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[第49回] 地球の鼓動・野草便り 帯が電磁波防止に?


帯が電磁波防止に?

日本の美の結晶とも思える着物なのですが、最近はリサイクルショップで値打ちのある帯や着物が安く売られています。


実は、金糸銀糸プラチナなどをふんだんに使った帯などが、電磁波防止になるのではないかと思っています。

アルミホイルでかなりの電磁波が防止できるという時事ブログの記事を読んで以来思っていたのですが、さらに最近紹介されているオルゴナイトって、たしか有機物と無機物を組み合わせるとオルゴンエネルギーが誘発されるのだとか・・・絹糸に金や銀(アルミ)を蒸着した糸を使った帯や着物はまさに、有機物と無機物・・・??と単純な発想ですが・・・。

そういえば、ピヨちゃんマーラーにも金色と銀色の糸が使われていますね。


(参考:金銀糸の原点、「本金糸」とは(京都府城陽市)

高度な技術に優れた自然素材、自然豊かな環境で培われた感受性の高い日本人の美意識が育んだ美術品とも言える着物や帯が、最近の着物離れで、古着とはいえ、わずか五百円や千円で売られているのです。それが、電磁波防止にも使えるとしたらありがたいことです。こんなに素晴らしい遺産を子孫に残してくれたご先祖様方に感謝です。

帽子の内側に縫い付けたり、ベストにしたり、携帯入れやパソコンカバー、こたつカバー、電化製品カバーなど、色々に使ってみたいと思います。今のところシンプルなパソコンカバー程度ですが。

若い時に着物に憧れて、着付けを習得して、成人式の着付けをしたり、高校の家庭科の授業で浴衣実習をする団体に所属していました。それで着物に触れる機会も多く、その価値の高さを知る機会も多かったのです。お陰でリサイクルショップで品質を見分けることが多少できるので、中には昔の質のいい着物や帯を見つけることがあります。

もちろん現在も新しい着物や帯は作られていて、購入すれば、伝統産業も守られるのですが、庶民には高値の花?です。
とはいえ伝統的な職人技が受け継がれるよう、地域の特産として、後継者が育っている地方もあるようです。
(参考:牛首紬本場奄美「大島紬」結城紬友禅染

各地で特色ある綿絣などの多くは消えてしまったのではないかと思います。着物に限らず、桶職人、茅葺き職人、いろいろな分野で貴重な技が伝承されれば良いのですが・・・。要は私たち消費者が、高くても本物志向の選択を・・・でしょうか。

着物の柄は野草や自然に通じるものがあり、大胆で洗練された自然美を追求したものが多く大好きです。

着物は健康面でも優れていて、例えば足首を締めないので体に良い足袋(タビ)のコハゼ、着物の前側の打ち合わせ部分は二重になっていて、お腹などの大切な部分を冷やさず、体型の変化にも自在に合わせられ、衣紋や身八つ口(脇)で暑さ調節もでき、姿勢が良くなる帯など、随所に知恵が込められています。

ただ、着付けが簡便な洋服の方が、忙しい現代には合っているのかもしれませんが、着物にも袴など簡易な着付けもあり、神楽衣装の馬乗り袴や旅装束など、動きやすくて着やすそうです。

本当はもっと自由な着付けで、日常生活に和服を着用できればと思います。
というわけで、貴重な帯や着物になかなかハサミが入れられないのです。今のところ仕立て屋さんから頂いた帯の切れ端がたくさんあるので、それを利用しています。着物は裾と袖を短くして紐をつけ、割烹着を何枚か作りました。ウールと絹の混紡や単衣(ヒトエ)の絹の紬などで簡単にリメイクできて、意外とジーパンにも合います。


もうすぐ3月で、植物たちも春の準備をしているのでしょうが、雪が多く野草たちを探せません。

畑の野菜も雪の下で、こんな時はシソやエゴマの穂、菊芋の醤油漬けや、キャベツ、高菜、白菜、大根など、いろいろなお漬物があるとありがたいですね。

yasou
自然賛歌

雪の朝

雪の結晶



ソヨゴの実


松ぼっくり



孟宗竹

雪折れ桜



石楠花(シャクナゲ)の蕾



沈丁花(ジンチョウゲ)の蕾


ヒサカキの蕾



雪笹





■ 参考文献

イー薬草・ドット・コム
「大地の薬箱 食べる薬草事典」 村上光太郎/著 農文協
「カラダ改善研究所 自然のチカラいただきます」中村臣市郎/監修 西日本新聞社



ライター

ニャンニャン母さんプロフィール

ニャンニャン母さん

プロフィール:1955年魚座生まれ、広島の県北 中山間地域在住、
体癖はおそらく2ー3種

20代の頃「複合汚染」有吉佐和子/著 を読んで、食の環境悪化を考えた時、野草を食べることを思いつき、食料としての野草研究を始める。
全くの素人ながら、健康住宅の設計事務所に入社し、健康住宅を学ぶ。
残された人生と限られた時間について気付かされ、仕事を辞め、自給自足を目指す。
平成22年頃、古民家を借り、Iターン。野草教室を開催。
「古民家カフェ・むす日」「山のくらしえん・わはは」「クリエイティブ・アロマ」等にて野草教室。

現在、野草好きになった87歳の母と、無関心な33歳の長男と猫3匹と暮らしています。

[Twitter]詩 『今日』ニュージーランド詠み人知らず

読者からの情報です。
おかあさんの辛さ愛で肯定する、素敵な詩です。

ツイットにある様に
現在ネット上では、
『おかあさんだから』と言う歌詞(元おかあさんと一緒のうたのおにいさん横山だいすけ氏の新曲)
が賛否両論で炎上しています。

作者の のぶみ氏(絵本作家)が
https://mobile.twitter.com/NrsSJlmPulCyhGZ/status/960378457812123648
上記ツイットでネット上で募集した、ある意味恨み節集めでできたから、
波動低くて読む気にならない訳です(苦笑)
歌詞全文
https://mobile.twitter.com/Chitose1021/status/959984455988457472/photo/1

(メリはち)
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配信元)

※これは、作者不詳のニュージーランドの詩を、作家の伊藤比呂美さんが翻訳されたものだそうです。

かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(44)豊かさを感じる

かんなままさんの執筆記事第44弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(44)豊かさを感じる

大切なことは「何でもない自分が豊かである」ということがわかることです。

何も余分なものを持たなければ、「自然が美しい」と感じる心があることがわかります。それが心の豊かさなのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と3」竹下雅敏(著)


あわただしい毎日


今から22年も前、上の子が中学2年、下の子が小学2年生の頃のお話しです。毎日朝5時に起きてお弁当を作り、順に身支度をさせ、送り出したと思ったら掃除洗濯、食事の用意、学校から帰ったらクラブやおけいこ事の送り迎え、追い立てるように食事、ふろ・・・宿題まで手が回らず教えてあげた記憶がありません。

pixabay[CC0]


子ども達も、学校というレールに乗り、あわただしい毎日でした。我が家の鉄則は一緒にご飯を食べること。一緒にお風呂に入ること。寝る前に絵本を読むことでしたが、子どもの成長と共に叶わなくなり一緒に過ごす時間も減っていきました。とにかくバタバタと時間に追われて過ぎていく毎日で、時々家族で映画を見に出かけたり、外食するのが息抜きでしたが満たされないものが溜まっていきました。

無性に自然の中に身を置きたくてたまらなくなりました。夫まで診療中に波の音が聞こえる(笑)と言い出す始末です。


ハワイでのキャンプのお誘い


そんな時、私の知り合いからハワイでキャンプするツアーを企画したから行かないか?と誘われたのです。彼はアメリカ人の舞台演出家で日本に能を学びに来ていたのです。うちの子達は彼の事をサンタのおじちゃんと言ってなついていました。聞けば9月の7日間海岸でテントを張って過ごすというのです。あまりにも唐突でびっくりしましたが、大自然の中に身を置きたいと思う気持ちは高まるばかりです。

とうとう夕食の時に切り出しました。「ねえ、ハワイでキャンプするっていう話があるんだけどどう思う?砂浜で好きなことして一日中遊んで夜はきれいなお星さまを見て、波の音を聞きながらテントで寝るのよ」と言いました。「え?それってずーっと遊べるの?」「行く!」夫は「行きたいけど仕事があるし」「休めばいいじゃん」「え?」「そうだよ。そうしよう。自分で休むって決めるのよ」・・・となぜかこんなことを簡単に決めてしまう我が家なのです。何と10日間医院を休むことにしました!もちろん学校も休み!

pixabay[CC0]


問題は学校でした。何と帰国した2日後に運動会とのこと。本来は猛練習して本番に臨みます。先生は困った顔をされましたが我が子のミラーニューロン(模倣力)に頼るしかありません。

待ちに待ったその日がやって来ました。ハワイの友達が「そんなところに子ども連れでキャンプするなんて危険すぎる!」と驚いていました。それが常識だなと思います。サンタのおじさんを信じるしかありません。

さて、ハワイのホテルで待ち合わせです。5組が参加していました。兄弟、親子、友達、夫婦の参加で子連れの参加は私達だけでした。そこは立派なホテルでしたが、ここに荷物を預けて帽子、水着とタオル、ゴーグル、フィン、シュノーケルだけ持って行くようにと言われました。

要するに服も靴も化粧道具もいらないというわけです(パスポートだけは持って行きます)。その格好で外に出るとバスではなくピックアップトラックが待っていました。皆その荷台に水着のまま乗って、まるで今から収容所に護送されるかのようでした(笑)。海岸をバンバン飛ばして連れて行かれたのは名もない行き止まりの海岸でした。観光客は皆無、だれ一人いません。

でも、目の前に入り江があって青い海がずうーっと広がっています!その後ろには緑の小高い丘。一目で気に入りました!砂浜には5張のテントが用意されていました。一番大きいテントが我が家です。でも隣に何だか変なテントがあります。なんとそこにはホームレスのマヌさんが住んでいました。交通事故に遭って海で治療しているのだとか(笑)

pixabay[CC0]


さあ、今から7日間、ここで過ごします。トイレはかろうじて道の上に1つありました。水なし。毎日運んできてくれるのですが貴重品なのでシャワーなしです。メインテントで食事を作ってくれるようです。なんだかドキドキしてきました。本当に何もないのです。でも目の前に広がるきれいな海!たっぷりの時間!何より心が躍りました。


全てを忘れて、ただただ感動


海でのんびり過ごしていると、何と夕日が目の前の海に沈んでいくのです!真っ赤な夕日が水平線に沈む様がこんなに美しいとは!顔も赤く染まり光の道の中に自分も入っているような感覚でした。みんな黙って眺めています。感動とともに私の体がゆっくり緩んでいくのがわかりました。見ると子ども達も幸せそうな顔をしています。いつの間にか野良犬たちと仲良くなっていました。

pixabay[CC0]


日が落ちて松明が焚かれました。まわりは真っ暗で人工的な明かりはありません。満天の星でした。カナダに住んでいた頃、カナダの北端にあるインデアンの島で仰いだ空を思い出しました。無数の星がまたたいて流れ星があちらこちらに流れていく様をこの世のものか?と飽きずに眺めたことがあります。私達はこんな星に住んでいて、宇宙にも無限の星があり、みんな繋がっているという不思議一体感に浸ったことが蘇ってきました。

美味しいにおいがしてきました。このキャンプは何もないけど3食ともオーガニックのベジタリアンフードが用意されているのです。料理はどれもおいしく、会話も自然でした。目的は一緒。話しこまなくても分かりあえる人達でした。

後ろの丘から月が上がってきました。満月です!忙しさの中でそんな事すら忘れてしまっていました。その上、大きな月輪がかかっています。何だかこの旅を選んで正解!と神様から言われたような気がしました。

pixabay[CC0]


現地のスタッフがギター片手にハワイアンを奏で始めました。もう一人のスタッフが自然にフラを踊りだしました。なんて心地いい音と踊りなのでしょう!そして心地よい風!サンタのおじさんが何処からともなくバケツを拾ってきて棒に紐を張り、なんと即席のベースを作って弾き始めました。夫もおどけて弾きました。子ども達もフラを真似たりして学校のことなどすっかり、まったく、完全に忘れてしまいました。

やがてそれぞれのテントに行き、眠りました。今何時なのかもうわかりません。寝ているとすっかり仲良しになった野良ちゃんまでテントの中に入ってきて娘達と一緒に寝息を立てています。その臭い事!でも、私達も足は砂だらけ、毛布も砂だらけ、慣れるしかありません。

私はこの展開に感動しすぎて寝付けませんでした。ただ波のざざーっという振動が体に響いてきます。ああ、信じられないけど、ここはハワイ。いつもなら子どもを急かせている時間かも。海の神様、しばらく一緒に過ごさせてくださいと祈りました。いつの間にか全員眠りに落ちていました。

つづく

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


悪の勢力は、現実に存在する危険〜地球上のほぼすべての人が、悪霊から危害を加えられる可能性が高い! ガヤトリー・マントラで身を守ることを怠らないこと!

竹下雅敏氏からの情報です。
 この記事を見ると、トランプ政権は良いスタートを切ったのだということがよくわかります。この手のことは、多くの方が思うよりも、実は本質的なことなのです。人間は死ぬと霊体になります。これは動物、植物、鉱物も同様です。霊体には、人間に好意を持つ者も悪意を持つ者もいます。現実に、神、神霊、悪霊は実在します。
 厳密には、神と神霊は異なる概念ですが、ここでは触れません。多くの生命は鉱物から順次進化し人間となり、終には神々になります。その過程で闇の側に落ち込み、悪をなし、地球を破壊する行為に加担する者が出てきます。
 悪霊の中でも進化段階が4.0に近い存在になると、神智学における世界観での、アストラル界や下位メンタル界に侵入出来る者がでてきます。彼らは上位メンタル界には侵入出来ないため、この階層まで意識を拡大出来た者を、解放に到達した者(アセンションした者)と呼びます。魂(プルシャ)は、チャネリング関係ではハイアーセルフと表現しますが、ハイアーセルフは上位メンタル界に存在するので、ハイアーセルフと繋がるには、4.0の進化段階が必要だということになります。
 チャネリング関連の情報で、ハイアーセルフに繋がることを勧めているチャネラー自身が、その状態から程遠いというのは問題だと思います。
 コーリー・グッド氏は、稀有な体験をしている人で、その情報の信頼度は極めて高い人物ですが、氏は自分自身について、解放から程遠い状態であることを、ブルーエイビアンズから告げられたと言っています。このことは、私の直感からも確認出来ます。
 コーリー・グッド氏ですら解放に届かないとすれば、キリスト教の牧師程度では、霊的な初心者でしかありません。このことは、地球上のほぼすべての人が、悪霊から危害を加えられる可能性が高い水準にあるということになります。
 神の化身と言われたラーマクリシュナ・パラマハンサの写真を見ると、彼ですらチャクラに憑依されているのがわかります。ところが、チャネリング関連の人は安易に、“意識を高めれば悪霊に影響されることは無い”というような妄想を吹聴します。
 悪の勢力は、現実に存在する危険です。ガヤトリー・マントラで身を守ることを怠らないでください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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牧師:メラニア・トランプは入居する前にホワイトハウスを悪魔祓いした  ファースト・レディが、大統領執務室から悪を一掃ようとした
転載元)
(前略)

Paul Begley牧師によれば、ファースト・レディ、メラニア・トランプは、
ホワイトハウスを霊的に清めることを要請した。


ファースト・レディMelania Trumpは、入居する前に、ホワイトハウスを“悪霊の力”から霊的に洗浄すること要望した、とある牧師が主張している。 http://www.neonnettle.com/tags/white-house

Paul Begley牧師は、TheWeekendVigilanteの、シェイラ・リジンスキーとのインタビューで、ホワイトハウスを、ネガティヴな諸力から、「完全に悪魔払いする」ことを希望したのは、メラニアだったことを明らかにした。

大統領が、40人もの牧師をホワイトハウスに迎え入れて、聖油式とともに、手を置いて祈ってもらったとき、彼はこれを7回繰り返したが、これほどのやり方は聞いたことがない」と、ポール・ベグリー牧師は言った。

(中略)

トランプが、アメリカ合衆国第45代大統領として宣誓して以来、メラニアは彼に向って、ホワイトハウスが「完全に悪魔払い」されなければ、自分はそこに移り住む気はない、と言っていた。トランプ大統領はそれに合意したと言われる。

Infowarsによれば、ペグリー牧師はこう言った:――「彼らがカーペットを引きはがしたり、掛け布を取り換えたりしたりしていた5時間の間に、大勢の人が入ってきて、あらゆる偶像を荷造りしたのだ。残った唯一のものは、シェイラ(聞き手)、壁にかかった十字架だけだったよ。彼らはホワイトハウスを清めた。多くの人びとが入ってきて、あらゆる場所を聖油と祈りで清めたのだ。https://www.infowars.com/melania-had-white-house-spiritually-cleansed-before-moving-in-pastor-claims/

ベグリーは付け加えて、前のいくつかの政権は、この屋敷に悪魔的なシンボルを残したと言い、クリントンが、ハイチとヴードゥー教に魅せられていたことを、詳しく語った:――

明らかに、オバマがそこにいた8年の間に、そしておそらく、それ以前の何人かの大統領の間に、あらゆる種類の神の偶像や画像、あらゆる種類の悪魔的な工芸品が持ち込まれ、そのいくつかがクリントン時代からあったのは、彼らが本当にハイチ人と結びついていたからだった。

「これは確かなことだが、『蛇と虹』という物語を読んでみれば、いかにハイチの魔術師が、ビルとヒラリーの人生に影響を与えていたかがわかるだろう」と、ベグリーは加えた。

(中略)

ベグリー牧師は、トランプの行動は大げさに見えるかもしれないが、それは霊的安寧という面からみれば、必要なものだと言っている。

「これは大がかりな霊的処置であり、少しやり過ぎではないかと思われるかもしれない」と、彼は言った。「しかし、権威ある地位に就くということは、霊的な安寧を必要とするということだ。あなたは霊的な基礎固めから出発し、そこから外側のことが始まる。私は、このすべてが、こういうやり方、つまり強力な悪魔祓いというやり方で始まって、よかったと思う。」

(以下略)

「苦海浄土」石牟礼道子さん死去 〜 患者の魂を言葉に

 石牟礼道子さんの訃報が伝えられました。天上の様に美しい水俣の海が傷つけられ、弱い存在から次々に犠牲となってゆく様を見てきた女性が、その弱い犠牲者の、なおも清らかな魂に耳を傾け、神に捧げる様な作品を生み出してこられました。正視するのも辛い患者さんの姿の中に、命の尊厳を確かに見て世の中に伝えてこられました。そして、近代化の波の中で経済を優先し、生命を虐げるもの達に対し、静かに強く戦ってこられました。厳しい現実に向かいながらも、可憐で「妖精の様な」美しさを失わない方だったそうです。
 311の後、再び「苦海浄土」が多く読まれたと聞きます。
痛めつけられてもなお、深い悲しみの中から美しく蘇る自然、地球が見えてくるのでしょう。
 ご冥福をお祈りします。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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石牟礼道子さん死去 水俣病を描いた小説「苦海浄土」
引用元)
 水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去した。90歳だった。 (中略)
68年には、「水俣病対策市民会議」の設立に参加。原因企業チッソに対する患者らの闘争を支援した。
 水俣病患者の心の声に耳をすませてつづった69年の「苦海浄土 わが水俣病」は高い評価を受け、第1回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれたが、「いまなお苦しんでいる患者のことを考えるともらう気になれない」と辞退した。
(以下略)
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「花びら供養」より
きよ子は手も足もよじれてきて、
手足が縄のようによじれて、
我が身を縛っておりましたが、
見るのも辛うして。

それがあなた、
死にました年でしたが、
桜の花の散ります頃に、
私がちょっと留守をしとりましたら、
縁側にころげ出て、縁から落ちて、
地面に這うとりましたですよ。

たまがって駆け寄りましたら、
かなわん指で、桜の花びらば拾おうとしよりましたです。
曲った指で地面ににじりつけて、肘(ひじ)から血ぃ出して。

「おかしゃん、花ば」ちゆうて
花びらば指すとですもんね。
花もあなた、かわいそうに、
地面ににじりつけられて、

何の恨みも言わじゃった
嫁入り前の娘が、
たった一枚の桜の花びらば拾うのが望みでした。

それであなたにお願いですが、
文(ふみ)ばチッソの方々に書いて下さいませんか。
いや、世間の方々に

桜の時期に、花びらば一枚、
きよ子の代わりに拾うてやっては
下さいませんでしょうか。

花の供養に


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