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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(39)顕在意識、潜在意識とつながるには

かんなままさんの執筆記事第39弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(39)顕在意識、潜在意識とつながるには

人の意識がつながっているのは、顕在意識までです。しかもその顕在意識ですら、普段は使っていません。顕在意識につながって生きるということは、自分の良心に従って生きるということです。ほとんどの人は良心に反した生き方をしており、肉体の表面の意識でしか生きていないのです。
まして、潜在意識にはつながっていません。
リラックスしてぼーっとしていてインスピレーションが働いたときや、夢の中で啓示をうけているときに、潜在意識の扉が開いているのです

出典:「ぴ・よ・こ・と3」竹下雅敏(著)


潜在意識に聞いてみる


超多忙の年末年始でしたが、ひとつひとつ専念して目の前の事に向き合っていたら、いつの間にか娘家族が帰り、義母の入院生活も落ち着いてきました。そんな時、友人から一通の手紙が来ました。
我が家の年賀状を見て思い出したことがあるとのこと。

私はその年賀状に「探し物が多くなり家の中で行ったり来たりの運動をしています」と書いていたのです。実際、この年末も大事なパソコン用の眼鏡を無くして探し回っていました。おもちゃ箱、引き出し、寝室、洗面所・・・探すのですが見つかりません。あきらめて買いに行こうとしていたところでした。

pixabay[CC0]


友人の手紙には「竹下先生が紹介されたJ・マーフィーの「眠りながら成功する」という本を読んで初めて潜在意識の働きを理解することが出来ました」と書かれていました。(映像配信家族の絆夫婦6163)そして、探し物を潜在意識に聞いてみたら?とのアドバイスでした。

ああ!忙しさのあまりこのことをすっかり忘れていました。絶妙のタイミングでお知らせを頂いた気分です。さっそくやってみることにしました。

まず、リラックスします。そして自分を信頼して潜在意識に繋がるように意識を向けました。言葉は友人が教えてくれた通りに
「私の潜在意識は全てのものと繋がっています。私の潜在意識は全てを知っています。私は私の潜在意識を使ってどこかに忘れたパソコン用の眼鏡を探し出します」と言ってガヤトリーマントラを3唱しました。

後はそのことを忘れます。でも、どこかで釣り糸を垂れている気分です。10分経ったでしょうか、夫と義母が入院している病院に行くことになり車のキーを入れたカゴに目をやりました。
「\(◎o◎)/!」そこに眼鏡があるじゃあないですか!!!

私は思わず「凄い!!恐れ入りましたああ~!」と言いながら笑いがこみあげてきました。あんなに探し回ったのに!それもこのカゴは毎日見ていたのに!見えていなかったのでしょうか?

やっぱり私は表面の目に見える世界だけで生きていたようです!どんなに忙しくても今に専念して、ホッと無になる瞬間を保っていたらスッと潜在意識に繋がることができたかもしれません。私はその間もずっと考え事をしていたのです。忙しい現代人は睡眠の質も悪く、暇な時間は考え事やネット三昧で顕在意識と潜在意識の扉を閉めてしまっている!と一人で納得しました。

そう言えば、ずっと前に飼っていた犬の事を思い出しました。

夏休みに家族で旅行に行くことになり親戚に犬の世話をお願いした時の事です。帰ってきたら犬が鎖を付けたままいなくなっていたのです。多分私達を探しに行ったのでしょう。もう2日も帰ってきていないとのこと。私達は手分けして探しましたが何処にもいません。もう暗くなってきてその日はあきらめることにしました。

でも、諦めきれずに最後に車に乗って近所を一周する事にしました。そして「今からこの近所を一周するよ。出ていらっしゃい!」と心を込めて祈りました。しばらく運転していると道路の奥の家の庭先に何かが見えました。「\(◎o◎)/!!!」居たのです!

鎖をつけたまま私の方をまっすぐ見ていました!車から飛び出して名前を呼ぶと飛んできました。私達は抱きあって再会を喜びました。この時確信したのです。すべてが見えないもので繋がっている。祈れば通じるという事を。

pixabay[CC0]



自分を磨けばここに在る


そう、祈りは潜在意識に繋がる方法です。日常の除霊と浄化の祈りはもちろん、自分の人生を分けるような判断の時や子どもの成長、日常の些細な事までどれだけ祈ってきたことでしょう。でも、祈っているうちに祈っていい事と祈ってはいけないことがあるのを感じました。

例えば日常の祈りでも○○大学に合格しますようにという自分の願望ではなく、私にとって最善の学校に合格しますようにという祈りの方がしっくりきました。私の求めているものは目先の願望ではないのです。実際、○○大学が自分にとっていいのかわかりません。その時の狭い了見で限定した欲を叶えてもらうより、神様にお任せした方がずっと世界が広がります。一時的に願望が叶わなくてもそれが自分にとって最高の学びになることも多いものです。

そして、もう一つ心配なのは、本人は自覚していなくてもフッと思ったことが潜在意識に繋がって、この世界で反映されることです。いくら正論を言っても心の中で逆の事を思っていたらそちらの方が実現されてしまいます。まずは自分を変えるために身・口・意を一致させ、良心に沿って生きていくことから始めるしかありません。

でも、良心って?・・・それが難しいのです!
例えば、義母のために施設に入所させたのか?逃げたいという欲なのでは?と自問します。時には自分が犠牲になっている気がします。これでは自己愛に反します。でもなぜ犠牲になると思うのか?結局自分の野心にたどり着きます。ああ・・そのたびに自分のありのままを見て浄化するしかありません。祈りながら自分を見つめる作業です。


でも、それをやり続けていたら気も軽く、クリアになり、顕在意識は健在!アンテナは高感度!潜在意識の想いが形となり愛や喜びが増えていくような気がします。

このように自分を清浄にして良心にそって生きていけたらいいなあと思います。ホッと自分に戻る時間も大切にします。だって全てと繋がり、全てを知っている自分の潜在意識がここに在るのです。遠くに求めなくても自分を磨けばここに在るのです!

pixabay[CC0]


Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(38)心で何を想っているか

かんなままさんの執筆記事第38弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(38)心で何を想っているか

日常生活で何を考えているかが大切です。例えば料理を作っている時、仕事をしている時、道を歩いている時に、何を考えているかです。
ネガティブな事を考えていたら、それが潜在意識、無意識に送り込まれていることになります。
想いが潜在意識に伝わると、潜在意識はその想いを実現させる方向にはたらきはじめます。ですので、心の中をポジティブな想いで満たすか、それともネガティブな想いで満たすか、これで人生が変わってしまいます。

特に潜在意識や、より深い無意識で何を想っているかが大切で、根こそぎ全部変えることが大切です。普段の想い、思考を変えないといけないのです。

出典:「ぴ・よ・こ・と3」竹下雅敏(著)


新年のはじまり


明けましておめでとうございます!

新たな年を迎えて孫を乗せた車で家路を急いでいた時、向かう東の空に大きなスーパームーンが見え、背中の西の空に同じ大きさの夕日が映えていました。一瞬しずか様とたま子様に包まれた気がしました。何て幸せな瞬間なのでしょう!
思わず、手を合わせ、感謝と愛のマントラを唱えました。

タカキヒカリノヒメミコ 様
(タマコ)〔太陽、年齢10才〕 〈幽体〉

ツキヨミノヒメミコ 様
(シズカ)〔月、年齢10才〕 〈幽体〉

私はこのような思いもしない出愛(出会い)に何度救われたことでしょう!勝手に思い込んでいると言われたらそれまでですが、忙しく過ごしている時ほど、その瞬間が私自身へのプレゼントであり、励ましでした。「神様が見ていてくださっている!」「ああ・・頑張ってきてよかった!」という確認でもありました。人には言えませんが(笑)


忙しい日々


まあ、聞いてください!
この年末年始も、予想外の事が次々に起こり、笑っちゃうほど忙しい日々でした。

年末は家業や子育て支援事業の次年度の予算などの調整で忙しい上に、孫が6人滞在することがわかっていましたので26日からおせちを作り始めました。定番のおせちとはいえ、買いだし、作る段取りなどを考えるのは結構大変です。買えばいいのにという気持ちがよぎりますが、いえいえ・・・好きなのです。家族が喜んでくれると思うと朝から晩まで作ってしまいます。何だかエネルギーが湧いてきて、モードが変わるから不思議です。

pixabay[CC0]

庭の落ち葉も半端なく積もり、ずっと気にはなっていました。でも、ぜーんぶ散ってから掃くことにしていたので、とんでもない落葉の山ができました。それを畑や木の下に撒きます。「愛しています。愛しています」と唱えながら無心に体を動かしていたら体がポカポカして楽しくなってきました。これで庭も喜んでくれました。

さて、きれいな庭になって家に入ると娘達がやって来ました。でも、娘の具合が悪そうです。そして、私の耳元で「実は4人目ができたみたい。もうつわりが始まっている」とのこと!びっくりすると同時に嬉しさがこみあげてきて「おめでとう!」と言いながらも、これからの忙しさと、娘も4人の子持ちかあという感慨がこみあげてきました。

私も頑張るしかないなと思っていたら、娘が「出血したから病院に行く」と・・。結局、1週間は安静にしなさいと言われて孫達にも「ママは赤ちゃんができて一番大事な時期だから寝てなきゃいけなくなったので協力してね」と話しました。孫たちは大喜び!でも、ママに甘えたい気持ちと不安が交差して、いい子もなかなか続きません。

pixabay[CC0]

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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(37)働き方

かんなままさんの執筆記事第37弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(37)働き方

戦争を起こさない、テロを起こさない。宗教的な違い、文化的な違いなどを乗り越えて仲良く生きていくためには、私達の生活を見直す必要があります。
仕事を選ぶとき、人々の役に立つだろうか、地球の環境が壊れないような仕事は何だろうか。そういう方向で考えます。たとえ、理想の収入より低くても、世の中のためにいい仕事、役に立つ仕事であれば、誇りを持っていられるのです

出典:「ぴ・よ・こ・と2」竹下雅敏(著)


子どもたちとのやりとりの中に


毎週、日曜日になると次の記事は何を書こうか、書けるだろうか?と思います。でも、いつも生活の中にその種が転がっているから不思議です。今回は子ども達との「メッセンジャー」にそれが見つかりました。

2時間時差があるオーストラリアの娘から、今朝早くメッセージが送られてきました。

pixabay[CC0]


オージー娘:「今、赤ちゃんが生まれる準備をしているけど、段ボールの家具はどう思う?」

:「一段ずつ買い足せる定番ものがいいと思うよ。大きくなったら衣装ケースにも書類入れにもできるし、区分けもできる。子どもは必ず登るからしっかりした作りで安全面にも気を付けて!できれば引き出しにストッパーが付いているのがいいよ。赤ちゃんでは開けられないし、地震の時に飛び出さないしね」

オージー娘:「オーストラリアは地震がないからそれは考えなくてもいいけど、倒れてきても安全なもので、落書きされてもいいように段ボールの方がいいかなと思った。」

それを見てデザインを勉強しているフィンランドの息子が反応してきました。

フィン弟:「へー、開発側が発想しないような使い方が、使う側から出てくるのは面白いね。人がいないと物の本領が発揮できないからね」

オージー娘:「オーストラリアでも家具の下敷きになって子どもが死んだっていうニュースを見るよ。大型テレビもそう」

:「日本はストッパーや転倒防止のジェルマットも売っているよ」

フィン弟:「開発者がどう頑張っても事前に防げないものがあるし、地域や国よって環境が変わるから、ある国では気にしないでいい事も、ある国では生死にかかわることもあるね。フィンランドでは地震がないから耐震性を考えないでデザインに自由がきくよ。日本で感じるのは家や暮らしの色使いがイマイチやねえ」

オージー娘:「潮風、紫外線に耐えられるというがオーストラリアの課題だよ」

フィン弟:「だからデザインにしても商品にしても需要がどこにあるのか?どんな人が喜んで使ってくれるか?を考えないとね。生活をデザインするときに金銭的な課題抜きで本当に人間に役に立つものを作れるといいけど現実は難しい。お金が絡むと理想とのギャップが出て来るし、ビジネスだと妥協することもある。最近、仲間と一緒に利益抜きでこんなのがあったら人が喜ぶという案件を官公庁にプレゼンして、いいところまでいったけど最後はやっぱり予算の問題でダメになった。理想だけでは無理みたい。綺麗ごとかなあ。でも、皆で頑張った時間は有意義だったし、こんなことしたら人が喜ぶだろうっていう事をしている方が楽しい。自分の存在意義を感じたし、満足感はあったよ」

:「自分に合ったものは高くても買うよ」

フィン弟:「でも、それが必要な人に届かないもどかしさがある。この世は不公平だよ。こちらでいろんな人に会って、いろんな境遇の人がいることが分かった。自分は恵まれていて申し訳ないと思うよ。もっと幸せになるべき人が困難な状況になっていて、そうじゃない人がいい境遇になっていて・・。」

pixabay[CC0]


:「いろんな人を見て視野を広げるのは大事な事だね。でも、そこに溺れないで自分はどう生きるのか?を考えること。今の恵まれた境遇を申し訳ないなんて思う必要はないよ。まずは自分にできることをしなさい。自分の分野で人の役に立つことがあるはずです。不公平と思うなら、せめて自分はそんな差別はしないとか、思いやりを持つとか、自分の生き方に反映させること。自分にできない事を考えて、怒りや不満を世の中に持つことは、結局いい結果にはなりません。世界を見たら理不尽な事が多すぎる。でも希望は捨てていないよ。まずは自分を稼働させなさい

6種の動かない息子に5種の私が「親の圧力満載」で書きこみました。するとすぐに、

:「ママの言う事はわかるけど、弟も大人やし、そろそろ、~しなさい!調の発言は辞めた方がいいよ」

とお叱りを頂きました。

:「ああ~、今の気持ちをつぶやいただけだったのよね。ゴメン!」

フィン弟:「自分でもわかっているよ。ありがとうって言ってもらえる仕事は嬉しいと思う反面、いつもありがとうって言いたい人に言えてないよね。だからいつもありがとう!」

オージー娘:「いいディスカッションしてますね~。この世界は不公平だけど、自分のできる範囲で特に興味があるエリアで貢献できたらいいんじゃない?世界を変えられないって自分を責めたり凹んだりしても貢献できんよ。きっとできることを皆がすれば昨日よりはいい世の中になるよ。まわりに一緒にやっていこうぜって言うだけでも貢献だよ」

フィン弟:「うん」

そのやり取りを見ていた長男のお嫁ちゃんが

お嫁ちゃん:「毎日よくわからないけどバタバタ乗り切って、夜、子ども達の寝顔を見て、あー幸せ!と思う日々と、医師になりたいと思っていた頃とのギャップがあるけど、家族のお蔭で今しかできない事をしているという満たされている自分がいるよ。貢献って難しいと思うけど、自分の幸せを感じる事、人それぞれが満足と思う生活できるようにサポートする事、デザインすることだと思うよ」

医者の自分と専業主婦の自分を顧みて書きこみました。


まわりが幸せだと自分も幸せ


:「人間って、自分ひとりの幸せより他者と仕事を共有したり、人の幸せを応援するチームの一部として機能している時の方が喜びを感じやすい社会的な生き物なのかも。自己実現に邁進しようとすると、どうしても見落としそうになるポイントだね。子育てしているとそれを強く感じる

と娘がサル研究の京都大学長の山極寿一さんの話を貼り付けました。
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/c_kokugo/interview/tsukurareta/index.html

pixabay[CC0]


フィン弟:「毎日幸せだなーって思える家族があるのは本当に幸せだと思う。そんな当たり前の幸せをもらえない人が世界中にいっぱいいる。その分幸せって思える気持ちが本当にありがたいと思うよ。そう思わないと失礼だよね」

オージー娘:「うん、人間は確実にパックアニマル(集団で暮らす生き物)だよ。そしてまわりが幸せになると自分も幸せになる

フィン弟:「きれいごとや理想だけでは通用しないけど、皆で、それに近づけていくこと自体が大事だね。もうこちらは夜中!寝るよ。よいお年を!」

世界中に羽ばたいて、いつの間にか子ども達が成長したなと思ったひとこまでした。私は反省!

どうか世界中が仲良く暮らせますように!そして皆様もよいお年をお迎えください!

Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
かんなままの子育て万華鏡はこちら


かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(36)愛する

かんなままさんの執筆記事第36弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(36)愛する
平和運動をいくらやってもデモをやっても、平和は来ないのです。夫婦に調和がなく、あなたの心の中に怒りがあれば、絶対に世界は平和になりません。
夫婦関係を調和させ、心の中から怒りを取り除いて、本当に満ち足りた平和な家庭を築く事の方が、全世界の平和に繋がるでしょう

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)


小さな家庭の中でも向き合える社会問題〜自分の意識が変われば物事が変わる


原発問題、沖縄問題、モリカケ問題、憲法改正、軍事費、北朝鮮、食料問題、環境問題、・・・世の中の流れを見ていると、命を何と思っているのかと怒りを通り越して悲しくなります。
そして、何もできない自分の無力さを感じます。


でも、恥ずかしながら私が子育てをしていた頃は、政治経済の事など全くわかりませんでした。多分、世間の目から見たら小さな小さな世界の中だけで生きていました。家から出るのは子どもの用事と日常の買い物。友達と出かけることもありませんでした。子どもの世話と夫や姑、親戚との関係をうまく調整していくことが私の最大の関心ごとでした。というより、目の前の事で精一杯でした。外で仕事をしたこともないので、働きに行って輝きたいという願望もありませんでした。

その日常は、意識することもなく過ぎてしまうようなことの連続でしたが、家族が多いほど、小さな感情がぶつかり合い、平和を保ち続けるのは至難の業でした。そこへ姑や親戚が介入してきて自分たちの価値観でジャッジされて大きな圧力となり、夫に訴えようと思っても夫は忙しいという理由で逃亡。怒りの鬱積したエネルギーを子どもに向けて自分の正当性を作りだし子どもを支配する・・・あれれ?ここでもまた今の社会と同じ事がおこります。これって本質は同じ問題なのでしょうか?

ただ、救いは家庭の問題は私の問題。私の意識が変われば瞬時に物事が変わり、行動すれば確実に変化していきました。そこには無力さはなく、やりがいがありました。今思えば、社会から隔絶した小さな家庭の中で社会問題と同じことに向き合っていたのだと思います。目指すは自分だけの平和ではなく家族みんなの平和、自分のだけの幸せではなく家族みんなの幸せです。

多分、宇宙の果てから自分の中の細胞でも同じことがおこっているのでしょう。フラクタルの法則です。ならば、目の前の出来ることを始めたら全部繋がっていくのではないでしょうか?平和問題は遠いところでデモに参加しなくても足元から始めればいいのです!

pixabay [CC0]


怒りのミサイル発射未遂事件〜保たれた世界?の平和


さて、昨日は中学校の空き教室で子育て広場の日でした。とても寒い朝でした。ママ達が来てくれるだろうか?ベビーマッサージをするので早く部屋を暖めなければと気になって急いで家を出ました。でも、家の中も寒く、昨晩ホームから義母の薬を届けるように頼まれていた事も気になっていたので、夫に「暖炉に火をつけて!昼休みに義母に薬を届けて!」と頼んで行きました。

子育て広場はわらべ歌とベビーマッサージ、中学生とのふれあいでとても楽しい時間でした。夕方、買い物をして家路についたら・・・暖炉がついていません!薬もテーブルの上に置いたままです!夫は仕事中。イラッとしました。昼休みは3時間もあり、時間はあったはず!暖炉は力仕事でしょ!義母の所へも1人じゃ行かないんだから!自分の親でしょ!きっと何もせずに寝ていたに違いない。と勝手に想像を膨らませて怒りがこみ上げてきました。

イライラしながら薪を外から運んできて点火しようとしました。一度に薪を抱えたので手が滑って私の足に落としてしまいました!「いたああっ!!」冷えた足に激痛が走り、うずくまりました。

「ああ、またやってしまった!」1人で怒って人のせいにして薪を落とされなかったら気がつかないところでした。暖炉の前で座って冷静になりました。犬のルナが「どうしたの?」と膝に乗ってきて顔を見上げました。「ルナちゃん、又やってしまったよ!怒りのミサイルを発射するところだった

気を取り直して食事の準備をしていたら夫が仕事を終えて戻ってきました。強力なミサイルのボタンが押される寸前だったことは何も知らずにビール片手にご機嫌です。私は穏やかな声で「薬を届ける時間なかったの?」と聞きました。すると「うん、電話したら容体が落ち着いていて、必要なかった」とのこと。あー、やっぱり一方的なミサイルを発射しなくて良かった!

義母の平和も、我が家の平和も保たれて「乾杯!」と言いました。何も知らない夫は私のご機嫌に満更でもない様子で美味しそうにビールを飲んでいました。

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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(35)育児の知恵

かんなままさんの執筆記事第35弾です。 
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かんなままの「ぴ・よ・こ・とライフ」(35)育児の知恵
テレビの映画やドラマになれてしまうと、人を傷つける言葉、傷つける行為が当たり前だと感じるようになると思うのです。
これはものすごく気を付けないといけません

出典:「ぴ・よ・こ・と」竹下雅敏(著)


メディア漬けの生活が与える「育児」への悪影響


市の事業として「初めてのママ講座」をしています。
連続6週間で子育ての第一歩を学ぶ講座です。その中でママ達に「やってみたらいいことあるかも、な宿題」を出しています。

授乳中にテレビやスマホを見ない。赤ちゃんにできるだけテレビを見せない。赤ちゃんのあやし道具にスマホやタブレットを使わない。というもので、やるかやらないかは自由です。

なぜ、こんな宿題を出すかというと、ほとんどのママが子育て中にテレビをつけ、スマホを使っているからです。「授乳中は何もすることがない」「誰かと繋がりたい」「情報が欲しい」という気持ちを簡単に満たしてくれる便利なツールですし、パパママ自身がテレビやファミコンで育った世代です。音が鳴っていないと落ち着かないという人も少なくありません。

赤ちゃんと二人きりで一番欲しい情報は「泣き止ませ方」と「眠らせ方」です。多分どの時代のママも同じ気持ちでしょう。昔は誰かが傍にいて教えてくれたり見本がありました。今は誰も教えてくれないどころか「迷惑」というチクチクビームが飛んできます。

その上、ママの声では泣き止まない赤ちゃんが増えたと言われています。それは胎児期からママの声を聞いている赤ちゃんが少なくなったせいではないかとのこと。生まれてからもママはテレビやスマホに没頭して無言。わらべうたを教えても声を出すママの方が少ないのが気になります。

その時、頼りになるのが「泣き止ませアプリ」です。無料でダウンロードできます。臍帯音からビートの効いたロックまで流れます。連続再生、タイマー付きです。「泣くと自動で再生してくれるのでわざわざ抱っこしに行かなくても済むので助かります」など感謝のコメントが寄せられています。

最近は赤ちゃんでも簡単に操作できるタッチパネルなので知育、遊ばせアプリも人気です。電子音と光の刺激で赤ちゃんの興味をごっそり引きつけ、「喜ぶ」「大人しい」「1人で操作できる」と、親はあたかも子どもが楽しく成長していると勘違いをしてしまいます。
タブレット中毒の乳児

そして、「人と目を合わせない」「指さししない」「言葉が遅い」「落ち着きがない」「人の話を聞かない」などの発達障害を疑われるような症状が出てきて受診してもメディア漬けの生活は関連付けされないまま、もっと深刻になるケースが後を絶ちません。
自閉症と診断された幼児

そもそも赤ちゃんは豊かな体験を5感を通して自分の中に取り込み、模倣し、応答、共感されながら育つようになっているのです。やがて自ら言葉を発するようになり、他者との関係性も生まれてきます。2歳までにその土台を築く必要があるのです。その前にメディア漬けになってしまうと視覚と聴覚のみの刺激を長時間受け、興奮と緊張状態が続きます。そこには応答も共感もなく関係も築かれません。特に0歳児の間は先端的、器質的障害に近いダメージを受けるとさえ言われています。これが「2歳まではメディアは見せないでください」と警告されている所以です。

pixabay [CC0] 1 & 2 & 3 & 4


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