注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
問題の画像がこちら。2月19日18:27に橋本岳厚労副大臣が公式アカウントに投稿したもの(魚拓)です。
(中略)
ロープで仕切られた通路の奥の部分を拡大すると、そこでも左が「清潔ルート」右が「不潔ルート」とした張り紙が並んでおり、安全なグリーンゾーンと感染危険のあるレッドゾーンに空間としての仕切りがないことが一目瞭然です。
(中略)
岩田医師の告発動画に関しては、その内容の衝撃度から反発も大きく、「2時間いただけの外部の人間に何が分かるのか」といった批判も出ていました。
そうした中で「厚労省トップ」として現場を取り仕切っていた橋本岳厚労副大臣が、誰が見ても1秒でゾーニングができていないと分かる画像を公開したことには「内部告発」との称賛の声も集まっています。
(以下略)
うれしげにこの写真を「ゾーニングの成功例」として誇示したあと専門家に「そんなもの出したら終わりです!」と言われて慌てて削除したのが現場の「厚労省のトップ」だということが今回の現地での感染対策の質を雄弁に語っていると思います。岩田先生が「カオス」と表現したのも当然です。 https://t.co/96kUnKvo2I
— 内田樹 (@levinassien) February 20, 2020
日本の厚生労働副大臣がたったひとつのツイートで
— chocolat. (@chocolat_psyder) February 20, 2020
1⃣日本の感染症対策はグッチャグチャのカオス
2⃣厚生労働副大臣は救いがたい無能
この二つを証明しました。
しかもこれ今日。今日だよ。 pic.twitter.com/XB9Cybgifo
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岩田健太郎教授は既に消したYouTube動画で、「ダイヤモンド・プリンセスの中はグリーンもレッドもグチャグチャ」だと、感染症予防のための必要な措置が取られていないことを指摘。現場を取り仕切っていた橋本岳厚労副大臣は、公式アカウントで「クルーズ船のゾーニング状況」を示す写真を投稿。これが壮絶なオウンゴールになりました。
あまりにも笑える展開に、“「内部告発」との称賛の声”も上がるほどです。冒頭の内田樹氏のツイートが、「カオス」と表現するにふさわしい今の状況を描写しています。
橋本岳厚労副大臣が投稿した写真で、「安全なグリーンゾーンと感染危険のあるレッドゾーンに空間としての仕切りがない」こともエアロゾル感染を考慮すれば問題だと思いますが、それ以上にこの写真の手前の空間が問題なのだとか。
“続きはこちらから”以降の一連のツイートをご覧になると、その事が直ちにわかります。この政権は、ホントにヤバイです。