注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
本日、ロータリークラブの地区研修協議会で、セコマの社長の講演だったけど、当然だけど、同じこと言ってた。大手3社のロイヤリティが高すぎると。 pic.twitter.com/yRa2bzUFEa
— 荒木 樹 (@Tacky1971) 2019年4月27日
言うても私本気でセコマのマトモな感覚(24時間営業しなくていいよー、クリスマスケーキも恵方巻きも予約してねー等)大好きですし、セコマオリジナルの食べ飲み物、本当に美味しくて大好き♫
— Ikura (@Iku_3) 2019年4月26日
セコマのことがますます大好きに。
— 4時25・6分前 (@Questions_67_68) 2019年4月29日
自分、北海道に行ったときはセコマ以外は利用しません。
Hot Chef 最高だし、あと自分はトウモロコシの形した最中みたいなのにつつまれたアイスが大好きだったな。
●際立つ直営店比率の高さ
セイコーマートは、顧客満足度(中略)のコンビニ部門で、3年連続1位。北海道民にはおなじみのコンビニだが、本州だと埼玉県と茨城県にしかない。
その特徴の1つは、直営店比率の高さだ。元々直営率は高かったが、高齢オーナーの店を引き継ぐなどして、直営化を進めている。
(中略)
こうした姿勢は、24時間営業の比率を見ても明らかだ。営業時間は店舗の状況を踏まえて設定しているといい、24時間営業の店舗は全体の22.8%。
(中略)
2018年からは店舗の半数以上が元旦営業を休んでいるという。
(中略)
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時事ブログでは「コンビニの本質はフランチャイズ店の奴隷支配」であると指摘しましたが、このセコマのコンビニは、ひと味もふた味も違うようです。4月25日に発表したプレリリースで、コンビニ大手3社との差が歴然だと評判です。
まずセコマのフランチャイズ契約の基本理念が、1971年の創業時から変わらず「共存共栄」だというのが目を引きます。本部と加盟店は「真の意味で互いに独立した事業者」だと宣言して、加盟店の権利や裁量を尊重していることが運営にも表れています。
例えば、24時間営業については、それぞれの店舗の状況を踏まえて設定するため、実際に24時間営業を実施している店舗は全体の22.8%、元旦営業は半数以上の店舗が休んでいるそうです。これは、単純に店舗従業員の休暇になるだけでなく「食品製造、物流等のサプライチェーン全体で働く従業員の休暇」にも広がることから、働く人たちの「心豊かな生活に繋がる」と自信を持って訴えています。人間らしい働き方ができそうです。
経営面も大手と大きく異なります。大手コンビニのロイヤリティ(上納金)が平均60%と言われる中、セコマは10%と際立って低い上に、本部はロイヤリティが加盟店の負担とならないよう収益源の多様化に努めているそうです。
かつて公正取引委員会は、セブンイレブンが商品廃棄前の「見切り販売」を禁止したことを独禁法違反だと判断しましたが、実態は今だにセブンイレブンでの見切り販売はできないそうです。
それに対してセコマは見切り販売を「必要に応じてむしろ推奨」しています。加盟店の廃棄ロス負担が、そのまま本部のロイヤリティの減少となる会計方法を採用しているため、加盟店と共に利益を追求することができます。大手が採用する「廃棄すればするほど本部が儲かるコンビニ会計」は、セコマにはないらしい。
経営者も従業員も苦しめることなく働けるコンビニは、消費者にとっても本当の意味で役立つ「あってよかった」存在になりそうです。