『悪魔の飽食』への攻撃 〜徒党を組み卑劣な攻撃をする輩
残酷でおぞましい人体実験を繰り返した731部隊……、こういった書き出しに対して、相手が弱いと見れば居丈高になって攻撃し、そうでなくてもヒステリックに事実を認めず、歪曲・否定し隠蔽しようとする輩がいます。
ウィキペディアの
731部隊の記事内容にも、彼らの攻撃が加えられたのだろうと思える節があります。同様のことが起きるのは「慰安婦問題」「南京大虐殺」がそうです。彼らの姿は、最近では愛知県の大村知事に対する不正な攻撃で一部顕わになっています。
731部隊のことが世に出てきたのは、森村誠一氏の『悪魔の飽食』によってでしょう。
しかし、世の大きな話題となったその『悪魔の飽食』シリーズは「捏造」として激しい攻撃を受けました。それにより731部隊の話題は下火になりました。
詳しくは、森村誠一公式サイト「回想~悪魔の飽食~卑怯な匿名」の「
国賊の証明」章の森村誠一氏ご本人の説明の全文を読まれたらよいのですが、
彼らの攻撃の手口、ここにはこうあります。
三百万部を超える『悪魔の飽食』が生まれた。だが、
続編のグラビア写真に、無関係な写真を誤用したために、グラビアが偽物であるから内容もインチキであろうと叩かれた。
(中略)
元隊員から提供された第二部に使用した写真の中に、七三一部隊とは関係ない明治四十三(一九一〇)年から翌年にかけて中国東北部に流行したペストの惨状の写真が混入されていた。
提供者は本物の資料と混ぜて提供したので、真贋見分けられなかったのである。
その後が凄まじかった。これまでなにも言わなかった右筋の街宣車の大行列が我が家の前に連日群集した。お経を唱え、最大ボリュームの拡声器で国賊、売国奴、非国民、日本から出て行け、と怒鳴り続けた。
ここでは『悪魔の飽食』を継続出版しようとした角川書店も攻撃対象になった様子も語られています。
繰り返される執拗な攻撃、ネット上での彼らが「捏造だ」と攻撃するその内容を読みましたが、一見はそれらしいものの、デタラメな暴論です。
“1000の不法行為を犯したものがその全てを隠蔽した。あるものがその1000の不法行為のうち100を調査によって明らかにした。しかしその100の内の1が間違っていた。これに対して1000の不法行為の隠蔽側が、間違っていた1のみを針小棒大に攻撃、それで明かされた100の全てが「捏造・歪曲」と断定、ひいては1000の不法行為も「全て無かったこと」に。”
こういったたぐいのものです。
100の内の1が間違いならば、それはそれだけのことです。1が間違いならば残りの99も間違いになるなどありえません。ましてや
1の間違いで1000の不法行為と隠蔽が否定されるはずもありません。
「捏造だ」と主張するならば、捏造とするその一つ一つを示し、それが捏造である具体的・客観的な根拠を示して説明する必要があります。
ところが、彼らにはその作業はなし。
それに加え、彼らの攻撃の言説自体が、少し調べると
まさに根拠を欠くでっち上げ、捏造であるのが見えてきます。
彼らの徒党を組んだ不法な攻撃、その卑劣さは森村氏が次に語る通りです。
『悪魔の飽食』発刊後、三十余年後の今日に至っても、インターネット上に『悪魔の飽食』は贋作(がんさく)、模倣であるという書き込みが載っている。ネットの書き込みには署名がない。署名がない人間の言動や非難は、自分の言ったこと、行ったこと、書いたこと、他人の非難、中傷、妨害などについて一切責任を持たないということである。脅迫状の大半も匿名であった。
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着々と、戦争のできる日本に変えていく裏グループ。
そして、着々と目覚めつつある私たち。
さあ、その勝負の行方は?