2023年8月2日 の記事

サンクトペテルブルクで開催された第2回ロシア・アフリカ首脳会議は重要で画期的な出来事だった! ~最大の戦略「貿易を自国の通貨でやりましょう」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアの北都サンクトペテルブルクで、7月27日から2日間の日程で第2回「ロシア-アフリカ」サミットが実施されました。
 及川幸久氏はこのロシア・アフリカ首脳会議の重要性を指摘し、“この会議の中でプーチン大統領の演説が非常に注目されました。…食糧問題について…ブルキナファソ、ジンバブエ、マリ、ソマリア、中央アフリカ共和国、エリトリアにそれぞれ25万から50万トンの穀物を供給するというふうにプーチン氏は発表しました。…それからロシアがアフリカ諸国に対する230億ドルの債務を帳消しにするというふうに発表しました。さらにロシアはアフリカに対し、開発目的のために約9,000万ドルを提供すると。…最大の戦略はやはり、「貿易を自国の通貨でやりましょう」という点です”と言っています。
 こうした動きを阻止しようとしているのが、アメリカのバイデン政権のビクトリア・ヌーランドで、ロシア・アフリカ首脳会議の直前にアフリカ数カ国を訪問していた(55秒)ということです。
 動画の15分50秒のところで及川幸久氏は、“彼女のアフリカ訪問を見ると私はこれを思い出します。ビクトリア・ヌーランドが2014年にウクライナに行きました。親ロシア政権だった当時のウクライナの選挙で選ばれた民主的な政権を武力によってひっくり返すための準備に行ったわけです。同じことをアフリカでやろうとしているのかなと私は感じました”と言っています。
 “続きはこちらから”のRTの記事では、“先週サンクトペテルブルクで開催されたロシア・アフリカ首脳会議は…画期的な出来事だった。…モスクワの世界観と、台頭する非西洋の多数派に対する国際的な位置づけが大きく変化したことを物語っている”とし、「アジアやラテンアメリカとともに、アフリカを、現在の西側が支配する世界秩序に代わって、多くの文明を中心としたより多様な構造を持つ世界秩序」の構築へと向かうものだとしています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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2023.8.1【ロシア】ロシア-アフリカ首脳会議:BRICS会議直前のプーチンの戦略【及川幸久−BREAKING−】
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アフリカ西部のニジェールでのクーデターは今も続く植民地支配からの解放につながる重要なもの ~リビア、アルジェリア、マリ、ブルキナファソ、ギニアはニジェールの新政権支持を表明 / ブルキナファソのイブラヒム・トラオレ大統領の強烈なスピーチ

竹下雅敏氏からの情報です。
 アフリカ西部のニジェールで7月26日、大統領警護隊によるクーデターが発生しました。国連のアントニオ・グテーレス事務総長やEUをはじめ、サヘル地域のテロ掃討でニジェールに派兵するフランスや米国など、国際社会はクーデターを強く非難。EUと米国は、ニジェールへの財政支援や安全保障分野の協力を停止することを通告しました。
 ANNニュースは、「8月1日、ニジェールの首都ニアメーに滞在していた在留邦人2名とその外国籍の家族1名が、フランスの協力を得て、フランスが手配した航空機によりニジェールからパリに退避しました」との松野官房長官の会見の様子を伝えています。
 こうした西側諸国の伝え方から分かるように、クーデターは今も続く植民地支配からの解放につながる重要なものです。
 J Sato氏の最後のツイートにアフリカ西部の地図があります。アルジェリアとナイジェリアに挟まれた国がニジェールで、アルジェリアの右はリビアです。ツイートによると、リビア、アルジェリア、マリ、ブルキナファソ、ギニアはニジェールの新政権支持を表明したとのことです。
 ブルキナファソと言えば、アフリカのチェ・ゲバラとも呼ばれた偉大なトーマス・サンカラを思い出します。
 ブルキナファソのイブラヒム・トラオレ大統領が、ロシア・アフリカ首脳会議で行った強烈なスピーチをご覧ください。
 イブラヒム・トラオレ大統領はロシアをアフリカの家族と呼び、“ブルキナファソに関する限り、今日、8年以上にわたって、私たちは最も野蛮で、最も暴力的な新植民地主義、帝国主義に直面している。奴隷制度は私たちに課され続けている。…ブルキナファソの人々は、自分たちの発展を再スタートさせるために、戦うこと、テロと闘うことを決意した。この闘いの中で、20の民族からなる勇敢な人々は、テロリズムに立ち向かうために武器を取ることを誓った”と言っています。
(竹下雅敏)
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ニジェールでクーデター 在留邦人2名と外国籍家族1名が退避(2023年8月2日)
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[Instagram]バスの停車ボタンが壊れたんで、これ設置しました

ライターからの情報です。
設置した運転手さんまで聞こえる?😁
(メリはち)
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日本の水道の危機 〜 全国の水道管の老朽化で厚労省は過疎地の水道を放棄しタンク車で「運搬送水」するという”後進国”日本 /「財源はある」正しい貨幣観で国に補修をさせるべき

 まさか水の豊かな日本で水道がここまで危機的な状況になっているとは。7月29日の読売新聞「過疎地への配水はタンク車で…老朽化した水道管の維持難しく厚労省が指針」という記事を安藤裕氏が解説されていました。「いよいよやってきました、水道のない日本、水道管をもう補修しないという結論が出そうな状況になってきました。」記事によると、消滅しそうな過疎地の水道には費用をかけて補修などせず、人が住んでいる間だけタンク車で水を配送するという方針を厚労省が出してきました。全国には400もの消滅しかけた小規模集落があるそうです。また全国的に水道管の老朽化が進み、どこの自治体も改修費用が負担になっているという背景があります。そこに水道民営化の思惑も忍び込んできます。「なんで公営で維持できないものが民営化すれば維持できるのか。このカラクリは人件費を引き下げるからで、それだけ働く人の賃金を下げるか、働く人の数を減らすということ」になり、国民にとっては安心安全な水道が失われることになります。
 「これの解決策は簡単で、"水道の補修費は全額国が出す。なので安心して補修をしてくれ"と政策を決めてしまえば、お金がないからもう水道は守れませんという問題から抜け出すことができる。」「本当にこの水道の話はバカバカしい財源論でず〜〜〜っと話をしていて、財源(お金)はあるのに、お金がないという理由で補修をしない。本当に情けない話だと思います。」「"過疎地はもう日本の国としては放棄する、そこには住まないでくれ"という強烈なメッセージを出す、究極の地方切り捨て策ですよね。」「これも日本、政府にはお金がないという間違った貨幣観に基づく結論に至ったわけです。」「国はお金を作れるんだ、素晴らしい能力を持っているという正しい貨幣観を持って、地方の自治体の皆さんも"お金がない、どうしよう、じゃなくて、"水道を補修するための金は国が出せ"と強く言える政治家が求められている。」「水道がないとは、まさに先進国ではなくなる。」
 15分の移動圏内に全ての国民を押し込めるスマートシティの計画にとっては、とても都合の良さそうな水道放棄です。
(まのじ)
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【いよいよ水道のない日本が現実化】
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ぴょんぴょんの「ネコの家出」 ~手放すということ

うちのネコたちは、外に出るのも自由にさせています。
それがある日、一番のお気に入りだった子が家出してしまいました。
「ネコは家につく」と言うから、ずっと家にいると思っていたのですが。
しかし、こんなにガッカリするものなのか~ 正直、自分でも驚きました。
もしもこれが恋人、主人、かわいい子どもだったら、どれほどのショックなのだろう。
抜けきれないもやもやの中で、これを書きながらようやく気づきました。
「執着」を学ぶ機会だったんだと。
いずれこの世からおさらばするために、今のうちに「執着」を手放そう。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ネコの家出」 ~手放すということ


いなくなった「羊羹」


ウワ〜ン!! ウウォ〜ン!! おれの愛しい「羊羹」がいなくなっちまった!!

どうしたの?
「羊羹」なら、おいしいお店を知ってるから、買ってきてあげるよ。


ちゃうちゃう! 「羊羹」はネコの名前だ。ほれ、去年うちの庭で生まれたここで話した、4匹のうちの1匹。

え、ネコ?

ウワ〜ン!! ウウォ〜ン!! 「ネコは家に付く」なんて誰が言った? ネコだって家出するんだぞ!

でも、子ネコが生まれた時、くろちゃん、パニクったよね。
このまま、ネズミ算式にネコが増え続けたらどうしようって?

ああ、うちのネコたちは去勢してないから、この調子で増え続けたら、「多頭なんたら」になっちまうってな。

多頭飼育崩壊だね。

それそれ。だが、いつしか、そんな恐れも吹っ飛んじまった。だって、かわいいんだもん!

あんなに、お荷物に感じてたのにねえ。

荷物どころか、おっぱい飲んでいる子ネコたちに、どんだけ癒やされたことか!


ふわあ~ いいなあ〜。

子ネコがじゃれ合って遊ぶのを見るのも、至福だった。だが、大きくなるにつれて、また不安がよぎった。おれはこれから、これまでの2匹プラス5匹の面倒を見ることになるのか? となると、獣医に連れて行って去勢、避妊手術をさせなくてはいけないのか? 勘弁してくれ〜!って思っていたら、3ヶ月後、乳離れがすむと母ネコは、子ネコを1匹ずつどこかに連れ去り、2匹だけ残して姿を消した。

あ、聞いたことある。ネコの知恵だね。「2匹なら面倒見られるでしょ? 後をよろしく」ってことだね。

ちょっと寂しかったが、ホッとした。残された2匹は「豆大福」と「羊羹」と命名した。

その「羊羹」がいなくなったんだ!?

ウワ〜ン!! ウウォ〜ン!! よ〜う〜か〜ん!!

ま、ま、落ち着いて!! どんな子だったの?


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