公開日時: 2015年5月19日 22:42
エリザベス・ウォーレン上院議員(民主党-マサチューセッツ州)と、
ジョー・マンチン(民主党-ウェストバージニア州) (ロイター)
二人の民主党上院議員が、議会がオバマ大統領に、ファスト・トラック権限を与える少なくとも二ヶ月前に、ホワイト・ハウスが、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の条件を、国民に公開することを要求する法案を提案した。
ウェストバージニア州選出のジョー・マンチン議員も、二ページの貿易透明性法提案で、マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレンに加わったと、ザ・ヒルが報じた。
もし採択されれば、法案は、ホワイト・ハウスに、“あらゆる貿易協定の加除訂正した文章”を、
議会で協定をファスト・トラック扱いで投票する60日以上前に公開するよう要求することになる。
“
貿易透明性法は、こうした協定を、作成し、修正し、あるいは阻止する権限を、議会が弱める前に、
国民、専門家や、マスコミが、貿易協定の条件を巡って意味のある議論に参加することを保障するでしょう”と、ウォーレンは述べた。“議会が貿易協定に関して自ら手を縛る前に、アメリカ人は、自ら、これらの協定が自分達にとって良いものであるかどうか見るのを認められるべきです。”
“ブッシュ大統領が進んで開示し、アメリカ人に米州自由貿易地域協定の全体を見るのを認めたのだから、オバマ大統領も、我々が彼にファスト・トラック権限を与える前に、同じことをするべきだ”とマンチン議員は述べた。“
もしこの法案が、擁護者連中が主張する通り本当にアメリカ労働者にとって良いものであるなら、政権は、大統領に、貿易促進権限を与えるよう、議会に強いる前に、アメリカ人労働者に詳細を見せるべきだ。”
ウォーレン議員は、TPPや他の自由貿易協定を辛辣に批判してきているが、月曜日、自由貿易条約に関して、これまでの各政権による二十年間の“破られた約束”を列記する報告書を公表した。
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ホワイト・ハウスは、TPPを“史上、最も進歩的な協定”で、“より高い労働基準、より高い環境基準”で、“各国に責任を取らせる為の新たな道具”だと
喧伝している。
オバマ自身、協定の擁護を強化し、ウォーレンに反撃し、彼女を“十把一絡げの政治家”と呼び、そういう主張は“事実検証に耐えない"と述べた。
政権は、条約は依然、交渉中で、
交渉をまとめるには、ファスト・トラック権限が必要だとも主張している。ある国家経済会議上級顧問は、
協定の詳細を公表することは、アメリカ権益にとって有害だと主張している。
“我々がそんなことをしないのには十分な理由がある。我々はアメリカが、一番得をするように厳しい駆け引きをしようとしているのだ”グレッグ・ネルソンは、ホワイト・ハウスのブログに
書いている。“他の交渉相手連中に、手の内を見せるわけにいかないようなものだ。”
オバマ自身、他の自由貿易協定との比較を一蹴した。“25年前に成立したものでなく、この貿易協定の何がまずいか指摘しなければだめだ”と、4月にオルガナイジング・フォー・アメリカの会議で彼は語った。
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ところが、
元オバマ選挙顧問で、TPP草稿を読む資格を与えられている一人 であるマイケル・ウェセルは具体的批判は不可能だと述べている。
協定の文章を読んだ人は誰でも、内容を開示したかどで、投獄されかねないと彼は、ポリティコに
書いている。
“政府は、完璧な不条理状態を作り出している。
法律で、見たことを具体的に語るのを、アメリカ国民に禁じておいて、アメリカ国民は、具体的でないといって、大統領が批判するのを許しているのだ”と、ウェセルは書いている。“
大統領は、TPPの利点に関して、
私や他の多くの文書閲覧を認められた顧問達に同意しないことを率直に認めず、我々
の具体的で鋭い批判などないような振りをしている。”
議会は現在、ホワイト・ハウスに、11の環太平洋諸国を含むが、注目すべきことに中国を除外している貿易協定、
TPPを交渉するファスト・トラック権限を与える法案を検討中だ。ウォーレンとマンチンの両議員は、協定の詳細を機密扱いしていることは、議員達が条約を修正するのを不可能にし、最終承認を阻止するのを困難にしている主張している。
記事原文のurl:
http://rt.com/usa/260197-warren-manchin-obama-tpp/
私が理解している天界での出来事に間違いがないかを確認するため、中西征子さんにスミワタルタカキホシノヒメミコ様への通信をお願いました。以下にそのやり取りを示します。
“続きはこちらから”以降で、事の詳細を解説したいと思います。