2025年11月22日 の記事

高市政権が発足後、一気に新潟県柏崎刈羽原発の再稼働が加速 〜 7割の県民が再稼働に不安な中、花角知事と県議会自公会派のみで容認 / 福島第一原発事故以降も不祥事が続く東電

 高市政権が誕生して以降、各分野の売国政策が加速していますが、新潟県の東電・柏崎刈羽原発の再稼働も一気に動き始めました。新潟県議会の自公会派が「知事が原発再稼働を決めるなら、議会でそれを追認する旨の決議を採択」しました。これまで花角知事は再稼働について「県民に信を問う」と表明していました。「県民に信を問うと言う場合、県民投票か県知事選挙を行うべき」で、県民投票を求める署名もすでに法定必要数の4倍超という県民の強い意思が示されていました。県民意識調査では、県民の7割が再稼働に不安を感じているという結果も出ています。
しかし主権者である県民の声は無視され、知事と自公会派で再稼働をゴリ押しされようとしています。
 「柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発の世界的事故を引き起こした東電においては初の再稼働」になります。そもそも東電は未だに福島第一原発事故の原因分析もできていないばかりか、多数の原発関連のトラブルやミスが相次ぎ、「過去の教訓を生かせない東電は体質に問題があり、原発を動かす適格性があると思えない」と専門家も述べています。
 「ゆるねとにゅーす」では、「現状でも電気は十分に足りている上に、他国と戦争になった場合、全国各地に原発が乱立している日本が100%負けるのが確実」「柏崎刈羽原発の再稼働は単なる新潟だけの問題ではない中で、大ウソつきの花角知事に対して、新潟県民だけでなく国民全体が怒りの声を上げる必要がありそうだ。」と指摘されていました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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東電の「原発を動かす適格性」に疑問 大島堅一・龍谷大教授
引用元)
 新潟県の花角英世知事は21日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認する考えを表明した。年度内にも運転再開が見込まれる。龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は、「東電に原発を動かす適格性があるとは思えない」と疑問を呈する。

事故の責任が軽視されている

 東京電力は福島第1原発事故に限らず、不祥事を何度も起こしてきた。2002年には原発の点検記録の虚偽記載が発覚、07年の中越沖地震では火災や放射性物質を含む水漏れなどトラブルが頻発した。福島原発の事故後も柏崎刈羽原発でテロ対策の不備が相次ぎ、事実上の運転禁止命令を受けた。過去の教訓を生かせない東電は体質に問題があり、原発を動かす適格性があると思えない
(以下略)
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【大嘘つき】新潟県花角知事が柏崎刈羽原発の再稼動を容認へ!「知事の職を賭けて信を問う」と大々的に明言してきたのに、結局何もやらずに一方的に決定!
転載元)
どんなにゅーす?
新潟県・柏崎刈羽原発について、花角知事が再稼働を容認する方針を固めたことが報じられた。

・花角知事は、当初は「知事の職を賭けて信を問う」と大風呂敷を広げていたものの、結局何もやらずに一方的に再稼働を決定。市民から怒りの声が噴出している。
(中略)

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