(前略)
Tony Cartalucci
Global Research, November 27, 2017 (Land Destroyer, 27 November, 2016)
“ホワイト・ヘルメット団”が、ベスト短編ドキュメンタリーに与えられる、オスカー賞を 受賞することになったことに鑑み、我々は読者の方々に、最初 2016 年 11 月に発表された この記事をお目にかけることにする。――編集者
CNN は、他の多くの体制メディア 機関と共に、
米‐ヨーロッパの支 援による“シリア市民防衛団”、別 名“ホワイト・ヘルメット団”(最 近、“代替ノーベル賞”を授与され た)
を、長いあいだ後援してきた。
ところが、
11 月 25 日、彼らは、
「シリアのWhiteHelmetsが、マ ネキン・チャレンジ(やらせ)ビデオの制作を謝罪」という記事を掲載した。彼らはそこで
こう言っている――
それはよく目にする光景だ。シリア市民防衛団、別名
“ホワイト・ヘルメット団”が、 瓦礫に埋もれた一人の男の救助に駆け付けている。しかし、アレッポからの他の何千と いうビデオとは違い、
これはヤラセによるものだった。
CNN は、続けてこう主張している――
この 1 分ほどの長さのビデオは、社会メディアではずっと批判の対象だった。水曜日、
シリア市民防衛団は、それは彼らの“判断の間違い”だったという声明を出した。
“このビデオと、関連する掲載資料は、シリア市民防衛団のボランティアをもつ RFS (国境なき記者団)によって記録されたもので、
彼らは、拡散用の‘マネキン・チャレ ンジ’を用いて、シリアの恐ろしさを外の世界に知らせようとした。これは判断の間違
いであった。そこで我々は、関与したボランティアたちに成り代わって謝罪する”と、 この声明は言っている。
(中略)
もし代替メディアの報道がなければ、CNN は“ホワイト・ヘルメット団”の騙しを取 り上げただろうか?
もちろん
代替メディアは、何年も前から、この“ホワイト・ヘルメット団”の正体を、シリ アの政権転覆作戦中に世論を動かそうとして、西側軍が賭けとして考えついた、最大の、
最 も手の込んだ戦争プロパガンダとして、暴きつつある。
(中略)
最近の“マネキン・チャレンジ”ビデオが、アップロードされたとき、それを見つけ、指摘 し、世間に周知させたのは、代替メディアだった。
“救助隊”と思われていたものが、戦争 プロパガンダのために、フェイク・ビデオを制作していたという事実を暴いたのは、代替メ ディアだった。こうした行動は、「ジュネーブ条約」に違反する可能性があり、基本的な倫 理問題に、確実に違反するものである。
代替メディアがこれらの問題を取り上げ、RFS やホワイト・ヘルメット団を追い詰めたお かげで、やっと、CNN のような体制側メディアが、普通ならおそらく無視したであろうス トーリーに、反応したのである。
してみると、
CNNやワシントン・ポストのような体制メディア機関が、なぜこれほど熱烈 に代替メディアに反対するのか、その理由がわかる。彼ら
はもはや、アジェンダを守るどこ ろか、弁解に大わらわである。真のジャーナリズムとは、世界の出来事を正直に報告し、分析することであって、それらをつくり出して、間違った説明をすることではない。
CNNなどについて言うなら、彼らは、重大な結果を招くことなしに、
このような勝手なことをする 自由を、もはやもたなくなった。
(以下略)
籠池理事長夫婦が以前経営していた南港さくら幼稚園で、籠池夫人は暴行事件を起こし、しょっぴかれています。認可を与える大阪府はこうした事件を知る立場にあり、しかも、“運用基準を無視して借地でも認可相当との判断を下した”のはなぜなのかを問い詰めなければなりません。
メディアは、彼らが運営する幼稚園の実態を徹底的に追求するべきだと思います。