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イエスの教えという観点から見れば、カトリック、プロテスタントが「異端」なのです ~カトリック、プロテスタントの教義は、イエスではなく、堕天使やネフィリム(巨人)の教え

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画は、“『エノク書』はなぜ隠されるのか”という記事の全文を紹介したものです。記事では必要最小限を引用していますが、記事にある通り、カトリック、プロテスタントは「エノク書」を聖典とは認めていません。なので、聖書の中には入っていないのです。
 しかし、死海写本に「エノク書」が含まれていたことから、イエスが生きていた時代には、「エノク書」は聖典と認められていたと思われます。
 「エノク書」はエチオピア正教の聖典ですが、“エチオピア正教から土着の部分を切り離したときに浮かび上がるのは、イエス・キリストが生きた時代の信仰の姿に近い、「原始キリスト教」の姿”だと書かれています。
 「原始キリスト教」がどのようなものだったのかは、はっきりとしませんが、イエスが内輪の弟子に教えていたのは、ユダヤ教の神秘主義思想であるカバラだったと思われます。
 本来のイエスの教えと、カトリック、プロテスタントの教義は似ても似つかないものだった可能性が高いです。要するに、イエスの教えという観点から見れば、カトリック、プロテスタントが「異端」なのです。
 “続きはこちらから”をご覧ください。カレン・ヒューズさんは、後頭部が長いホモカペンシスの存在を示し、世界を支配しているバチカン、特にイエズス会の背後にこのホモカペンシスがいると言っています。
 カレン・ヒューズさんは、“彼らは宇宙人ではありません”と言っていることから、ホモカペンシスは、プリ・アダマイトと人間のハイブリッドだと考えられます。彼らは、氷河期にすでに世界地図を描き、現在の王族は彼らの子孫だということでしょう。
 もちろん、バチカンを支配しているゾロアスター13家も彼らの子孫です。なので、バチカンの司祭たちは“コーンヘッドを象徴する司教帽を被っている”のです。
 これまでの記事を思い出してください。プリ・アダマイトとハイブリッドは、堕天使とネフィリム(巨人)でした。要するに、カトリック、プロテスタントの教義は、イエスではなく、堕天使、ネフィリムの教えなのです。ほとんどのキリスト教徒がそれとは知らず、彼らが恐れる悪魔たちが作った教義を信奉しているということになります。原始キリスト教では、イエスは神ではなく、モーセ、エリアなどと同じく預言者の1人だとみなされていたのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エチオピアのミステリー4 エノク書はなぜ隠されるのか
配信元)
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エチオピアのミステリー4 『エノク書』はなぜ隠されるのか
引用元)
(前略)
『エノク書』はユダヤ教においても、キリスト教のカトリック・プロテスタントにおいても、偽典とされている「書」である。偽物の書ということである。
(中略)
『エノク書』には、初期世界の話、大洪水の原因、エノクの見た天界と地獄、そして、世界の終末について書かれている。要するに、『エノク書』を聖典とするか、しないかという話は、聖書の全体像に影響を及ぼすほどのものなのである。
(中略)
『エノク書』は偽書ではないと主張する者がいないわけではない。新約聖書の聖典に含まれている『ユダの手紙』には、『エノク書』から引用されたと思われる記述がある。偽書である『エノク書』に書かれている言葉が引用されている聖典というのはおかしいではないか、と指摘されている。(中略)… そして何より、1947年からイスラエルの死海周辺で発見された死海写本には、『エノク書』が含まれているのである。(中略)… この発見が意味していることは、イエス・キリストの生きていた時代には、『エノク書』が読まれていたのではないか、ということである。
(中略)
エチオピア正教から土着の部分を切り離したときに浮かび上がるのは、イエス・キリストが生きた時代の信仰の姿に近い、「原始キリスト教」の姿なのである。
(中略)
イエス・キリストの教えを忠実に守っているのは、カトリックやプロテスタントか、それともエチオピア正教か。
どちらが「正統」で、どちらが「異端」か。

考える自由は、全ての人に認められているはずである。
(以下略)
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3年間で1400人の外国人留学生が所在不明となっている東京福祉大学で、その運営法人の理事を務めていた秋元司内閣府副大臣は、総額300万円以上を理事報酬として受け取ったことを認める

竹下雅敏氏からの情報です。
 東京福祉大学は、3年間で1400人の外国人留学生が所在不明となっています。秋元司内閣府副大臣は、大学の運営法人の理事を務めていましたが、留学生所在不明問題がマスコミに報道された直後の、今年3月18日に理事を辞めたようです。
 秋元氏は、総額300万円以上を理事報酬として受け取ったことを認めました。秋元氏が報酬を受けた3年間に、東京福祉大学は留学生を約3倍に急増させているとのこと。
 東京福祉大学の創設者である中島恒雄氏は、“2008年6月に、強制猥褻罪で実刑判決を受けて収監された人物”とのことで、“私立学校法における、役員としての欠格事由に該当する”ようです。
 その中島氏が2011年9月に、東京福祉大学の経営学部運営会議で、「試算だけど120億入るって。どうだ、すごいだろ、このアイディアは。そしたら、ガバチョガバチョ」と発言しているのです。こうなると、大学運営というよりは留学生ビジネスを行っているとしか言いようがありません。
 “続きはこちらから”のbuuさんの一連のツイートの後半に、自民党は2008年に“『日本型移民政策の提言』を発表し、留学生30万人計画が閣議決定された”とあります。
 「日本型移民政策の提言」は、福田康夫首相の時代で、中川秀直氏が旗振り役だったようです。
 これを見ると、人口の1割近い1,000万人の移民を50年かけて受け入れるというのです。人口減少問題の治療法は、“移民の受け入れにより日本の活性化を図る「移民立国」への転換”だとの提言です。
 この中に、留学生100万人構想というものがあり、“留学生30万人の受け入れを早期に達成した上で… 2025年までの長期目標として「留学生100万人構想」を立てる”と書かれています。
 これを見る限り、自民党のやっていることは、完全に移民政策だと断定できます。グローバリズムに邁進する自民党は、もはや保守政党とは言えないことが、これではっきりしました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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留学生ビジネスの東京福祉大から報酬
秋元副大臣、300万円超
参院決算委 吉良議員に認める
引用元)
 3年間で1400人の外国人留学生が所在不明となっている東京福祉大学の運営法人の理事だった秋元司内閣府副大臣が、2014~17年に総額300万円超の報酬を得ていたことが分かりました。4日の参院決算委員会で、日本共産党の吉良よし子議員に対して秋元氏が認めました。

 秋元氏をめぐっては、2014年に、同大学を創設した元総長から50万円の献金を受けていたことが本紙の調べで分かっています。留学生急増を主導した元総長は、過去に実刑判決を受け、本来、大学運営に関わることはできません。

 秋元氏は決算委で、14年4月~17年7月に、同大学を運営する学校法人から、理事報酬として「月9万6000円程度」、総額300万円以上を受け取ったと認めました。

 吉良氏は、同氏が報酬を受けた3年間に、同大学は留学生を約3倍に急増させていると指摘。
(中略)
 吉良氏は、非正規の「研究生」の名で外国人を大量に受け入れ、ずさんな環境で1人60万円もの授業料を徴収するやり方を「留学生ビジネスだ」と批判。柴山昌彦文科相は「由々しき問題だ」と認めました。
(以下略)
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配信元)
 
 
 

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アダムが誕生して何年後にノアの大洪水が起きたのか ~聖書の記述を一貫して正しいとする立場では、うまく説明できず、旧約聖書も総合的に見て矛盾だらけであり、文字通り受け止めてはならない

竹下雅敏氏からの情報です。
 創世記の第5章には、アダムからノアに到る系図があります。この記述から、アダムが誕生して何年後にノアの大洪水が起きたのかがわかります。
 “続きはこちらから”は、それを計算したもの。記事の赤字にした部分を絵に描いてみると、簡単に計算できることがわかります。計算すると、大洪水はアダム誕生の1,656年後になります。
 ノアの大洪水がいつ起きたのかが問題ですが、昨日の記事で、“ノアの大洪水が起こったのは、15,050年前(BC13,035年)のこと”と指摘しました。
 秘教徒のベンジャミン・クレーム氏は、「マイトレーヤの使命第二巻」のp256で、“ノアの箱舟と大洪水の話は、アトランティス大陸と文明の最後の名残であったポセイドン(今日のアゾレス諸島)の大破壊(1万6千年前)の象徴的な記録です”と言っています。
 また、「マイトレーヤの使命第三巻」のp162で、“ノアの洪水の物語は約一万五千五百年前の、聖書で述べられている洪水に関連しています…中東地域と地中海は影響を受けましたが、別の所には影響を受けない広大な陸地がありました”と言っています。下の記事では、大洪水の発生年をBC11,000年としていますが、これは誤りだと思います。
 計算式を用いると、大洪水の発生年から逆にアダムの誕生年を割り出すことができます。しかし、聖書をそのまま信じると、アダムの誕生年は、大洪水発生年(BC13,035年)の1,656年前になってしまいます。
 これは、私たちの常識にあまりにも反するので、補正が必要です。引用元では、旧約聖書の数を100倍したアラン・F・アルフォード氏の説も出ていますが、ここでは、ゼカリヤ・シッチン氏の説を取り上げました。シュメールは60進法なので、シッチン氏は1,656を60倍した99,360年が、アダム誕生から大洪水までに経過した時間であるとしました。記事では、大洪水の発生年をBC 11,000年だと考えているので、これだとアダムの誕生年はBC 110,360年になります。
 ベンジャミン・クレーム氏は、「マイトレーヤの使命第三巻」のp 387で、現在の我々の種族はアーリア種族で、“まだつくられてから十万年しか経っておらず、非常に初期の段階にある”と言っています。なので、アダムの誕生をアーリア種族の誕生と考えれば、ゼカリヤ・シッチン氏の説は、まずまずのところが出ていると言えます。
 ところが、ことはそう簡単ではないのです。冒頭の記事の引用元である創世記第11章をご覧になると、ノアの息子のセムの系図が出てきます。セムからアブラハムまでの系図です。これを、アダムからノアまでの系図と同じように計算してみると、アブラハムは、大洪水のわずか290年後に生まれたことになります。わずか290年で文明が復興するはずがないので、ゼカリヤ・シッチン氏の説に従って60倍してみます。すると、290×60=17,400年となり、アブラハムは未だに生まれていないことになります。
 要するに、聖書の記述を一貫して正しいとする立場では、うまく説明できないのです。旧約聖書自体はいくつかの異なる伝承をまとめたもので、ポイントになる史実は間違っていないものの、総合的に見て矛盾だらけであり、文字通り受け止めてはならないものだということがわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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創世記(口語訳)
転載元)
(前略)
第5章
1 アダムの系図は次のとおりである。神が人を創造された時、神をかたどって造り、
2 彼らを男と女とに創造された。彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた。
3 アダムは百三十歳になって、自分にかたどり、自分のかたちのような男の子を生み、その名をセツと名づけた。 
4 アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。
5 アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。そして彼は死んだ。
6 セツは百五歳になって、エノスを生んだ。 
7 セツはエノスを生んだ後、八百七年生きて、男子と女子を生んだ。
8 セツの年は合わせて九百十二歳であった。そして彼は死んだ。
9 エノスは九十歳になって、カイナンを生んだ。 
10 エノスはカイナンを生んだ後、八百十五年生きて、男子と女子を生んだ。
11 エノスの年は合わせて九百五歳であった。そして彼は死んだ。
12 カイナンは七十歳になって、マハラレルを生んだ。
13 カイナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、男子と女子を生んだ。
14 カイナンの年は合わせて九百十歳であった。そして彼は死んだ。
15 マハラレルは六十五歳になって、ヤレドを生んだ。 
16 マハラレルはヤレドを生んだ後、八百三十年生きて、男子と女子を生んだ。
17 マハラレルの年は合わせて八百九十五歳であった。そして彼は死んだ。
18 ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。 
19 ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。
20 ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。
21 エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。 
22 エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。
23 エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。
24 エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。
25 メトセラは百八十七歳になって、レメクを生んだ。 
26 メトセラはレメクを生んだ後、七百八十二年生きて、男子と女子を生んだ。
27 メトセラの年は合わせて九百六十九歳であった。そして彼は死んだ。
28 レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、 
29 「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。 
30 レメクはノアを生んだ後、五百九十五年生きて、男子と女子を生んだ。
31 レメクの年は合わせて七百七十七歳であった。そして彼は死んだ。
32 ノアは五百歳になって、セム、ハム、ヤペテを生んだ。
(以下略)

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裁判長は実の娘に対する性的虐待があったことを認めた上で、抵抗不能な状態だったかどうかに関して、“拒めなかったとは認められない”と指摘し、無罪判決を言い渡す ~伊藤詩織さんの事件以降に続く、準強制性交に関する異様な判決

竹下雅敏氏からの情報です。
 薬物レイプ被害を訴える伊藤詩織さんの事件以降、準強制性交に関する異様な判決が続いています。
 今回のものは特に理解しがたいもので、裁判長は実の娘に対する性的虐待があったことを認めた上で、抵抗不能な状態だったかどうかに関して、“拒めなかったとは認められない”と指摘し、無罪判決を言い渡したとのことです。
 これで無罪なら、どんなレイプ事件も有罪にはならないのではないかという気がします。
 “続きはこちらから”は、2017年6月に性犯罪に関する刑法が改正され、被害対象者の性別を問わないなど大幅改定となったことに関する記事です。
 記事の中で、「“暴行・脅迫”が証明できなければ罪に問えない」ことを指摘し、“これが非常にハードルが高い”と言っています。
 しかし、刑法改正のポイントの(4)を見ると、「監護者による子どもへの性的虐待を処罰」として、“親などの監督・保護する立場の人がわいせつな行為をした場合、暴行や脅迫がなくても処罰される”となっています。なので、今回の無罪判決はおかしいのではないかと思います。
 ジャーナリストの山口敬之氏が、伊藤詩織さんに1億3,000万円の損害賠償請求をしました。この件に関して、ゆるねとにゅーすさんは、「山口が反撃に出たのは、官邸と司法の手筈が整い山口勝訴の筋書きが出来たのではないか」とするツイートを引用し、“安倍政権の独裁化によって「三権分立の原則」すらも崩壊”してきている現状から、「嫌な予感」がすると指摘しています。
 今回の支離滅裂とも言える判決が、こうした流れに乗っているものだとすれば、由々しき事態だと言えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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娘に準強制性交で起訴の父に無罪 「抵抗不能」認定できず
引用元)
 平成29年に愛知県内で抵抗できない状態の実の娘=当時(19)=と性交したとして準強制性交罪に問われた男性被告に、名古屋地裁岡崎支部が「被害者が抵抗不能な状態だったと認定することはできない」として無罪判決(求刑懲役10年)を言い渡していたことが4日、分かった。判決は3月26日付。

 公判で検察側は「中学2年のころから性的虐待を受け続け、専門学校の学費を負担させた負い目から心理的に抵抗できない状態にあった」と主張。弁護側は「同意があり、抵抗可能だった」と反論した。

 鵜飼祐充(うかい・ひろみつ)裁判長は判決で、性的虐待があったとした上で「性交は意に反するもので、抵抗する意志や意欲を奪われた状態だった」と認定した。

 一方で被害者の置かれた状況や2人の関係から抵抗不能な状態だったかどうか検討。「以前に性交を拒んだ際受けた暴力は恐怖心を抱くようなものではなく、暴力を恐れ、拒めなかったとは認められない」と指摘した。
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配信元)
 
 

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悪魔崇拝を一掃するために、“ノアの大洪水”は引き起こされた! ~こうした状況を招いた堕天使たちやその妻子は裁かれ、悪霊に変じ、大洪水を生き残ったノアの家族のハムの血筋に生まれ変わった

竹下雅敏氏からの情報です。
 前回の記事で、かつて火星に居て、しばらく月に留まり、その後、月から追い出され南極に不時着したプリ・アダマイトというETグループと、プリ・アダマイトと地球人との間にできた異種交配種(ハイブリッド)が出てきました。このプリ・アダマイトとハイブリッドは、エノク書の堕天使とネフィリム(巨人)の関係に対応していました。
 今回は、そのエノク書です。冒頭の動画は、3分~8分16秒の所をご覧ください。エノク書によると、シェミハザやアザゼル(記事ではアサエル)に代表される200名の見張りの天使たちが地球に降りてきます。彼らは、人間の娘を妻に娶るという約束をし、お互いにその約束を破ることがないという誓いを立てます。その結果、彼らと人間の娘の間にネフィリム(巨人)が生まれるのです。
 エノク書によると、“巨人たちは、人間たちを食らい…暴虐が地に満ちる”ことになったと書かれています。悪魔崇拝がはびこったということでしょう。
 悪魔崇拝を一掃するために、“ノアの大洪水”が引き起こされます。こうした状況を招いた堕天使たちは裁かれ、アザゼルは縛られ暗闇に投げ込まれ、シェミハザたちは丘の下へ繋がれたと書かれています。しかし、エノク書には彼らがその後どうなったのかは書かれていません。
 記事では、“地上の堕落天使たちは、地上で悪霊に変じる”ことになると書かれています。これは、堕天使たちだけではなく、彼らと交わった人間の娘も魔女として描かれており、彼らの子であるネフィリムたちは悪魔崇拝者で、人間たちだけではなく、“互いの血をすすりあった”と書かれています。大洪水で肉体が滅ぼされても、霊は残ります。彼らの霊も堕天使たちと同じく、悪霊に変じたわけです。
 悪霊となった彼らも、永遠に地上をさまよい続けるわけではありません。彼らも、人間に転生に入る期間があります。この時、彼らは、大洪水を生き残ったノアの家族のハムの血筋に生まれ変わったのです。
 中西征子さんの天界通信9をご覧になると4回目のアトランティス時代は、「60,305年前〜 15,050年前(滅亡)」となっています。このことから、ノアの大洪水が起こったのは、15,050年前(BC13,035年)のことだとわかります。
 始まりの60,305年前(BC58,290年)の方ですが、昨日の記事の中で、コーリー・グッド氏は、プリ・アダマイトが南極に不時着したのは、“5万5千年~6万年前”と言っていました。このことから、プリ・アダマイトが南極に不時着した日時、すなわち堕天使たちが地球に降り立った日時は、60,305年前(BC58,290年)だと考えられます。
 旧約聖書によると、セツの系譜は、アダム、セツ、エノシュ、ケナン、マハラルエル、エレデ、エノク、メトシェラ、レメク、ノア…と続きます。なので、「エノク書の文脈」では、アダムの誕生は約10万年前と考えるのが自然です。このことは、神智学で“アーリア人種が作られたのが約10万年前”という説と一致します。
 なお、「神智学の文脈」では、アダムの誕生は、約1850万年前のサナット・クマーラの地球への降臨の時期になります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エノク書と堕落時代のお話。
配信元)
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3章 『第一エノク書』とその概要 
引用元)
(前略)
創世記6章の記事に基づいて、見張りの天使たちが(シェミハザやアサエルなど200名)、結束して誓いを立てますが(中略)… 彼らは、ほんらい人間を教え監督する「見張り役」であったのに、神に反逆して堕落して、人間の女たちと通じて巨人たちを生みます。その結果生まれた巨人たちは、人間たちを食らい、互いの血をすすり合い、結果として暴虐が地に満ちることになります。
(中略)
ガブリエルとミカエルとラファエルとサリエル(ウリエル)の四天使は、地上の暴虐を見て、この有様を主なる神に報告し(中略)… 神に裁きを祈り求めます(9章)。聖なる至高者は、アルスヤラルユル(天使ウリエルのこと?)をノアに遣わし、大洪水が起こってこの地に終わりが来ることを彼に告げるように命じます。また主は、ラファエルに、アサエルを縛って、終末の審判の時まで暗闇に投げ込むように命じ、ミカエルに告げて、シェミハザたちを永遠の審判が終わるまで「丘の下へ」つないでおくように命じます。堕落した人間たちは、やがて大洪水によって滅ぼされ、堕落天使たちの子らは火の拷問にかけられるのです。
(中略)
エノクが降って、アサエルたちに裁きを告げると、彼らは恐れおののいて、赦しの嘆願書を書いてくれるようエノクに懇願します。しかし、「聖にして大いなるお方」は、彼らには赦しがないことを文書に書いて堕落天使たちに渡すようエノクに命じるのです。彼らの裁きはすでに終わっているからです。彼らは二度と天に戻ることができません。天上の霊と地上の肉とを区別する神の掟を破ったために、地上の堕落天使たちは、地上で悪霊に変じることになります(6~11章で彼らが滅びるとあるのとは少し異なる)。
(以下略)