注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

この会見は見た方がいい。大阪万博には大阪の嘘が詰まっている。命を危険に晒す覚悟がなければ、大阪万博なんて行けない。 https://t.co/WgEEfbtG7V
— よしログ (@yoshilog) April 9, 2025
メタンガス発生の何が怖いかというと、濃度が薄くても溜めれば、上部のメタン濃度が上がって爆発濃度になるということ。
— 建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 (@mori_arch_econo) May 30, 2024
下図のようにゴミや浚渫土を埋め立てるとメタン生成菌の嫌気発酵によりメタンガスが発生する。
何かで覆ってしまうと、薄い濃度でも空気より軽いので上の方はどんどん濃くなる。 https://t.co/SX4OKAZPfZ pic.twitter.com/UVpcmixJ2i
昨日伺ったらArc Timesの尾形聡彦さんも万博協会からはメディアのための取材を申し込んだら拒否されたそうです。「不都合な報道」をしそうな媒体には取材させないって・・・万博協会の幼児性に茫然とします。 https://t.co/Ec7UlzEgZJ
— 内田樹 (@levinassien) April 10, 2025
大阪万博 メタンガス検知を通報した共産党市議への呆れた対応 吉村知事の説明も嘘だらけ https://t.co/zuSgAGIloT
— litera (@litera_web) April 10, 2025
(前略)
ところが、今回、爆発下限界を超えるメタンガスが検出された場所は、なんと爆発事故が起こった場所のすぐ近く。36億円もかけて再発防止策を講じたというのに、爆発事故が起こった近辺でさえ、いまだに危険極まりない状態にあることが判明したのだ。
ようするに、この期に及んで吉村知事が「きちんと自然換気すれば対応できる」「朝の確認では0だった」と言っていること自体、再発防止策が機能していないことの証左なのだ。
(中略)
ちなみに、これまで共産党の議員は大阪万博の問題を追及してきたが、爆発事故以後、万博協会は共産党を“排除”してきたという。実際、共産党の辰巳孝太郎・衆院議員は昨年11月13日、〈他党には認めても共産党などには夢洲現地視察をさせない対応が続いてきました〉とし、経産省に対して〈改めて議員団視察を強く申し入れ〉たことをSNSで報告。同月22日には共産党議員の視察が実現したが、辰巳議員は〈3月にガス爆発事故が起き、今でも1日25mプール9つ分のメタンガスが噴出し続ける夢洲1区への視察は頑なに拒否されました〉と投稿。今回、メタンガスの危険を明らかにした寺本市議は、守口市議に割り当てられたテストラン参加枠が割り振られた結果、入場できたのだという。
万博問題を追及してきた「しんぶん赤旗」についても同様だ。9日には国内外のメディアを招待した内覧会「メディアデー」が開かれ、国内外のメディア関係者約4500人が参加したが、万博協会は赤旗を“排除”。関西の赤旗記者によるSNSアカウントは〈「赤旗」は愛知万博でも協会から記者証が発行され、政府官庁・自治体でも他メディアと差別なき対応を受けており、今回の取材拒否は異常です〉と投稿している。
(以下略)
寺本議員がメタンガスを検知した場所は、昨年3月に爆発事故を起こした場所の付近だったそうです。万博協会は3月の事故以来、36億円もかけて再発防止策を講じたそうですが、全く機能していないことが明らかになりました。もしもテストランに参加した寺本議員がメタンガス検知をしなければ、万博協会はそのまま放置し、事故に繋がったかもしれません。リテラの記事によると、万博協会は共産党の視察や、しんぶん赤旗の取材は拒否していたそうです。今回、寺本議員がテストランに参加できたのは「守口市議に割り当てられたテストラン参加枠が割り振られた結果、入場できた」ものだそうです。
万博協会の危機管理意識の無さ、3月の事故にもかかわらずメタンガス対策ができていないこと、事実を矮小化する対応や発表など、反論の余地のない指摘でした。