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[Sputnik]プーチン・安倍会談:妥協は避けられないが、それは実現するか? 〜確定していた2島返還が撤回された理由 アメリカからの独立が先〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 7時のNHKニュースで、プーチン大統領と安倍首相の会談が始まったことが伝えられました。大方の予想では、スプートニクの記事にあるように、“領土問題を解決するものとはならないだろうが、2国間関係を改善するだろう”と見られています。フルフォードレポートでは、2島返還が確定しているとのことでしたが、その後の状況を見ると、これは撤回されたと見た方が良さそうです。
 なぜ当初の予定が変更されたのかについて、世に倦む日日さんのブログで、本質を突く記事が出ていました。やはり、ロシアが最も警戒しているのは、返還された2島に米軍基地が建設されるのではないかという懸念です。米国の属国である日本としては、この手の問題は米国の意向を無視することが出来ません。戦後の日本においては、米国が望む所にはどこでも基地を作ることが出来るというようになっているからです。
 朝日新聞の14日の記事には、“プーチン氏が問題視するのは、日本と米国との同盟関係そのものだ…「日本は独自に物事を決められるのだろうか」と、疑問を呈した”とあります。
 やはり、プーチン氏は米国のポチ政権である安倍首相の元では、領土問題の解決は無いと見ているようです。領土問題の解決には、アメリカからの独立が先だということになるでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン・安倍会談:妥協は避けられないが、それは実現するか?
転載元)
© Sputnik/ Host photo agency/Sergey Guneev

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リュドミラ サーキャン
12月15・16両日行われるウラジーミル・プーチン大統領の日本訪問は、領土問題を解決するものとはならないだろうが、二国間関係を改善するだろう。ロシア極東研究所の専門家達は、記者会見でそうした意見を述べた。

極東研究所日本調査センターの指導者ワレーリイ・キスタノフ氏は「最高首脳会談において基本的テーマとなるのは、明らかに両国の可能性と要求に応えていない経済協力問題だろう」との見方を示した。

(中略) 

よく知られているように、ロシアとの共同経済行動を目指す安倍首相の立場は、米国内に苛立ちを呼び起こしている。米国はそれを、ロシアに対するG7の団結した立場に反するものとみなしている。

(中略) 

しかし、これに対して極東研究所のエキスパート達は、安倍首相の持つロシアに対する関心は、もっと幅広いもので、東アジアにおける日本の戦略的ライバルとみなされている中国と間接的に結びついている、と捉えている。

(中略) 

それゆえ極東研究所のセルゲイ・ルジャニン所長は、次のように述べている-

「今回のプーチン訪日は、ロシアは東アジアにおいて親中国政策をとっているとする見方を払拭する役に立つ。

(中略) 

今回の訪問が、領土問題を解決しなくても、二国間関係は悪化することはなく、かえって改善されるだろう。」

(中略) 

安倍首相は「私の世代で、この問題に終止符を打つ。この決意で(プーチン大統領との会談に)臨みたい」と述べている。

キスタノフ日本調査センター長は、こうした安倍首相の発言にコメントし、次のように続けた-

「15・16両日の大統領の訪日中に領土問題に終止符が打たれることはないだろう。(中略)…

1956年の共同宣言のシナリオに従って、南クリルのうち2島を日本に譲渡される事は、あり得るかとのスプートニク記者の質問に対し、キスタノフ氏は次のように答えた-

「理論的には許されるが、事実上それは絶対に不可能だ。(中略)…

(中略) 

指導者キスタノフ氏の考えでは、もしプーチン・安倍会談において、領土及び平和条約締結問題解決のための所謂「ロードマップ」が作成されたならば、それだけでも今回の出会いは、実りの多いものとみなすことができる、とのことだ。

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配信元)

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北方領土の返還を阻む要因は日米同盟 - 真相を報じた朝日の記事
引用元)
(前略) 

島を日本に返還する上において、ロシアが最も警戒し懸念しているのは、そこに米軍基地が建設されるのではないかという疑念に他ならない。マスコミ報道を見ながら、薄々と感じ取るのは、どうやら今回は、最初は本気でプーチンは二島(歯舞・色丹)を返還する(引き渡す)つもりだったらしいということだ。歴史的な快挙ということで、盛大に祝賀し、安倍晋三はこの機に解散総選挙を狙っていた。だが、交渉の途中で頓挫した。その理由について、本日(14日)の朝日が紙面記事でこう書いている。「楽観論は11月に入って後退した。同月上旬、モスクワ入りした谷内正太郎・国家安全保障局長は、ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と会談。(略)パトルシェフ氏は日ソ共同宣言を履行して2島を引き渡した場合、『島に米軍施設は置かれるのか』と問いかけてきた。谷内氏は『可能性はある』と答えたという」(2面)。

プーチン氏が問題視するのは、日本の米国との同盟関係そのものだ。『日本が(米国との)同盟で負う義務の枠組みの中で、その程度ロシアとの合意を実現できるかを見極めなくてはならない』『日本は独自に物事を決められるのだろうか』と、疑問を呈した』」(同 2面)。きわめて重要な事実を朝日は報道している。今回の二島返還のカギは、そこに米軍基地を置かないという日本政府の約束だったのだ。その要求を日本側に打診し、安倍政権は米国に打診し、米国は了承を出さず、谷内正太郎が不首尾をロシア側に通告したのである。それで破談となった。

(以下略) 

オスプレイが墜落事故 米軍高官の発言に地元では反発 〜落ち目のアメリカを象徴する出来事〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 オスプレイの墜落事故に対する米軍高官の発言に、非難が集まっています。沖縄副知事は、“謝罪全くなし。植民地意識まる出し”と反発。多くの沖縄県民は、この問題で不快感を示しています。
 しかし、すごいタイミングですね。シリア・アレッポが解放され、シリアにおける米国の敗北が決定的になったこのタイミングで、オスプレイが墜落。そしてロシアのプーチン大統領の来日。落ち目のアメリカを徹底的に象徴する出来事の連続です。
 ところでこの事故に対し、知足的隠遁者さんのツイートは本質を突いている様に思います。沖縄海兵隊は無くていいのではないかと思われているところへ、この事故が起きたものだから、海兵隊トップは、かなり焦っていたようです。謝罪もせず、パイロットは“感謝されるべきだ ”と言い訳するのが精いっぱいだったのでしょう。
 藤原直哉氏はツイートで、“オスプレイって、片側のプロペラが止まると飛べないんだ…こんな飛行機、誰が認可したの?? ”と言っていますが、それだけではなく、通常のヘリコプターだと、エンジントラブルが起きてもローターがそのまま慣性で回り続け、ゆっくりと降下し、着陸出来るように設計されています。ところが、オスプレイにはその機能が無いようです。非常に危険な、設計段階で不具合があると言っても良い機体だと思います。
(竹下雅敏)
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オスプレイ不時着 米軍の発言に地元では反発(16/12/15)
配信元)


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転載元)







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フルフォードレポート英語版(12/12) 〜朴大統領弾劾の真相 韓国人が激怒した理由とは〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今回のフルフォードレポートもすごい内容です。まず、“大規模な排除が現在進行中で、アジアと西側で多くの人々が消えている”とあります。そうだろうと予測していたのですが、裏付けが取れた感じです。また、前回のレポートで、習近平氏がイブリン・ロスチャイルドの命令で動いているという情報があり、この情報はおそらく間違っているとコメントしたのですが、今回のレポートでは、この件に関して訂正が入りました。
 驚いたのは韓国の朴大統領の弾劾の件で、韓国人は、朴大統領が悪魔崇拝の儀式に参加して、彼女が悪魔に魂を売ったことに対して激怒しているという部分です。韓国の国民の怒りがあまりにも激しいので尋常ではないと思っていましたが、ようやくその真相が摑めた気がしました。大手メディアでは、この手の情報は全く上がってきません。
 こうした悪魔崇拝と関連したピザゲイトスキャンダルの関係者は、来年から始まると予想される戦争犯罪裁判で裁かれることになるようです。
 米軍と中国軍は世界通貨再設定の交渉をしており、それをロスチャイルド一族が妨害しているとあります。このことに関して、彼らと戦ってきたCIA情報源が、“我々は本気であり…完全な降伏か完全な消滅のどちらかを選択せよ”という強いメッセージを送っています。今や、ロスチャイルド一族が権力に残る選択肢は全く有り得ないので、一族は滅亡か完全な降伏かのどちらかしかありません。多くの者は、ロスチャイルド家の本拠地にミサイルを打ち込むことも厭わないはずです。神々は、彼らが殲滅されることを、カルマとして当然の事とみなすでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォードレポート英語版(12/12)
転載元)
(前略) 

ハザールマフィアはドナルド・トランプが米国大統領に正式に指名されることを阻止しようとして、今から12月19日の間に最後のたくらみとして奇妙な偽旗テロ作戦を計画していると、CIA情報源は言う。しかし、ロシア、中国と米国の軍隊が全て協力し合っているので、これらの努力は死に行く獣の最後のあがきに過ぎない。

ハザール企業メディアの偽の世界を再び主張するために真実のウェブサイトを削除する目的で非常に激しいサイバー戦争キャンペーンも進行中であると、その情報源は言う。これが、現在の真実革命とドナルド・トランプの選挙がロシアによって行われているとレベル付けしようとする目下の企みの背後にあるものである。

(中略) 

本当の偽ニュース機関はニューヨークタイムス、ワシントンポスト、CNN、BBCなどのような宣伝機関である。これらは911、イラン、サダムフセイン、ISIS、ロシア等について依然として偽りの報道をしている報道機関である。これらの横たわる企業宣伝報道機関はまもなく経営の変化を経験し、真実を報道するか閉鎖されるかのどちらかにされる。

アジアの秘密結社とワシントンの機関情報源は大規模な廃除が現在進行中で、アジアと西側で多くの人々が消えているとと報告している。
これが見える兆候はハザールマフィア支配政府の陥落のドミノです。
しかし、アジア秘密結社の情報源はが中国主席習金平がイブリン・ロスチャイルドへつながっていると主張するNSAが提供した情報は偽であると言っている。彼らは、アジア人は一連の重大会議を持ち続けており、とりわけ、習は世界平和を支持しているので彼は権力に残るだろうと判断している。しかし、他の世界指導者達は辞任を続けるだろうと、その情報源は言う。

ごく最近の陥落のドミノは、先週弾劾された韓国大統領朴槿恵である。韓国人は、朴が悪魔の儀式に参加して、悪魔の精神が彼女の体と魂を完全に支配することを許したというウィキリークス他の暴露を聞いて怒っている。

http://victuruslibertas.com/2016/12/south-korean-president-forced-to-step-down-when-people-find-out-she-is-involved-in-satanic-cult/

悪魔とのつながりを否定するハザールマフィアによる激しいキャンペーンがあるが、さらに多くの内部通報者はそれが正に真実であると言っている。マリーナ・アブラモヴィッチが運営するエリートパーティにおける儀式の写真は本当に行われた人肉饗宴に映像であると、血縁家族情報源は言う。

https://sli.mg/a/mdv0hG

このエベントに参加した有名人のリストはこちらから見られる。

http://www.ascensionwithearth.com…

(中略) 

これらのエリートの恐怖に関する多くの情報が2017年1月に始まる予定の戦争犯罪裁判で噴出すだろうと、多くの情報源は同意する。

CIA情報源は、米国株式会社の最高経営責任者のオバマは2010年、国際刑事裁判所に静かに加わった。10年前、ジョージ・W・ブッシュはブッシュ/クリントン犯罪家族に大統領免責を与えた。それは12月31日に終了する。2017年1月1日、彼らは逮捕され、国際犯罪裁判所の前に引き出される。これが彼らが今、家に拘束されている理由である。このことは情報源に非常に近くに保たれている。

(中略) 

一方、金融戦争は激化している。これは先週のブルームバーグターミナルの停電に見られると、その情報源は言う。ヘッヂファンドもたとえチップを出す人が家族や友人から何の利益を得なくても内部取引は犯罪であると8対0で判決を行った先週、打撃を受けたとその情報源は言う。この判決は法執行機関の人々にとってウォール街を浄化するのが非常に容易になった。

また、ウェル・ファーゴ銀行は数百人に徒党銀行家が追放され、やがてHSBCでも引き継がれる可能性があると、その情報源は言う。これに関連して民間スイス銀行エドモンド・ロスチャシルドはその国のハザール傀儡が逮捕された後、中国から追放された。中国軍は、彼らが完全に信用できる西側銀行はHSBCとスタンダード&チャーター銀行であると言っている。

米軍と中国軍は世界通貨再設定を助ける取引を交渉していると、交渉に近い情報源は言う。取引には米ドルのアジア金塊への取引も含まれており、それはロスチャイルド一族によって阻止されていると、その情報源は言う。その理由で、アジアの秘密結社と米機関はロスチャイルド一族の指導部に関して正確な協調を与えている。白龍会はミサイルと空爆は貴重な芸術作品の破壊を防ぐために避けるべきだと言っている。

しかし、血統家族と戦ってきたCIA情報源は厳しい方針を採る。
「彼らは中東の歴史的に貴重な財宝を爆撃し破壊する時に心配いするだろうか?いや、彼らの目標は財宝を得たり救済することではなく、完全な絶対的支配を得ることであるから。徒党は9/11で戦略各兵を使用しなかったと言うのか?我々が愛する惑星の支配を取り戻したいのであれば、対抗する力の誇示だけが彼らの注目をあるめるだろう。だから、我々は本気であり、もうたくさんであり、完全な降伏か完全な消滅のどちらかを選択せよと強いメッセージを送る。グノーシスイルミナティは完全な消滅に傾いているので、遅くなる前により穏やかな白龍会への血統家族の降伏を勧めます。

(以下略) 

[YouTube]斬新なアイデア!もっとも簡単で安全な雪かきの方法

竹下雅敏氏からの情報です。
 雪かきをするのに、シャベルにロープを結びつけるだけで、ずいぶん体が楽になるという斬新なアイデアです。すぐに、より改良されたタイプのシャベルが商品化されるような気がします。
 下の動画は以前紹介したもので、雪をロールケーキ状に除去するという天才的な発想です。日本の技術力なら、この方式で除雪をするロボットが簡単に出来そうな気がするのですが、どうなんでしょう。
(竹下雅敏)
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もっとも簡単で安全な雪かきの方法
配信元)

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ウェストバージニア式雪かき
配信元)

[Sputnik]プーチン大統領、ロシアにとって主たるパートナーは中国 〜日本政府が理解していないプーチン大統領の真意〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 プーチン大統領は、ロシアにとって主たるパートナーは中国であることを断言しました。2つ目の記事のロシアの東洋学者アレクセイ・マスロフ氏は、“ロシアと中国の間に形成されているのは、貿易分野での単なるパートナー関係では無い…多極的世界作りにおける協力問題での完全な連帯だ”と言っており、まったくこの通りだと思います。日本政府が理解していないのは、プーチン大統領の真意です。ロシアと日本が、ロシアと中国のような両国の信頼関係構築を本気で目指すつもりがあるのかということです。言い換えれば、アメリカの属国であることを止めなければ、このような信頼関係に基づいた連帯が出来ないわけです。
 プーチン大統領は“露中関係を述べながら、日本に手本を示している”とありますが、これは日本だけではなく、世界に手本を示していると思います。
 ロシアがウクライナ、シリアで示した忍耐力と冷静さ、そして勇気と決断力は、世界を驚嘆させるものでした。新しい時代の政治の在り方のお手本を示すものだったと言えます。
 世界を正しく見ている人は、プーチン大統領とラブロフ外相こそ、ノーベル平和賞に値する人たちだということを理解しています。安倍政権は、ロシア・中国が世界に示している方向性を全く理解せず、ただ、アメリカの機嫌を損なわないようにおべっか外交を繰り返していますが、その目的である長期政権の樹立と、ロシア・中国が構築しようとしている多極的世界とは真逆の、戦前の日本に戻そうとする情けない政治姿勢を改めなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領、ロシアにとって主たるパートナーは中国
転載元)
© Sputnik/ Michael Klimentyev

© Sputnik/ Michael Klimentyev


ロシアのプーチン大統領は、日本テレビと読売新聞のインタビューに応じた。インタビューで日本人記者らは、プーチン大統領が先日の連邦教書演説で諸外国との協力について述べた中で真っ先に中国を挙げ、そのあとインド、日本、米国を列挙したことを指摘し、実際に中国がロシアにとっての主たるパートナー国なのか確認した。

プーチン大統領は、「全くその通りだ」と述べた。 「もちろん、その通りだ。なぜなら中国との貿易取引額が最も大きいからだ。国の測定によると、私はすでに語ったが、ロシアは中国との貿易取引額が最も大きい。これが一つ。2つ目は、我々には非常に大きな共同プロジェクトがあり、我々はそれらを原子力エネルギー、物流、機械工学、貿易全般の分野で実現しており、航空事業では、ヘリコプター産業や航空機産業で良い共同プロジェクトがある。我々は協力の可能性について考えており、宇宙分野では両国で積極的に協力しており、ここには良い見通しがある」と指摘した。

またプーチン大統領は、「そして我々の政治的信頼レベルも非常に高い。我々の主な国際問題に関する立場は近く、またあるいは外交官らが言うように、それらの見解は一致している。我々は、現代の国際的議題の重要な問題について、十分に頻繁に共通の立場を取っている。我々には非常に緊密な人道的コンタクトがあり、青少年交流は大規模で、教育、地域的コンタクトも非常に大きく、それらすべてが発展し続けている。我々は、私たちの関係のインフラを拡大し、向上させている」と強調した。

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プーチン大統領 日本に露中関係を手本として示す
転載元)
プーチン大統領は、日本のマスコミ・インタビューに応じた際、中国がロシアの主要なパートナーであることを確認した。大統領は「ロシアは、中国との真の友好関係を築いた。それは優先的パートナー関係の戦略的性格を有している」と指摘した。

ロシアの著名な東洋学者、アレクセイ・マスロフ氏は、スプートニク記者の取材の中で、プーチン大統領のこうした発言に次のようにコメントした-

プーチン大統領は、私の見るところ、ロシアと日本の関係において足りない(一方露中関係には存在する)肯定的な面をまず指摘した。露中間の信頼は、中国は対露関係に関するあらゆる政治的約束を常に果たし、ロシアもそうしているという事の中に示されている。ロシアと中国の間に形成されているのは、貿易分野での単なるパートナー関係ではない。双方は、かなり成功裏に、貿易関係の構造的変更に取り組んでいる。

露中の相互関係がしっかりしたものであることを裏付ける、もう一つ重要な証拠がある。それは、金融的安全保障やテロリズムとの戦い、そして多極的世界作りにおける協力問題での完全な連帯だ。

プーチン大統領は、露中関係を述べながら、日本に手本を示しているのだ。


またプーチン大統領は「ロシア政府には、日本との領土問題はない。しかし、日本が自分達には領土問題があるとみなしているため、我々は、これを話し合う用意がある、ということである」と指摘した。これについてマスロフ氏は、次のようにコメントしている-

「プーチン大統領のこの答えは、政治的そして経済的協力を分かち合う必要があり、両国の信頼関係構築を目指すことが不可欠だという意味である。」

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プーチン大統領、日本との領土問題解決の期限にコメント
転載元)
日本との領土問題解決に時間枠を被せるのはプロフェッショナルではない。合意の質について考える必要がある。プーチン大統領が述べた。

日本テレビと読売新聞のインタビューを受けてプーチン大統領は、ロシアが日本との「過去の問題すべて」を解決することに関心を持っていると指摘した。

我々が前に進む邪魔をするものは何もないはずだ。これは我々の国家的優先事項の1つに入っている。我々はそれを望んでいて、それに興味を抱いている。だが、私の任期や安倍首相の任期によって制限された時間枠をはめることは、プロフェッショナルではないように思われる。なぜなら、我々は自身の任期ではなく、合意の質について話す必要があるためだ」とプーチン大統領は述べた。

プーチン大統領によると、ロシアは未だ未解決の問題を解決することに向かっていくが、「うまくいくかどうかは、私はまだわからない。」

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