注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(前略)
東風博士は、一九八五年五月、米国国立スローンケタリングがん研究所の機関誌に、制がん剤に関する論文を発表されました。その論文の骨子は、次のとおりです。
東風博士は、イチジク抽出液から腹水がんの移植阻害に有効な成分を分離し、
これをベンズアルデヒドと同定しました。(リンクはシャンティ・フーラが挿入)
この物質は、揮発性の有機溶媒なので、ブドウ糖と化合させて水溶性としたのち、末期がん患者六十五名を対象として、がん治療効果を調べました。
その結果、五五パーセントという高い有効率を得たのです。
副作用も皆無でした。
これは明らかに、画期的な世紀の「大発見」です。
(中略)
このように、がん治療学上の大発見が、米国国立スローンケタリングがん研究所の機関誌という、国際的に権威ある学術誌に掲載されたのですから、
数多くの追治験が実施され、報告されるのが当然です。
ところが、なぜか皆無なのです。
実は、この事実の裏には、複雑な医学界の「事情」が潜んでいたのです。
私自身も、肺がん完治の一例を、「がん特効薬候補者・パラヒドロキシベンズアルデヒド」と題した英論文にまとめ、フィラデルフィアのペンシルベニア大学医学部教授が編集長を務める学術誌に投稿したのですが、そのとき、明確な理由も示されずに「受理できない」という決定が送られてきました。
(以下略)
一言で言うならば、そこには人間の卑しい”欲”が絡んでいるのです。
もしそれを認めたらどうなるでしょうか。
世界中のがんセンター、かん研究所の研究目標が消滅してしまいます。
だからこそ、画期的な発見がなされてはいけないのです。
彼らは、寝る間も惜しんで「がん治療法」を日夜、研究しているはずですが、
そんな彼らにとって、そんなに簡単に「がん特効薬」などが発見され、普及しては困るのです。画期的な治療法が発見されないように願いながら、治療法を研究しているというのですから、常人には到底理解できません。
自己矛盾もいいところです。
しかし、現代の社会を支配している「見えざるマインド」は、正義に基づいた純粋で崇高なものではありません。
(中略)
人命を助けるべき「医学」の名のもとに、それを施す医師の多くは、悪意からではなく、与えられた知識と経験に基づき、真面目に処置、処方しています。
酷い真相を知らないからです。
そして、患者の多くは、「がんに罹ったら、切除手術か抗がん剤しか方法がない。」と信じ切っています。
製薬会社は、抗がん剤で潤っています。
最近になって、ようやく、抗がん剤投与に疑問を示す患者も増えつつありますが、一時は、製薬会社にとって抗がん剤はドル箱でした。
自分が救われたいばかりに、医者の治療を信じ込み、命を捨てる。
(以下略)
さて、日本の医療費は如何ほどだろう?厚生労働省の資料では、H28年度 国民医療費は42兆円を越えている。これは一般会計の税収分にせまる額である。そのなかで、がん治療に使われている額はどれくらいなのか?がん治療の場合、医療保険が適用されない分野があり、民間の保険や自費での治療費支払いがあり推定は難しい。しかし、評論家でジャーナリストの船瀬俊介氏の言葉を借りれば、H25~26年ごろの額で、年間推定20兆円に上る。別の情報では、医療費の半分ががん治療に使われているとも。これ程の医療費を使ってさえも、完治させる事が困難な病、人々の恐怖を煽り続けているのが実情である。
このような中、製薬メーカーの研究所や、その他の研究機関などでがん治療法や治療薬の開発に膨大なお金と人的資源がつぎ込まれ、研究が続けられている。しかしながら、これと言った画期的かつ効果的な治療法や薬が発見されたと言う報道は耳にしない。とは言え、以前には「丸山ワクチン」が、最近では本庶佑(ほんじょたすく)博士の「オプジーボ」がある。丸山ワクチンは医薬品として未だに認可されていないのと、完治は難しいようだ。オプジーボは、今のところ特定のがんにしか保険適用が認められていない。薬価も暫時(ざんじ)引き下げられてきたが、それでも、年間1000万円程度の薬剤費がかかるようだ。これでは庶民の誰もが使用できる状況とは言えない。
これまで長年研究が続けられてきているのに、本当にがんを治せる治療薬は見つかっていないのだろうか?ところが、実際にはそれがすでに存在しているという驚愕の事実が明かされた。多くの人々が切望している治療薬、なぜ、一般の人々がそれを知らないのか?
それらのことを以下の記事の中に見つけることができる。
なお、この記事は、医学博士岡崎公彦氏の著書「がんの特効薬は発見済みだ!」を参照したものであることが引用元で確認できる。
治療薬(特効薬)の発見は今から30数年も前の、1985年。
東風(こち)博士によって発見され、アメリカのがん研究所の機関紙に論文が掲載された。副作用が無く、高い有効率を得た画期的な治療薬、これ程の大発見が報告されれば、通常多くの追治験が実施され報告されるらしいが、この論文に関してはそれが一切無かったそうだ。この奇異な出来事に対して、岡崎公彦氏は、「この実態の裏には、複雑な医学界の「事情」が潜んでいたのです」と、述べられている。
その裏事情とは・・・
世界中のがんセンターなどの研究者らは、寝る間も惜しんで「がん治療法」を研究している。もし、画期的な発見がなされると研究目標と仕事を失ってしまう。しかも安価な特効薬などが発見されては一大事なのだ。画期的な治療法が発見されないように願いながら、治療法を研究している、なんともバカバカしい世界で生かされている、人達がいると言うことだ。生かしているのは、がん治療で膨大な金を手にしている者達である。
岡崎公彦氏の良心の導きが、出版を決意させ事実の公開となったようだ!!
封印されてしまった特効薬、現在、日本の2社の製薬メーカーから錠剤の形では販売されているようだ。それらは、東和薬品:ビオトーワ 三共製薬:ビオタミン である。
保険診療で生計を立てている医師が、この薬価の低い治療薬を処方しようと決心しない限り、患者は現物を手にすることはない。
(筆者注:記事の中に出てくる「私」とは、岡崎公彦氏のこと。同様に、「それ」とは、がんの特効薬のことを指す)