竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ロシア軍、アゾフスタリ製鉄所で籠城するウクライナ兵に17日中の降伏を提示
転載元)
Sputnik 22/4/17
© Sputnik / Ilya Pitalev / フォトバンクに移行
ロシア軍はウクライナ東部の要衝マリウポリ市にあるアゾフスタリ製鉄所で籠城を続ける国家親衛隊の兵士ら、及び外国人傭兵部隊に対し、現地時間の17日午前中にあらゆる戦闘行為を停止し、降伏するよう要求している。ロシア国家防衛管理センターのミハイル・ミジンツェフ所長が明らかにした。
アゾフスタリ製鉄所は壊滅的状況に置かれ、人道上の危機に達していることから、ロシア軍は依然として籠城を続ける国家親衛隊の兵士ら、及び外国人傭兵部隊に対し、モスクワ時間の4月17日午前6時以降、あらゆる戦闘行為を停止して降伏するよう呼びかけている。降伏した兵士には命を保証するとしている。
これに向けて現地では午前5時からウクライナ側と情報交換を行い、5時30分から停戦体制を発動する。これに際し、ロシア側が赤い旗、ウクライナ側が白い旗をあげて停戦に向けたプロセスを確認する。
そして現地時間の6時から13時(日本時間12時から19時)にかけてあらゆる武器と弾薬を放棄し、ロシア軍に投降するよう呼びかけている。ロシア軍はメディアを通じてこの声明を国連、欧州安全保障協力機構、国際赤十字委員会などの国際組織に通知したほか、アゾフスタリ製鉄所に籠城する兵士らに対してはあらゆる通信手段を通して30分おきに投降を呼び掛けている。
ロシア側が傍受したウクライナ兵の通信によると、ウクライナ側は水や食料、弾薬が尽きていることから、投降の許可を中央政府に要請しているものの、ゼレンスキー政権は徹底抗戦を命じているという。ロシア軍が傍受した通信は16日だけで367件に達する。
ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官によると、ロシア軍による特殊軍事作戦開始以降、マリウポリではこれまで1464人のウクライナ兵が投降した。現在、アゾフスタリ製鉄所には依然として2500人近くの兵士が籠城を続けている。一方、3月11日の時点でマリウポリには8100人近くのウクライナ兵が展開していた。
マリウポリ市内の掃討作戦は完了しており、市内にウクライナ兵は1人も残っていない。
ロシア軍がマリウポリから退避させた市民は16日だけで945人に達し、その数は合計で13万9678人となった。
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配信元)
ロシア国防省、緊急声明
4月16日、マリウポリのアゾフスタル製鉄所で(露軍に)包囲されている民族主義者と外国人傭兵による無線通信が急増した。無線内容から、戦闘員が絶望的な状況にあり、食料も水もない状態であることがわかる。彼らはキエフ当局に、武装解除し降伏する許可を求めているが
↓ https://t.co/wtrYEsg2VB— matatabi (@matatabi_catnip) April 16, 2022
ウクライナ当局はこれを禁じ(降伏したら)処刑すると脅している。アゾフスタル製鉄所の壊滅的な状況を考慮し、人道的な原則に基づき、ロシア軍は民族主義者と外国人傭兵に対し、4月17日6時(モスクワ時間)より停戦し武装解除するよう提案する。武器を捨てた者はすべて生命を保証される。
↓— matatabi (@matatabi_catnip) April 16, 2022
我々は全ての宇軍兵士と外国人傭兵に訴える。キエフ当局の不道徳な態度により、好ましくない運命があなた方全員を待ち受けている。唯一の正しい決断をし、停戦し、あなたのボスがナチズムの思想のために戦うことを強制しようとも、今すぐ武装解除してください。ロシアはジュネーブ条約を遵守する。
↓— matatabi (@matatabi_catnip) April 16, 2022
この緊急宣言は直ちに公表され、メディアを含む利用可能なすべての情報資源を通じて、国連、OSCE、赤十字国際委員会、その他の国際機関に報告される。
さらに、この緊急声明は、アゾフスタルにいるウクライナ人部隊に対し、すべての無線チャンネルで30分間隔で一晩中放送される予定である。— matatabi (@matatabi_catnip) April 16, 2022
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NHKのニュースによれば、“ウクライナ側は期限までに応じず、マリウポリの防衛にあたる準軍事組織「アゾフ大隊」のマキシム・ゾリン司令官は…「われわれは戦い続け、絶対に降伏しない」と述べて徹底抗戦する決意を示した”とのことで、ロシア軍はアゾフスタルへの高高度からの空爆を開始したようです。
これまで主要メディアはフェイクニュースを流し続け、あたかもウクライナ軍が善戦しているかのように報じてきましたが、現実にはロシア軍が住民の命を優先して、慎重に事を進めていたのだということが分かると思います。
ただ、ドネツク人民共和国のヤン・ガーギン首長補佐官によれば、“アゾフスタル製鉄所には広大な地下都市が存在しており…地下に籠城する戦闘員の数は数千人規模に達する模様”だというのです。
記事の中に地下都市のイラストがありますが、“マリウポリ市そのものに匹敵する”のが分かります。ここにいるのは、人間だけではないのかも知れないと思ったりします。