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ニューヨーク・タイムズが、援助トラックを燃やしたのは、ベネズエラ国軍ではなく野党側であることを認める ~トラックに積まれていたのは、反政府側を支援するための武器

竹下雅敏氏からの情報です。
 大手メディアは、アメリカの支援する援助トラックにベネズエラが放火したと報じましたが、例によってネット上では、この事件が米側の仕組んだ工作だとする証拠のツイートや動画が上がっていました。例えばこのツイートを見ると、援助トラックは国境を越えていないことがわかります。
 驚いたことに、ニューヨーク・タイムズが、援助トラックを燃やしたのは、ベネズエラ国軍ではなく野党側であることを認めました。しかも、このトラックに積まれていたのは、反政府側を支援するための武器だったのです。記事には、“兵站物資以外には、このトラックには人道援助(物資)が積まれていなかった”と書かれています。
 下の記事では、ベネズエラに派遣された国連調査官の報告が書かれています。飢餓や人道的危機に関して、ベネズエラは “リストにない”とあり、“ベネズエラに関する全ての言説の偏りとニセ情報の酷さに…懸念を表明”しています。
 こうしたマスコミによって作り出された「人道的危機」がアメリカの軍事介入の口実になるため、警戒しなければならないとしています。
 ツイートをご覧になると、シリアで偽旗作戦を実行していたホワイトヘルメットが、今度はベネズエラに出現するのか、白いヘルメットをオレンジ色のヘルメットに替えているとのことです。また、その下の動画では、マドゥロ大統領を独裁者に仕立て上げるための偽旗映像が作られている様子がわかります。
 “続きはこちらから”は、ベネズエラで発生した大規模な停電についてです。フルフォードレポートを見ると、これはサイバー攻撃だったとのことです。ボリビアのモラレス大統領は卑劣なテロ攻撃を非難するとともに、米国による介入を拒絶しています。
 川流桃桜氏の一連のツイートは、極めて重要です。フアン・グアイド氏に訓練を施したCANVASの2010年のメモに、電力システムを崩壊させるシナリオが書かれているというのです。ベネズエラ政府は既に犯人2人を捕えており、破壊工作への関与疑惑で、フアン・グアイド氏の捜査を開始したとのことです。
 グアイド氏逮捕ということになれば、そのことを口実に、アメリカは軍事介入するつもりなのでしょうか。どう見ても、無理筋だと思います。
 いずれ真相が明らかになると思いますが、アメリカの軍事介入に口実を与えるようなデマを報じたメディアは、今後、どう責任を取るつもりなのでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ニューヨーク・タイムズが人道援助を燃やしたのは野党だと認める
しかも、燃やされたトラックに積んでいたものは食料や医薬品ではなかったことも認めた。

ニューヨーク・タイムズが納得:野党が「援助」を燃やした
(The New York Times Sees the Light: Opposition Burned "Aid")
2019年3月10日 teleSUR発
(中略)
ニューヨーク・タイムズが日曜日に、ほとんどの企業メディアが証拠もなしに報道していたような、コロンビア・ベネズエラ国境で「人道的」援助を積んだトラックを燃やした罪はベネズエラ国軍にはないという確認する調査報告を発表した。
(中略)
この報告は、過去の野党の抗議行動でたくさんの犠牲者を出した野党のバリケード戦術、「グアリンバス」を支援することを目的とした兵站物資以外には、このトラックには人道援助が積まれていなかったことを暴露した。
 以下に、当日、本当に起きたことがわかる映像を見ることができます。(N)
 
動画:コロンビア・ベネズエラ国境で本当に起きたことは何か?
(日本語字幕付き)

(以下略)
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ベネズエラに関する国連報告を見て見ぬふりをする売女マスコミ
2019年3月8日
(前略)
現状を評価するため、国連からベネズエラに派遣された専門家アルフレッド・モーリス・デ・ザイヤス報告が、どの欧米マスコミも,欧米政府も全く関心を示さないのは、何かが本当に酷く腐敗していると思われないだろうか?
(中略)
報じられているベネズエラの飢餓や人道的危機に関して、ザイヤスはこう言っている。国連食糧農業機構(FAO)の2017年12月と2018年3月の報告は37カ国の食物危機をリストしている。「ベネズエラ・ボリバル共和国はリストにない。」
(中略)  
ベネズエラに関する全ての言説の偏りとニセ情報の酷さに、アルフレッド・モーリス・デ・ザイヤスは懸念を表明している。報告の42番目の段落でこう指摘している。「不安をかきたてるマスコミ・キャンペーンが、見ている人々を、ベネズエラ・ボリバル共和国は「人道的危機」にあるという先入観に無理やり追い込もうとしている。自立した専門家は、「人道的危機」が軍事介入の口実として、不正に利用される究極の手口であることに留意し、誇張を警戒しなければならない。」
(以下略)
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配信元)
 
 

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ぴょんぴょんの「パンキシ渓谷の春」

 「テロリストの母と呼ばれて」という、NHK・BS1スペシャルの2時間に及ぶ長編ドキュメンタリーを見ました。
 ISのテロリストになった二人の息子が、シリアで戦死した、という母親の話でした。
 息子二人を失うだけでもくずおれそうな現実なのに、「テロリストの母」と呼ばれ、ふる里は「テロリストの温床」のレッテルを貼られ、誰も訪れてこない。
 美しい自然を背景に、それでもなお戦い続ける、母親の強さと弱さがありのままに描かれていました。
 しかしなぜ、こんなに美しいところがテロリストの温床になったのか? 
 調べるうちに、チェチェン戦争、ジョージアとロシアの関係、サウジ・アラビア発の「ワッハービズム」など、知らないことが芋づるみたいに出てきました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「パンキシ渓谷の春」


“テロリストの温床”と呼ばれてきたパンキシ渓谷


こないだ、BS1スペシャルを見たんだが、世界にはおれたちの知らねえことがいっぱいあるんだなあ、と思ってさ。

なになに・・・「ジョージアの美しい山々に囲まれたパンキシ渓谷。・・この地域から200人もの若者が過激化組織ISやテロ組織に参加、命を落とし・・“テロリストの温床”と呼ばれてきた。・・番組は、奔走する母親たちの闘いと再生の記録である。」
ジョージア? アメリカのジョージア州?

Author:Jeroen[CC BY]


じゃなくて、ジョージアは国だ。
かつてグルジアと呼ばれた、旧ソビエト連邦の国で人口 450 万人、現在は独立している。(Wiki)

ドキュメンタリーの舞台は、ジョージアとチェチェンの国境付近にある「パンキシ渓谷」。

パンキシ渓谷? 聞いたことないね。

ヨーロッパでパンキシと言えば、泣く子も黙る「テロリストの温床」だ。
イスラーム国の軍事司令官がパンキシ渓谷の出身だという事実が発覚し・・。」(グルジアにおけるムスリム)

へえ! そういうとこなの?!

ところが、画面で見るパンキシ渓谷は、「呑気な家畜の鳴き声と穏やかな川のせせらぎが耳に心地よい、平和な田舎であった。」(グルジアにおけるムスリム)
まるで、アルプスのハイジを連想するような「ヨ〜レイッホ〜♪」の世界だった。

pixabay[CC0]


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決して大手メディアでは報じられることがない、ベネズエラの真実! ~グアイド氏を、一方的に大統領であると宣言するよりなかったアメリカ

竹下雅敏氏からの情報です。
 世界的に高名な調査ジャーナリストのグレッグ・パラスト氏は、ベネズエラで長い間取材してきました。そのグレッグ・パラスト氏が、大手メディアが報じる嘘を暴き出してくれています。
 ベネズエラから産出される石油は非常に粘りが強く、テキサス州にあるコーク兄弟の巨大石油精錬施設で加工されるようです。チャベス大統領は、“本当に頭の良い男で、コーク兄弟はその石油を必要としていることをよく知っていた。そして…若干の割増料金を課した”というのです。利潤が減ったコーク兄弟は腹を立て、カナダからエクソン・パイプラインを建設して粘度の強い石油を運んでくるか、ベネズエラの政権を自分たちの都合の良い政権に入れ替えるしかなかったということです。
 カナダの方は、水源地帯への汚染の心配から住民が反対していることもあって、未だにパイプラインを完成させることができないとのことです。そうなると、ベネズエラのマドゥロ政権を転覆して傀儡政権にすげ替えるしかないわけです。
 マスコミに載らない海外記事さんには、グレッグ・パラスト氏の記事が出ています。その記事には、極めて貴重な3枚の写真があります。1枚目は、フアン・グアイド氏と妻の写真です。日焼けはしていますが白人です。 2枚目は、グアイド氏を支持する議員たちの集合写真。全員が白人です。 3枚目はマドゥロ大統領を支持する議員たちの写真です。ほぼ全員の肌の色が黒いことがわかります。グアイド氏支持の議員は3分の1、マドゥロ大統領支持の議員は3分の2です。
 要するに、アメリカが支持するグアイド氏側が選挙を行ったとしても、圧倒的多数(3分の2)はマドゥロ大統領支持であり、勝ち目がないのです。なので、大統領選に立候補したことすらないグアイド氏を、アメリカは一方的に大統領であると宣言するよりなかったのです。これがいかに違法であるかは、常識をわきまえた人なら明らかでしょう。
 今回取り上げた一連のツイートは、ほんの一部だけです。引用元で全てのツイートをご覧になることを勧めます。ベネズエラの真実は、決して大手メディアでは報じられることがありません。
(竹下雅敏)
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配信元)

 
 
 

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失敗に見せた米朝首脳会談は、やはり予定調和だった! ~その実現性がますます高まる小沢一郎氏の訪朝

竹下雅敏氏からの情報です。
 2月26日の記事で、邪教“あべ「李晋」教”を駆逐する十字軍が形成されつつあるとして、アントニオ猪木氏が小沢・玉木氏らと会談したことをお伝えしました。会談は21日のことで、小沢一郎氏は“北朝鮮と対話できるのは猪木先生だけ。来いといわれればいつでもご一緒したい”と共に訪朝する意思があることを表明しました。
 2月28日のハノイでの米朝首脳会談は合意に達することができなかったのですが、報道では、ジョン・ボルトン大統領補佐官が土壇場で北朝鮮に対し、生物・化学兵器についても報告義務を課すと言い出したためだということでした。
 3月4日の記事ではこのことを紹介し、ジョン・ボルトン氏は、ヘンリー・キッシンジャー博士の指示通りに動いただけだとコメントしました。この時の記事で、“米朝会談が失敗に終わったことで、小沢訪朝の実現性が高まる可能性がある”という日刊ゲンダイの記事を紹介しました。
 さて、今日の記事は、下から順にご覧ください。北朝鮮によれば、“北朝鮮の政府と国民は、ハノイ会談の決裂前に、既にアメリカによる制裁解除の希望を捨てていた”と書かれています。北朝鮮は会談がまとまらないことを予め知っていたことになります。
 冒頭の板垣英憲氏の情報によれば、キッシンジャー博士自らが「仲立ち役」として小沢一郎氏を指名し、「助けてくれ」と言ってきたというのです。米朝の仲を取り持てるのは小沢一郎氏しかいないというわけです。
 流れをご覧になると、すべてが「予定調和」だということがわかると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米朝首脳会談の失敗は、「新機軸」を挫折させてしまう危険があり、キッシンジャー博士自ら「助けてくれ」と天皇陛下の側近を通じて極秘裏に泣きつき、小沢一郎代表を「仲介役」に指名
◆〔特別情報1〕
 案の定、米国からしかもキッシンジャー博士自ら、天皇陛下の側近を通じて日本に対して「助けてくれ」と極秘裏に泣きついてきて謝ってきたという。日本といっても、日本国政府にして欲しいわけではない。ましてやキッシンジャー博士が「バランスの破壊者、最悪の男」と口を極めて批判し嫌っている安倍晋三首相は、完全なる不適任者、及びこれを助けている麻生太郎副総理兼財務相は、「仲立ち」など絶対にできない。この窮地を救える人物としてキッシンジャー博士が「仲立ち役」に指名しているのは、小沢一郎代表である。第2回米朝首脳会談が、トランプ大統領の2度にわたる「大チョンボ発言」に起因して、折角、合意文書調印の寸前、メンツ丸つぶれにされた金正恩党委員長に拒否されて失敗したためだ。トランプ大統領が、「頭を丸めて坊主」になり謝罪して、全世界に恥を晒すわけにも行かず、さりとて、金正恩党委員長に再び「核兵器開発」を続行させるわけにもいかない。へたをすれば、「世界恒久の平和と繁栄」を築く目的で進めている「新機軸」(第3次世界大戦の回避・全世界の原発443基廃炉・地球環境改善・AIの産業化)を挫折させてしまう危険がある。これは、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦からのトップ情報である。
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北朝鮮、「米国を信用できない」
転載元)
北朝鮮のロドン新聞が、「アメリカを信用してはならない」とする記事を掲載しました。

ロドン新聞は9日土曜、「ベトナム・ハノイで先ごろ開催された米朝首脳会談が物別れに終わったことにより、北朝鮮国民はもはやアメリカを信用できない」と報じました。

また、「アメリカに希望を持つことはできない」とし、「北朝鮮の政府と国民は、ハノイ会談の決裂前に、既にアメリカによる制裁解除の希望を捨てていた。今後は自給自足を追求していく」としました。

ロドン新聞によれば、アメリカが北朝鮮への支配を追求しているうちは、アメリカとはやり取り不可能であり、同国の帝国主義と専横なやり方に対抗すべきだと強い口調で非難しています。

トランプ米大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による第2回米朝首脳会談は、先月27、28日にハノイで開催されましたが交渉は決裂、成果なく終了しました。

北朝鮮代表団はこの首脳会談終了後、「交渉が決裂した原因はトランプ大統領の過剰な要求にある」と表明しています。

「いつまでも蚊帳の外に座って歴史から消える…これが見捨てられた日本の運命」―北朝鮮の労働新聞 ~本当の売国奴だった安倍総理と経団連

竹下雅敏氏からの情報です。
 北朝鮮の労働新聞が、先日の米朝首脳会談が合意なしで終わったことについて、“日本の反動層だけはまるで…朗報に接したかのように…振る舞っている”とし、“いつまでも蚊帳の外に座って歴史から消える…これが見捨てられた日本の運命”とする論評を掲載しました。
 見捨てられたのは日本ではなくて、“安倍一味”であることを望みたいと思います。
 この件に関して、別班マンさんが非常によくできた動画を上げています。動画の中で、北朝鮮の労働新聞は、先の米朝首脳会談で拉致問題を取り上げてもらうために、安倍首相と河野外務大臣がアメリカ側に代わる代わる電話をかけて、“首脳会談で拉致問題を解決する意思を伝えてほしいと要請した”とし、“日本は…ロビー活動に人的物的資源を総動員した”と非難しています。
 続けて動画は、トランプ大統領の米朝首脳会談後の記者会見の発言を取り上げています。この中で、トランプ大統領は、“アメリカを利用しようというような国もあります”とし、その後、トランプ大統領は、日本との自動車の貿易が公平な状況ではないとし、この問題についてアメリカとの間で“良い合意が成立してきています”と言っています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。トランプ大統領は、「安倍首相が、日本は少なくとも七つの工場を米国に移すと話していた」と述べたようです。
 なぜ、安倍首相がこのような約束ができるのかは不可解です。少なくとも、日本の自動車業界と政府が予めこの分野で何らかの合意をしていなければ、トランプ大統領にこのような約束ができるはずがありません。
 下のツイートにあるように、“安倍総理が本当の売国奴だった”というのは今や常識の範疇ですが、この状況を見ると、経団連もまた然りということなのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米朝会談合意なし「日本反動が拍手」…北朝鮮紙
引用元)
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は8日、過去の賠償なくして日本との対話はあり得ないと主張する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
(中略)
「労働新聞」 朝米の間に介入して妨げようとやっきになっている日本を糾弾

【平壌3月8日発朝鮮中央通信】全世界が朝鮮半島での平和過程が順調に流れ、朝米関係が一日も早く改善されることを心から願っている。
(中略)
しかし、唯一、日本の反動層だけはまるで待ち焦がれていた朗報に接したかのように拍手をしながら小憎らしく振る舞っている(中略)… 安倍一味は今こそ日本が出て橋をかけるべき時であると言って鉄面皮に平壌の門を叩いている。
(中略)
過去の罪悪を十分に賠償し、軍事大国化の羽をたたまない限り、われわれと相手する夢を見てはならない。いつまでも蚊帳の外に座って歴史から消える瞬間を待つこと、これが見捨てられた日本の運命である。---
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配信元)

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