効果が顕著=新型肺炎
(前略)
新型コロナウイルスによる肺炎の感染者を治療する中、漢方薬が重要な役割を果たしています。国家中医薬管理局が発表したデータによりますと、これまで、6万人以上の患者に漢方薬を投与しています。
(中略)
国家衛生健康委員会、国家中医薬局は臨床で得た214例の有効なデータに基づいて、6日に全国範囲で湯薬「清肺排毒湯」の使用を薦める公文書を発表しました。その結果、17日までに、10の省・自治区にある57の指定病院で701人の感染者に投与した結果、130人が全治・退院し、51人が症状が消え、268人が病態が軽減し、221人が症状が安定していて悪化はしなかったということです。
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既存の薬と中国医学の伝統薬、新型肺炎に効果あり 専門家
(前略)
国家中医薬管理局科技司の李昱(
Li Yu)司長によると、国家衛生健康委員会は6日、管理局と共同で、全土に対し中国医学の伝統薬「清肺排毒湯」の使用を推奨する旨を通知した。
(中略)
詳細データのある351人について分析すると、「清肺排毒湯」を服用する前に112人は体温が37.3℃を上回っていたが、服薬1日後で51.8%、服薬6日後で94.6%の患者の体温は正常になった。また、だるさや吐き気、のどの痛みなどの症状にも顕著な治療効果が見られた。
(以下略)
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清肺排毒湯
(前略)
2020年2月17日に、中国政府機関の一部門である中国国家中医薬管理局は、新型コロナ対策として清肺排毒湯を発表した。それらによると、10省57指定医療機関にて701例を臨床し、130例が治療し退院、268例が改善が見受けられ、212例は悪化進行が止まり症状安定していると報じている。その内351症例が詳しく分析され、内112人の患者の体温は37.3°Cを超えていたものが、服用で51.8%の患者が常温に戻り、咳症状214人の内席症状改善が短期服用にて46.7%が改善と報じている。
効果100%ではないものの、およそ半数以上の改善がみられることから、中国国家衛生健康委員会は2月6日に管理局と共同で
清肺排毒湯の使用推奨の通達を全国に発した。
内容
これらは、
張仲景(150年代 - 219年)が著した伝染病に効くとされる漢方薬の処方書
傷寒論に記載されていた処方などをベースにしている。日本の漢方でも知られる
麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)、射干
麻黄湯(ヤカンマオウトウ)、
小柴胡湯(ショウサイコトウ)
五苓散(ゴレイサン)らの漢方薬を混ぜて新しく作ったものである。
処方は、「麻 黄9g 炙甘草6g 杏仁9g 生石膏15-30g(先煎) 桂 枝9g
泽 泻9g 猪 苓9g 白 术9g 茯苓15g 柴 胡16g 黄 芩6g 姜半夏9g
生 姜9g 紫 菀9g 冬 花9g 射 干9g 细 辛6g 山 药12g 枳 实6g
陈 皮6g 藿 香9g」
などと、
中国国家中医薬管理局のサイトには掲載してある。
なお、予防効果はないと中国国家中医薬管理局は記載している。
処方の一部例:500mgを朝晩の2回を食後40分に、煎じて飲用する
(以下略)
日本の危機管理能力のレベルの低さを考えると、日本の場合は「武漢越え」が有り得るだけに恐ろしいものがあります。政府や専門家に任せていたのでは、混乱が増すだけで、何も解決しないと思います。どう考えても、医療関係者は近い将来に地獄を見ることになるわけですが、覚悟は出来ているのでしょうか。
冒頭の動画をご覧ください。現場では、新型コロナウイルスを「乱破ウイルス」と呼んでいるそうです。まったく予測不能で、“これまでの常識が通用しない”と言っています。動画の後半では、風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルスの違いを説明して、“だから本当に怖い”と言っています。
新型コロナウイルスの桁外れの感染力の高さを考えると、自宅に完全に引きこもって誰にも会わないで過ごせる人は別ですが、ほとんどの人は感染すると思っていた方が良いでしょう。遅いか早いかの違いでしかないと思います。なので要点は、“いかに重症化を防ぐか”にあります。感染しても、一週間くらい家で寝ていて、風邪と見分けがつかない程度でやり過ごせるのが良い。
下手に病院で強力な薬を使われると、その副作用から2度目に感染した時のリスクが怖いのです。重症化を防ぐ急所は「免疫力の高さ」です。パニックになるのが一番いけない。なので、新型コロナウイルスに関する正確な情報を入手し、食糧備蓄を含め事前に準備をしておく事が何より大切なのです。