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「パンケーキからお好み焼きへ」新総理に岸田文雄氏、「森友問題は再調査なし」で早くも安倍晋三傀儡の予感

 「自民党総裁選前夜、安倍、二階、林の三者会談により、総裁選は岸田文雄で最終調整」という板垣英憲氏の情報が流れました。果たして岸田氏の圧勝でした。ボスたちの票の割り振りに従う自民党議員にはそもそも日本を変える志はないのでしょう。まして岸田氏自身が「勝ちたくない」とボヤいていたとする報道まであり、総裁選後には森友問題への再調査は改めて否定し、どのみち安倍晋三の操り人形になる予感しかありません。
 ネット上でざっと安倍菅政権時代の国民虐待の数々を並べただけでも140文字に収まらず、これらを見逃したまま「生まれ変わった自民党」と言われても、虐待の方法が変わっただけなのではと疑います。
 とは言え、岸田氏自身は総裁選の中で「小泉改革以降の新自由主義的な政策を転換する」と述べ、年末までの大型経済対策を掲げています。衆院選挙のためのアピールではなく、首相になるからには本気で国民の役に立ってほしい。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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◆総裁選直前の最新情報◆28日夜、「安倍晋三・二階俊博・林幹雄」の三者会談により、総裁選は岸田文雄で最終調整したという。
(前略)
 28日夜、「安倍晋三・二階俊博・林幹雄」の三者会談により、総裁選は岸田文雄で最終調整したという。二階は安倍に二階派の処遇を頼んだ。安倍の仲介で、岸田と二階が面談、二階派から衆議員議長とその他の大臣ポストも確約した。衆議員議長は河村建夫の見込み。菅首相は訪米した際、河野支持を打ち明けたが「ノー」を突き付けられた。河野ファミリー企業「日本端子」と中国との関係が原因とみられている。第一回目の投票で、河野が一位になるものの、岸田との差はかなり縮まる。決選投票で、岸田になるだろう。
(以下略)
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配信元)

ぴょんぴょんの「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」 〜来年、大統領選を迎えるフィリピン

5年前、彗星のごとく現れた、フィリピンのドゥテルテ大統領。
国民から見たドゥテルテ大統領って、どんな人?
「TK工房」氏の「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」を参考に書いてみました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「フィリピン人に大統領のことを聞いてみた」 〜来年、大統領選を迎えるフィリピン

ドゥテルテ大統領って、どんな人?


フィリピンのドゥテルテ大統領、どんな人だと思う?

フィリピン版トランプ!

それ、よく言われるね。
ドゥテルテ氏自身も、言ってるよ。
深い思考ができるとこが、とくにトランプさんに似てるって。(Sputnik

Wikipedia[Public Domain]

深い思考? にしちゃあ、ドゥテルテ、暴言吐きすぎだろ。
オバマ大統領に「地獄へ落ちろ」(Sputnik)、
「売春婦の息子め。サミットで呪ってやる」(Sputnik)。
フィリピン駐在アメリカ大使に「同性愛者」「ろくでなし」(ParsToday)、
ドゥテルテ氏に「精神鑑定」が必要と言った国連人権高等弁務官に「おい、売春婦の息子、俺が精神科医に診てもらう必要があるだと?」「見ろ、お前の頭は大きいが空っぽだ。頭脳がない。空洞だ。空っぽだ。髪を伸ばす栄養分すらない。なぜならほら、はげているから」(AFP)などなど、暴言のオンパレードじゃねえか。

どんな暴言を吐いても、「フィリピン人はほぼ全員彼を支持してる」からね。
note

どうして、そんなに人気があるんだ?

フィリピンの治安回復に、貢献したからね。
大統領になる前、ドゥテルテ氏は治安の悪いダバオの市長だった。
そこで、麻薬がらみの犯罪者を殺しまくって、ダバオ市の治安は劇的に良くなった。

大統領に就任してからも、警官に麻薬使用者の家を回らせて、自首と更生を促した。
そしたら、100万人以上が自首して刑務所が満員御礼になったって。(note

ダバオ市
Author:Teemu Väisänen[CC BY-SA]

「殺しまくって」が気になるが。 

そこが、ビミョーだね。
就任演説で、麻薬撲滅の意気込みを語っているけど、
「人権に関する法律など忘れてしまえ。私が大統領になった暁には、市長時代と同じようにやる。麻薬密売人や強盗、それから怠け者ども、お前らは逃げたほうがいい。市長として私はお前らのような連中を殺してきたんだ」。(Wiki

人権よりも治安かあ。なかなか、過激だ。

2018年9月末までに、取り締まりで殺された市民は4,948人。
「実際に、麻薬犯罪に関わる容疑者を裁判にかけることなく、逮捕の現場で射殺する事件が2016年に就任後わずか1ヶ月余りで1800件が発生している」(Wiki)のが問題視されてね。

ツッコみどころ満載だ。

たしかに、欧米からは批判の的になってる。
だけど実際、治安の悪いダバオで暮らしてきた女性は感謝してるんだ。
「私たち女性からしたら、タクシー使うのも怖かったのよ。レイプが横行してたから。
今はめっきりなくなったし、安心してタクシー乗れる
」。(note

それは良かった。

治安だけじゃない、経済もめっちゃ良くなった。
以前は、女性は看護師の資格をとって、海外に出稼ぎに行くしかなかった。
でもドゥテルテ氏は、「子どもや夫を母国に残して、母親の単身赴任なんて考えられない、危険を冒して、海外に出稼ぎに行かせるなんてとんでもない」って国内の雇用を増やした。note

まともじゃん。

ドゥテルテ氏は鉄道を充実させ、工業団地を建設し、国際空港を拡張し、公共事業で雇用を増やした。(note
また、情報の自由化、政府の腐敗排除、公共機関のサービス改善、農家へ農器具を配る、零細漁師の生活保護など、貧しい人々への政策もやった。note

Author:Wilsen John F Escandor[CC BY-SA]

そういういいことを、マスコミはぜんぜん伝えてくれん、なんでだ。

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「第5回医薬品等行政評価・監視委員会」の意見報告から 〜 現在の副作用事例の収集方法や検索システムへの提言、そもそもワクチンの適合性を審査・承認する組織は適正なのか

 9/16に「第5回医薬品等行政評価・監視委員会」が行われたようです。第4回の際には薬害の観点から「ワクチン接種をこのまま進めていくこと」への警告が出ていましたが、今回も東京理科大の佐藤嗣道教授による各理事の意見報告があり、国民の安全を守る立場で建設的な提言をされていました。内容は7項目あり、中でも新型コロナワクチン接種後の死亡や有害事象の発生を実態に即したデータとするための提言や、現在の副作用報告制度の限界があるためにAIを使った副作用事例の検出システムに移行できない実態を見直す必要があること、そもそもワクチンの安全性を検討するにあたって、審査を行う部門と医薬品等の承認を行う部門が同じ組織PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の中にあるのは「ある種の利益誘導になる可能性は否定できないと考える 」とバッサリ指摘しておられました。本当にこのような勇敢な専門家がおられることに新鮮な驚きを感じます。根拠を示さないで「ワクチン安全神話」を撒き散らす専門家は恥ずかしくないのだろうか。動画の中では新型コロナワクチンの他に、子宮頸がんワクチンについても取り上げられており、積極的な勧奨を再開する根拠を厚労省に質問されていますが、これについての厚労省の回答をお聞き下さい。国民の安全がいかにないがしろにされているかが分かります。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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総裁選候補が議論すべきは安倍・菅政権の失敗の原因 〜 首がすげ変わっただけでは独裁政治は変わらない

 テレビは「連日連夜」自民党の総裁選の番組ばかりで、ネット上では「うんざり」の声が多く見られます。せっせと各候補の政策の違いを見せたところで茶番にしか見えないのは、彼らが今現在、与党議員なのだから今すぐ国会を開いて、今述べている政策を実行するよう働きかければ良いではないか、と思うからです。特に待った無しのコロナ対策、経済対策を放棄して、なんと無責任なことか。野党の臨時国会の要求を無視し続け、違憲状態を作り出したまま、新総裁の首班指名のためだけに臨時国会を開こうとする与党政府に抗議するわけでもない4候補者は、すでに総理の資格がありません。
 そもそも4候補が議論すべきは、安倍・菅政権の失敗の原因をどう捉えているかを明確にすることだという記事がありました。具体的には、安倍・菅政権が内閣人事局を使って絶大な権力を手中にし、その権力をどう使い、どう説明責任を無視し、不祥事の隠蔽にどう利用したか。これらは候補者達による政策以前の「日本の民主主義のあり方に関わる最も基本的な問題と言っていい」。その通りで、首が変わっても同じことをされたのでは国民の苦難は続きます。
 100日近くも国会を閉じたまま放置したことは「明確に憲法違反」だと元最高裁判事も意見書を出しました。憲法を守る気のない政党に独裁を許してはいけません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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結局のところ安倍・菅政権とは何だったのか/森功氏(ノンフィクションライター)
引用元)
(前略)
今回の自民党総裁選は安倍、菅と2つの政権が不祥事やコロナ対策の失敗で国民の支持を失い、相次いで退陣に追い込まれたことを受けたものだ。当然、次の政権にとっては、何が安倍、菅政権が国民の支持を失うことになった原因だったと考えているかを明確にした上で、それをどう改めようと考えているかが最優先の課題とならなければおかしい
(中略)
内閣人事局の発足などによりこれまでにないほどの絶大な権力を手にした日本の首相が、いかにしてその権力を国民のために行使し、行使した権力についてどこまで説明責任を果たすのか、またその権力を自らの権力の維持や不祥事の隠蔽のために使うことが許されるかどうか、などだ。これは政策以前の、日本の民主主義のあり方に関わる最も基本的な問題と言っていいだろう。そこに問題があったからこそ、絶大な権力を持ちながら、2つの政権は倒れたのだ。
(以下略)
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メキシコ便り(99):ロペス・オブラドール大統領、ラテン・アメリカらをアメリカ服従システムから脱出させる動き

 9月16日、メキシコは211年目の独立記念日を無事迎えました。🎉16日午前0時に行われるEl Grito(エル・グリト:大統領がViva 〇〇!を叫び祝う)は今年もコロナのため、国民はソカロ(ダウンタウンの大広場)に集まれず、大統領と一部の関係者らで行われました。

 毎年恒例の独立記念日の軍事パレードに、キューバのミゲル・ディアス=カネル大統領を招待。その目的は、ロペス・オブラドール大統領が、アメリカのキューバ制裁解除を訴えるため。二日後の9月18日には、ロペス・オブラドール大統領の呼びかけでCELAC(ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体、2011年にチャベスの主張で誕生。)首脳会談がメキシコの国立宮殿で開催。30か国のリーダーが集結。アメリカの言いなりにならないEUのような新たな組織を作ることを提案。このCELAC首脳会談で3つのサプライズがありましたので挙げてみました。

 さて、今後、ラテンアメリカは一致団結してより良い結果を出していけるのか?なのですが、この記事で取り挙げた国のリーダーらを見る限り、新たなリーダー、波動の綺麗なリーダーが必要な気がしてなりません。ともあれ、ロペス・オブラドール大統領がラテン・アメリカらをアメリカ服従システムから脱出させようと動いていることは、良い方向への第一歩だと思います。あとは、中国(習近平)に騙されませんように!🙏

 最後に、軍事パレードのトリ、お馬さんたち(🐴約300頭🐴)が行進している動画(約8分)を入れています。同じ馬でも歩き方が千差万別。晴れの舞台、堂々とした気品さで歩く馬、しぶしぶ歩く馬、音楽に合わせて楽しそうに歩く馬、ふっつ〜に歩く馬、足をめいいっぱい挙げてキュートさ満開で歩く馬。個性っていいなぁ。

 一番最後に、植民地時代、メキシコ革命時代から継承されているメキシコの唯一の国技「チャレアーダ」が登場します。「チャレアーダ」で乗馬する人「チャロ(ス)」は2016年、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。エンジョイ♪
(popoちゃん)
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メキシコ便り(99):ロペス・オブラドール大統領、ラテン・アメリカらをアメリカ服従システムから脱出させる動き

9月16日メキシコ独立記念日の軍事パレードにキューバ大統領を招待


独立記念日の軍事パレードの様子の一部

ロペス・オブラドール大統領は、キューバのミゲル・ディアス=カネル大統領を、9月16日メキシコ独立記念日の軍事パレードに招待。このパレードで他国の大統領がスピーチしたのは初めてのことだったらしい。

メキシコの軍事パレードでスピーチをする
キューバ大統領ミゲル・ディアス=カネル

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