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ヒゲ戸田さんの切れ味の良い連続ツイート 〜 ロシア・ウクライナ紛争にまつわる様々な事柄の急所を突く解説

 ヒゲ戸田さんという方の、ロシア・ウクライナ紛争の要点を俯瞰する切れ味の良いツイートがありました。最も誤解をされている点やモヤモヤしていたことを短い文章で的確にさばいておられて、読み進みながら「そうそう!」と感心しました。「基本のキ」として背景となるアメリカの解説から始まっていますが、初の黒人大統領としてイメージ最良だったオバマ政権に関するツイート以降を取り上げました。オバマはリベラルなイメージに反して、かつてないほど世界中で民間人大量虐殺を行ったこと、そして政権下でウクライナに介入しクーデターを引き起こしたヌーランドの存在をきっちり示しています。大統領選では民主党がトランプとプーチンの癒着を捏造し、トランプ支持者=プーチン支持者という構図を作り上げ、それが日本では「ドンバス攻撃やネオナチへの批判=プーチン加担=民主主義の敵=Qアノンと同じ陰謀論者」という恐ろしく愚劣な誹謗となったとあり、当時の混乱ぶりを思い出しては膝を打つ思いでした。さらに最も納得したのがプロパガンダ戦への見解でした。日本には旧ソ連とロシアを同一視した反露感情が強烈なところに「ウクライナ自体がプロパガンダの技量だけは超一流」「常人の想像を絶するデマ宣伝力」を駆使して見事に日本人を撹乱してしまいました。確かにウクライナはブチャの虐殺をロシアのせいにしたり、デニソワの猟奇的事件報道という悪質な捏造など犯罪的フェイクを出し続けています。米NATO・イスラエルが育成したウクライナのネオナチとISとの共通点を並べることで、世界中の虐殺と破壊行為が西側の目論見であることを示唆します。とりわけその犠牲となったシリアへの認識を問うています。「現地で取材した」ことだけを誇る「ジャーナリスト達」への指摘も鋭く、木を見て森を見ない取材は単にプロパガンダに利用されるだけの存在であることに納得です。ロシアはNATO・ウクライナに応戦したのであって侵攻したのではない。国内問題で優れた見解を示す人々が国際問題になると急にトンチンカンになってしまう状況も言い得ておられ「専門家」と言えども偏見を捨て、事態をありのままに認識することの難しさを思いました。そして最後の「友の変質」シリーズは本当にあるあるで、日々モヤモヤと感じていたことを見事に一挙大公開していただき、スッキリでした。「陰謀論に堕ちた」という批判封じにも負けず、真の平和に寄与する揺るがぬ事実をボランティアで日々発信されるアカウントの方々に深く感謝します。

[追記]
来たる20日(土)のユリシス様の記事には、欧米メディアやウクライナの捏造によって、いかにロシアが悪に仕立てられているかを知らせる記事が掲載されます。乞うご期待!
(まのじ)
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ガルージン駐日ロシア連邦大使が原爆慰霊碑に献花のため広島に 〜 招待がなくとも「犠牲者に黙祷を捧げたい」

 広島市と長崎市は、今年の原爆死没者慰霊式典ならびに平和式典にロシアを招待しないという「恥ずべき」判断をしました。広島市、長崎市がどう言い訳をしようとも、この前代未聞の措置によって原爆の犠牲者を政争の具にし、戦争への道に近づけてしまいました。ガルージン駐日ロシア連邦大使は、4日に広島市を訪れ、ロシアとして原爆死没者慰霊碑に献花をされると報じられました。日本のメディアは大使の「犠牲者に黙祷を捧げたい」というコメントなど、ごく表面的な報道しかせず、大使のSNSでの抗議の背景を伝えようともしません。一方で「松井市長などへの表敬訪問は予定していない」「午後にはロシア大使館と右翼系団体が主催するシンポジウムに参加」など悪意ある記事もありました。
 しかしネット上では、大使の広島訪問に感謝し、日本の判断を深く恥じるコメントが並んでいました。戦争を煽る者達に囲まれたこの国で、挑発に乗らず、日本人に心を寄せる外交は、それ自体が平和への強い意志です。今の日本政府は壺に巣食われていますが、まともな友好関係を築きたいと願う日本人も多いことがどうか大使に伝わりますよう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア、平和式典に招待されなくとも原爆死没者慰霊碑に献花を予定
転載元)
ミハイル・ガルージン駐日ロシア連邦大使は4日に広島市を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花する。米国による原爆死没者慰霊式典ならびに平和式典そのものは6日に行われる。駐日ロシア大使館がスプートニク通信の取材に応じた。

スプートニク通信ではこれより前、広島市が平和式典にロシアを招待しないと発表したことを伝えた。例年、招待状はロシア大統領および駐日公館に送付されるが、今年はウクライナ情勢を受け、広島市はロシアを招待しない決定をした

ガルージン大使は「この恥ずべき措置により、1945年8月米国による原爆投下の犠牲となった罪のない何万人もの同胞の記憶に、日本の自称反核運動の指導者はあらためて背を向けた」とコメントし、さらに「核戦争に勝者はなく、決してこれを解き放ってはならないという重要な基本認識を『核五大国』が確認」し、ロシアは「原子力の平和利用の分野におけるパイオニア」であるとの考えを示した。
(以下略)
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ウクライナのアゾフ大隊ら捕虜を収容していた施設が米製HIMARSで砲撃される 〜 ウクライナ軍による自国兵の口封じ、事実を認め始めたメディア

 7/29、アゾフ大隊ら捕虜が収容されているドネツクの施設が砲撃を受け、ウクライナ兵53人が死亡、75人が負傷しました。ウクライナ政府はロシア軍による拷問の証拠隠滅と非難し、国連に対してロシアへの非難決議を求めました。一方、ロシアはウクライナ軍が意図的にこの施設を標的にしたと抗議しました。砲撃現場からはアメリカから供与されたHIMARS多連装ロケット砲の破片が見つかり証拠としてあげていますが、例によって西側は「その証拠は信用できない」そうです。
 この砲撃の前に、捕虜となったアゾフ兵によるロシア人捕虜への拷問証言が出始めていました。ウクライナ政府がロシア人捕虜への残虐処刑動画を撮るよう直接指示していたもので、ロシア国内での反戦キャンペーンを狙ったものでした。その翌日に捕虜の収容所が砲撃されたことは、まさしく「口封じ」のようです。
また、当のアゾフ兵は「この砲撃によって、ウクライナ兵がこれから投降しようとする気を失わせ、最後まで戦わせること」を狙ったものと述べています。この見解は、ロシア国防相も同様です。
 Matatabiさんが字幕をつけられたRTの番組では、今回のウクライナの自国民への砲撃がシリアでの戦略に似ていることをしっかりと指摘しています。
 アメリカはロシアをテロ支援国家に指定しようと画策し、ナンシー・ペロシはアンソニー・ブリンケンに圧力をかけていますが、国際刑事弁護士のクリストファー・ブラック氏は、ペロシの告発がバイデン政権の意図に沿ったフェイクニュースとし「ロシア軍が自国の収容所を攻撃したなんて、誰も信じないでしょう。その収容所で世話をしたり管理をしていた捕虜を殺傷したなんて誰も信じないでしょう。」アメリカのキューバへの経済制裁を例にとり、テロ行為を行なっているのはアメリカだと述べています。
 そして世界は変わりつつあります。今回の砲撃がウクライナによるものと報じたメディア、またゼレンスキー政権下で行われたロシア系住民への虐殺を報じたメディアが現れたことをネット上で紹介されていました。
(まのじ)
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捕虜収容施設攻撃でウクライナ兵50人以上死亡 マリウポリ製鉄所のアゾフ大隊兵士ら収容 Shelling Detention Facility in Donetsk 2022/07/29-07/30
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統一教会クラスター増殖中「何が問題なのかわからない」という脳死状態も登場 / 統一教会(勝共連合)とウクライナのアゾフとの類似性から見える日本の参戦

 統一教会と関係する議員、その名も「統一教会クラスター」が増殖中です。旧統一教会株に加えて変異株など亜種多数で、症状は「自分が出席した会合、メッセージを送った相手を忘れる」という情けないものから、「霊感商法や多額献金で苦しんでいる被害者がいることを忘れる」という無責任なものに加えて、「日本への復讐として韓国に全ての物資を捧げる」というアタオカな教義を信奉する売国奴状態に至るものまで深刻です。それらを取り締まる立場の国家公安委員長が重篤なクラスターとなり、おじいちゃんの代から感染した議員に至っては「何が問題なのかわからない」という脳死状態の者まで登場です。こんな連中を国会議員、政治家として雇っていては日本がまともに運営されるわけがなかった。この先3年間、選挙が無いと見込まれますが、それでも選挙以外の方法で国民が正当な平和的な意思表示をすることは可能です。メディアの嘘に騙されず、世の中に起こっていることを正しく認識することが大事になります。
 cargoさんが、「統一教会(勝共連合)とウクライナのアゾフらネオナチの類似性」を丁寧に比較されていました。「双方ともにカルトであり、従米、反共、ファシズム、差別主義、そして組織の設立/拡大過程で米国(CIA)が関わっている。」「かつて共産主義国家であった中国・ロシアとの戦争を計画、また実際に遂行している」ことを主軸として、ウクライナに起こったことを読み、これから日本で展開されるであろう動きを牽制されています。元記事では「CNNやBBC、NHKら米欧日の大本営メディアの嘘」によってもたらされた「ロシアが先に侵攻した」という認識が間違っていることは「国際機関の資料により証明されている」と指摘され、鮮やかです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナ諜報機関のロシアの武器売買を追ったドキュメント番組 〜 EU、MI6、ベリングキャットの豪華キャストが発覚

 Jano66さんがとても興味深いドキュメント番組に字幕をつけておられました。ウクライナの諜報機関がロシアの戦闘機を闇で買い取ろうとする作戦を追ったものです。その過程で意外な登場人物も発覚していました。
 ロシアの特別軍事作戦で盛大な負けっぷりを喫しているウクライナですが、その損失をカバーするために怪しげな副業を行なっています。ロシア軍から武器などを持ってきて、それらに買取価格をつけ、WEB上に公開し販売しています。「中でも戦闘機は買取価格1億3000万円と破格のお値段」だそうです。しかし商品の戦闘機がなかなか手に入らないとあって、自ら積極的にロシア軍に交渉をしています。ウクライナの諜報機関が数ヶ月かけてロシア軍のパイロットへコンタクトを取り、戦闘機を持ってくることを条件に亡命させ優雅な生活を保証すると持ちかけています。ロシア側のターゲットにされたパイロットは最初は冗談かと思っていたようですが、本当にウクライナの諜報機関と西側のパートナー(EU)がグルになって説得していると気づきました。「祖国や仲間を裏切るなんて考えていない」ときっぱり。ロシア保安庁(FSB)もモニタリングしたところ、ウクライナ側はパイロットの信頼を得るために個人情報や防空システムのレイアウトなど戦略的機密も漏らしたそうです。ウクライナ側が欲しい戦闘機を確認する方法が「山、川」みたいな感じでドラマのようです。報酬の受け渡しは西側の制裁があるのでキャッシュのみ、それをロシア国内の協力者に配達させるという、これもまたドラマのよう。現金持ち込み現場に突入し配達人を取り押さえると、なんとベリングキャットニュースの調査員が背後で命令を出していたことが判明しました。ベリングキャットとはイギリスの調査報道機関で「軍事紛争や暗殺事件に関連して、秘密作戦や国家機密、軍事機密に属するような真相を突き止めてスクープしている(Wiki)」とありますが、実態は西側のプロパガンダ機関そのものです。その人物クリスト・グローゼフはイギリスの諜報機関MI6と深い関係でも有名でした。FSBによると、ウクライナ諜報機関はもはやNATOの諜報機関との繋がりを隠そうともせず、交渉で提示した1億3000万円も「大した額ではない、ヨーロッパの国々も了解している」と語っています。この作戦の失敗をまだウクライナ側は知らずに戦闘機を待っているが、この番組でFSBはウクライナに「ゲームオーバーであることを伝えようとしている」と締めくくっていました。
 あまりにも分かりやすい展開と、あまりにもウクライナが情けないこと、そしてNATOの諜報機関が陰の主役であることが白日の元に晒されています。MI6はイギリスの諜報機関と私たちは認識していますが、実はCIAやモサドをも支配する構造であることをseiryuu氏のシリーズで検証されています。
(まのじ)
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【字幕】RT ウクライナ諜報機関がロシアの戦闘機が欲しくてたまらない件
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