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人間が見ることで量子の状態が変化するのではなく、量子が“見られた”ことを認識することで、変化する ~粒子のような存在にも、意識と心がある

竹下雅敏氏からの情報です。
 量子力学の実験で「客観的現実は存在しない」ことが示されたというのですが、TOCANAの記事を引用元で見ても、その実験の様子が何を言っているのかわかりません。
 量子力学では、“観測される以前は…重ね合わせの状態”で、人間が観察することで状態が決定すると見ているのですが、これは私には馬鹿げた考えに見えます。
 物理学者が見落としているのは、物質、例えば粒子のような存在にも、意識と心があるという事実です。私の考えでは、人間が見ることで量子の状態が変化するのではなく、量子が“見られた”ことを認識することで、変化するのです。
 例えば、人間の態度は、カメラが回っていると変化するでしょう。それは、本人が“見られている”ことを意識するからです。カメラで、ある人物を撮影していて、本人が撮影されていることに気づかない時は自然に振舞っているのに、撮影されていることに“気付いた瞬間”、態度が変化します。こうしたことは、容易に想像できると思います。
 要するに、カメラを回して観察している人が相手の態度、あるいは意識の変化を引き起こしたのではなく、撮影されている本人が“見られていること”を自覚することで変化するのです。このことは当たり前だと思います。この当たり前のことが、量子レベルで起こっているというのが私の考えです。
 この意味で、「世界は人間なしに存在するか?」という質問に対しては、イエスともノーとも言えません。意識的存在は、人間だけではないからです。しかも、あらゆる存在が世界と分かち難く結びついており、世界と分離できる個体というようなものは存在しません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【ガチ】「やはり客観的現実は存在しない」「現実は複数存在」 一流科学雑誌に掲載された最新研究が興味深い!
引用元)
 客観的な現実は存在しないことが科学的に証明された。

「世界は人間なしに存在するか?」。この問いにYESと答えるのが“実在論”、NOと否定するのが“観念論”であるが、実在論の方が常識に合致する考え方だろう。いまこの瞬間に人類が絶滅しても、太陽や月の運行は変わらず続いていく……。だが、客観性へのこの素朴な信頼を根底から覆してきたのが、20世紀に登場した量子力学である。そして今年に入り、量子力学に基づいて「客観的な現実は存在しない」ことを証明する実験が行われたのだ。
(中略)
1961年、ノーベル物理学賞の受賞経験を持つユージーン・ウィグナーは、「ウィグナーの友人」と呼ばれる量子論にまつわる奇妙な思考実験を行った。それはこういうものだ。
 (中略)
ウィグナーの友人は実験室で量子のスピンの向き――回転軸が縦軸であるか横軸であるか―を測定する。量子は観測される以前は縦軸の可能性も横軸の可能性もある重ね合わせの状態であるため、実験室から遠く離れた自宅にいるウィグナーにとって、実験室の量子はどちらの可能性も併せ持つ。ここで実験を終えたウィグナーの友人が電話で「実験が終わった」とウィグナーに伝えたとしよう。この時、ウィグナーの友人にとっては量子のスピンの向きは決定しているが、ウィグナーにとっては重ね合わせの状態が事実であり、(友人が結果を伝えない限り)測定はされていない。すると、この量子は2つの現実を持つというパラドックスに陥る。
(以下略)

[WONDERFUL WORLD] ワクチン強制の時代が来る!?

 医大生を含む医療従事者は、ワクチンを半強制的に接種させられているという驚愕の話です。
 「医療関係者は、感染症をうつさない、うつされないために、予防接種で防ぐことのできる疾病に対して、免疫を持つ必要がある」とは、もっともらしい大義名分ですが、ワクチンが毒物の塊であることは時事ブログでもいろいろと記事になっています。しかし毒と知っていても、ワクチン接種を断ると失職につながるので、泣く泣く受け入れざるを得ないとのことです。
 虚構新聞か!とおもうようなニュースですが、グローバリズムの波は今やさまざまな社会構造に侵食しているわけです。そしてさらに、日米FTAの津波がこのままではやって来てしまいます。
 米ニューヨーク州では、「強制ワクチン法」が通ってしまい、さらに「就学前の子どもにHPVワクチン(※)接種を求める法案」が提出されているそうです。接種していないと学校にも行けないという恐ろしいものです。
 日本も、このままでは医療面においても、ますますグローバル企業のいいようにされてしまうのかもしれません。まるでグローバリゼーション最後の狂い咲きのようではありますが。

※ HPVワクチン...子宮頸がんワクチン
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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医大生はワクチンを断れない?
転載元)
(前略)
会の終了後、いろんな方と話しましたが、最も胸が痛んだのは、お子さんが医大に通っているという親ごさんの訴え。
「片っ端からワクチンを打たれて…断れないんです。断ると実習にも行けなくなる」
 医大生だけでなく、看護士、医療従事者もそうですね。ワクチン接種は半強制。断ると失職につながる。
 でも、ワクチンが毒物の塊であることを知っている人にとって、それを受けるのはどんなに嫌でつらいことか。(中略)

ワクチンに異議を唱える人間なぞに医師免許は出さんぞ、という魂胆が見え隠れします。その結果、医大生を含む医療従事者の
ワクチン被害の確率は、一般市民より多いのではないかと思いますが、どうなのでしょうか?(中略)

医師法にも憲法にも違反するというのが山本の考えですが、硬直化した「医学」の世界では、だれもそんなことを指摘しないのでしょう。
この流れを変えようと思えば、それこそ欧米のように、医師のタマゴたちベテランたちが集団訴訟でも起こすしかないでしょう。
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ワクチン強制の時代が来る!?
配信元)
ワクチン問題に関して声をあげづらくなっています。
長年ワクチンの問題に取り組んできた山本節子先生。
(以下略)
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配信元)



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世界から見た日本:年金システムの健全性は最低ランクD、子どもの相対的貧困率はOECD加盟国で最悪 〜 いずれのランキングも高い評価のデンマークの福祉政策とは?

竹下雅敏氏からの情報です。
 人様と話していると、時々、日本の現状への認識が大きく異なっていて話が噛み合わないことがあります。
「日本は世界有数の豊かな国、福祉国家、たまたま出現するホームレスは運の悪い人」
何十年前の日本?? メディアがありのままを伝えれば、自身の生活実感と照らし合わせて、すぐにでも現状を「上書き」できると思うのですが。
面白いことに外資系のメディアが、日本を客観視できる情報を伝えています。
 スプートニクは、各国の年金システムを比較し、その国の年金が人々の退職後の暮らしを改善するか、年金システムが持続可能か、国民に信頼されているか、などの点で評価をしています。
輝かしい1位はオランダ、2位はデンマークでレベルA、一方、日本は31位のレベルD。Cランクの韓国や中国よりも低い評価です。アジアの方々が日本に来て、高齢者が普通に働いている様子に驚かれますが、ここまで老後の生活を破壊されれば自分のことで精一杯、世界人助けランキングで堂々の最下位が日本だというのも悲しい現実です。
 さて、年金ランキングが2位だったデンマークについて、今度はBuzzFeeedが日本と比較する形で重要な情報を出しています。
デンマーク大使館によると、デンマークは貧困率が最も低い国であり、同時に、一人親家庭の貧困率も世界最低なのだそうです。言い換えれば、シングルマザーでも豊かに子育てができ、教育も十分に叶えることができる国です。デンマークには「待機児童」という概念自体が存在しないと言います。
その背景には「子どもは社会が育てる」そして「子どもは将来、社会を支える存在になる」という建設的な考え方があります。「今だけ金だけ自分だけ」が蔓延してしまった日本には眩しすぎる。
教育、医療は無料、子どもは社会全体が育てる取り組みがなされ、その上、最低賃金は1,650円! 東京都が最低賃金を引き上げ、1,000円台にしましたと大威張りでしたが、デンマークから見るとお寒い限りです。一足飛びに最高賃金の設定に行けないならば、せめて世界最高水準の最低賃金を設定してくれ、日本。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界の年金システム評価 首位はオランダ 日本は31位
転載元)
10月21日に公表された「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数ランキング」によると、オランダが1位、デンマークが2位となり、いずれも退職時に提供される資金保証でレベルAを獲得した。一方、日本は31位でレベルDに入り、Cランクの韓国や中国よりも低い評価にとどまった。ブルームバーグが報じた。

ブルームバーグによれば、世界最大級の人事・組織コンサルティング会社マーサーは世界人口のほぼ3分の2を擁する37カ国について40の指標に基づき、年金システムが退職後の個人の財政状態の改善につながるか、持続可能かどうか、国民に信頼されているかを評価した

この調査によれば、首位のオランダ、デンマークに続き、3位のオーストラリアのレベルはB+だった。トップ10の残りはフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、チリで、いずれもレベルB。

オランダではほとんどの勤労者が、生涯平均所得に基づく確定給付制度の恩恵を受けている。英国と米国はともにレベルがC+でそれぞれ14位と16位だった。

一方、日本は31位でDランクDランクは、「対処する必要のある重要な弱点および・または不備」があるとされるグレード。平均寿命が伸び続けていることから年金受給開始年齢を引き上げる必要性などが指摘された。



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ぴょんぴょんの「また、あなたでしたか!」

孫正義は、あやしい人だった。
じゃあ、「楽天」三木谷浩史は?
彼も今、ベンチャー出資でかなり苦戦しているらしいが・・
と、ほじくっていたら、「大学英語入試」の言い出しっぺが、三木谷だと知った。
そこから萩生田の「身の丈」問題になり、ベネッセを通り過ぎて、終点で待っていたのが下村・元文科大臣だった。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「また、あなたでしたか!」


萩生田大臣の格差容認発言


10月24日のBSフジ「プライムニュース」

キャスター「お金や、地理的な条件などで恵まれている人は何回も受けて練習できる。その不公平、公平性ってどうなんでしょう。」

萩生田氏「それ言ったら、『あいつ予備校通っていてズルいよな』と言うのと同じだと思うんですよね。裕福な家庭の子が回数受けて、ウォーミングアップができるみたいなことがあるかもしれないけれど、そこは、自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば。」

言っちゃったね。

ああ、言っちゃったな。
「地方の貧乏人は、身の程を知れということか」
「格差を容認するような発言を、大臣がしていいのか」
(萩生田大臣の発言、民間英語試験の導入について)

萩生田大臣

それにしても、振り回された受験生はかわいそうだったねえ。

「11月1日だ、民間試験のIDを申請しなきゃ!」って日に、いきなり延期だからな。

でも、勇敢な高校生のおかげで、延期されて、みんなホッとしてるんじゃない?

一方では、
「これから、おいしい思いができる」って、口を空けてよだれ垂らしてた連中は、ため息もらしてるぞ。

試験で利益を得る人たちだね。

それにしても、ひでえ国だな。
社会人になれば、非正規雇用、ブラック企業、残業ただ働きが待っている。
大学生になれば、奨学金の重しをつけられて、借金に振り回される。
そして高校生は、余分なカネ払って、クソみてえな試験を受けさせられる。


そこに行くまでにも、塾や予備校にさんざんおカネ使ってるしね。

今やおれたち、「ゆりかごから墓場まで、カネを吸い取られっぱなし」の人生だな。

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独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第49楽章 競争をして勝ったとしても・・

11月4日から10日までは、
“ベルリンの壁崩壊30周年 平和の革命”(“ 30 Jahre Friedliche Revolution – Mauerfall ”)
ということでベルリンの数カ所にて様々なイベントが開催されました。

photo by ユリシス
ベルリンの壁崩壊30周年 平和革命

現在の語学学校の先生は、他の国で平和の革命ある? ないでしょう?
30周年記念にベルリンにいることはラッキーなことだ・・
と言っていました。
しかし、これは、西ドイツ出身の方の見方かもしれません。
第48楽章で書きました東ベルリン出身の先生は、
ドイツ統一をしたことで、自由になったけれど、
負けたような気がした・・すべての価値観が変わった・・
と言っていましたが・・。

第49楽章は、競争をして勝ったとしても・・です。
(ユリシス)
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音楽の道も競争社会


第44楽章では、夏に行われた30周年記念のコンサートについて書きました。
ベルリンフィルがブランデンブルグ門の前で演奏をしたのです。
ベルリンフィルはドイツの大企業であるドイツ銀行がスポンサーなのですね。

photo by ユリシス

ベルリンフィルは、エリート集団とも言われ、小さい頃から
早期の音楽教育を受けてきた方たちが、綺麗な音色を奏でています。
第45楽章に書きましたが、ベートンベンはお父さんに殴られながら練習をしてきたそうなので、音楽の道も競争社会であり、大変なことがわかります。

ベルリンフィルの公演でも有名なものは人気であり、
来年のチケットを取るのも大変です。
チケット販売の初日の売り出しから3時間ぐらいで売り切れになってしまいました。
オーケストラを見にいくためにも、競争が必要なのですね。

Wikimedia_Commons[Public Domain]

人気なものは世界中どこでもそうですね。そう、競争が必要なのです
ゆっくり、のんきにしていると、取り残されてしまいますが・・・
実は、あえて、取り残された方がいいのかもしれません・・・。
競争に勝つことを目指すよりも、ヤマ・ニヤマの実践を!!

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