「サタンの勢力に覆われた国」とキリスト教の司教たちが嘆くアメリカの今の姿。しかし、悪魔というものは本当は...
(前略)
私が「
太陽と人間社会の関係」にはじめて興味を持ったのは、チジェフスキー博士の研究を知ったことによります。
(中略)
・アレクサンドル・チジェフスキー(1897 - 1964年)
Wikipedia [Public Domain]
このチジェフスキー博士の言葉のひとつに以下のようなものがあります。
「人間は生命の生み出した最高のものである」
私はこの数年でこの思想が過激化していまして、今では結局、
「宇宙で最高の存在が人間である」と考えています。宇宙が人間より先に存在していたとしても、あるいは、太陽なども含めて、そういうものが先に存在していたとしても、何にしても、
「宇宙は人間のためだけに存在している」という確信は揺るぎません。
(中略)
薔薇十字の理論の実践者であり、シュタイナーの研究者でもあった方が、 2011年 3月 11日の東北の震災の直後に私にメールを送ってくださったことがありました。
(中略)... 一部抜粋しますと、以下のようなものです。
2011年3月の震災の後にシュタイナーの研究者の方からいただいたメールより抜粋
人間の知性はいまや他の存在たちにとっての希望です。
自然のなかに生きていた神々はもういません。
自然は、もはや自動的に運行する機械に過ぎないのです。科学によって自然を観察しても生命は見つかりません。自分を探してのぞき込んでも、見つかるのはただの影にすぎません。
今や人類はそれ以前とは異なります。神々は人類に運命を委ねたからです。宇宙の知性は、ある時期から人間の側に移行しました。以前のように自然を探すことによって見いだせるのは死んでしまった法則だけです。
人間は、自分が宇宙の意志であるという事実を自覚するとき、やっと宇宙と自分自身の本当の姿を見つけます。それは神々が与えてくれるものではなく、人間の判断行為の中にのみ見いだされるものです。
宇宙は最終的な結論として人間を選びました。
(中略)
自分の思考が宇宙の意志であることを自覚すると、想像をはるかに超えた数の存在たちが闇から救出されます。(中略)... 宇宙に生きる全ての存在たちのために、人間は、今、行動しなければなりません。
(中略)
「人間存在がこの宇宙で最も偉大なものである」とする考え方をしますと、少なくとも私は、この世の成り立ちがとても理解しやすくなるのです。
(中略)
・・・
しかし。
そういうように理念では思っていても、
「自分自身中に、人間を最高存在だとはどうしても思えない自分がいる」
のです。
「この宇宙での最高存在は人間である」という理念と共に、自分の中には「人間はくだらない存在だ」という考えがまとわりつき続けているのです。
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ところが福島県外に運ばれる汚染土は、国ではなく各自治体が処分の責任を負います。にもかかわらず、こうした計画があることを、福島県外では8割以上の住民が知らないことが判明しました。
これを受けて環境省は全国の自治体を対象に、この計画の周知に努めるそうですが、計画の内容よりも汚染土がどんな手品で安全になるのか説明されるのでしょうか。
ジャーナリストの烏賀陽弘道氏は、事故直後から被災地を取材されていますが、未だに被災地の現状は過酷でとても復興には程遠いと伝えています。今回のレポートでは、汚染土同様、安倍政権の異常な政策を浮き彫りにされています。
曰く、2020年3月には仮設住宅の全廃、避難民を退去させる。高線量地帯の鉄道を復旧させ、JR常磐線を全線復活させる。こうして無理やり原発事故からの復興を国内外に印象付けて、オリンピックの聖火ランナーを福島からスタートさせ、復活のプロパガンダに利用する、というものです。
烏賀陽氏は、このプロパガンダと打ち捨てられた避難民の家屋を、あたかも辺野古のようにシビアに対比させるのです。