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今回の北海道の地震は、CO2の地下圧入の後に水爆を起爆させた自作自演の人工地震 ~支持率の上昇と核兵器製造などの証拠隠滅が狙い~

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のリチャード・コシミズ氏の動画は、11分~11分55秒、 15分38秒~16分21秒、17分7秒~18分7秒の所をご覧ください。氏は、今回の地震を人工地震だと考えているようです。
 動画の中に出て来る震源地近くにある「二酸化炭素地下圧入施設」ですが、このことに最初に言及したと思われる記事を引用しています。
 記事によれば、この施設は、CO2の地下圧入作業を4月から開始し 9月1日には圧入を停止したとあります。下のツイートの動画は大変良くできていて、こうしたCO2の地下圧入作業がどのようなものか、そして、それが地震を引き起こす原因になることを説明しています。
 あくまでも私の直感ですが、今回の北海道の地震は、CO2の地下圧入の後に水爆を起爆させた自作自演の人工地震だろうと思います。CO2の地下圧入は、地震を自然地震に偽装するためではないでしょうか。
 おそらく、支持率の上昇を狙ったのと、地下基地を破壊することで、核兵器製造などの証拠隠滅を図ったのではないかと考えています。
 すでにお伝えしているように、7月16日の記事で、ロシア国防省のイゴーリ・トカレフ大佐が、明らかに日本に対して、“某国は数十年にわたり、地震を偽装した地下核実験を繰り返している”と発言し、“ロシアはすでに証拠を握っている”と言っています。
 お伝えしているように、トランプ政権は“汚泥の一掃”を進めており、CIAの衛星とコンピューターはオフラインになり、このことをフルフォード氏も確認しています。通信を遮断されたCIA工作員は、仲間に荷物をまとめて逃げるように指示を出したようです。
 こうしたことを考慮すると、秘密裏に地下施設で核兵器などを製造していたとすれば、その証拠を押さえられる前に、自ら破壊するだろうと考えられるのです。
 過去のJAL 123便の事件では、123便はもちろん、追跡していた米軍機まで撃墜し、まだ生きていた多数の乗客の口を封じるために、自衛隊が乗客を焼き殺したのではないかという疑惑があります。これは、日本が隠れて核兵器開発を行っていた証拠を隠滅するために行われたと考えられています。
 もしも、今回の地震が自作自演であれば、米国はほとんどの通信を傍受しているはずなので、証拠を握っている可能性があります。トランプ大統領は、安倍晋三に辞任を要求しているようです。
 地震後の政府の対応を見ていると、何としてでも支持率を上げて延命をしたいという気持ちが表れているように見えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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リチャード・コシミズ独立党沖縄講演会2018年9月8日ツイキャス配信録画 2/2
配信元)
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苫小牧港の「二酸化炭素地下圧入施設」を疑え~北海道震度6強

地図データ:Google、ZENRIN


今回の北海道地震での位置関係を画像にしてみました。震源地は厚真町至近ですが、さらにその至近に陸上自衛隊の早来分屯地と、日本CSS調査会社による、あの「二酸化炭素地下圧入施設」が苫小牧港にあります。

この施設は2016年4月からCO2の地下圧入作業を開始し、しかも今回の地震直前の9月1日には、同社プレスリリースにある通り圧入を停止しているのです。

「2018年9月6日(木)午前3時8分、胆振地方中東部を震源とする地震が起こりましたが、CCS実証試験の全設備には異常がないことを確認致しました。 なお、地層への二酸化炭素の圧入については、9月1日(土)より、供給元の都合により停止しています。」
http://www.japanccs.com/?p=3756

同社サイトでは地下3kmと言っていますが、時間をかければその10倍ぐらいの深さは余裕で到達出来ると私は思います。その深い地層に「気体と液体の状態」で二酸化炭素を入れるんです。気体で膨らみ、液体で滑る。

しかも直前には台風の雨で地盤が緩んでいる。そこで人工地震を発震し、大量の土砂崩れや液状化を起こす。まさに計画的な人工災害です。
(以下略)
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配信元)
 

独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第18楽章 いじめ問題と人種差別(ドイツのケムニッツ事件)

高校時代は女子校でしたが、クラスでちょっとした
さりげなくわからないようないじめ問題があり、
ひとりの生徒が拒食症になり入院する事件がありました。

ほんのささいな行動が、いじめの原因になるものなのです。
女子生徒というのは、わからないように無視などを集団でするので、
怖いものだな・・と思ったことがあります。
(私は、傍観者ではなく、気がつきませんでした。わかっていたら、
止めていたり、対処したことでしょう。)

私は、少し離れた立場にいましたが、拒食症になった生徒が
入院した病院にお見舞いに行き、ここまで痩せてしまうのかと
びっくりしたのです。

いじめ側にいた数名のうちの一人と数年前メールで連絡を
する機会がありまして、近況を書く中で、高校時代のことについて
軽く触れていました。

自分も悪いことをしていたので・・
と35年以上も経ったことを覚えていて、反省しているのです。
自分が今悩んでいることは、まるでその時のカルマのように
書かれていたのが印象的でした。

第18楽章は、いじめ問題と人種差別(ドイツのケムニッツ事件)
について書いていきたいと思います。
(ユリシス)
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子供のいじめ問題


日本では新学期になり、いじめ問題に悩んでいる生徒さんも
多いのかも
しれません。
何かヒントになればと思います。
学校だけでなく、職場のパワハラなどもいじめですね。

まずは、他を傷つけてはいけない・・
というヤマ・ニヤマの霊律を守らなければ
いけません
ので、まず、シャンティフーラの下記で
学びましょう。

https://shanti-phula.net/ja/smg/yama-niyama

いじめの心理とは、優越感であり、愉快犯であり、
しかし、他を傷つける人の心は、弱いものであり、
いつも怯えているものなのです。

先日、ベルリンに来られてお会いした方は、
その方自身、修行を積まれて、身体を診ておられる方なので、

娘さんを予防注射なしで、自然に沿って育てられて、
とても個性的な良い娘さん
らしいのですが、

学校で散々いじめられましてね・・・
と嘆いておられました。

pixabay[CC0]

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9月6日の北海道の地震は、まず間違いなく人工地震! ~プレート上ではない場所で発生した非常に特異な地震~

竹下雅敏氏からの情報です。
 9月6日の北海道の地震は、まず間違いなく人工地震だと思います。しかし、世の中には人工地震などあるはずがないと思う人が結構いるようです。しかし、7月16日の記事で紹介しましたが、ロシアの専門家が日本に対して、“数十年にわたり、地震を偽装した地下核実験を繰り返している”と爆弾発言をしています。要するに、“日本の地震は核を使った人工地震”だと言ったわけです。
 今回の地震は、In Deepさんが指摘している通り、プレート上「ではない場所」で発生した特異な地震なのです。また、震源近くの主要活断層帯からは約10 km離れており、政府の地震調査委員会は、「石狩低地東縁断層帯」で発生したものではないと説明しています。
 どうにも説明がつかないので、“「未知の活断層」が動いた可能性も…”と言っています。要するに、わからないと言っているわけです。
 人工地震が起こせることが、軍事的にはっきりとわかっているわけで、その可能性をここまで排除して説明しなければならないというのは、滑稽に思えます。
 地震兵器、気象兵器などがあるわけがないと考える人たちは、おそらく、私とは世の中の見方が根本的に違うのだと思います。彼らは、支配層は自分たちと同じタイプの人間だと思い込んでおり、このような兵器が仮にあったとしても、それを使用するはずがないという前提で考えているのだと思います。
 しかし、過去の歴史を見ると、支配層がこれまでになかった強力な兵器を手にした場合、兵士や民間人をモルモットにしてでも、データを集めます。要するに、私は支配層というのが、本質的にサイコパスだと考えているのです。
 彼らは、自分たちの権力の維持のためには、平気で自国民を犠牲にします。例えば、フランスのオランド大統領の支持率が低迷していた時に、銃乱射事件が起こり戒厳令が敷かれたことがありました。このようなことは、権力基盤が低下した時にはよく見られることなのです。
 しかし、多くの人々は、政府が自国民に銃を向けるはずがないと思い込んでいます。こうした思い込みが、おそらく9.11の真相が暴露されることによって、無理やりにでも目を覚まさせられることになるだろうと思っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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北海道地震 : 環太平洋火山帯の大地震の連続の中で、ほぼ初めてプレート上「ではない場所」で発生した「おそらく史上初めての場所」での特異な地震を見て
転載元)
(前略)
8月中旬から唐突に環太平洋火山帯で始まったマグニチュード 6以上の地震は、現在までに下のような状態で発生し続けています。
(中略)
2018年8月15日から9月6日までに発生したM6以上の地震
データはアメリカ地質調査所(USGS)より
 8月15日 M 6.6 アラスカ・タナガ島
 8月16日 M 6.3 日本・硫黄島
 8月17日 M 6.5 インドネシア・フローレス海
 8月17日 M 6.1 コスタリカ
 8月19日 M 8.2 フィジー島近海
 8月19日 M 6.3 フィジー島近海
 8月19日 M 6.3 インドネシア・ロンボク島
 8月19日 M 6.8 フィジー島近海
 8月19日 M 6.9 インドネシア・ロンボク島
 8月21日 M 7.3 ベネズエラ
 8月21日 M 6.5 バヌアツ
 8月22日 M 6.2 米オレゴン州沿岸
 8月23日 M 6.3 アラスカ・タナガ島
 8月24日 M 7.1 ペルー南東
 8月25日 M 6.0 イラン西部
 8月28日 M 6.4 マリアナ諸島
 8月28日 M 6.4 マリアナ海溝
 8月29日 M 7.1 ニューカレドニア近海
(ここで M6以上の地震が 1週間以上、途絶える) 
 9月06日 M6.7 北海道 胆振地方
(中略)
マグニチュード 6以上などの大きな地震が 1度発生すると「連鎖的といってもいいほど」環太平洋火山帯の各地で大きな地震が連日、あるいは同じ日に発生していました。

この「環太平洋火山帯の地震の連鎖」は以前か見られていたもので、地質学的にそのようなメカニズムは解明されていなくとも、その連鎖はデータ上からは否定できないものとなっています。ですので、同じような「連鎖」が起きる可能性は十分にあります。 

なお、今回の北海道の地震の「震源の場所」は、最近の環太平洋火山帯での大きな地震とは「違う」ところがありました。

それは、他のほとんどの地震は、プレート上で発生していたのですが、今回の北海道の地震は「プレート上ではないということです。

下は、過去1ヶ月に環太平洋火山帯で発生したマグニチュード 6以上の地震の震源ですが、そのほぼすべてが「プレート上で発生している」ことがおわかりだと思います。赤いラインがプレートを示すものです。

USGS

 (中略)

北海道で歴史的に地震が発生してきた場所

地図データ: Google、SIO、NOAA、U.S.Navy、NGA、GEBCO、Landsat/Copemicus
(帰属表示はシャンティ・フーラが挿入)

北海道の地震

この点だけを見ても、「非常に異質な地震が発生した」と思わざるを得ません。
(中略)
熊本の地震も、大阪の地震も、そして今回の北海道の地震も、「まったく専門的に予測されていないものばかり」だということを、私たちはしっかりと認識する必要があると思います。
(以下略)

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最大震度7の大地震が北海道で発生!人工地震か? ~真夜中なのに、不自然なくらい手際が良すぎる安倍一味の初動対応~

竹下雅敏氏からの情報です。
 本日6日の午前3時8分頃、北海道で最大震度が7の大地震が発生しました。いくつかの地点の地震波形を見ると、人工地震の可能性が極めて高いです。ツイッターでアテマイさんが2016年4月の熊本地震の地震波形を例に、人工地震には“P波が無い!”ことを示しています。
 リチャード・コシミズ氏は、“安倍一味の初動対応の手際が良すぎる。真夜中の地震の2分後に動き始めている”とブログで指摘していますが、これまでの安倍政権の災害対応を見ると、確かに指摘の通り、今回の動きはかえって不自然です。
 直感的には、間違いなく人工地震なのですが、問題は地震を引き起こす理由です。リチャード・コシミズ氏は、総裁選を有利に進めるためではないかとしていますが、それも理由の1つだと思います。加えて、ひょっとしたら、崩れた山の下には何らかの基地があったのではないか。日本軍が敗戦だとわかったときに、公文書をことごとく焼き捨てて証拠隠滅を図りましたが、それと同じことを今回行った可能性があります。続報を待ちたいと思います。
 “続きはこちらから”は、ツイッターで興味深いものをいくつか拾ってみました。今の日本で安全な場所はほとんどありません。いくつかの情報は、こうした災害時には知っておいた方が良いと思われるものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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北海道で地震 余震が相次ぐ「今後1週間も震度6強程度の地震に注意」【写真】
転載元)

CC0 / Pixabay


北海道胆振地方で6日未明、マグニチュード6.7の地震があり、余震とみられる地震が相次いでいる。NHKが報じた。
スプートニク日本
気象庁によると、地震が発生したのは6日午前3時8分ごろ。震源地は北海道胆振地方中東部で、震源の深さは37キロ。

午前6時11分ごろには北海道苫小牧市、千歳市、恵庭市などで震度4の揺れが観測された。

NHKの報道によれば、道内でおよそ295万戸が停電している。また、北海道新幹線を含むJR北海道の全線で運転できない状況となっている。

メディア報道によれば、これまでに2人が死亡し、少なくとも143人がけがをした。厚真町吉野地区で土砂崩れが起き、およそ38人の安否不明となっている。



気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は記者会見で「今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意し、特に2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くあるので今後の地震活動に十分注意してほしい」と呼びかけてた。
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配信元)
 
 
 
 
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[現代ビジネス]毎月妻の布ナプキンを洗う夫が東京医大の女子減点騒動に物申す

読者からの情報です。
パータ様のスタッフ日誌で知った鈴木さんの続きの記事です。

4ページ目にある
『僕も含めてあらゆる男性は「この日本に生まれた男というだけで利益を享受してきて済みません」という加害者意識を持つべきだ』

#metoo 以前からあるウィメンズリブやフェミニスト活動に対しての高飛車な論調に対して、喉に刺さった魚の骨のようにふかいなんだけど何処にささってるのかわからなくて気持ち悪い状況が続いていましたが、この一文に溜飲を下げたのでした
(DFR)
 「されど愛しきお妻様」の著者、鈴木大介さんは、これ以前に意を決して書かれた「僕が毎月『妻の布ナプキン』で手を血に染める理由」という衝撃的なタイトルの記事の中で、自分がいかに妻のしんどさを知らないできたか、知らないことでいかに加害的だったかを真摯に反省しておられます。これだけでもすごい男性だなと思いますが、鋭いのは、加害的なのが決して男性だけではないことに気づいていることでした。生理の軽い女性など「苦労せずとも社会に適合できている女性ら」もまた女性を分断し、加害者に与する者だと語っていました。
 今回、彼が東京医大の女性差別を見る目もその延長にあります。難なく合格できた女性たちは、現状を肯定することで差別的に落とされたかもしれない女性達へ加害的になってはいないだろうか?
「まず男性サイドが、男性であるだけで無意識に女性に先制攻撃を加えてきた、自身も加害者の一人なのだという認識をもつことが、スタート地点につく条件なのではないだろうか。そのうえで、改めて男女双方が議論のテーブルにつき、フラットな力関係で合意形成を導き、世の中のあらゆるルールを作り直す。きっとそうやって作りなおした社会は、生きづらい人が少なくて平和で、かつ国際競争力もあったりする社会なのかなあ。(中略) 世の中の男全員が加害者意識をもつなんて、理想にしても遠大すぎるわな。」と優しい彼は書きますが、鈴木さんの言葉で種は蒔かれたように思いました。
 取り上げたYAHOOの記事では、世界の医療の質を調査した結果、「女性医師が増えると医療の質が下がる」と言う因果関係は成立しなかったと言います。日本の医療界で女性の比率が増えると質を下げるとされるのは、性別ではなくシステムに原因があるのではないかと、女医さんの方が多いドイツの職場で働く医師へのインタビューでヒントを探っています。そこでは、男性と女性の働き方の違いを設けていないところ、妊娠、出産時期の働き方の工夫が印象的でした。
 しかし、かんなまま様の記事などを読むと、妊娠、育児の間は仕事を離れ、本来子供べったりがいいのだろうなあ、とこれも遠大な理想かな?

(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「毎月妻の布ナプキンを洗う夫」が東京医大の女子減点騒動に物申す
引用元)
(前略)
「過酷な医療現場や女性に合理的配慮をしたのに、なぜそんなに怒り狂う人たちがいるのか。いままでずっとそうやってきたのに、なぜ今になっていきなり噛みついてくるのか」と思うらしいのだが、そんな声を持つ人たちには、大事な視点が抜けている。

その視点とは、かつての僕と同じ、自分自身が先制攻撃をしておきながら、その加害者意識をもっていないということだ

確かに男女の性差によってある程度調整や配慮が必要な職種があることは、否定できない。だが、その調整や配慮を前提にルールを決めた経緯や、その後の運用が、医学を目指した女子受験生たちにとって、ひいては女性全体に対して「加害的だった」という反省と視点がない。だから一律減点の事実に(僕も含めて)怒り狂う人たちがいるのだ。

だってそうだろう。

受験生にはそうした調整があるとあらかじめ説明があるのがフェアだし、説明も合意も得ず「裏で」減点していたというのは、あまりに卑怯だ。

そもそもその減点措置のルールは、その対象となる女性たちの合意を得ず、男たちだけの議論のテーブルで決めたのではないか?
(以下略)
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女性医師は「迷惑な存在」なのか?女性医師率45%ドイツのキレイゴトではない妥協
引用元)
(前略)
 筆者は去年、このヤフー個人の記事の中で、医療の質の高さなどを世界195か国で調べた研究を取り上げました。

 その研究によれば、確かに日本(女性医師率20%)の医療の質は、世界でも高いレベルに位置づけられています。
 しかし日本より「高い」とランクされた国、例えばスウェーデンの女性医師率は47%、フィンランドに至っては57%と、女性医師の割合が日本よりはるかに多くなっています。(※1)

 データを見る限りは、「女性医師が増えると医療の質が下がる」という因果関係は成立しないようです
(中略)
Q)なるほど、通常の業務では、女性と男性で働き方に変わりはないのですね。では、出産や育児のタイミングではどうしているのでしょうか?

A)ドイツでは、家事・育児の分担が徹底していて、育児休暇をとる男性が少なくありません。休暇の取り方も柔軟性があり、この月は父親が1か月休暇をとって母親が働き、次の月は父親が働く…。というように、夫婦で代わりばんこに育児休暇を取る人もいます。

 ワークシェアリングを行っている人も多いです。同じような年齢のお子さんがいる女性医師2人で話し合い、それぞれ週2.5日勤務することにして、1人分の給料を2人で分ける、という方法です。子どもが急に熱を出したら、もう1人の医師に急きょ代わってもらうとか、子育て中の若手の医師にはそんな働き方をしている人も多いですね。

 それから「パートタイム制度」のようなものもあって、勤務時間や仕事量を減らすこともできます。その場合、例えば普通の勤務の6割という人は、給料も6割になる代わりに、担当患者さんの数や当直の回数を減らせたり、残業にならずに早く帰れたりします。この制度を使って幼稚園が終わる15時までの仕事にしている人もいます。

 重要なのは女性だけでなく、男性も同様の制度で働くことが可能だということです。男女平等に、個人の状況に合わせて働き方を選択できる環境はとても素敵だと思います。
(以下略)