竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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記事配信元)
Twitter 15/9/4
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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世に倦む日日 @yoniumuhibi
滅多に読まないが、朝日の「声」の欄に目を通したら、稲田朋美が提唱する東京裁判に賛成の意見が堂々と載っていた。朝日の「声」の欄、去年から一段と右傾化が際立つようになった。昔は、政治面の論説や社説はおかしくても「声」の欄はまともだった。戦争が始まるのだなと感じる。
9月4日 のツイート
世に倦む日日 @yoniumuhibi
どうして中東イスラムの人たちがこんな惨い目に遭わされるんだろうと思う。イラク、シリア、パレスチナ、エジプト。親日の人たち。少し昔はこんなことはなかった。テレビで、モスクワで愛国主義者のデモをしていた女性が「アメリカなんて海の中へ沈んでしまえ」と言っていたが、共感を覚える。
9月4日 のツイート
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米国経済の矛盾が噴出、ドル中心システムに崩壊の兆候が見られるが、その原因を中国に求める愚
転載元より抜粋)
櫻井ジャーナル 15/9/3
ニューヨークのダウ工業株30種平均が8月後半に大きく値下がりし、その後の反発も弱い。日本の証券界では昔から「不景気の株高」ということが言われるが、生身の人間が住む世界で不景気になり、行き場を失った資金が証券市場へ流れ込んで買い注文が増えるからだ。つまり、「好景気だから株式相場が上昇する」というものではない。
しかし、「不景気」を通り越して倒産が続発するような事態が予想されてくると資金を引き揚げる人は増えるだろう。現在、アメリカはそうした状況にある。この問題はアメリカの経済構造そのものに根ざし、その深刻度は中国の問題の比ではない。
アメリカではシェール・ガス/オイル業界の崩壊が懸念されている。石油相場は1年前に1バーレルあたり46ドル程度。採算がとれる水準ではなく、軒並み倒産しても不思議ではないのだが、ゼロ金利政策で経営破綻が表面化していないだけだとも言われている。
さらに大きな問題は、1971年にリチャード・ニクソン大統領がドルと金の交換を停止すると発表して以来、続けてきた経済システムが破綻しつつあるということ。この決定でアメリカは無制限にドルを発行することが可能になり、物を買うことができるようになったのだが、単に通貨を市場へ大量に供給すればハイパーインフレになってしまう。そこで考えられたのがドルの回収システムだ。
ペトロダラーはそうしたシステムの一部。サウジアラビアなどの産油国に対して貿易の決済をドルにするように求め、集まったドルでアメリカの財務省証券などを購入させ、だぶついたドルを還流させようとした。
サウジアラビアの場合、その代償としてニクソン政権が提示したのは同国と油田地帯の軍事的な保護、必要とする武器の売却、イスラエルを含む中東諸国からの防衛、そしてサウジアラビアを支配する一族の地位を永久に保障するというものだった。ほかの産油国とも基本的に同じ取り決めをしたと言われている。
1970年代からアメリカは新自由主義を世界へ広める。企業は資金を投機で運用しはじめていたが、そうした流れを新自由主義は加速させて「カジノ経済」を出現させた。
投機化が進んだ現在、通貨の流通量を増やそうとしても、その大半は投機市場へ流れ込み、「バブル」を肥大化させるだけ。
こうしたドルを基軸通貨とする仕組みが今、崩れようとしている。アメリカがAIIB(アジアインフラ投資銀行)や新開発銀行(NDB)を恐れているのも、ドルを中心とするシステムが崩壊する可能性があるからだ。
投機市場へ多額の資金を投入している代表格はサウジアラビアなど産油国の支配者だろうが、原油価格の急落でそうした資金を引き揚げる兆候が見られる。ロシアはアメリカの財務省証券を売却、その一方で金を買い込んでいる。中国も同じ動きを見せている。こうした動きを止めないと、アメリカは「唯一の超大国」どころか破綻国家になってしまう。あらゆる手段を講じて止めようとするだろう。
しかし、「不景気」を通り越して倒産が続発するような事態が予想されてくると資金を引き揚げる人は増えるだろう。現在、アメリカはそうした状況にある。この問題はアメリカの経済構造そのものに根ざし、その深刻度は中国の問題の比ではない。
アメリカではシェール・ガス/オイル業界の崩壊が懸念されている。石油相場は1年前に1バーレルあたり46ドル程度。採算がとれる水準ではなく、軒並み倒産しても不思議ではないのだが、ゼロ金利政策で経営破綻が表面化していないだけだとも言われている。
さらに大きな問題は、1971年にリチャード・ニクソン大統領がドルと金の交換を停止すると発表して以来、続けてきた経済システムが破綻しつつあるということ。この決定でアメリカは無制限にドルを発行することが可能になり、物を買うことができるようになったのだが、単に通貨を市場へ大量に供給すればハイパーインフレになってしまう。そこで考えられたのがドルの回収システムだ。
ペトロダラーはそうしたシステムの一部。サウジアラビアなどの産油国に対して貿易の決済をドルにするように求め、集まったドルでアメリカの財務省証券などを購入させ、だぶついたドルを還流させようとした。
サウジアラビアの場合、その代償としてニクソン政権が提示したのは同国と油田地帯の軍事的な保護、必要とする武器の売却、イスラエルを含む中東諸国からの防衛、そしてサウジアラビアを支配する一族の地位を永久に保障するというものだった。ほかの産油国とも基本的に同じ取り決めをしたと言われている。
1970年代からアメリカは新自由主義を世界へ広める。企業は資金を投機で運用しはじめていたが、そうした流れを新自由主義は加速させて「カジノ経済」を出現させた。
投機化が進んだ現在、通貨の流通量を増やそうとしても、その大半は投機市場へ流れ込み、「バブル」を肥大化させるだけ。
こうしたドルを基軸通貨とする仕組みが今、崩れようとしている。アメリカがAIIB(アジアインフラ投資銀行)や新開発銀行(NDB)を恐れているのも、ドルを中心とするシステムが崩壊する可能性があるからだ。
投機市場へ多額の資金を投入している代表格はサウジアラビアなど産油国の支配者だろうが、原油価格の急落でそうした資金を引き揚げる兆候が見られる。ロシアはアメリカの財務省証券を売却、その一方で金を買い込んでいる。中国も同じ動きを見せている。こうした動きを止めないと、アメリカは「唯一の超大国」どころか破綻国家になってしまう。あらゆる手段を講じて止めようとするだろう。
もちろんこのあらゆる手段とは、戦争のことです。現在こうしたわけで、戦争になるかドル崩壊で世界経済が破綻するか、どちらかを選べという状況になっているのです。もちろん、しっかりと備蓄をしておいて、経済崩壊の方を選びましょう。