本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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11月24日にトルコ軍のF-16戦闘機がロシア軍のSu-24爆撃機を撃墜したが、その直後に
トルコ軍はシリアとの国境近くに20両の戦車と18機の戦闘機を配備したという。それに対し、
ロシアはシリアに最新の対空システムS-400を配備すると決め、ミサイル巡洋艦のモスクワを海岸線の近くへ移動させて何らかの敵対的な行動が予想された場合は攻撃すると警告、さらに軍艦を地中海へ増派するようだ。
NATOと軍事衝突する可能性があってもロシアは逡巡していない。ネオコン/シオニストは脂汗を流しているだろう。9月末に空爆を始めた時もそうだったが、
ロシアは動き始めると速い。西側はS-300の配備にも神経を使っていたが、それを上回る性能のS-400を配備するのは
ロシアのNATOに対する「火遊びは止めろ」という強いメッセージだ。
この撃墜は本ブログですでに書いたように、
トルコ側の主張は最初から破綻している。ロシア側はSu-24がトルコ領空へ入ったことを否定しているが、トルコ側が主張するコースをロシア軍機が飛行していたとしても、領空を侵犯したのは4秒程度。撃墜に正当性はない。
ロシアの外相は計画的な撃墜だとしているが、その推測はおそらく正しいだろう。
トーマス・マッキナニー米空軍中将(退役)など西側でも同じ見方をする人が少なくない。21日にクリミアへ電力を供給するための送電線の鉄柱がネオ・ナチによって破壊されているが、この出来事とのつながりを指摘する人もいる。
軍事的な緊張を高め、ターゲット国を破壊したり、威嚇して屈服させてきたネオコン/シオニストだが、シリアのバシャール・アル・アサド体制を破壊しようとしたところで
ロシアが登場、手先として使ってきたアル・カイダ系のアル・ヌスラ/AQIやそこから派生した
IS(ISIS、ISIL、ダーイッシュとも表記)を空爆で叩きはじめて計画が破綻しかけている。
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