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環境崩壊、社会不安、核爆発、太陽嵐など、彼らが「イベント」と呼ぶものを回避するために、地下シェルターの建設を計画している5人の超エリートたち

竹下雅敏氏からの情報です。
 ダグラス・ラシュコフ氏はニューヨーク市立大学教授で、デジタル時代における人間の自律性を研究する作家です。
 氏の著作『デジタル生存競争-誰が生き残るのか』によると、“テクノロジー業界のビリオネアたちは、彼らが「イベント」と呼ぶものを回避するために地下シェルターを建設する計画についてラシュコフ氏に相談をした”ということです。相談をしたのは、ハイテク投資とヘッジファンドの世界の上層部出身の5人の超富裕層たちです。
 2022年9月4日にガーディアン紙に掲載されたラシュコフ氏の記事『黙示録から身を守ることを計画している超富裕層の「プレッパー」』によれば、“「イベント」とは環境崩壊、社会不安、核爆発、太陽嵐、止められないウイルス、またはすべてを破壊する悪意のあるコンピューターハッキングに対する彼らの婉曲表現だ”ということです。
 ラシュコフ氏は、“おそらく、私がこれまでに遭遇した中で最も裕福で、最も影響力のあるグループだったでしょう。…テスラの創設者であるイーロン・マスクが火星植民地化に着手し、パランティアのピーター・ティールが老化を逆行させ、人工知能開発者のサム・アルトマンレイ・カーツワイルが自分の意識をスーパーコンピューターにアップロードすることからヒントを得て、彼らは世界をより良い場所にするというよりも、むしろ人間としての条件を完全に超越するようなデジタルの未来に備えているのだ。彼らの莫大な富と特権は、気候変動、海面上昇、大規模な移住、世界的なパンデミック、自国第一主義によるパニック、資源枯渇といった現実の差し迫った脅威から自らを隔離することに執着するだけだった。彼らにとって、テクノロジーの未来とはただ1つのこと、すなわち「私たちから逃れること」なのだ。”と記しています。
 岡田斗司夫氏の動画はこの辺りのことを分かりやすく、面白く紹介しています。
 “いよいよ最後の本題に入ってくるんですよ。…「事件(イベント)が発生した後…私の警備隊への支配権を確立するにはどうすればいいですか?」(8分19秒)。…例えば1人が言うんですよね。すでに海軍の特殊部隊と契約しているので、何か事件があったら私のシェルターには海軍の特殊部隊のある程度の人数が来ることになっている。しかし、その事件の後で暗号資産に価値がなくなった場合、つまり暗号資産として彼らに支払うギャラが信用できなくなった場合、どうやったら警備員の忠誠心を保てますか? という質問をしてくるわけですね(9分26秒)。…超エリートたちとか、支配者と呼ばれるような人たちっていうのは、終末の日の救命ボートを欲しがっている(11分15秒)…自分達が富を蓄積しつつあることが世界を毀損している、いわゆる破滅させつつあるという事を、もう自覚しているんですよ。…なので、自分達が競争して作り出す世界の終末、住みにくくなっている世界から、自分達が逃れる方法っていうのを模索しているんですね(20分43秒)”と話しています。
 超エリートたちは「終末の日の救命ボートを欲しがっている」という事実と、「長期的に見れば株価は右肩上がりだから、新NISAに投資しよう」という一般人とのギャップは面白いですね。
 私はどちらも現実が見えておらず、間違っていると思います。何が本当に大切なのかが全く分っていないように見えます。
(竹下雅敏)
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【陰謀論ではありません】国よりも力を持ってしまった「征服者」の存在。彼らに社会性は無い。「事件」が起こってしまえば一体誰が生き残るのか。【岡田斗司夫切り抜き/としおを追う/デジタル生存競争】
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イスラエルの歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ教授は、いくつもの間違った前提の上に先の未来予測をしている

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で調査報道ジャーナリストのホイットニー・ウェッブ氏は、“彼らはH・G・ウェルズエリック・シュミットキッシンジャーのような人たちが共有してきたビジョンに私たちを追い込んでいる…上流階級と下流階級があって、彼らは異なる種になり、私たち下流階級は、基本的に知恵遅れになって、虫を食べ、遺伝子操作された超エリートに仕えるゴブリンのようになるというビジョンです。”と話していました。
 このビジョンは、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが著作『ホモ・デウス』の中で詳しく説明しています。
 ユヴァル・ノア・ハラリは、大量に人類の命を奪ってきた飢餓、疫病、戦争という「3つの課題」を、人類はほぼ克服しつつあると考えています。そして次の時代はヒューマニズムでもグローバリズムでもなく、アルゴリズムになると予想しているのです。
 “要はビッグデータ、蓄積された大量のデータが「あなたはこうしなさい」って、神様のように命令してくれる時代が将来的に来るということです(5分22秒)。…未来の世界のカーストはどうなるのか。まず頂点にホモ・デウスと呼ばれる神様になった少数の人間がいて、その人たちがこの世界にある膨大なデータとアルゴリズムを管理します。その管理されたデータを元に大半の人間は動かされる。そんな構造になります(6分56秒)。…人間という存在は、どんどん価値がなくなってきていて、カーストとしては家畜と同列になる。というのも、今まで我々人類は働けるって言う絶対的な価値を持っていたんですよ。…ただAI、ロボット技術が人間を超えるレベルまで発達してくると、それは人間独自の強みではなくなります(7分14秒)…結果、「世界はこうあるべきだ」と設計図を考えられるホモ・デウスとなる人間だけが、最先端の医療を受けて不老不死になって神様として君臨し続けて、残りの我々人類は何を食べて、誰と結婚して、どういう遊びをするのか、家畜として管理される側になってしまう(7分43秒)”という予想です。
 ShortShort Newsさんの動画でユヴァル・ノア・ハラリは、“10年後には、アルゴリズムとAIが世界を動かしているでしょう。…銀行、政府、企業、大学など、あらゆる場所にAI官僚がいて、私たちの生活に関する日々の意思決定、例えばローンを組むかどうか、仕事に就けるかどうかなどを、ますます決定してゆくようになるでしょう。…権力は徐々に人類からこれらの新しい異質なインテリジェンスに移行していくだろう。”と話しています。
 “続きはこちらから”の動画は『ホモ・デウス下巻』の内容を要約したものです。2倍速でご覧ください。
 「ハラリ~ 鼻から牛乳」のハラリ教授は、いくつもの間違った前提の上に先の未来予測をしています。
 まず、一つ目は「生物はアルゴリズムに過ぎない(1分52秒)」です。“生命科学でヒトの脳を調べても、魂も自由意志も自己も見つからず、遺伝子とニューロンしかありませんでした(3分31秒)”というのですが、生命科学で魂や自己が見つかると思っている段階で、非常に低レベルの議論だと言うことが分かります。「科学の終わるところから宗教は始まる」のです。思考の積木である科学には限界があります。
 思考が鎮まることで直観が現れるのです。瞑想は思考を鎮静化する技術です。意識を内面に向け、思考を鎮静化すると肉体を離れた意識状態が現出します。これをサマーディ(三昧)と呼びます。遺伝子とニューロンを完全に超えた意識状態がサマーディなのです。
 このことが分からないとすれば、多くの生命科学者やハラリ教授は肉体(狭義)のみ、しかも肉体(狭義)の「身体」の一部のみを考察していることになり、このレベルでは遥かに早く計算するAIにはかないません。従って、このレベルで生きているハラリ教授はAIとアルゴリズムの奴隷として生きるしかないでしょう。
 次に「外部のアルゴリズムが、自分自身よりもよく自分を知るようになる(20分30秒)」と言っていますが、これも肉体(狭義)の「身体」の一部についてのみの議論であることは明らかです。
 彼らは肉体(狭義)の表層の「身体」ですら、理解できないでしょう。実のところ、肉体(狭義)の「身体」は美男・美女であったとしても、表層の「身体」、中層の「身体」、深層の「身体」はバケモノという人物がかなり居るのです。
 その他にも、馬鹿げた前提の議論が多すぎます。このレベルの生命科学者が地球を支配するとか、人類を導くと言い出せば、たしかに人類の未来は危ういですね。幸いなことに、地球には遥かに優れた人たちがたくさんいます。
(竹下雅敏)
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【9分で解説】ホモデウス【衝撃の未来】神になる人類と家畜になる人類
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24/9/16 フルフォード情報英語版:先週末に起こりかけた核ハルマゲドンを受け、緊急世界サミットを招集

 冒頭、「ハザール・マフィアは必死に全面核戦争を起こそうとしており、先週末にはそれがほぼ成功しかけた」と言っています。この核戦争寸前の事態を受けて、「諜報機関の間では、西側諸国の軍事情報機関のホワイトハットとBRICS連合を交えたサミットを開催しようという声が高まっている」と言っています。
 「先週、米国内で核兵器が使用された」という情報がありました。これは「ロサンゼルスのゲティ美術館の地下で発生したもので、地元のニュースでは、マリブ地区を襲った深さ約6マイルのマグニチュード4.7の地震として報道された」というものです。これによって、「DUMB【地下深層軍事基地】が排除された」とのことです。
 大統領選候補のカマラ・ハリスの夫である「ダグラス・エムホフの近親者は、子供向け思春期阻害剤の最大手メーカーである製薬会社アッヴィの株を所有している」ということです。「思春期を阻害すると、拷問を受けた子供たちからアドレノクロムを採取する期間を長くすることができる。なぜなら、思春期を迎えるとすぐにアドレノクロムの生成を停止するからだ。」と言っています。
 不法移民問題について、「オランダは…EUの移民政策からの脱退を要請する予定である。」「ドイツも無制限な移民の受け入れを停止することを決定した。」とあり、さらに他のEU諸国もこれに続く流れになっているようです。
 「先週、BRICSの情報長官たちが集まり、テロ資金供与とマネーロンダリングに対抗することを決定した。これにより、テロの主要スポンサーであるアメリカ、イスラエル、スイスは、ハマスのようなフロント組織を閉鎖しない限り、資金援助を打ち切られることになる。」と言っています。BRICSは「159の参加国が新しい決済システムを採用」するなど、「世界の金融システムを掌握しようとしているため、これを実行できる立場にある」のだそうです。
 自動車産業の未来の姿は、電気自動車(EV)ではなく、水素自動車だと言っています。「テスラEVやすべてのEVは3~5年で時代遅れになる」と言い、タイや日本は水素自動車の生産に取り組んでいるとのこと。また、「石油は無限に存在し、地球によって生産されるものであり、私たちが信じ込まされてきたように、死んだ恐竜から産出されるものではない」らしく、ガソリン車がなくなることはないとのことです。
  • (カナダのトルドー首相)…彼はカナダ国立公文書館が第二次世界大戦後にカナダに逃れたナチスの戦犯900名のリストを公表することを阻止しようとしている。
  • ウクライナでナチスによる核戦争やテロの試みが続いているのは、動員されたウクライナ軍の大多数が持ち場を離れるか、戦闘参加を拒否するか、あるいは軍を離れる方法を見つけようとしているためである。
  • 来週、史上初めて、パレスチナ(ユダヤ)の代表が国連総会で議席を与えられることになる。…これがハザール・マフィアが絶望的になっている理由の一部である。
  • 先週、マレーシア当局は、2つの州にまたがる20の施設に対して一斉捜査で400人以上の子供たちを救出し、『ウスタズ』と呼ばれるイスラム宗教教師を含む171名の大人を逮捕した。…この組織はスーパーマーケットからコインランドリーまで幅広い事業に携わっており、インドネシア、シンガポール、エジプト、サウジアラビア、フランス、オーストラリア、タイなど複数の国で事業を展開している。
  • ドナルド・トランプがメキシコとカナダを含む北米合衆国の初代大統領になるだろうとアジア秘密結社筋は語っている。その証拠に、カナダ、メキシコ、アメリカは、いずれもこの秋に政権交代に向かっている。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:先週末に起こりかけた核ハルマゲドンを受け、緊急世界サミットを招集
転載元)

先週末にはほぼ成功しかけた全面核戦争


Emergency world summit called for after nuclear Armageddon almost happened last weekend
By
Benjamin Fulford
September 16, 2024
5 Comments
The Khazarian mafia is desperately trying to start an all-out nuclear war and nearly succeeded over the past weekend. This prompted MI6 to send the following warning to the Chinese, the Russians and the US space force:
ハザール・マフィアは必死に全面核戦争を起こそうとしており、先週末にはそれがほぼ成功しかけた。これを受け、MI6【《英》軍事情報活動第6部】は中国、ロシア、そして米国の宇宙軍に次のような警告を送った。

Please refrain from all engagements until such time as we can establish meaningful diplomatic engagement. We have actionable intelligence of fifth columns. Stand down all nuclear capability worldwide. Thank you. xxxxx for Elizabeth II R, CC: Sir Richard Moore, Director General, SIS (MI6).
意味ある外交交渉が確立できるまで、一切の交戦を控えてほしい。我々は内部協力者の確実な情報を持っている。全世界で核戦力を停止してほしい。エリザベス2世に代わり、リチャード・ムーア、SIS(MI6)長官。


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トヨタ自動車が水で動くエンジンを開発したという驚きのニュース ~トヨタは今後数年以内にこの技術を実用化し、商業ベースでの展開を目指す / 「水で走る車」は1960年代にスタンリー・マイヤー氏によって既に発明されていた

竹下雅敏氏からの情報です。
 「トヨタ自動車が水で動くエンジンを開発したという驚きのニュース」です。水の電気分解によって生成される水素と酸素を燃料として利用するという仕組みです。
 “トヨタの新技術は車内で水を電気分解し、その場で水素と酸素を生成するため、外部からの水素供給が不要です。この点が、この技術の最大の革新と言えるでしょう。車両に搭載された水タンクから供給される水は、特許取得済みの電気分解システムによって水素と酸素に分解されます。生成された水素は燃料としてエンジンに供給され、酸素は燃焼プロセスで利用されます。そして、排出されるのは再び水だけ。これにより、ほぼ無公害で走行することが可能となります。このエンジンのシンプルさと革新性は、次世代のクリーンエネルギー技術として非常に注目されています(1分32秒)”ということです。
 『水1リットルで500キロ走るバイク』をブラジル人の発明家Ricardo Azevedo氏が開発しています。2015年8月の記事で紹介されています。
 バッテリーの電力で水を電気分解することによって、水素を分離し、燃焼することでエネルギーを生むという仕組みです。しかし問題は、水から水素を抽出するために必要な電気分解に電力コストがかかりすぎるため、“本当に水1リットルで500キロ走れるのか? バッテリーが持たないのではないか?”と発明を疑問視する人も多いのです。
 冒頭の動画では、“現在の技術、水の電気分解に必要なエネルギー効率が約30%から40%とされており、これが大きなハードルとなっています。また、トヨタは水の供給が難しい地域でも使用可能な「水再利用システム」も開発中です。このシステムは、排出された水を90%以上の効率で再利用できるとされており、持続可能な運用をさらに促進するでしょう(4分40秒)”と言っています。
 しかし、“トヨタは、今後数年以内にこの技術を実用化し、商業ベースでの展開を目指しています。また、トヨタは他のメーカーやエネルギー企業とも連携し、インフラ整備や技術の普及に取り組むことで、世界中にこの革新的な技術を広めていく計画です(9分38秒)”ということですから、「水で動くエンジン」が開発されたことを疑う人はいなくなると思います。
 「水で走るバイク」については、こちらの動画や、まるで蒸気機関車のようなこちらの動画も参照してください。
 さて、「水で走る車」は1960年代にスタンリー・マイヤー氏によって既に発明されていました。ほとんどの人がスタンリー・マイヤー氏の発明を信じないのは、「彼の装置はほぼ無償で稼働できる」という所です。“氏の主張通りに装置が働くならば、熱力学の第一法則及び第二法則の両方に違反し、いわゆる永久機関として動作することを意味”するからです。
 2018年9月11日のしんしん丸氏の記事でオオマサガスを紹介しています。単に水を電気分解して発生した水素ガスと酸素ガスの混合ガス(ブラウンガス)とは異なり、オオマサガスは振動攪拌しながら水を電気分解する時にできるナノ・マイクロバブルの新たな結合体だということです。
 この時の記事で、“12kWの発電機による実験の結果、2.4kWで製造したオオマサガスによって6kWの発電が得られることがわかりました。入力したエネルギーの2.5倍となるエネルギーが出力されることになります。水からフリーエネルギーが取り出せる! ということが実証されている”とありました。
 トヨタの発表により、「水で動くエンジン」が開発されたことは間違いないでしょう。しかし、「水からフリーエネルギーが取り出せる!」となると、スタンリー・マイヤー氏のように謎の死を遂げるということになるのでしょうか。
 時代の流れは、明らかにフリーエネルギー解禁に向かって動いています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【驚愕】トヨタの水力エンジン公開!超画期的な技術は水1リットルで約20㎞走行
配信元)
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スタンリー・マイヤーの謎の死 – 「水力自動車」を発明した男
引用元)
(前略)

スタンリー・マイヤーと水力自動車

1960年代に、マイヤーは石油燃料の代わりに水 (H2O) から電力を生成できる特許装置を発明しました。マイヤーはそれを「燃料電池」または「水燃料電池」と名付けました。
(中略)
水(H2O)は2つの水素(H)と1つの酸素(O)からできている。マイヤーの装置では、この2つを分割し、水素を車輪の動力に使い、残りの酸素は大気に放出した。したがって、有害な排気ガスを出す燃料自動車とは対照的に、水素自動車は環境にも優しいのである。
(中略)
科学の世界では、このプロセスは「電気分解」という名前ですでに存在していました。イオンを含む液体または溶液に電流を流すことで化学分解が行われます。液体が水の場合、酸素と水素ガスに分解されます。ただし、このプロセスはコストが高く、燃料費をまったく軽減しません。さらに、外部のリソースから電力が必要になるため、このプロセスは価値がありません。

しかし、マイヤー氏によると、彼の装置はほぼ無償で稼働できるとのこと。それがどのように可能なのかは、いまだに大きな謎です!

スタンレー・マイヤー氏のこの主張が真実であれば、彼の画期的な発明はアメリカの自動車産業に革命をもたらし、世界経済に数兆ドルの節約をもたらす可能性があります。さらに、大気汚染を減らし、大気中の酸素を排出することで、地球温暖化の脅威も軽減されます。
(以下略)

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[ 鈴木宣弘氏 × 深田萌絵氏 ] 「今ね、米農家さんて1年働いて平均所得が1万円」時給にすると10円で、しかも平均年齢は69歳 / 日本の農業を全力で潰す自民党

 昨今の米不足について、鈴木宣弘先生が語っておられました。
流通の問題については、スーパーなどからコメが消えるほど不足している地域は偏在しており、必ずしも全国的な米不足ではなかったことから、流通ルートの違いによって生じた可能性を指摘されました。
また政府が100万トンほどあると言われる備蓄米を放出しない理由については、そもそも「日本政府は米の在庫調整をしない、余剰や不足の需給は市場に任せる」政策を決めていたそうです。国民が困っている時に政府が調整をしないのならば「何のために政府があるのか。」備蓄米放出の条件もハッキリしていないそうです。鈴木先生は「どういう条件になったら放出するか買い上げるか、数字で決めておくべきで、皆が分かるようにしておけば関係者も織り込んで行動ができる」と指摘されました。深田萌絵氏は「米は主食で、例えば半導体の不足とは意味が違う。半導体が不足したら困る企業は出てくるが、国民は飢えない。米が不足したら飢える国民が出てくる。こういう時こそ政府は責任を果たすべきではないか。」と真っ当なご意見でした。
 衝撃だったのは「今ね、米農家さんて1年働いて平均所得が1万円。」「え?え?え?意味がわかんない。」農家の経営が厳しいとは知っていましたが、稲作1000時間の時給にすると10円だそうです。しかも稲作農家さんの平均年齢は69歳。もう主食であるはずの稲作は絶滅寸前です。
それにもかかわらず、政治家や官僚は現場を見ずに「農家の赤字は支援はしない。しかし有事の際は命令で芋を作らせ、その強制命令に従わなければ罰金。」「行政、特に財政当局の思考の劣化は亡国の危機だ。」と鈴木先生は述べておられます。しかし連中はよく分かって意図して亡国を招いているのではないか。
 「日本の農業は潰れても構わないというほど食糧農業予算を削られ、一方で日米のグローバル企業は儲かるような議論ばかり進めている。実質的な減反政策は続き、農地を潰す転用政策も進められる流れの中で今の米不足がある。」「これからは農業政策を転換して、もっとどんどん米を作ってもらい、備蓄もすれば良い。エサ米や米粉も需要がある。輸出もできればやればいい。財政出動を需要を作る出口対策に持っていくべきだ。」
 鈴木先生のお話を聞けば聞くほど、自民党と官僚が全力で日本の農業を潰していることが分かります。国民のための、たかが1兆円の食糧安全保障のコストも惜しいらしい。
(まのじ)
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「令和の米不足の真相」鈴木宣弘× 深田萌絵 No.108
配信元)