http://tapnewswire.com/2015/02/ukraine-admits-no-russian-aggression-sanctions-based-on-lies/
(概要)
2月1日付け:
「ロシア軍は我々と戦っていない。対ロシア制裁は嘘の根拠に基づいたものだ。」とウクライナ政府関係者が認めました。
ウクライナ参謀総長は、ロシア軍はウクライナ軍と戦っておらず、ウクライナ分離派の地域(南東部)では内戦が続いているとして、
オバマ政権とウクライナ政府による根拠のない対ロシア非難に反論しています。
1月29日の記事で、
ウクライナ軍の参謀総長のViktor Muzhenko(ヴィクトル・ムツェンコ?)大将は、ウクライナ軍と戦っているのはウクライナ分離派の地域(ウクライナ南東部)に住むロシア人やウクライナ人そして違法な武装集団、つまりアメリカから参戦した戦争のプロ集団(=ウクライナ政府側)を含む外国人部隊であり、彼らは政府軍ではなく、民間部隊であると明かしました。
さらに、ムツェンコ大将は、
ウクライナ軍はロシア軍と戦っていないと強く主張しました。
つまり、EUやアメリカによる対ロシア制裁の根拠となるロシア軍対ウクライナ軍の戦争を完全に否定したのです。
彼は、ウクライナ軍がロシア軍及びロシア政府の指揮下にある親ロ武装勢力と戦っているという嘘の根拠に基づいて欧米はロシアに制裁を加えたということを認めたのです。
欧米による対ロシア制裁は、ロシア軍がウクライナを攻撃しているという理由ではなく、ロシアがウクライナを占拠したために発動されたのです。
彼は、「欧米による対ロシア制裁を謝罪するとともにただちに制裁を解除し、制裁により被害を受けた人々に補償金を支払うべきである。また、ロシア政府は、このような危険な虚偽行為を行った加害国(加害者)に対し、あらゆる法的手段を使って賠償請求すべきである。」と訴えています。
記事では、既に誰が加害者なのか、誰が対ロシア制裁を強引に行使したのか、誰が誹謗者なのかを明かしています。そうしないとムツェンコ大将はこのような発言を行ったことで軍を追放されてしまうからです。本当にムツェンコ大将が真実を語っているとするなら、
彼は一生を台無しにすることを覚悟して世界に真実を伝えたヒーローです。
もし彼が虚偽の発言をしたなら、ウクライナ軍から追放されるでしょう。

© Photo: AP/Sergei Chuzavkov
動員計画を実現するための厳しい措置によってウクライナは崩壊に導かれる。キエフのエコノミスト、オレグ・ソスキン氏が「ポリトナヴィガートル」通信のインタビューで述べた。
先日
ウクライナのステパン・ポルトラク国防大臣は、徴兵適齢のウクライナ市民は軍事委員会の認め状なしには国外に出ることが出来ない、と述べた。
「このような網羅的かつ
強制的動員は、諸州の分離という結果しかもたらさない。人々は蜂起する」とエコノミスト。
「誰がこの人々を両親、妻、家族のもとへ返すのか。彼らはなんのために死ぬのか。オリガルヒどものためか」との質問をエコノミスト氏は呈した。
動画の中に、突撃大隊の指揮官であり、ドネツク空港の防衛に当たっていたウクライナ軍のオレク・クジミニフ中佐が出てきます。彼はウクライナ軍部隊を指揮し、市街地を砲撃したのです。
私がこの動画を見て思うのは、一般市民を砲撃によって多数殺戮したウクライナ軍部隊の指揮官であるこのオレク中佐が、決して悪人ではないことです。彼もまたキエフ政権に騙されていた人物の一人であり、捕虜となったことで、真実を知ったと思います。おそらく、彼の妻と2人の娘の懇願は聞き入れられるだろうと思います。彼はいずれ解放され、妻と2人の娘が彼を引き取りに来るでしょう。
ドネツク人民共和国の指導者ザハルチェンコという人物は、そういう男なのです。彼は敵として戦っている兵士たちの大半が、キエフ政権に騙されていることをよく知っています。ドネツク側に、義勇兵は居てもロシア正規軍が居ないことを彼らが知り、自分たちが政府に騙されていたことを悟った兵士たちを、母親あるいは妻のところに返しているのです。
こうした事実を見ても、キエフ政権とドネツク側のどちらが正義なのかは、はっきりとしていると思います。