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7月31日、ハマス最高指導者のイスマイル・ハニヤ氏がイランの首都テヘランで就寝中に精密誘導ミサイルによって殺害 ~アメリカ、イギリス、イスラエルは「悪の枢軸」

竹下雅敏氏からの情報です。
 7月31日午前2時、ハマス最高指導者のイスマイル・ハニヤ氏がイランの首都テヘランにある住宅で就寝中に精密誘導ミサイルによって殺害されました。
 ハニヤ氏はイランのマスード・ペゼシュキアン新大統領の就任式に出席するため、テヘランに滞在していました。ハニヤ氏は式典の数時間後に暗殺されたということです。
 イスラエルはコメントを出していませんが、誰もが攻撃はイスラエルによるものだと考えています。停戦交渉の仲介役を務めてきたカタールのモハメッド・ビン・アブドゥルラフマン・ビン・ジャシム・アル・ターニー首相は7月31日のX/旧ツイッターに「和平交渉が続く間も、政治的暗殺があり、ガザの民間人攻撃が続く。となると私たちは尋ねる羽目になる。交渉当事者の片方が、相手の交渉担当者を暗殺する事態のなか、いったいどうやったら仲介が成功できるというのか」と投稿しています。
 7月27日には、イスラエル占領下のゴラン高原にあるサッカー場にロケット砲が着弾し、12人の子供や若者が殺害され、数十人が負傷したという事件がありました。
 イスラエル国防軍(IDF)は、レバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」がロケット砲を発射したと発表しましたが、ヒズボラは否定しています。
 しかしイスラエルのメディアの一部は、“ゴラン高原北部へのヒズボラのロケット弾を阻止するためにアイアンドーム迎撃ミサイルが発射されたが、失敗してサッカー場に着弾した”と報じているようです。
 7月30日にイスラエルは、レバノンの首都ベイルートを空爆し、ヒズボラの最高幹部フアド・シュクル氏を殺害したと発表しました。イスラエル軍はゴラン高原へのロケット弾攻撃の報復と説明していました。
 こうした経緯の中で、イスマイル・ハニヤ氏の暗殺がイスラエルによって行われたのです。元 CIAのラリー・ジョンソン氏は「イスマイル・ハニヤ氏の暗殺は明らかに米国と英国の支援と事前の認識があった」と言っています。
 アメリカ、イギリス、イスラエルを私は「悪の枢軸」と思っているのですが、現在は同じ様に考える人も増えているのではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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“後ろ盾”イラン「血に報いる」…ハマス最高指導者暗殺 直前にヒズボラ司令官も殺害【報道ステーション】(2024年7月31日)
配信元)
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イラン最高指導者、ハニヤ氏暗殺で談話「イスラエルは自ら処罰を用意」
転載元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、31日未明にテヘラン市内でテロ攻撃を受けて殉教したハマスのハニヤ政治局長に弔意を表明し、「イスラエルは厳しい処罰を受ける段取りを自ら整えた」などとする談話を発表しました。
(中略)
談話の全文は以下のとおりです。

慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において
本当に我々はアッラーのもの。アッラーの御許に我々は帰る
親愛なるイラン国民よ!
パレスチナの勇敢な指導者かつ傑出した戦士であるイスマーイール・ハニヤ氏が、昨晩神のもとに帰り、抵抗戦線は喪に服することになった。犯罪者かつテロリストのシオニスト政権は、我々の客人を我々の家の中で殺害し、我々に悲しみをもたらした。しかし、(イスラエルは)厳しい処罰を受ける段取りを自ら整えた。
殉教者ハニヤ氏は長年にわたって抵抗の現場に従事し、殉教の用意ができていた。自らの子供や親族もこの道に捧げた。
彼は神の道において殉教し、神のしもべたちを救うことを恐れなかった。我々は、イラン・イスラム共和国の領土内で起きたこのつらい出来事をうけ、ハニヤ氏の報復を行うことを自らの義務だと考えている。
私はイスラム共同体、抵抗戦線、勇敢で誇り高いパレスチナ国民、ハニヤ氏および同行者の遺族に哀悼の意を表する。彼らの地位を高めてくれることを神に望む。

セイエド・アリー・ハーメネイー
イラン暦1403年モルダード月10日
イスラム暦1446年ムハッラム月25日
西暦2024年7月31日

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[X]赤ちゃんゾウを守るゾウの群れ

竹下雅敏氏からの情報です。
メスのゾウの群れらしい。赤ちゃんゾウはオスのよう。
(竹下雅敏)
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配信元)

岸田政権は2025年から6年間、PB黒字化実現に向けて予算を組む 〜 つまり国民貧困化政策を推し進めるということ / 止めるには政権を変えるしかない

 7月29日経済財政諮問会議が開かれ、その後、閣議が開かれて「2025年度の概算要求基準を閣議了解した」と報じられました。安藤ひろし氏は「2025年度はPB(プライマリーバランス)黒字化実現に向けての予算が組まれることになりました。」と、その内容を解説されています。「PB黒字化目標」とは「国民赤字化目標」であり「国民貧困化目標」です。「2025年に自民党政権は国民を貧困化させることを閣議了解した」も同然です。しかも安藤氏の解説によると、国・地方を合わせたPB黒字化を目指す計画期間が2030年までの6年間が示されており、政府は6年間はゼッタイに財政健全化、つまり国民貧困化をやるつもりです。その理由は「増税一択」です。この財政「健全化」政策のために、各省庁は徹底的に予算を絞り、発注を抑え、事実上の超緊縮予算になると見ています。
 もしもこの政策を拒否したいならば、政権交代して閣議決定をひっくり返すことが必要です。つまり財政健全化(=国民貧困化)ではなく、国民の豊かさを取り戻す政策を掲げる政党が必要だと訴えています。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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「物価高対策」名目なら予算盛り放題? 「少子化」「防衛」も例外扱い 概算要求基準を閣議了解
引用元)
(前略)
「特別枠」は4.2兆円

 概算要求基準は、各省庁が財務省に来年度の予算を要求する際のルール。少子化対策や防衛力強化など政権が実現を目指す「特別枠」の規模は4兆2000億円。各省庁が自由に使える裁量的経費を前年度比で1割削減すれば、削減額の3倍を特別枠として要求できる
(以下略)
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【国民貧困化確定】2025年度超緊縮予算
配信元)


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